東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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日本中医薬学会「コロナの最新動向と中医学の可能性」を視聴しました。

2022.02.25

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2.20(日)の夜19:00からは、日本中医薬学会「コロナの最新動向と中医学の可能性」を視聴しました。

 

 

これで2.20は3つ目の講座視聴なんです。

 

 

それも、全て別の団体の。笑

 

 

こんなことは、コロナ禍の前では出来なかったことです。

 

(1日で3つの会場を移動するなんて、物理的に出来ませんからね。。。やろうとも思わんし。笑)

 

 

しかしそれが今や自宅にいながら、簡単にできてしまう、これはホントに凄いことだと思います。

 

 

勿論、オンラインじゃ実技指導は受けられないし、生で見られないし、対面でのやり取りも出来ないものの、普通の座学に関しては、もはやこの方が良い気がします。

 

 

まあただ、講義そのものが動画として残るし、PCの機能で簡単にコピー動画も残せるし、任意の部分を切り取ることも出来る、で、講師の失言を悪意を持って切り取って、テキトーな批判コメントつけて、

 

匿名で拡散することも可能、という意味では、演者の方も発言に慎重になりますから、ハッキリ言って、つまらない講義ばっかりになる可能性があります。苦笑

 

 

NHKのニュースみたいな、パワポの原稿をただ読んでいるだけのような講義が増え、炎上しないギリギリのラインで、過激な発言や、不穏当な発言やギャグを混ぜて、

 

芸能人並みに喋りの上手い先生の人気が上がって、生き残っていくんでしょうかね。

 

(・・・で、炎上した人は姿を消すと。苦笑)

 

 

とある鍼灸の団体の役員の先生に聞いたら、オンライン講義だと演者の先生が緊張してテンション低くて、ざっくばらんな感じが出なくて面白くないんで、オンライン講演の依頼をかけるのをやめた、なんていう先生もいました。

 

 

宜なるかな、という気がします。

 

 

まあこの辺は、新しいことなので、今後、色々な事件やトラブルを経て、進化発展していくことでしょう。

 

 

今回の演者の先生は、上海で中医学を実践する日本人医師である藤田康介先生、東京と千葉を中心に、多くの漢方薬局を経営する誠心堂薬局の社長である西野裕一先生

 

最後に総評として、中医薬学会会長の平馬直樹先生の御三方です。

 

 

藤田先生は、コロナ禍になってから度々メディアに出て、上海でのコロナ対応を紹介して下さっている、実に貴重な先生です。

 

 

今回も、先日発刊された御著書の内容から引きつつ、中国のコロナ対応の全容が分かるものになっていました。

 

 

平馬先生も、先日御著書を発表され、この日本にも、数は少ないですが、コロナに対して東洋医学で立ち向かおうとしている先生方がおられることを嬉しく思いました。

 

 

特に日本では、感染してしまったら、なかなか東洋医学で治療介入することは出来ませんので、後遺症対応や、予防が中心になる訳ですが、東洋医学は非常にいいものと思います。

 

 

また今回、事前に会員のみに宣伝された、オープンなURLで、無料で参加できる講演会だったせいか、中医薬学会は海外から視聴しておられる先生も多いせいか分かりませんが、

 

講義中に、海外からと思われる、悪意のある荒らし(急にアダルト動画が共有される、チャット欄に、意味不明なコメントの羅列が入る)がありました。

 

 

こういった予期しないアクシデント対策も、オンライン講演会がまだまだこれから埋めていくべき課題なんだろうなあ、と思いました。

 

 

 

・・・というわけで、朝から晩まで講義付けの日曜日でした。笑

 

 

色々考えさせられたり、勉強になったり、刺激的な週末。

 

 

 

 

 

 

 

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日本中医薬学会「新型コロナウイルス感染への中医学・漢方対策」緊急セミナーを視聴しました!!

