東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!

2023.11.16

 

 

 

 

 

 

 

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以前告知しました、第41回、日本東方医学会の学術大会ですが、本番までいよいよあと10日となりました!

 

 

今回、お陰様で近年では最高の申し込み数を頂いているようで、会頭として、気合いが入りますし、一参加者としても、非常に楽しみです!!

 

 

申込期限は11.22(水)までとなりますので、まだ迷っているそこのあなた!!笑

 

 

駆け込み申し込み、大歓迎です!笑笑

 

 

今回、参加者の内訳として、鍼灸師、医師、鍼灸学生、医学生のバランスが非常によく、来賓では、ビッグネームの先生方もお見えになります。

 

 

講演は勿論、生でお会いできるのが貴重な先生ばかりです。

 

(講演後や、会場のそちらこちらで、名刺交換の行列が出来ること必至です。)

 

 

やっぱり学会はリアル対面開催が良いですね!

 

 

・・前身の時代を含めると50周年の節目の会、当日は創設者、間中喜雄先生も霊界から降臨してこられることと思うので、皆で一緒に盛り上げましょう!

 

 

お申し込みはこちら!!

 

 

大会概要はこちら!!(各講演の抄録も閲覧することが出来ます。)

 

 

 

 

 

 

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第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ

2023.09.23

 

 

 

 

 

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今日は告知です!!

 

 

来たる11月26日(日)、東京、お茶の水ソラシティで開催される、第41回、日本東方医学会学術大会にて講演します!!

 

 

今回、不肖私が会頭の大任を務めさせて頂く幸運を得ました。

 

 

本学会は、昭和の時代に鍼灸界、医療界に多大な影響を与え、その影響は今でもなお色褪せない、天才外科医とも評される、間中喜雄先生が立ち上げた学会です。

 

 

間中先生が残した数々の遺産の中では、現存する最も大きい(というか公的な)団体かもしれません。

 

 

この団体は、1973年に、間中喜雄先生と、その高弟である谷美智士医師を中心に、「医師のための鍼灸セミナー」として始まっています。

 

(なんと、今年はちょうど50周年!!)

 

 

今回、「医師・医学生と鍼灸」という大会テーマを掲げ、本学会を立ち上げた当初(1973年)の間中先生の考え方も踏まえ、私自身の、この5年ほどの医師、医学生への鍼灸教育活動の総決算的な内容にしたいと考え、それに相応しい演者の先生方にお声がけさせて頂きました。

 

 

お陰様で、素晴らしい顔ぶれが揃ったと思います。

 

 

しかも今回、時代に逆行している様ですが、「オンライン配信、アーカイブ配信一切なし」の対面ライブのみです。

 

 

去年の秋にこのお話を頂いた時、日本東方医学会が、前身の時代を含めると50周年であることを知り、ある種の啓示めいたものを感じました。

 

 

これも何か、意味があるのかもしれません。笑

 

 

大会概要の詳細はこちらから!!

 

 

参加申し込みはこちらから!!

 

 

では当日、対面でお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会、医鍼薬地域連携研究会(DAPA)について

2023.05.31

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5.8(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスを視聴してきました!!

 

 

私事ですが、今年度から、前代表である赤羽峰明先生から引き継ぎ、DAPAの代表の任を仰せつかりました。

 

 

・・・とは言っても、これまでは赤羽代表に仕事が集中し過ぎてていたので、今後はみんなで手分けして、より良いものを作っていこう、という流れからの代表交代です。

 

 

ですので、私としても、何か無理や無茶をする気は今のところないです。笑

 

 

このDAPAの歴史は、日本東方医学会の前会長であられた谷美智士先生が2015年に亡くなられてから、初代会長の間中喜雄先生や、谷先生が自身の病院内でやっておられたように、

 

医師と鍼灸師と薬剤師のシームレスな連携を、院内だけではなく地域レベルにまで広げたら、きっと多くの患者さんのためになる筈、という考え方の元、2017年の10月に発足した勉強会です。

 

DAPAの初期の歴史 参照

 

 

 

この考え方に、僕は大筋で賛成です。

 

 

しかしながら、現状、医師と鍼灸師の連携の在り方というのは、色々なバリエーションがあるように思えます。

 

 

中には、とても健全な連携とは言えないようなケースも。。。苦笑

 

 

僕としては、生意気申しますが、2009年の開業以来、清明院でスタッフ達と苦労しながらやってきたような連携の在り方が、一番良いのではないかと思っています。

 

(あくまでも東洋医学としての鍼灸と、西洋医学としての医師が、患者のために互いに協力し合う、という在り方。)

 

 

間中先生も谷先生も、そういう考え方でもって、院内での連携をやっていたのではないか、と愚考しています。

 

 

そこを、今後も微力ながら上手に、アピールしていこうと思っています。

 

 

 

 

次回は6.12(月)の20:00~やります!!

