東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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精神疾患の患者さんが社会復帰

2016.02.03

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清明院には、うつ病や統合失調症、パニック障害などの精神疾患で、休職や休学を余儀なくされた患者さんがよくいらっしゃいます。

 

 

今見えている患者さん達は、皆さん無事に社会復帰を果たしておられますが、社会に戻ったら戻ったで、肉体的な疲労はもちろん、

 

人間関係や上司との関係などなど、色々なしがらみに直面し、再び心身のバランスを崩しかける人もおられます。

 

 

その段階で鍼をして整えておくことが非常に重要です。

 

 

何の病気でもそうですが、なりかけの段階で叩いてしまえばなんてことないようなものでも、かなり進んでしまって、休職、休学、家からでられない、

 

ひどい場合は入院レベルまでいってしまったものは、当然東洋医学でも治しにくくなります。

 

 

だからこういった疾患の場合に、早めに叩いてしまうためには、社会復帰した後も、定期的に来院されることをお勧めする場合が多いです。

 

 

こういうことを言うと、

 

「じゃあ一生、鍼から卒業できないじゃん。」

 

と言う人がいると思います。

 

 

でも、それはちょっと違います。

 

 

現代日本における、一般的な社会生活からドロップアウトする気がないのであれば、心身のバランスを崩さずに、それとうまく付き合うために、

 

鍼という、いい対処方法を見つけたということなのであって、鍼だけでその患者さんの環境、状況そのものを変えられるわけではないからです。

 

 

あるいは、心身のバランスを崩した原因が家族や身内などにある場合も同様です。

 

 

鍼が変えることが出来る可能性があるのは、その患者さんの心身の状態です。

 

 

つまり、置かれている状況、環境への「とらえ方」の方なのです。

 

 

 

でも、これはスゴイことなんです。

 

 

 

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精神疾患の患者さん

2015.08.01

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今日、とある精神疾患の患者さんを初診で治療させていただきました。

(さらに…)

清明院、ようやくオンライン予約が可能に。。。苦笑

2022.04.13

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2020年頭に始まったコロナ禍によって、日本中、世界中の皆さんと同じように、大幅に事業の予定が狂った清明院なんですが、こういう時こそ、

 

「ピンチはチャンス」

 

の精神で、2019年末までに、すでに洗い出してあった業務上の問題点を、一つ一つコツコツと改善、修正しておりました。

 

 

一連の業務フローその他を、改造、改善、改良する。。。

 

 

これは、言うのは簡単なんですが、本当に実行しようとすれば大変なお金も時間も労力もかかるし、モノによっては、委託する外部業者の都合もある訳なので、当然一筋縄にはいきませんでした。

 

 

・・・で、二年以上が経った今、毎日せっせと色々なことを進めまして、患者さんから見て、目に見える部分と見えない部分とあるのですが、だいぶ形になってきています。

 

(まだまだ、完璧とは言えませんが)

 

 

その一つの現れが、このページの上部分に新たに設置した

 

「初診・再診の御予約・予約の変更・その他お問い合わせはこちら」

 

のバナーです。

 

 

これはすでに数か月前に試作段階までは完成し、まずは現状通院しておられる患者さんにお伝えし、患者さんからの御意見を吸い上げ、修正しながら試運転し、スタッフ全員が徐々に操作に慣れるまでの時間を作り、

 

次に清明院HPの一番上に表示し、初めての方がどのくらい使うかを試し、そこでまた問題点を洗い出し、いよいよ稼働に問題がないところまで仕上がって来たので、今回ブログの方にも表示することにしました。

 

 

清明院の治療予約というのは、私が学校に教えに出ていたり、講演したり、スタッフも往診に出ていたりと、スケジュール自体にイレギュラーなパターンが多く、また初診には3時間かかるため、

 

初診患者さんがいる日といない日とでは予約の入れ方を変える必要があったり、精神疾患の患者さんや、小児の患者さんで、治療中に大騒ぎする患者さんがいる時は予約を薄くしたりと、

 