2021.08.25

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昨日書いたように、8.22の日曜日は、朝から北里の講演会を視聴。

 

(移動時間ゼロ、開始寸前まで熟眠。笑)

 

 

そして、北里の講演会が17時に終わったら、前から気になっていたバイクのちょっとした修理に、バイク屋さんまでひとっ走り。

 

 

で、20時には家に戻ってきて、今度は日本中医薬学会の緊急セミナーを視聴。

 

 

こんな離れ業が出来るのも、オンラインセミナーが普及したからこそ、です。

 

 

以前なら、1日に2つの勉強会に出るなんてのは、移動のことを考えると相当困難でした。

 

 

なので、泣く泣く1つに絞ったりとか、片方は飲み会のみに出るとか、するしかなかったんです。

 

 

まして、講演会がある日は、バイクの修理なんていう私用は後回しにせざるを得ず、ずいぶん時間をとられたものです。

 

 

それが、1日ですべて完結してしまう。。。

 

 

いやはや、オンライン講演会最高!!!

 

 

合理的!!(*‘∀‘)

 

(因みに、リアル講演会の良さを否定するわけじゃないですよ。僕は演者としてはむしろそっちの方が好きなんで。苦笑)

 

 

今回の中医薬学会のセミナーは、久々にコロナに関するものです。

 

 

演者は、あの大塚敬節先生の医院である修琴堂大塚医院の現院長である渡辺賢治先生と、中国中医科学院広安門病院客員教授である路京華先生という、豪華な組み合わせ。

 

 

変異株の現状と、東洋医学的な考え方に関して、多くの示唆を得ることが出来ました。

 

 

まあ、残念ながら今や中国よりも日本の方がCOVID-19の症例数は圧倒的に多い訳ですから、今後はコロナの東洋医学的な考え方に関しては、

 

むしろ日本から、最も詳細で説得力のある、東洋医学的な治療法や考え方が発信されるのかもしれませんね。

 

 

今回驚いたのは、その参加者数。

 

 

緊急セミナーですので、発案から実現まで1週間程度しかなかったそうで、宣伝告知も全然不十分だったはずですが、なんと参加者は520人以上。。。

 

 

ちょっとした学会の学術大会並みです。

 

 

さすがコロナ、スゴイ注目度ですよね。

 

 

今回は無料でしたが、あんなに人が集まるなら、有料で毎月でもコロナセミナーやって、どんどん東洋医学的な新知見を教えてほしいものです。

 

 

 

・・・いやーしかし、オンライン講義のおかげで、充実の日曜日でしたわー。

 

 

 

こりゃすげえわー(゜o゜)

 

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会、次のステップを目指す中医学研修講座を視聴しました!!

2021.08.02

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多忙により少し時間が経ってしまいましたが、7.24(土)に配信された日本東方医学会次のステップを目指す中医学研修講座を視聴しました!!

 

 

当日聴けなくても、あとから追っかけ視聴できる素晴らしさ、有り難さ。

 

 

オンライン講義最高!!(*‘∀‘)

 

 

今回のテーマは小林瑞(みずほ)先生「厥陰病を考える」

 

 

私は傷寒論と言えば、古くは蓮風先生のほくと誌上での『傷寒論講義訳考』、最近では水本先生のシリーズ講義で学ばせていただいている訳ですが、

 

色々な講義の中でも、あまり「厥陰病」に光が当たることはなく、今回とても楽しみにしていました。

 

 

小林先生の所属されている藤門会(とうもんかい)という漢方の研究会は、東洋医学の業界では大変有名で、創始者の藤平健先生は、医大生時代(1939年)に、

 

現在も続く千葉大医学部の東医研を創部された先生です。

 

 

藤門会は、現会長の頼建守先生は清明院のすぐ近くでクリニックをやっておられるので、大変お世話になっております。

 

 

小林先生も、清明院から徒歩2分の位置にある、つるかめクリニックに勤務されているようです。

 

(恥ずかしながら存じませんでした。。。)

 

 

今回の講義は、非常に素晴らしかったです。

 

 

まず、小林先生の声がハキハキしており、非常に聞き取りやすい。

 

 

また、「厥陰病」というテーマで資料を調べていくときに、まずは自身の所属している会の見解から始まって、次に日本漢方全体の見解、中医学の見解、

 

さらには江戸期の医家、とりわけみんな大好き内藤希哲(1701-1735)、宇津木昆台(1779-1848)、浅田宗伯(1815-1894)などの幅広い医家の見解を集めておられ、

 

