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2017.08.07
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こないだ、FBの方でチラッと書いたけど、今日から「立秋」です。
二十四節気は、大体二週間刻みで節が変わっていくのですが、毎年この「大暑」から「立秋」の気の動きは、特に気になりますね。
まず一番感じるのは、風が変わります。
(特に夜風が。)
「大暑」というぐらいなので、確かに日中はクソ暑いのですが、その中に、なんか乾燥したというか、陰液を奪うような、秋の雰囲気を持った風が吹きますね。
(夜風では、それがより顕著ですね。)
それもちょうど、「大暑」に入ってから1週間くらい経って、後半に差し掛かった頃からです。
つまり、徐々に「立秋」が近づいてきてからなんですね。
常に意識しているわけでもないんだけど、毎年、患者さんの体の微妙な変化を通じて、
「ん?」
ってなるんですよね。
私はマンションの7階に住んでいるのですが、ちょうど「大暑」の7日目あたりに、エアコン使わずに寝た日がありました。
その前の日は、エアコンを使ったら朝方寒かったです。
やはり夜風が秋の雰囲気なんですね。
面白いことに、患者さんの肺兪の反応が変化する。
大淵でもない、尺沢でもない、毛脈も打たない。
肺兪からなんですね。
一番深いところから動くか。
それとも肺の臓の特性か。
肺蔵魄、だからなのか。
興味深いとこですね。
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2022.09.01
◆患者さん各位
24節気では立秋を過ぎ、処暑に入り1週間が経ち、夜なんかは、だいぶ涼しいですね。
コロナもまずまず、落ち着き加減な感じがします。
コロナに関しては、みんなもうさすがに辟易としている感じがあり、今さら目を三角にして政府を批判したり、過剰に感染対策するのにも飽きてきて、
もう粛々と、それぞれがそれぞれの仕事をやっている、という感じではないでしょうか。
このまま徐々に、政策的にもインフルエンザ扱いに移行しそうな気配もありますが、感染症以外にも、ロシアウクライナの戦争も相変わらず継続しているし、物価上昇問題など、正直、毎日ろくなニュースが無く、まだまだ世の中、どうなるやら分かりませんな。。。(*´Д`)
一連の社会不安の完全終息は、まだまだ先の話どころか、今年はまだ何かデカいことが起こりそうな気ィすらしています。
まあ、結局は今は各人が自分の仕事に集中し、予防と、出来る範囲での備えをするに尽きますな。
疫病予防、夏バテ予防、心身の安定化、の、一番ベーシックな方法としては、自覚的な体の不調に、早め早めに対処しておくことです。
それには鍼灸、間違いなく超お勧めです。
いずれにせよ、終息しない疫病も戦争もありませんので、しっかりと前向いていきましょう。
清明院は、いつも通り不動心で診療しております。
◆清明院、2022年9月の診療日時
臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。
◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。
◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。
(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)
◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせていただきます。
◆毎週水曜日は、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせていただきます。
◆9.8、9.29(いずれも木)は、順天堂東医研参加のため、外来予約は18時までとさせて頂きます。
以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上ます。
清明院 院長 竹下有
2019.10.22
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昨日チョロッと書いたように、二十四節気では寒露から霜降に入ろうとしています。
霜降の後にはいよいよ「立冬」です。
この「立冬」の前の18日間を「土用」と言います。
実は昨日、21日から立冬の前18日間なんで「秋の土用」と言います。
「四立(立春・立夏・立秋・立冬)」の4つの節の前の18日間のことを言い、1年で4回あります。
この時期にはよく、引っ越しするなとか、土いじりをするなとか言われます。
(丑の日にはウナギを食えとかね。(笑・・・これは平賀源内のアイデアらしいが。))
これは陰陽道の神である「土公神(どくじん、どこうしん)」の怒りを買うからだと言われます。
これが発展したのか拡大解釈されたのか、結婚や就職も良くないと言われます。
日本人はこうやって色々、占い的に考えるのが好きですね。
自然界の様相を数字や記号に置き換えて、現実と照らし合わせては理論に落とし込んで、吉凶を考える占術というのも、なかなか面白いものです。
何かをつかまえているのでしょう。
・・・まあかといって、治療においては、時節以外の要因も数限りなくあるわけですから、言うまでもなく時節に拘り過ぎれば失敗します。
土用だから絶対的に脾胃をいじっちゃいけないとかは僕は思いませんね。(∩´∀`)∩
