東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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ついに「小雪」へ。

2019.11.21

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二十四節気、今日からいよいよ「小雪」に入りました。

 

 

「立冬」以降、風邪ひきさんの患者さんが増えていましたが、さらに増えるでしょうね。

 

 

東京では昨日からぐっと温度が下がりましたが、まださほどではないです。

 

 

明日はさらに下がるとか。

 

 

ワイドショーでは例年のごとく、インフルエンザインフルエンザと、国民の恐怖を煽りまくっていますな。(苦笑)

 

 

さんざん煽って、専門家が出てきて免疫に関してナンジャカンジャ喋って、結果的、最終的には毎年同じように

 

「ワクチン・手洗い・うがい」

 

と言います。

 

 

ここに鍼灸漢方入れろっつーの!( `ー´)ノ

 

 

 

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ローズマリーティー??

2018.10.26

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患者さん自身が良かれと思って行っている健康法が、東洋医学的に診たら明らかに間違っており、場合によっては逆効果になっていることは少なくない。

 

 

これは意外と、重症、難病、難治性疾患の患者さんに多かったりする。

 

 

現代はインターネット社会。

 

 

自分が病院で告げられた病名を、スマホで打ち込めば、

 

「〇〇を食べたら〇〇が治った!!」

 

とか、

 

「△△を飲んだら△△が治った!!」

 

とかいう、ウソのような本当のような情報が、画面狭しと溢れかえっている。

 

 

あるいは、親しい友人に自分の病名を告げれば、その病気に効くと言われる食品がドッサリと届いたりする。(苦笑)

 

 

・・・で、医師に言われるがままに、病院での標準的な治療をしながらも、病院の先生に対してなかなか信頼感を持てず、あるいは信頼感を持っていても、

 

予後への不安感、恐怖感に勝てず、そういった雑多な健康法を片っ端からやりまくり、結局はいい結果が得られず、もはや何が何だか分からなくなっているという、

 

気の毒な患者さんを、よく目にすることがある。

 

 

こういう問題、少し前に著名人の難病の際にもずいぶん話題になりましたかね。

 

 

まあ有名人が亡くなったりすると、こういう話題が出ることがあります。

 

 

今日も患者さんから、

 

「”ローズマリー茶”を飲んでもいいでしょうか?」

 

と問われました。

 

 

漢方ならばともかく、こういったハーブ系はちょっと記憶があいまいだったので、

 

「すぐ調べますので、少々お待ちください。」

 

と返しました。

 

 

ローズマリーティーの情報は、ネットにはメチャメチャ溢れかえっていますが、僕が持っている本ではなかなかヒットしませんでした。

 

 

 

長くなったんで続く

 

 

 

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鍼は気持ちいい

2017.10.09

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「鍼は痛そう、灸は熱そう、だから鍼灸に行かない、絶対ヤダ!!( `ー´)ノ」

 

という人もいると思います。

 

 

鍼灸の受療率も、鍼灸院が増えている割には、減少傾向なんだとか。。。

 

2013に出た研究論文 参照

 

 

こないだ、清明院に見えた患者さん。

 

 

これまで、他の鍼灸院で、何度も鍼灸治療を受けたことがある。

 

 

問診、体表観察の後、ある経穴に一本。

 

 

置鍼後、

 

「・・・メチャクチャ気持ちいいですね、何ですかコレ??」

 

とのこと。

 

 

「気持ちいい」

 

この独特の感覚が、東洋医学の言う、

 

”気の流れ”

 

が調っていく感覚なんだと思います。

 

 

東洋医学が考える病気というのは、何らかの原因で、人体の気の流れが滞り、バランスを崩した状態。

 

 

それを調えるのが鍼灸。

 

 

だから鍼灸は、気持ちいいのです。

 

 

これは、「正しい鍼」を受けた人にしか分からない感覚だと思います。

 

 

痛くて怖くて、治療時間中、ずっと緊張しっぱなし、終わってようやくホッとできる、治療のたびに恐怖の時間、なんてのは、正しい鍼灸ではないと思います。

 

 

正しい鍼灸を、ぜひどうぞ☆

 

 

 

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癌の患者さん

2012.05.27

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最近、往診、外来ともに、癌の患者さんが何人か新患さんで来られました。