さらにその上で、近現代の発表も踏まえ、さらに自身の症例(経験)を重ねて考える、という、臨床家としてお手本となるような調査研究の進め方だと思いました。

 

 

小柄な女性の先生なのですが、すごいパワーを感じました。

 

 

質疑応答の際の、長瀬先生とのやり取りも仲良さげな感じで微笑ましかったですね。

 

 

日本漢方と中医学は仲が悪い、とか、相容れない、とかいう声を聞くこともあるんですが、それは一部の話で、両先生のやり取りから、お互いに学ぶところがあるということがよく伝わりました。

 

 

まああまり詳しく書くときりがないので、細かくは書きませんが、北辰会では、諸説ある六経弁証の伝変法則に関して、

 

太陽病→陽明病→少陽病→太陰病→厥陰病→少陰病

 

と教えています。

 

 

ここで、陰証における厥陰病→少陰病に関してはいくつかの説明があるのですが、その一つに、

 

「厥陰はまだ少陽に転化できる可能性がある」

 

というのがあり、今回はその話がたくさん出てきたのが非常に印象的で、勉強になりました。

 

 

他にも寒熱錯雑のメカニズムにおいて少陽病と厥陰病の違いや日本漢方の認識と中医学の認識の違いとか、厥陰病における上熱下寒の「上下」の位置についてなど、

 

痒い所に手が届く内容だったと思います。

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会、第16回中医学研修講座(臨床の部)視聴しました!!

2021.07.13

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7.10(土)の夜は、日本東方医学会第16回中医学研修講座(臨床の部)に参加してきました!!

 

 

今回のテーマは「皮膚科・泌尿器科」

 

 

講師の先生は菅沼栄先生

 

 

菅沼先生については、私の手持ちの御著書『いかに弁証論治するか』シリーズと、『東洋医学が教える食養生』を通じてと、お名前のみしか存じ上げなかったので、

 

どんな先生か知らなかったので、楽しみにしていました。

 

 

菅沼先生は1954年に北京にお生まれになり、1970年代後半から北京中医薬大学で講師を務め、1980年代には来日され、その後帰化され、

 

日本における中医学啓蒙の旗振り役を長年やってこられた先生です。

 

 

今回、皮膚科と泌尿器科の病の中医学的な考え方を基礎から臨床的な話も含めて分かり易くお話ししてくださいました。

 

 

皮膚科において、有名な黄連解毒湯という漢方薬を迂闊に使うと、かえって血虚や津液の不足を助長してしまって悪化させる場合があるというお話は、訳も分からずに

 

「皮膚科=皮膚の熱=黄連解毒湯」

 

みたいに、短絡的な発想からこの薬を使って悪化させてしまった経験のある人にとっては耳が痛い話ではないかと思いますし、皮膚疾患において、

 

邪気の種類や、皮膚は皮膚でも、病変が起こる深さの微妙な違いの問題はやはり非常に重要で、先生の臨床上の工夫が随所に盛り込まれた内容でした。

 

 

こういう、非常にストレートでスクエアな中医学の話を、実は久しぶりに聞いたんですが、やはりこういう基本が、完璧に頭に入っているかどうかというのは、

 

臨床上非常に重要なことだと思いました。

 

 

臨床では、必ず行き詰まる場面に出くわすことがある訳ですが、一つ一つの方剤、一つ一つの生薬に対する理解が的確であれば、乗り越えていくことが出来る筈ですね。

 

 

泌尿器科においても、同じ利水でも、ゆっくりと利水するのか、激しく利水するのか、場面場面に応じて使い分けることが必要ですね。

 

 

 

これは鍼灸も同じですので、非常に初心に帰ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会「次のステップを目指す中医学研修講座」を聴講しました。

2021.05.25

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5.22の土曜日の夜に行われた、日本東方医学会「次のステップを目指す中医学セミナー」を、オンデマンドで聴講させて頂きました!!

 

(あとから見れる、オンデマンド配信最高!!)