2019.04.21
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これまでのお話し
「五行」のはたらき 2 参照
◆従革とは。
さて今日は、これも聞きなれない金の性質、「従革」を説明します。
「金は従革」と定義したのも、紀元前5世紀ごろの書とされる『書経(尚書)』の洪範です。
これは、中国隋代の蕭吉(しょうきつ)によって撰述された『五行大義』によれば、
「従」・・・範(のり)に従い
「革」・・・更(あらた)まる
という意味だそうで、金属が溶けて容器や刃物など、様々な形に姿を変えることからこの性質が言われるようになったそうです。
また、後漢の許慎の『説文解字』では、「金は禁」といわれ、金の時季である秋になると、自然界の陰気が盛んになりだし、万物の成長が止まる(ある意味で成熟する)、と説明します。
それを「粛殺の気」と言います。
これは、以前にも書いていますが、8月の立秋の頃になると、朝晩の空気、風に微妙に出てくる、あの感じのことです。
秋燥の気 参照
また「金」という漢字の中には「土」が隠れており、間にある「’ ’」は、金属が土の中で光っているさまを示す、と説明します。
「金」は方位(空間)では西方、季節では秋です。
西方は日が沈む方角、死の世界ですね。
しかしこれも大事な自然の摂理です。
天の道理に順う粛殺は、新しいものを生み、発展の方向に向かうのですが、天の道理に従わない粛殺は、かえって新しいものを生まなくなり、
衰退を招くという、重要な教えが含まれています。
「金」は臓腑経絡では肺の臓(手太陰肺経)と大腸の腑(手陽明大腸経)、経穴では陽経の井穴と陰経の経穴です。
肺・大腸 参照
臓腑では稼穡の土は脾胃で、従革の金たる肺大腸とはいわゆる相生関係にある訳ですが、これが経絡的には太陰経と陽明経で手足一対になっていることも興味深く、
流注の順序からしても肺→大腸→胃→脾と密接であり、陰陽ともに気血が旺盛(太陰と陽明)、というのも意味深いですね。
十二経の流れの順調度合いは、胃の気の充実(一つには稼穡力)からの肺金の従革力(死と再生)ありきな訳です。
また、金(従革力)に関与する経穴を実際に動かす時は上記のような考えを持つと、診どころが変わってくると思います。
例えばよく使う陽経の井穴刺絡とか、霊道穴とかね。(゚∀゚)
続く。
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2019.01.16
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毎日寒いですな。
毎年恒例で、インフルが暴れていますが、慌てず騒がず、粛々と鍼と養生で調えましょう。(^^♪
まずは防寒、防乾、そして鍼灸で心身を調え、あとはまあ、マスク、手洗い、うがいです。
(・・・俺はマスクしてねえけど、患者さんから咳を浴びせかけられることがあるので、しようかな。。(苦笑))
二十四節気では小寒から大寒に移ろうとしていますが、明日が土用の入りです。
2019年の冬の土用は1.17~2.3です。
土用とは四立(立春、立夏、立秋、立冬)の手前18日間のことで、四季それぞれの最後の18日間のことです。
夏の土用の丑の日にウナギを食べるのが有名ですが、四季それぞれに土用はあります。
今は立春の手前であり、「冬の土用」となります。
体感温度は寒いですが、患者さんの体を診ていると、僕的には微妙に春の気配を感じますね。
外感病であっても、それを考慮すると治りがいいようですな。(゚∀゚)
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2018.09.24
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最近、明らかに気候が変わってきた。
四季の変化は、微妙に変化する時と、ガッと明らかに変化する時がある。
今年の秋で言えば、夏真っ盛りで酷暑酷暑と世間が大騒ぎしていた7月末(立秋前)の時に、すでにうっすらと秋の風が吹いているのを感じた。
患者さんの体表にも微妙な変化があり、鍼も微妙に変えて対応していた。
今は秋分、もう冬に入りだしていると言ってもいい。
こうなるともう、ガッと一気に寒くなってくる。
こうなると、これまで通りの経穴や手法では立ちゆかなくなる症例が出てくる。
治療も微妙にではなく、ガッと変えないといけなくなる。
そこで最近、いくつか珍しい経穴を使った。
ある程度纏まったら、また吐き出そう。
鍼最高。
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2017.08.11
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立秋に入ってから5日間経ちました。
立秋!! 参照
今日は涼しかったですねー。。
ところで、早い人は今日からお盆休みですね。
15日まで、5連休ですか。(*‘∀‘)
イーナーイーナー(゚∀゚)
ところで、今日は「山の日」だそうですな。
何ですかそれは?(笑)
これは、2016年から「海の日」に対抗して作られ、実施された祝日なんだそうです。
(苦笑・・・まあいいか、山はいいものです。)
僕も実は、今年は関東近辺を中心に、色々な山に一人で入っています。
一回だけ、山道で「熊」に遭遇したことがあります。
早朝5時くらい、薄暗い中、僕が歩いていく道の50mくらい先の方を、クマが横切るのが見えました。( ゚Д゚)