 

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2023.02.02

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1.23(月)の夜は、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が自身の症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、現場の第一線で活躍されている、大変高名な先生方です。

 

 

日本東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、高橋先生による

 

 

手掌を中心とした湿疹(掌蹠膿疱症)

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

なかなか改善しなかったこの病気が、漢方と栄養療法によって改善した、という症例でした。

 

 

中医学では湿疹ときたら、基本的には

 

「皮膚に熱が籠ってしまった状態」

 

と考え、その原因を追究し、治療を進めます。

 

 

我々北辰会の流儀では、さらにそのメカニズムまで細かく絞り込んで、ごく小数穴で治療にあたりますが、一般的な中医学的な治療では、考えられるメカニズムに対して、複数の方剤や、栄養療法も合わせてアプローチすることが多いようです。

 

 

解説にあたった先生方が、本症例の問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、経絡に関する着眼点に関して長瀬先生が振って下さったり、

 

オンラインなので、佐賀県の先生が参加されていて、近くの鍼灸の先生を紹介したり、なかなか有意義な時間となりました。

 

 

今回の症例は大ベテランの高橋先生の症例でしたが、難しい病気じゃなくていいし、治せなかった症例でも良いので、若い先生にこそ、ガンガン症例を出して欲しいですね。

 

 

ここは学会でもないし、小規模だし、少々勉強不足で恥かいたって、大したことないです。笑

 

 

まあ、何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、知らず知らず、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきでしょう。

 

 

僕自身も、学会発表や論文化した症例以外にも、ボツになってお蔵入りになった症例も合わせたら、発表を企図してまとめた症例はこれまでに数十例はあると思います。

 

 

そういう意味でも、素晴らしい企画だと思います。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある、全国の医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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第40回 日本東方医学会に登壇してきました!

2022.12.24

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いやー、毎日毎日、忙しい。。。

 

 

これは大変、有難いことであります。<m(__)m>

 

 

もう東京は、コロナ対策とか行動制限にはとっくに皆さん辟易としており、第8波でも、高齢者や重症の基礎疾患持ちの方を除いて、コロナ前ほどではないけど、患者さんはそれなりに見えますし、

 

診療をやりつつ、1日に数本の論文やら講義資料やらを査読やら添削やらしてますし、自分自身の色々なところでの講義準備、学会発表準備もします。

 

 

また最近は、私自身の動向に関しては拙FBでの報告が多くなっております。

 

 

あっちの方が、動いた先の記事をシェアしてコメントつけるだけで済むんで、正直、気軽に書きやすいんだよね。。。笑

 

 

 

そんな感じで、ブログは滞っておりますが、ま、気が向いた時にはチョイチョイ書こうかな、と思っています。

 

 

 

言いたいことは山ほどある。笑

 

 

 

12.4(日)は、第40回、日本東方医学会学術大会に座長、シンポジストとして登壇させて頂きました。

 

 

この学会は1ホールのみでの開催で、参加者も100名程度で、学会としては小規模なんですが、参加者はベテランの医師の先生方が多く、なんと40年(前身の時代から含めると50年)の歴史を持つ学会です。

 

(意外なビッグネームの医師の先生も見えているのが面白いところの一つです。)

 

 

この学会は、1973年に、あの間中喜雄先生が、前身である「医師のための鍼灸セミナー」を立ち上げ、1983年には「日本東方医学会」として再出発し、以来30年以上、間中先生の右腕的な存在であった谷美智士先生が引っ張って来られた学会です。

 

 

谷先生が2015年に亡くなられてから、現在では順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生が会長を務めておられます。

 

 

今回はその長瀬先生が会頭を務められ、テーマは「心あたたかで人間的な東方医学」ということで、東方医学(東アジアを中心にした、全ユーラシアの伝統医学)における人間観と、西洋医学の人間観を対比させながら、貴重な会頭講演を頂きました。

 

 