 

 

今回の講師は、私も所属してお世話になっております、日本中医薬学会の会長である平馬直樹先生

 

 

この講座には、数年前から何度か参加させて頂いており、これまで、平馬先生の講義は臨床的なものが多かったのですが、今回の講義内容は

 

「日本の中医学の受容と現状」

 

ということで、まさに日本の中医学需要~発展の生き証人、中心人物の一人である平馬先生から、貴重な話が伺えると思って、謹んで拝聴いたしました。

 

 

聴かせて頂くと、まあ当たり前ですが、平馬先生は日中の歴史の把握力がハンパないです。(゜o゜)

 

 

事実に基づき、時代時代のあらゆる出来事をキチッと把握しておられ、その知識量、整理され具合に圧倒されました。

 

 

また、日本も中国も、朝鮮半島も、そういった各時代の流れ、出来事の影響を受けながら紆余曲折を経て今がある、ということがよく分かりました。

 

 

この講義では「中医学の受容と現状」と言っても、現、中華人民共和国建国以降、1950年代以降の、いわゆる「”現代”中医学」のみをもって語るのではなく、

 

『黄帝内経』以来の2000年以上に渡る日中の医学史における交流から、非常に丁寧に説いておられました。

 

(主に日本にスポットを当てて、三世紀の弥生文化から現在までを2時間で語るとは・・・、意表を突かれました。)

 

 

先生も講義の最後に述べていたように、「日中医学交流史」がキーワードだと思いましたね。

 

 

また、江戸期の思想空間をある意味で支配した「儒学」や、それ以前の「仏教」、そのどちらにもかかわる「禅」というものにも触れておられ、

 

よく「日本漢方は方証相対」「中医学は弁証論治」と、ステレオタイプに語られるけど、その単純な分類の背後にある膨大な歴史的変遷と、

 

歴代の医家による真剣勝負の歴史の一端がよく分かりました。

 

 

また近代日本において「東京臨床中医学研究会」という研究会があり、これは今でもあるのですが、そこの元会長が、今私がお世話になっている長瀬眞彦先生が後を継いでおられる、

 

吉祥寺中医クリニックの初代院長である張瓏英先生であったりと、知らなかった事実がたくさんありました。

 

 

永久保存版的内容だったので、何度か視て、まとめノートに落とし込んでおこうと思います。

 

 

・・・まあ、あまりマニアックになっても仕方ないのですが、この医学をやる上では、歴史に対する理解は重要と考えています。

 

 

 

 

 

 

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日本中医学会で喋ってきました!!

2020.12.09

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昨日に続いて、これもまた報告が遅くなってしまったんですが(苦笑)、先月、11.22~23に、オンラインで行われた日本中医学会にて症例を発表させていただきました!!

 

 

症例のタイトルは「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」

 

 

COVID-19に感染し、入院し、退院した後に出てきた症状、あるいは、入院時から残存している症状でお悩みの患者さんを、鍼灸で治療した症例でした。

 

 

清明院では、発表した症例以外にも、COVID-19退院後の患者さんを診ています。

 

 

もちろん症例数は少ないものの、非常に鍼がよく効く、という印象を持っています。

 

 

ただ、あくまでも的確な弁証とそれなりの技術力が必要なのは言うまでもなく、どんな症例でも鍼灸が効くとは言えませんし思いませんが。

 

 

今回、急遽まとめた感じがあったので、症例としてはちょっと情報不足な面がありましたが、中医学会は記念すべき第10回大会ということで、

 

そこに少しでもお力添えできたのは良かったと思いますし、何といっても時宜を得た症例だったと思うので、そこも良かったと思っています。

 

 

しかも今回は、学会参加者限定で、過去の9大会の中から、選りすぐりの名講義を再度オンデマンド配信という特典付きということで、参加された方は非常にお得だったんではないでしょうか。

 

 

他の先生方のご講演も、画像も音声もきれいであり、オンラインの良さを活かして、台湾や中国からの講演もありで、今後、学会はすべてこの形になるんじゃないか、

 

と思うような予感を感じさせる学会でしたね。。。

 

 

僕としても、これまでは学会発表といったら、前日から地方まで新幹線で動いて、会場付近のホテルを自分で予約して、当日は早起きしてスーツ着て会場入りして・・・、

 

とかいう段取りがあるわけですが、今回、発表の寸前まで自宅で風呂入ってました。(笑)

 

 

オンライン最高。(*‘∀‘)

 

 

 

いやー、コロナ禍を機に、すべてが変わっていきますね。

 

 

 