中には、西洋医学からすでに余命宣告されている患者さんもおられます。

あるいは手術して、うまくいったものの、再発、転移の不安や恐怖にかられて、様々な症状を発症しておられる方、

放射線や抗がん剤の副作用に苦しむ方、あるいは手術の後から後遺症が出て、それの治療にみえる方などなど、

訴えは様々ですが、癌患者さんと言うと、これまでに様々な経験、思い出も多く、気が引き締まるような思いがします。

どうやっても止めてあげられなかった痛みもありました。

奇跡的に治まった痛みもありました。

僕に、何度も何度もお礼を言いながら、静かに亡くなっていかれた患者さんもおりました。

御家族が、

「祈祷師の所に連れて行く。」

とおっしゃって、それっきりになった患者さんもおられました。

「自然現象」である人の死を前に、東洋医学で、何が出来るか。

これまで、鍼を通じて、させて頂いた、いくつもの貴重な体験が、僕の血肉となり、次の患者さんに向かう勇気をくれます。


ありがたいことです。

 

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患者さんの声(50代男性 脊柱管狭窄症による腰痛、坐骨神経痛など)

2011.08.06


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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。

50代 男性 学校法人役員

症状:腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)に伴う腰痛、坐骨神経痛など

 

はり治療体験記


手術から一転して、はり治療で痛みが無くなった!

 

 

「腰部脊柱管狭窄症」と整形外科で診断され、手術も覚悟していた時、清明院を紹介されて、さっそく電話でアポイントを入れ、竹下院長に面会しました。

問診の項目がやたらと多く、驚きましたが、治療する側からすれば持てる知識を最大限活用するには必要なことと思い、西洋医学の現状とは大きな違いを感じました。

はり治療がもし満足いくものでなくても、結局は手術しかないので、それは嫌だという思いと、多少投げやりな気持ちで、

金銭面でも道楽程度に考えて治療をはじめてみましたが、日ごとに痛みが消えていくのを実感しながら、同時に入院して手術をするという現実的な考えが頭の中から消えていきました。

まだ現役のサラリーマンとしては、時間、お金、痛み、空白、損失等々多くの節約ができたと喜んでいます。

 

西洋医学だけではなく、治療の幅を広げる東洋医学も視野に!

以前から腰痛や首の痛みで、40年以上に渡り苦しんでいたので、整形外科やカイロプラクティック、整体などへ足繁く通っていましたが、はり治療は全く考えたことはありませんでした。

たまたま勤務先の学校で、はり師・きゅう師の養成を開始したことで、はり治療を知ることになり、体験的に治療を受けたことがきっかけでしたが、

それでも体験治療を受けた時点では、はり治療への期待は薄いものでした。

 

脊柱管狭窄症と診断され、手術をする日程まで検討していたところ、

「なんでも治す先生がいる。」

と紹介された清明院で、痛みがなくなることを実感したことで、いつの間にかはり治療を他人に勧めている自分に気付きました。

 


年齢に関係なく、はり治療に恐怖感を持っている方が多くいますが、西洋医学で治らず、手遅れになるほうがもっと恐怖であるとの思いもあり、

治療の幅を東洋医学、とりわけはり治療に広げてみることをお勧めします。

 


【清明院からコメント】

 

まず、「なんでも」は治せませんのでお間違いなきようお願い致します!!(苦笑)<m(__)m>

私は市井の平凡な鍼師の端くれですので、確かに東洋医学の限界というものは果てしないとは思うけど、現時点では私に出来る範囲なんてまだまだ限られている、大したことない、と思っております。

良いウワサが広がってくれることは、悪いウワサが広まることと比べれば、大変嬉しく思いますが、勘違い、ミスリードされないか、ちょっと心配な気もしています・・・。(苦笑)