また、順天堂東医研でお世話になっている谷川武教授の教育講演もあり、谷川先生の知識の幅広さを再認識しました。

 

 

私は午前中の一般発表の座長と、最後の「医鍼連携」をテーマにしたシンポジウムにスピーカーとして出席しました。

 

 

まずまず、言いたいことは言えたかな、と思います。

 

 

日本の鍼灸界は今、逆風と追い風の両方の中にあると思います。

 

(まあ、逆風>追い風、かな。苦笑)

 

 

2000年あたりからの政治的な規制緩和路線による、鍼灸師養成学校の増加によって、それまでは年間1000人ほどの輩出だった鍼灸師も、年間3500人を超えるほどまでになりました。

 

 

しかし、絶対数増加とは裏腹に、受け入れる職場も、医療人として満足な研修先もあまりないし、国民の鍼灸受療率は5%のままです。苦笑

 

 

結果的に、ろくに食えない鍼灸師、何の技術も持たない鍼灸師が激増し、それらが患者(客?)の取り合いを、目を三角にして行い、潰し合いをしているような状況があり、

 

冷静な国民や医師から見たら、ほとんどの評価は「なんか信用できない連中」でしかないんじゃないでしょうか。

 

 

僕の考えでは、そういう悲惨な現状を、嘆いていても何も始まらないので、むしろそういう現状の中だからこそ、やれること、やらなきゃいけないことが、山ほどあると考えています。

 

 

それを、やれる範囲で、一個ずつやる、出来る範囲でやる、臨床を軸にしながら、っていうのが、まあ、ライフワークですね。

 

 

少なくとも、鍼灸は現在、世界では間違いなく再評価されてきています。

 

 

来年の第41回の学術大会では、なんと不肖私が、会頭を務めさせて頂きます。

 

 

間中先生がこの会の前身を立ち上げて、ちょうど50周年の節目の回に相応しい内容にしたいと思っていますので、皆様ご協力の程、宜しくお願い致します。m(__)mm(__)m

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.11.11

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10.24(月)の夜は、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

膝を中心とした全身の痛み

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、ポリオの後遺症であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、鍼灸治療によって疼痛は改善傾向、という症例でした。

 

 

中医学では痛みときたら、大きく「不通即通」「不栄即通」と分類して考え、どちらなのか、あるいは両方であってもそのウエイトは?と考え、治療を進めます。

 

 

我々北辰会の流儀では、さらにそのメカニズムまで細かく絞り込んで、小数穴で治療にあたりますが、一般的な中医学的な治療では、考えられるメカニズムに対して、複数の方剤や、複数の経穴でアプローチすることが多いようです。

 

 

 

解説にあたった先生方が、本症例の問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

僕自身も、学会発表や論文化した症例以外にも、ボツになってお蔵入りになった症例も合わせたら、発表を企図してまとめた症例はこれまで二数十例はあると思います。

 

 

そういう意味でも、素晴らしい企画だと思います。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.09.29

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9.26(月)の夜は、いつもお世話になっている長瀬真彦会長にお声がけ頂き、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

大腸と右足のすねの内側からの出血、日中の倦怠感、16時頃からの微熱、不眠・中途覚醒

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、うつ病であったり、癌であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、現状はどうにか改善傾向ではあるものの、対応に苦慮しておられる、という症例でした。

 

 

こういう症例に、駆け出しの先生が鍼灸単独で臨むというのは、ある意味非常に危険なことではありますが、私も在宅医療を20年以上やっていますので、

 

苦慮しながらも一生懸命やっている、また、こういう症例をこそやりたい、と考える気持ちはよく分かります。

 

 

しかし、その清らかな気持ちと同時に重要なのは、そもそも往診治療を成立させてくれている、同意書を書いて下さっている医師の先生との綿密なコミュニケーションや、

 

患者さんの服薬内容などの西洋医学的な処置にも複眼的に注意を払いながら、置かれている環境まで含めて患者さんを俯瞰で見て、「三方よし」で慎重に進める姿勢でしょう。

 

 

また、それと同時に、基礎中医学的な「出血」「発熱」のメカニズムをキチッと押さえながら、学術的に的確な弁証論治も進めないといけません。

 

 

解説の先生方が問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

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第39回 日本東方医学会学術大会に参加してきました!