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第10回 日本中医学会に症例を出します。

2020.11.19

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11.22(日)~23(月)に行われる第10回 日本中医学会学術総会に、久々に症例を出します。

 

以前出してから、早三年ぶりか。。。)

 

 

タイトルは「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」です。

 

 

東京では、相変わらず毎日、数百名のコロナ患者さんが出ています。

 

 

最近では「第三波」「第三波」「過去最多」「過去最多」と、再び大騒ぎになっています。

 

 

しかしながら、相変わらず新規感染者のほとんどは「軽症」です。

 

 

仮に、症状がごく軽い、あるいは、まったく症状がなかったとしても、職場や学校など、身近にコロナの患者さんが出て、保健所によって「濃厚接触者」と認定され、

 

検査の結果、PCR陽性、となると、しばらくの間入院、あるいは隔離生活を余儀なくされます。

 

 

で、PCR陰性となると、普通に社会復帰しますが、ここで、何らかの症状が残る、あるいは長引くことがあります。

 

 

こうした、コロナの後遺症ともとれるような、様々な症状をイギリスでは「LONG COVID」と呼んで、調査報告がなされており、日本でも、10.21に調査報告がなされました。

 

 

この、いわゆる「コロナ後遺症」といわれるようなものや、「コロナ鬱」といわれるようなものに、東洋医学、鍼灸医学の立場から、何か出来ないか。

 

 

今回発表する症例は、そういう患者さんを、鍼でフォローした症例です。

 

 

中国では、COVID-19の患者さんに、鍼灸の先生方が防護服を着て、患者さんに鍼灸をする様子が大々的に報道されましたが、この日本で、そのようなインフラは皆無です。

 

 

日本で、鍼灸がコロナに有効、なんてことを大々的に主張したら、

 

「何を根拠に!!」

 

と、目の色変えた連中に、フルボッコにされ、終いには法的責任まで問われるんじゃないでしょうか。(^^;

 

 

こわやこわや・・・。

 

 

世の中を覆う、この空気感の中で、我々日本の開業鍼灸師が、どういう風に患者さんの力となることが出来るのか。

 

 

 

僕からの、一つの問題提議としての、約三年ぶりの、症例報告です。

 

 

 

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日本中医学会に参加してきました!!

2018.09.11

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9.8~9.9は、タワーホール船堀で行われた日本中医学会に参加してきました!!

 

(9.8は懇親会から参加)

 

 

懇親会では、初めてお会いする先生方、久々にお会いする先生方と、たくさんお話しさせていただき、非常に嬉しかったですね。

 

 

台北の中医師公会の先生方ともご挨拶させていただき、来年は無事、台北に研修に行くことが出来そうです。

 

(ついに初上陸しようと思います。(゚∀゚))

 

 

九州から東北まで、全国から集まった東洋医学を愛するドクター達との飲み会も盛り上がり、3次会のラーメンまで行ってしまいました。(笑)

 

 

東洋医学やりたい、中医学やりたい、鍼灸に対してもっと知りたい、そういうドクターは確かにいます。

 

 

そういう先生方と、今後もどんどん組んでいければ、と思います。

 

 

それを改めて実感しましたし、その要求にガッチリと応えうる鍼灸師でありたいと思いました。

 

 

「慰安」の延長ではなく、れっきとした「医学・医療・治療」としての鍼灸をやりたい鍼灸師は、今後は中医学の用語を使って、医師や薬剤師とボーダレスに会話でき、

 

お互いに学術を高め合うことが出来ると感じました。

 

 

また、今回の中医学会は、鍼灸師、薬剤師の先生の先生も症例を積極的に発表されており、それも素晴らしいことだと思いました。

 

 

日本中医学会は、医師、鍼灸師、薬剤師が、ボーダレスに、海外とも交流しながら学会をやるという、有意義な場だと思います。

 

 

惜しいのは、まだまだ参加人数が少ない。

 

 

これがもっと発展するようでないと、と思いますね。

 

 

今後の更なる発展を期待します。

 

 

 

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日本中医学会雑誌に症例報告しました。

2018.03.25

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去年、熊本で行われた日本中医学会にて口演発表させていただいた症例

 

「妊娠により再生不良性貧血の増悪が危惧されたが,安産に導いた一症例」

 

ですが、去年の年末にかけて論文化し、査読を経て先日、ついに掲載されました!!