ここは正確に言えば、「なんでも」治せるわけではもちろんないけど、「何が来ても」最善の対応が出来るようには、常々心がけております。

ですので当然、清明院では場合によっては、病院(西洋医学)の受診をお勧めさせていただくこともあります。

この方は初診時、足を引きずったように、見るからに痛そうに治療院に入って来られました。

「脊柱管狭窄症※」により、電車での通勤時、起床時、歩行時等々、日常生活のあらゆる場面で腰痛、坐骨神経痛に悩まされ、

大変つらく、すでに病院では手術を勧められている、とのことでした。

※腰の部分の骨の内部にある、トンネル状の空洞が骨の変形により狭くなり、そこを通る重要な神経が圧迫されて、腰以下に痛みや痺れを生じる病気のこと。

整形外科では、骨の変形、神経の圧迫といった、物理的な要因に症状の原因を求めようとしますが、東洋医学では、問診と体表観察(四診)で得られた情報から、

 

その患者さんが最もバランスを崩しておられる部分を見つけ出し、そこを是正するのみであります。

この方の場合、1時間以上の問診の結果、10代の頃に柔道で腰をいためて以来の腰痛持ちで、過去には首と腰のヘルニアを患った過去があり、

それ以外にも過度の飲酒、仕事でのストレス、プレッシャー等々、日常生活にいくつか問題があることが明らかになりました。

そして、「腎虚(じんきょ)≒瘀血(おけつ)」と証を立て、治療を開始すると、4診目ぐらいで明らかな変化が出始め、

その後徐々に徐々に痛み、痺れが軽減し、現在では歩行、立ち上がり等では特に問題がなく、快適に生活されております。

学校法人の理事職であるため、ハードワーカーであり、まだたまに、以前よりは軽いものの、痛みが出ることがあるので、治療を継続してはいますが、

 

全体的な症状は初診時から比べると雲泥の差であり、今ではパッと見どこも悪くない人、といった感じです。

 


結果的に、どうみても東洋医学によって、手術を回避することが出来た、と評価してよい症例ではないかと思います。

 

 

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「心が折れる」という言葉

2011.06.22

「心(ココロ)が折れる」という言葉・・・。

最近、よく聞きませんか?

テレビで芸人さんがよく使っているせいか、妙に最近よく聞くような気がします。

コレ、あまり、いい言葉ではありませんよね・・・。

響き的になんとなく・・・、ねえ?

これは、なにかをあきらめてしまう時に使う言葉です。

頑張って、何かをやろうとしたけど、逆風が吹いたり、うまくいかなかったりして、打ちのめされちゃって、しまいにはやめてしまう、そんな時、

「とうとう心が折れた。」

なんて表現します。

・・・無理をして、カチカチに硬い心を作っちゃうから、折れるんじゃなかろうか。

心が最初からずーっと、ぐにゃぐにゃでふにゃふにゃ、柔らかかったら、折れないんじゃないだろうか。

そっちの心の方が、結果的に強い心なんじゃないだろうか。

・・・ちなみに、かの中村天風先生は、自身の重症の結核からくる、”死への恐怖”に耐えかねて、

「心を強くするにはどうしたらいいんですか!?」

という疑問を解決するため、病気の体をおして世界中を旅して、著名な哲学者、宗教家、思想家、著名人のもとを訪ねました。

しかし、疑問は一向に解決しません。

あきらめかけていた時、偶然、とあるヨガの聖人に出会い、修行の末、ある種の「悟り」を得たと言われています。

折れない心を持つには、頭で考えてどうにかするのではなく、自分自身で「体得」しなくてはならない、ということを教えているように思います。

(中村天風先生についても、そのうち詳しく書こうと思っています。)

ふにゃふにゃでぐにゃぐにゃの、折れない(折れようがない)強いココロ・・・。

どうやれば手に入るんでしょう・・・。

一番分かりやすい方法として、まずはカラダをぐにゃぐにゃのふにゃふにゃにすればいいんだと思います。

「心身一如」です。

「天人合一」です。

天地に力みなんて、あるワケないです!!