2021.12.03

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最近、講演会やら学会に参加し過ぎて、レポート書くのが追い付かないんですが(苦笑)、ようやく追いついてきました。

 

 

以前このブログでも告知しましたが、11.28の日曜日は、厚生労働省、日本医師会後援、第39回、日本東方医学会学術大会に参加してきました!!

 

 

今回の大会テーマは「耳・鼻からはじまる健幸長寿 ~本邦初!東方の叡智が集結」です!

 

 

東方医学会は現在、いつも順天堂東医研で大変お世話になっている、長瀬眞彦先生が会長を務めておられます。

 

 

私は2019年度からこの学会で学術委員を拝命させて頂いており、今回は初の座長、発表者として登壇させて頂きました。

 

 

今回、春から清明院で半年間研修なさった、三井記念病院の総合内科、リウマチ膠原病内科の増田卓也先生とともに、

 

「漢方治療で難渋し鍼灸治療併用により著効したフクロウ型体質の一例」

 

というタイトルで発表させて頂きました。

 

(・・・とはいっても、口演発表なさったのは増田先生であり、私は座長席でニコニコしていただけでしたけど。笑)

 

 

気心が知れた医師と共同して、漢方と鍼灸で、西洋医学的な検査データもキッチリ押さえつつ、一つの症例を仕上げる、これはとてもいい仕事ですね。

 

 

現在、清明院ではそういう症例が増えてきましたので、今後も折に触れて発表していこうと思います。

 

 

また今回は、順天堂東医研の学生さんが、医大生を対象にして、鍼灸に対する認知度をアンケート調査してくれた発表もしており、初めてなのに大変落ち着いた発表だったことに大感心しましたし、

 

医師の認知度、ひいては患者さんの認知度、理解度を高めるうえで、今後、医学部で鍼灸師が当たり前に講義を行う重要性を感じました。

 

 

「東方」という言葉の意味は、一般的には西欧の国々(ヨーロッパ)から見て東に位置する国々を指すようで、東方医学会では、中国伝統医学のみならず、

 

チベットやインドなど、全ユーラシアの伝統医学を学んでいこう、という、なかなか特殊な学会です。

 

 

ダイバーシティ、ダイバーシティと、喧しく叫ばれている昨今、非常に時宜を得ている学会ではないでしょうか。

 

 

今回もチベット医学あり、アーユルベーダあり、漢方あり、鍼灸ありの、とても充実した学会でしたね。

 

 

コロナ禍が落ち着いている束の間のベストタイミングでの開催で、ハイブリッド開催となり、会場とオンライン参加で半々くらいだったのではないでしょうか。

 

 

会場もある程度、ディスタンスの保たれた状態で、ほど良い入り具合でちょうど良かったですね。

 

 

感想として、やはり対面はいい!!笑

 

 

これまで散々、このブログでオンライン講義を褒めまくってきましたが、それは色々な意味での利便性に優れているからであって、産まれてこの方、

 

対面講義を聴いて育ち、自身も対面講義をして、育ってきた私としては、この方が良いに決まっています。笑

 

 

久々となった、講演後の御挨拶や名刺交換でも、以前からお会いしたかった色々な先生方や、意外な先生方と繋がることが出来て、大変嬉しかったですね。

 

 

シロダーラやってみたい。。。(゚∀゚)

 

 

 

 

 

 

 

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第39回 日本東方医学会学術大会のお知らせ!!

2021.11.06

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今月、11.28の日曜日は、厚生労働省、日本医師会後援、第39回、日本東方医学会学術大会が行われます!!

 

 

今回の大会テーマは「耳・鼻からはじまる健幸長寿 ~本邦初!東方の叡智が集結」です!

 

 

東方医学会は現在、いつも順天堂東医研で大変お世話になっている、長瀬眞彦先生が会長を務めておられます。

 

 

「東方」という言葉の意味は、一般的には西欧の国々(ヨーロッパ)から見て東に位置する国々を指すようで、東方医学会では、中国伝統医学のみならず、

 

チベットやインドなど、全ユーラシアの伝統医学を学んでいこう、という、なかなか特殊な学会です。

 

 

因みに、よく言われる「東洋医学」という言葉は、何となく東アジア(中国、朝鮮半島、日本)の伝統医学、つまり中国伝統医学を指すことが多いのですが、

 

それとは区別するために「東方医学」と表現しているのだと思います。

 

(まあ、創立の時点で日本東洋医学会は普通にあったわけだしね。)

 

 