 

日本中医学会に参加してきました!!

症例報告が完成に向かう         参照

 

 

・・・はあー、ここまで、なかなか大変でした。(^^;)

 

 

でも、大変勉強になりました。

 

 

やっぱり、まずはやってみようとしないとダメです。

 

 

やってみようとしなければ、自分の論文(というか言いたいこと)のどこにどういう問題があるのか、イマイチ分かりません。

 

 

論文にしようとすれば、どこがどうおかしいか、プロフェッショナルの先生方の御指摘を得て、よく分かります。

 

 

今回、完璧ではないですが、ようやっとここまで漕ぎ着けました。

 

 

・・・僕はこうやって、今後も伝統鍼灸の症例報告のレベルを出来るだけ高めていこうと思います。

 

 

ご興味のある方は、是非ご一読いただき、ご批判を頂戴できれば幸甚です。<m(__)m>

 

↓↓

 

日本中医学会雑誌Web版(会員の人は全文閲覧できます。)

 

 

 

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「中医学の教科書はなぜ湯液偏重なのか?」

2017.10.05

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昨日、東洋鍼灸専門学校にて

 

「中医学ってなあに?」

 

というテーマで、再び朝から喋り倒してきました。(笑)

 

 

たまに勘違いされているようですが、北辰会は中医学を理論と用語のベースにしている訳なのであって、中医学の言うことを100ゼロで鵜呑みにしているわけではありません。

 

 

だから、北辰会のことを単に

 

「中医学派」

 

と言ってしまうのは、ちょっとおかしな理解です。

 

(実際にそう言われることもしばしばありますが。。。(苦笑))

 

 

むしろ、北辰会はある意味、中医学に対して非常に批判的でもあり、日本の鍼灸臨床家にとって、中医学では足らない部分や不十分な部分を、

 

絶え間ない臨床実践と、日本固有の伝統鍼灸学の研究の中から発掘、補足していこう、という立場であります。

 

(まあ、言わば中医学を良き叩き台として、活用させていただいているわけです。)

 

 

我々鍼灸師から見た中医学の問題点の中には、

 

「中医学が湯液偏重でまとめられているのではないか」

 

というのがあります。

 

 

ここで、今回学生さんから

 

「なぜ中医学は湯液偏重でまとめられているんですか?」

 

という質問が出ました。

 

 

もちろん、

 

「中医鍼灸学」

 

も存在しますが、中医学の基礎的な教科書を見ると、弁証名の後には、それに見合った「方剤」が載っています。

 

 

配穴や刺鍼手技は載っておらず、全体として、鍼灸の話はあまり出てきません。

 

 

鍼灸家からすれば、

 

「何で経穴や刺法を載せねえんだよ!同じ東洋医学じゃねえか!!」

 

と思ってしまうところですが、これはどうなんでしょう。

 

 

「何で中医学の教科書は湯液偏重なのか」

 

という疑問について、中医学を編纂した中国の中心メンバーの誰かからの、明確な言質を得ているわけではありませんが、やっぱり鍼灸よりも湯液の方が

 

「中医師の有資格者の量産」

 

という意味では、相対的に教育しやすかったからじゃないんですかねえ・・・?

 

 

鍼灸の方が技術的要素が強く、いちいち

 

「手から手へ」

 

の個別指導が必要になり、教育に時間がかかる上に、鍼灸家によってやり方が千差万別であり、教科書にしにくかったんじゃないでしょうか・・・?

 

 

でも、そんなこと言ったら、湯液だって本来の一味一味の生薬の加減なんかは、まさに職人芸であり、個別指導でないと難しい気もします。

 

 

中医学(TCM)を全世界に広める、中医師を量産する、つまり、大学の中医学部での「マス教育」や、資格制度に馴染ませる、というところで、

 

鍼灸は脇役になっていったんでしょうかね。。。

 

 

この辺、どうなんでしょうね。

 

 

・・・誰か知ってますか??

 

 

 

ハッキリしなかったら、今度兵頭先生にでも聞いてみようかな☆(*‘∀‘)

 

 

 

 

 

 

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