また、姿は見えませんでしたが、薄暗い茂みの中から、
「ウー グルルー 」
とか唸っているのが聞こえてビビったこともあります。( ゚Д゚)
そのまま歩くのが非常に怖かったですが、まあ、来たら戦うしかねえ!と思って歩きました。(゜レ゜)
しかし、今後もこういうことがあるとマズいので、今日ついに「クマよけの鈴」と「クマよけスプレー」を購入しました。
(山に詳しい林玄弌先生に聞いたから間違いないと思います☆)
このクマよけスプレーに関しては、使う際に向かい風だと、自分に催涙スプレーがかかるので逆効果なんだそうです。(笑)
(それやばいナー。クマが襲い掛かってくる状況下で、自分が風上かどうかなんて考えている余裕あるだろうか。。。)
・・・ともかく、鈴とスプレーを装備して、再び深山幽谷に行ってこようと思います。(゚∀゚)
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2015.08.19
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鍼灸治療の治療法に、「平補平瀉法(へいほへいしゃほう)」という考え方がある。
僕は個人的には、非常に好きな治療だ。
正気(言わば病と闘う力)を経穴に集め、結果的に気血の流れを良くし、治る力を高めるのが補法(ほほう)。
邪気(言わば病の原因となる、余分な気)が吹き溜まっている経穴の気を散らし、結果的に気血の流れを良くし、治る力を高めるのが瀉法(しゃほう)。
この、補法と瀉法を、一つの経穴に同時にやるのが平補平瀉法。
ある経穴に、正気の弱りと、邪気の停滞が、同時に表現されている場合がある。
なおかつ、その患者さんの病態も、正気の弱りに加えて、邪気の停滞も無視できないような病態である場合。
こういう時は、平補平瀉法でサクッと治すのが一番スマート、かつエレガントなんだが、その際の取穴といい、経穴に対する作法、鍼の操作といい、簡単ではない。
初心者、初学者はやらない方がいい。
立秋以降、これの応用を八脈交会八穴に施す機会が、非常に多い。
秋燥の気 参照
虚実錯雑、寒熱錯雑、燥湿錯雑、肺は嬌臓、半表半裏、左肝右肺、肝か胆か。
虚実 を含む記事
寒熱 を含む記事
燥邪 を含む記事
湿邪 を含む記事
「肺」って何ですか?(その12)
半表半裏 を含む記事
「左肝右肺」に関して 7
「肝」って何ですか?(その13)
「胆」って何ですか?(その12) 参照
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2015.08.06
2013.08.27
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あっという間に、楽しい夏が中盤を過ぎ、終わりに差し掛かっていますね。。。
盛夏が始まり、立秋、処暑を過ぎると、秋の涼風が吹く。
この無常感。。。
たまらん。。
〇
まあともかく、明日から東洋鍼灸専門学校での週一講義が再開です。
9月は、東京衛生学園の教員養成科でも声を嗄らして来ます。
ところで東鍼校って、他の学校よりも夏休み短いのかな。。
まあ、専門学校というのは職業訓練校なわけですから、本来夏休みが1か月もあるのがおかしいっちゃおかしい。
毎日毎日、仕事と同じようなスケジュールでやってもいいはずです。
(・・・なんて言ったら学生から非難囂々になりそうですがネ。(笑))
まあそんなわけで、気合い入れて行ってきまっす!!
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
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第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
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第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
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第53回、順天堂東医研に参加してきました!2023.07.23
(一社)北辰会関東支部に参加してきました!2023.07.22
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.07.21
第73回 日本東洋医学会に参加してきました!2023.07.01
2023年 7月の診療日時2023.06.12
(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!2023.06.11
(一社)北辰会本部会に参加してきました!!2023.06.10
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.06.09
第52回、順天堂東医研で喋ってきました!!2023.06.08
第14回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に登壇しました。2023.06.01
2023年 6月の診療日時2023.05.31
日本東方医学会、医鍼薬地域連携研究会(DAPA)について2023.05.30
生薬観察登山に行ってきました!2023.05.12
清明院のコロナ後遺症対応に関して