東洋医学は、最初から答えを教えてくれています。

コレが本当に分かっていれば、ココロは折れません!(キラリ)

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パニクらない理由

2011.03.27

こないだ、大阪に(社)北辰会役員講師研修会に行った時、昼食を何人かの先生で一緒にいただきました。

その時、僕が淡々と、地震発生当時から、それ以降の東京の状況を語っていると、とある関西の先生が、

「(笑)・・・先生はどうしてそんなに平然としていられるの??」

と聞いてきました。

僕は一瞬、自分でも、

「あー、そういえば何でかな・・・?」

と思いながら、

「・・・まあ”不動心”なんで。」

と答えました。(笑)

地震が来た時の新宿の様子は、当日、このブログで書きました。

新宿ビル街騒然の地震!! 参照

あのとき、偶然にも外に出ていた僕は、グラグラ揺れるビルを見ながら、ただただ驚いていました。

横を見ると、若い女の子が、彼氏に手を引かれてはいるものの、見た目に分かるぐらい足が震えています。

新宿は立ってられない程の揺れではなかったけど、驚きと恐怖から、腰が抜けたようにその場にへたり込んでしまう人も多く見かけました。

・・・でも、そういう場面だと、不思議といつも以上に、妙に冷静になれることって、ありませんか?

これまた陰陽だと思います。

また、僕らの場合は「職業がら」ということもあると思います。

こないだ、実は清明院の新旧スタッフ達を連れて、大歓送迎会をやったのですが、その時、それまではかなり酔っていたスタッフが、

さらにベロンベロンに酔っ払った別のスタッフを介抱していたら、酔いが一気に醒めた、という後日談をしていました。

(ちなみに歓送迎会の具体的な様子は、とてもここには書けません・・・。(苦笑))

それと同じように、周りがあまりにもパニック状態になっていると、かえってそれにひいてしまい、いつも以上に冷静になる、という場合があるんじゃないかと思います。

第一、みんながパニックになっている時に、自分も一緒になってパニックになった場合と、冷静さを保てた場合とを比べて考えたら、

後者の方が圧倒的に建設的な判断、行動が出来るはずだと思いませんか??

それもあってか、地震以降、本日も清明院はいつも以上に「平常心」で治療を行っております。

ちなみに東京では、おとといあたりから今度は水の買い占めが起こっているようです。(ため息)

卵、牛乳、日用品、ガソリンに続いて・・・。

東北地方に比べて、実害としては極めて少なかった東京の人々に、被災地に自分の家の余ったものを送ろう、という機運よりも、

食料や燃料を買い占める機運が高まってしまうことに、なんだか寂しいような思いが致します。

周りにつられてパニクってしまう人が多いのは、すでにして陰陽バランスの悪い人が多い、ということを示唆しているような気がしてなりません。

災害時も冷静で助け合うことが出来る、高潔な国民性であると、海外のメディアから高く評価されたのを額面通り受け取って、胸を張るのもいいけれど、それは「全体的にみて」という話。

被災地では空き巣や強盗、実際に起こっているそうです。

被災地以外でも、義援金詐欺、今回の震災に絡めた振り込め詐欺、実際に起こっているそうです。

僕個人的には、こういう犯罪については見つけ次第、その場で即死刑でもいいと思います。

憤りを通り越した感情を覚えます。

まあ、実際にどうなっているか、何が起こっているかを凝視する姿勢、そしてその現実の中で、

自分が何をなすべきか、何が出来るかを「冷静に」考えることを、各人が怠ってはいけません。

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スピリチュアルペイン(その2)

2010.11.07

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前回、「スピリチュアルペイン」という言葉を理解するにあたって、まず「スピリチュアル」という言葉の概念について説明しました。

スピリチュアルペイン(その1) 参照

 


・・・で、今回は「スピリチュアルペイン」についてです。

 


近代ホスピス運動の草分け的存在で、緩和医療の重要性を説いた、イギリスの女医、シシリー・ソンダース(1918-2005)は、「痛み」というものを、

4つの概念に分類しました。

 

 

すなわち・・・


1.身体的な痛み
(痛み、ダルさ、息苦しさによる、日常生活への支障)

2.精神的な痛み
(怒り、恐れ、不安、イライラ、孤独感etc..)

3.社会的な痛み
(仕事、経済、家庭内、人間関係の悩みetc..)

4.スピリチュアルペイン
(人生の意味、死生観、死の恐怖、苦しみの意味に対する問いかけetc..)