予約の電話がかかってきたら、瞬時にそういったことをあれこれ考え、的確に判断しながら、私と、患者さんと、スタッフにとって最適な時間に入れるようにしているので、

 

普通の「空いてるか空いてないか」しか分からないような予約ソフトなんかでは、全然使い物になりません。

 

 

となると、清明院独自の、清明院ならではの業務フローにピッタリとハマる予約システムを新たに開発する必要があり、これにはずいぶん苦労しましたが、ついに完成しました。

 

(構想段階から考えると、マジで2年くらいかかっています。苦笑)

 

 

これにより、現時点でも毎日数件の治療予約が入りますので、その分、かかってくる電話が劇的に減りました。

 

(以前は予約受付は電話のみでしたし、診療時間内しか受付できませんでした。)

 

 

これを月に換算すれば、スタッフが100本以上の電話応対をする時間を、他のことに使えるようになったわけです。

 

 

受付にあった紙の予約表も、ipad上で操作できるようになり、完全ペーパーレスになりました。

 

 

これにより、予約表は全てデータ化され、過去の予約表を保存するための本棚のスペースも今後は要らなくなります。

 

 

しかもスタッフ全員が、手持ちの端末で、予約状況や自身のスケジュールを管理することが出来るようになりました。

 

 

そしてこれにより、今後は24時間、365日受付可能です。

 

 

これは清明院にとっては凄いことなんです。

 

 

 

 

しかし、僕は正直、開業当初は、こういった「オンライン〇〇」に消極的どころか否定的でした。

 

 

なぜなら、鍼灸師にとって、初診の予約電話の時にすでに診察は始まっており、患者の声のトーン、喋り方、礼儀正しさ、態度等々から、ある程度の人物像や病理を想定しておくことが、

 

『難経』六十一難にある「四診」の一つである「聞診」や、人間理解や直観力を磨くことの非常に良い訓練になると思っているからです。

 

(この考え自体は今でも変わりません)

 

 

で、実際に来院された時に、自身が事前に立てていた予測とのギャップから、自分の聞診の正確性(レベル)をチェックすることが出来る。

 

 

こういう意味もあって、開業して、清明院が忙しくなってきた時にも、スタッフに電話番を任せることにすら強い抵抗があり、開業して1~2年くらいは、1日30人、初診患者3人とかの日でも、

 

ベッドメイク、会計、電話番もすべて自分で行う、「完全一人診療スタイル」でやっていたんですが、ありがたいことに、徐々に忙しすぎてそうも言っていられなくなりました。

 

(てか、事業をされている患者さんから「先生、そういうのはどこかで人に任せないとダメだよ!」と怒られました。。。苦笑)

 

 

今後は、功罪あるでしょうが、オンラインでのやり取りがますます増えるでしょう。

 

 

まあ、今回コロナ禍が来たことによって踏ん切りがつき、どうにかいいタイミングで、半永久的に使える予約システムが構築できたので、

 

今後も清明院は時流に「ある程度は」合わせていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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第31回、順天堂東医研を視聴してきました!!

2021.08.03

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7.29(木)の夜は、第31回、順天堂東医研を視聴してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生、講義テーマは

 

「その人を診る 精神神経疾患に対して東洋医学ができること~世界は分けてもわからない~」

 

です。

 

 

前回私が講義した内容の湯液&臨床編、とも言える内容です。

 

 

東洋医学では精神疾患をどう考えるのか、そしてどの程度の結果が出るのか、これは重要なテーマです。

 

 

カテゴリ「精神科疾患と東洋医学」 参照

 

 

糖尿病などの三大成人病に関して、よく「生活習慣病」という言い方がされますが、それに対して精神疾患のことを「思考習慣病」と表現されていましたが、

 

毎日患者さんを診ている身として、まさにだと思いましたね。。。

 

 

また随所に、東洋医学のいう胃腸と精神の働きの関連性を裏付けるような近代的な基礎研究なんかも紹介して下さり、こういう話も、医大生からすると非常に興味を持ちやすいだろうな、と感じましたし、

 

 

簡単なチェックシート型の問診表で、体質のタイプ分類をする方法など、学生さんとしては取っつきやすいだろうなと、教え方として非常に勉強になりました。

 