あまり聞き慣れない、この「東方医学」という言葉を最初に使ったのは誰なんかな??と思うのですが、現時点で僕が知る範囲では、戦前からの東大の治療学の講師であり、

 

現在の北里大学の東洋医学研究所の前身と言っても過言ではないように思われる、同愛記念病院の東亜治療研究所の所長であった板倉武先生(1888-1958)ではないかな、と思っています。

 

参考『板倉武の足跡』田村豊幸

 

(どなたかお詳しい方、もし間違っていたら御教示下さい。)

 

 

まあともかく、今回の学術大会は全ユーラシアの伝統医学を学ぶという、東方医学会の基本コンセプトにふさわしい内容であり、会頭の北西剛先生は日本アーユルベーダ学会の理事長でありますし、

 

今回は日本唯一のチベット医(アムチ)である小川康先生も参加され、東邦大学大森病院の助教である奈良和彦先生とシンポジウムを行うという、なかなかカオスな会になりそうです。笑

 

 

私も、症例を1例と、一般発表の座長として参加致します!!

 

 

お申込みはこちらのサイトから!!(11.22まで)

 

 

 

お見逃しなく!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会、次のステップを目指す中医学研修講座を視聴しました!!

2021.08.02

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多忙により少し時間が経ってしまいましたが、7.24(土)に配信された日本東方医学会次のステップを目指す中医学研修講座を視聴しました!!

 

 

当日聴けなくても、あとから追っかけ視聴できる素晴らしさ、有り難さ。

 

 

オンライン講義最高!!(*‘∀‘)

 

 

今回のテーマは小林瑞(みずほ)先生「厥陰病を考える」

 

 

私は傷寒論と言えば、古くは蓮風先生のほくと誌上での『傷寒論講義訳考』、最近では水本先生のシリーズ講義で学ばせていただいている訳ですが、

 

色々な講義の中でも、あまり「厥陰病」に光が当たることはなく、今回とても楽しみにしていました。

 

 

小林先生の所属されている藤門会(とうもんかい)という漢方の研究会は、東洋医学の業界では大変有名で、創始者の藤平健先生は、医大生時代(1939年)に、

 

現在も続く千葉大医学部の東医研を創部された先生です。

 

 

藤門会は、現会長の頼建守先生は清明院のすぐ近くでクリニックをやっておられるので、大変お世話になっております。

 

 

小林先生も、清明院から徒歩2分の位置にある、つるかめクリニックに勤務されているようです。

 

(恥ずかしながら存じませんでした。。。)

 

 

今回の講義は、非常に素晴らしかったです。

 

 

まず、小林先生の声がハキハキしており、非常に聞き取りやすい。

 

 

また、「厥陰病」というテーマで資料を調べていくときに、まずは自身の所属している会の見解から始まって、次に日本漢方全体の見解、中医学の見解、

 

さらには江戸期の医家、とりわけみんな大好き内藤希哲(1701-1735)、宇津木昆台(1779-1848)、浅田宗伯(1815-1894)などの幅広い医家の見解を集めておられ、

 

さらにその上で、近現代の発表も踏まえ、さらに自身の症例(経験)を重ねて考える、という、臨床家としてお手本となるような調査研究の進め方だと思いました。

 

 

小柄な女性の先生なのですが、すごいパワーを感じました。

 

 

質疑応答の際の、長瀬先生とのやり取りも仲良さげな感じで微笑ましかったですね。

 

 

日本漢方と中医学は仲が悪い、とか、相容れない、とかいう声を聞くこともあるんですが、それは一部の話で、両先生のやり取りから、お互いに学ぶところがあるということがよく伝わりました。

 

 

まああまり詳しく書くときりがないので、細かくは書きませんが、北辰会では、諸説ある六経弁証の伝変法則に関して、

 

太陽病→陽明病→少陽病→太陰病→厥陰病→少陰病

 

と教えています。

 

 

ここで、陰証における厥陰病→少陰病に関してはいくつかの説明があるのですが、その一つに、

 

「厥陰はまだ少陽に転化できる可能性がある」

 

というのがあり、今回はその話がたくさん出てきたのが非常に印象的で、勉強になりました。

 

 

他にも寒熱錯雑のメカニズムにおいて少陽病と厥陰病の違いや日本漢方の認識と中医学の認識の違いとか、厥陰病における上熱下寒の「上下」の位置についてなど、

 

痒い所に手が届く内容だったと思います。

 

 

 

 

 

 

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