この4つです。

 


そしてこれら1.~4.は、相互に関連しあっているとし、この4つをまとめて、

トータルペイン(全人的な痛み)

として総括し、医療者はこれらの痛みを深く理解するべきだ、としました。

 


上記の1.~4.は、下に行くにつれて、

「エ?痛みじゃないじゃん・・・。」

と思う人も多いかと思いますが、これらは相互に関わり合っている、という”トータルペイン”の立場、考え方からすれば、「痛み」である、

 

ということになります。

 


コレは近年、たまに話題になる、「緩和ケア」という医療分野の用語であり、考え方です。

 


「緩和ケア」や「ホスピス」というものは、近代日本は生活と宗教の関わりが浅いせいか、まだまだ日本人にはあまり根づいておりません。

 


ですので聞き慣れない話というか、すぐに理解するのに戸惑う方もおられるかとは思います。

 


しかしこれはとても重要な考え方だと思います。

 

いいところですが、次回に続く。(笑)

 

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「恐」について

2010.02.04

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続いて、「恐」について書きましょう。

「悲」「憂」についてはセットで書きましたが、「恐」「驚」については分けて書きます。

これは、後者の場合は意味的に違いが大きいからです。

「恐」というのは皆さんがよくご存じの「恐怖感」のことです。

生活、人生の様々な場面で感じることがあると思います。

これも出来れば避けたい感情ですが、僕なんかはチョイチョイ感じます。

でもこれも結局は「過不足」がなければ問題ナシです。

なので僕なんかは感じてもサッと乗り越えます。

・・・「サッ」とね(笑)

これが主に過度になった場合、体に悪影響です。

「恐」という感情は主には東洋医学の言う「腎」という臓を痛めつけます。

(西洋医学の腎臓=kidneyのことじゃないですぞ!・・・しつこい?)

 

(『黄帝内経素問 陰陽応象大論(5)』「・・恐傷腎.・・」)

東洋医学のいう「腎」とは、泌尿器系の機能をつかさどる他に、生殖機能や、他の臓と協調して全身の温度調節をしたり、腰や足の機能の調節などを担います。

(これもまあ、ざっくり言うと、です。 詳しくは「腎」って何ですか?(その11)  参照。)

「腎」「恐」によって弱ると、主に「腎」の働きの中の生殖機能に影響し、男性ではED、女性では月経不順など、様々な症状を引き起こし、

 

酷くなれば精神障害、言語障害などが現れます。

余談ですが、小児に多いのですが、お父さんに怒られてビビって、

「おしっこチビッた。」

なんていうのも、まさに「恐」という感情によって「腎」の機能が障害された姿です。

僕の親戚は、よく怒られてはよくチビッていました。(苦笑)

彼は「腎」を鍛えなくてはなりません。

また東洋医学の聖典である『黄帝内経 素問』挙痛論(39)という項には、

「恐れれば気が下がる。」

とあり、極度の恐怖感は、上半身の気をグーッと引き下げてしまい、頭がフラフラして、貧血の時のメマイのような感覚が出ることがあります。

ドラマなんかで、あまりのショックに地べたにへたり込んだりするシーンがありますが、アレはウソや大げさではなく、実際に起こりうる現象です。

気が極端に下がり、腰から下の丈夫さと大きく関わる「腎の臓」が障害された結果、下半身に力が入らなくなり、上半身はフラフラになり、

 

へたり込んでしまう、という訳です。

また、「〇〇恐怖症」という言葉を聞くことがあると思いますが、「恐」という感情は、一過性のものというよりは、過去のトラウマによって徐々に蓄積されたものであり、

 

「驚」と比べて回復しにくい面があるようです。

また、「腎」を痛めたことによって、「恐」を感じやすくなる、という、逆パターンもあります。

グッドウィンと言う人が書いた『恐怖症の事実』という本の中に、

「・・・下半身が麻痺になった患者は、なぜか恐怖を感じやすいが、首から下が麻痺した患者は、そういう例は少ない。」

という記述があります。

グッドウィンさんはこれを、動物的な本能に起因するものとして説明しますが、東洋医学をやっている僕なんかは、「腎」が下半身の機能に大きく関与することを知っているので、

「へえ~やっぱりね~!」

・・・と思ってしまいました。

近現代の様々な学者の本を読むたび、しっかし東洋医学の数千年の知恵は、かなり真実(ものの本質)を突いてるよな~・・・と、悦に入るのは僕だけでしょうか?(苦笑)

次回は「驚」についてです。

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