 

真の教育とは教えることではなく、興味を持ってもらって、自ら学ぶように仕向けること、というのは蓮風先生から教わった言葉ですが、重要なことだと思います。

 

 

 

 

前回、6月の順天堂講義が終わった時、7月はゆっくり過ごそうかな、なんて思っていたんですが、なんだかんだやってたら、一瞬にして7月が終わりました。苦笑

 

(体感では1週間くらいの感じでした)

 

 

 

 

8月も結局、忙しそうだな。。。

 

 

 

 

 

 

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第30回、順天堂東医研で喋ってきました!!

2021.06.26

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6.24(木)の夜は、第30回、順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

今回のテーマは

 

「東洋医学では精神疾患をどう考えるか ~心身一如の具体性~」

 

です。

 

 

2018年の12月に第1回の講義をし、それから毎月、定期的に講義を行って、2年半が経ち、第30回まできたんですが、ここまでの講義で、医大生から実は一番多かった質問が、

 

「東洋医学では精神科疾患にどのように対応するのでしょうか??」

 

というものでした。

 

 

これについては、一般の方向けには、このブログでも何度か書いています。

 

カテゴリ「精神科疾患と東洋医学」 参照

 

 

僕はこれまで、この質問が出る度に、

 

「東洋医学では心身一如といって、心と体を分けて考えません。ですので、東洋医学的な考え方で体の状態を調えることは、そのまま心を安定させることに繋がります。(因みに”心身一如”はもともと禅の言葉らしいです。)

 

と、教科書的、総論的な答えをしてきましたが、これだと、詳細が分かりませんよね。(笑)

 

 

ですので、詳しいことはいずれ喋ります、として先送りにしてきたのですが、今回、zoomだし、録画できるし、アーカイブ化できるので、僕自身の失敗談、成功談含めて、気合入れて作りました。

 

 

でも2時間枠で、質問が出ることも考えると、湯液の話まではとても盛り込めないので、あくまでも基礎と鍼灸の話に寄せて、コンパクトに作りました。

 

 

結果は、非常に盛り上がりましたね。

 

 

学生さんたちの食いつきが、思いのほか良かったですし、参加された医師の先生方の発言も非常に良かったです。

 

 

谷川教授からも、近代日本の精神科における牽引者である中井久夫先生や、神田橋條治先生、現代心療内科の父ともいえる池見酉次郎先生の紹介もあり、

 

学生の皆さんは非常に勉強になったことと思います。

 

 

まだまだ語り足りないところはありますが、今後、第二弾があるかもしれません。(笑)

 

 

・・・ふう、今月は全日本鍼灸学会といい、大船GIMといい、今回の講義といい、なかなかヘビーかつ充実した活動が出来た月でした。

 

(実はまだ月内に楽しみなことが3つもあるんですが。。。(゚∀゚))

 

 

 

・・・まあ、7月は少しゆっくり過ごそうかな。

 

 

 

 

 

 

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「栃本天海堂」倉庫ツアー!!

2019.10.11

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こないだ、先日の日本東洋医学会で、(一社)北辰会の漢方医である竹本喜典先生のご紹介で名刺交換させて頂いた、

 

有名な漢方・生薬メーカーである「栃本天海堂」の課長さんである宮嶋さんの案内で、大阪の高槻にある倉庫の見学と、

 

京都にある武田薬品工業の薬草園の見学ツアーに行ってきました!!!

 

 

・・・まあ、一口に東洋医学と言っても、僕らの専門は鍼灸ですから、漢方薬に関しては、門外漢とまではいかないけども、普段治療するのに扱わないので、

 

理論的には色々知ってはいても、漢方医の先生や生薬メーカーさんほどは詳しくないです。

 

 

ですので今回は、なかなかないいい機会なので、参加させていただきました!!

 

 

 

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↑↑まずあさイチにここへ。

 

 

 

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↑↑倉庫はこんな感じです。立派立派!(゜o゜)

 

 

 

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↑↑中はこんな感じ。

 

 

この袋や段ボール、全部世界中から輸入した漢方やハーブです!!

 

 

厳密に温度管理、衛生管理されております。

 

 

この膨大な中から、いくつかサンプルも見せて下さいました。

 

 

 

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↑↑これは「桂枝湯」で有名な桂皮(ケイヒ)です。

 

 

もちろんシナモンですから、香りも良いし、欠片をかじったら美味かった。。。

 

 

 

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↑↑精神疾患なんかによく使われる「柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」で有名な「龍骨」

 

 

大型哺乳類の骨です。

 

 

もともとは恐竜の骨(化石)を使っていたんだそうです。

 

 

舌に吸着するものが良品とされ、実際にかけらを舌に乗せてみたら超吸着!!!

 

 

良品ですな。(ΦωΦ)

 

 

 

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↑↑これはあらゆる漢方薬に入っている、有名な生薬、乾姜(かんきょう:生姜(しょうきょう)の乾燥したもの)ですね。

 

 

豚の生姜焼きの、あのショウガです。(∩´∀`)∩

 

 

 

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↑↑よく漢方の便秘薬と言われる「大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)」で有名な大黄

 

 

これはイカツイです。

 

 

他にも、䗪虫(しゃちゅう:サツマゴキブリ)、水蛭(すいてつ:チスイヒル)も見せて頂きましたが、苦手な人もいるでしょうから写真掲載は自粛します。。。(笑)

 

 

この倉庫にある無数の袋の発送元ラベルを見てみると、ベトナム、ロシア、オーストラリア、イラン、エジプト、グアテマラ、ドイツなどなど、

 

本当に世界中から生薬を集めていることが分かりました。

 

 

世界の中の日本、物流の力を感じましたね。

 

 

多くの人が関わって、厳重に管理されている、これら生薬が、やがては患者さんの口に入り、病を治すと思うと、見慣れた漢方薬一包へのありがたみが変わりますね。(*‘∀‘)

 

 

 

薬草園編に続く。

 

 

 

 

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白露に入った。

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二十四節気では白露に入りました。

 

 

白露はサンマやナシが旨いですね。(゚∀゚)

 

 

半面、風邪ひきさんが増えます。

 

 

うつ病その他の精神疾患の人で、悪化する人があります。

 

 

アレルギーが出る人もあります。

 

 

・・・さーて、完全防衛しないと。

 

 

 

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一貫堂医学について 2 (瘀血証体質について)

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前回、一貫堂医学の基本中の基本である、「三体質・五処方」を紹介しました。

 

 

今日はこのうちの「瘀血体質」なるものについて少し掘り下げましょう。

 

 

「瘀血」という病理産物については、東洋医学では誰でも知っているような重要な概念で、このブログでもチョイチョイ登場しています。

 

「瘀血」を含む記事 参照

 

 

まあ要するに、「使いもんにならん、停滞した血(けつ)」のことです。

 

 

あらゆる病気、症状に関わり、あらゆる病気、症状を治りにくくする、病理産物であります。

 

 

一貫堂医学では、これを叩くことを治療、予防の3本柱の一つとして、非常に重視してるわけです。

 

 

一貫堂のいう瘀血体質というのをもう少し詳しく述べると、要は「体内に停滞した血液を持っている者」のことであり、血液の多くは腹部にあることから、

 

腹部、それも下腹部、骨盤内(それも左側)に瘀血が停滞しやすい、特に閉経後や月経不順のある婦人に多いと考え、皮膚の色、脈診、腹診などで判断するようです。

 

(皮膚は赤ら顔、爪は暗赤色、あるいは貧血して黄白色、脈は細実、腹は臍周に緊張、腹直筋が緊張など)

 

 

瘀血体質の患者がかかり易いのは脳溢血、片麻痺、喘息、胃腸病、肝臓病、肺結核、痔疾、淋疾、精神疾患、婦人病などなど、とのことです。

 

(幅ひろー(゜o゜))

 

 

・・・で、これらを通導散加減で治療します、と。

 

 

通導散というのは、中国明代、16~17世紀を生きたと言われる龔廷賢(きょうていけん 生没年不詳)の著作である『万病回春』に所収されている処方で、

 

現代でも超有名な駆瘀血剤(瘀血を取り去る薬)です。

 

 

この『万病回春』は、江戸時代の日本人の医師に広く読まれた古典であり、極めて実践的な内容で、あの和田東郭や、原南陽も高く評価しているそうです。

 

和田東郭という人物

「原南陽(はらなんよう)」という人物   参照

 

 

つい最近、1989年になって、大塚敬節先生の指示を受けた松田邦夫先生全訳解説本を出版されたことでも知られています。

 

 

この通導散は、『傷寒論』の陽明病の薬として有名な大承気湯当帰、紅花、甘草を加えた加味承気湯に、さらに蘇木、枳殻、陳皮、木通を加えたもので、

 

気の停滞、瘀血を取り去る力の強い薬です。

 

『万病回春』の原文には”童便、黄酒各一鍾で温服すべし”とありますが、”童便”ってまさか。。。( ;∀;))

 

 

・・・で、私は鍼師ですので、さてこれを、鍼でやるならどうするか、という問題にぶち当たる訳ですが、北辰会では瘀血証には三陰交、膈兪、血海、臨泣などを瀉法で使いますが、

 

通導散のイメージに一番近いものとなると、この中では臨泣でしょうかね。。。

 

 

 

ただし「上手にやれば」ですね。(ΦωΦ)

 

 

 

続く

 

 

 

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日本の鍼灸をガラパゴス化させてはならない

2017.09.04

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こないだ、「日本固有の伝統鍼灸」って何なんすか??という記事を書きました。

 

 

また、ずいぶん前になりますが、日中韓の三か国で、東洋医学の用語や理論の標準化を進める会議に出ておられる先生の講演会に行ってきました。

 

日本東洋医学会   参照

 

 

そこで印象的だった、

 

「日本鍼灸のガラパゴス化」

 

という言葉。

 

 

中国では東洋医学をやっているのは中医師、韓国では韓医師。

 

 

欧米でも、今やガンや精神疾患などに、鍼灸を推奨する病院は多いとか。

 

 

日本くらいですな、こんなに扱いが低いのは。(笑)

 

 

国民の多くは、鍼で色々な病気の治療が出来ると思っていませんから、病気があって、病院の治療で治らなくても、まず鍼灸院に来ません。

 

 

鍼灸師の側にも、色々な病気に対応できるレベルの技術を持った先生は少ないでしょう。

 

(てゆーか、ほとんどいねえー)

 

 

だから誇大広告打ってみたり、姑息な手段を使って、

 

「あぶく銭」

 

を血眼になって追いかける鍼灸師が後を絶たない。

 

 

江戸期、江戸医学館の先生方の東洋医学の文献研究は世界最高峰だったことは、ほとんど誰にも知られていません。。。

 

(しかもその先生方が残した本の多くが海外(中国、台湾)に流れているという恐ろしさ。)

 

 

打鍼も腹診も管鍼法も、日本発祥じゃい!!( ゚Д゚)

 

 

このまま、日本だけガラパゴス化させてはならないと思います。

 

 

ヤル気あるみんなで、協力してやらないと。

 

 

 

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鍼の、悪循環を斬る作用

2017.06.22

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清明院には、いわゆる「精神疾患」の病名をお持ちの患者さんがよくお見えになります。

 

 

うつ病、統合失調症、パニック障害などなど。

 

 

僕はまずは、そういう患者さん達に、

 

「不安感と身体症状」

 

がリンクしており、それが悪循環になっているということをよく理解していただくように努めています。

 

 

・・・で、それが理解していただけて、鍼をすると身体症状が改善し、不安感まで減少することが理解できると、グッとよくなります。

 

(時間と回数を要することが多いですが。)

 

 

ここに、どこまでもブレずに寄り添えるか、というのが、言わばコツじゃないかな、と、今では思います。

 

 

10年前には無理でした。

 

 

東洋医学にも、入院施設があればなあ、と思うこともあります。

 

 

 

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