東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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『易経の謎』

2019.07.27

20190610_224642.JPG

 

 

 

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こないだ、『易経の謎』という本を読んだ。

 

(タイトルクリックで購入ページへ)

 

 

『易経』と言えば、我々東洋医学の基本理論である「陰陽論」の原典と言ってもいい本です。

 

 

このブログにも何度も出てきています。

 

『易経』を含む記事 参照

 

 

『易経』は、伝説(神話)に出てくる今から約5000年前の三皇五帝の一人である伏羲が創案したとされ、そこに今から約3000年前の周の時代の文王の手が入り、

 

さらにその後、今から約2500年前に、あの孔子の手が入って、現在まで儒教の経典(四書五経)の一つとして世界中に伝わっております。

 

ものさし  

「四書五経(ししょごきょう)」とは  

「孔子」を含む記事         参照

 

 

まあ、『易経』に説かれている内容と、DNAなど、当時の最新科学の奇妙な符合に注目、瞠目しながら、「かなり興奮気味に」書かれている雰囲気が伝わって、

 

なんだか微笑ましい本です。

 

(好き嫌い分かれるでしょうけど、僕は割と好き。こういう人。(笑))

 

 

1988年初版の本ですが、著者である今泉久雄氏は1985年に亡くなっていますので、まさに氏の遺言とも言えるような本ですが、『易経』を学び、占術を実践しつつも、

 

『易経』の持つ”宇宙の原理を解き明かす”深遠な哲学部分、特に数理哲学にこそ注目し、当時の最新科学と比較していくあたりのくだりの筆致は、

 

著者自身が本当に少年のようにワクワクしている様子が伝わって来て、亡くなる寸前に、ここまで夢中になれるというのは幸せなことだなあと、考えさせられる一冊。

 

 

東大法学部を出て、東京電力を退職したのち、易者(というか易の研究家)になったという、著者の経歴も面白い。

 

 

 

 

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「易」を勉強する意味 2

2015.03.29

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前回のお話

「易」を勉強する意味 

 

では続きいきます!

今日は、「易」が提示する、3つの真理について。

一つ目は「変易(へんえき)」

これは、全てのものは変化していく、という考え方です。

ギリシャ哲学のヘラクレイトス(万物は流転する)も、仏教の釈迦(諸行無常)も、似たようなことを言っておりますが、

易の場合は少し違います。

どう違うかというと、まず2つ目の「不易(ふえき)」

変化流転していくのだが、その中に不変のものがある、と説いたわけです。

(まあこれは、ヘラクレイトスも不変のものとして”ロゴス”を挙げていますが。)

そして「易」の言う、その不変のものこそが、3つ目の「簡易(かんえき)」、つまり単純なもの(法則性)であるということです。

この単純にして深遠な法則性が、「陰陽」である、という訳です。


ここで言う単純というのは浅薄という意味ではなくて、あらゆる複雑怪奇な事象を、単純明快な論理に純化したという意味での「単純」です。

これによって、あらゆる事象が、今後どうなるか、という未来予測が出来るようになります。


因果律(原因と結果)ですね。

だから、医学に応用が出来る、という訳です。

ここが「医易同源」と言われる所以ではないでしょうか。

それも、東洋医学的な「気」への働きかけということの背景が、いかに壮大なものであるか、ということに気づきます。

また当然ながら、「占い(占術)」にも応用可能になるわけですな。

陰陽については『黄帝内経』の中にあらゆる形で説かれていますが、その変化のメカニズム、原理については『易経』なんです。

であるからして、真の東洋医学の医者であろうと思うならば、「易学」をやらないわけにはいかない、となるのです。

 

 

中国漢代、張仲景『傷寒論』原序

陰陽に会通すれば、玄冥幽微にして変化極り難し」

「張仲景(ちょうちゅうけい)」という人物   参照

中国明代、張景岳『類経附翼 医易義』

陰陽は『内経』に備わるといえとも、変化は『周易』に大なるはなし」

「張景岳(ちょうけいがく)」という人物   参照

 

【参考文献】

 

『周易と中医学』楊力 医道の日本社

『易と人生哲学』安岡正篤 致知出版社

 

 

 

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「易」を勉強する意味

2015.03.28

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東洋医学をやるものは、「易」をやるべきだ、と、多くの名医が言っております。

 

 

 

有名なのは中国唐代の名医、孫思邈(581?-682)による

 

「易を知らなければ医を知るとは言えない」(『備急千金要方』巻1序例、太医習業)

 

という発言です。

 

 

比較的近代でも、中国清代、1825年の『医門棒喝』章楠(章虚谷)撰に、

 

「易の言葉は全て医学の指針である。」

 

と述べられています。

かつてこのブログでも紹介した中国明代、張介賓(張景岳 1563-1640)も、『類経附翼』という本の中の第一巻を「医易」と名付けて、医学と易学の関係を論じています。

 

「張景岳(ちょうけいがく)」という人物 参照

 

 

・・・とまあこんな具合に、東洋医学の医者を志すならば、「易」をよく勉強しなさいよ、と、色々な有名人が述べております。

蓮風先生もその色々な著書の中で、度々「医易学」の重要性を説いておられますし、北辰会の大先輩である神野英明先生も、

『鍼灸・漢方の名医になる秘訣』

という、医易学に特化した著書を書いておられます。

はるばる・・・(その12) 参照

・・・前置きが長くなったけど、今日は、何でこんなに、色んな先生に「易」が重要視されるのか、というお話です。

易と言えば、街なかにいる占い師の”易者”を思い浮かべる人がほとんどでしょう。

そう考えると、東洋医学をやるには、占いの知識を入れる必要があるのか、と考えがちですが、医者が易を学ぶときというのはその意味よりも、

 

自然(つまり人間、つまり患者さん)を認識する哲学としての「易」の重要性を言っているのだと思います。

我々が毎日使う「陰陽」という考え方のもとになった哲学書こそが『易経』なんです。

これはどういう哲学かといえば、『易経』の中の「繋辞上伝」というところの第4章に、

「易は天地と準(なぞら)う。故に能く天地の道を弥綸(びりん)す。仰いでもって天文を観、俯してもって地理を察す。

この故に幽明の故(こと)を知る。始めを原(たず)ね終りに反る。故に死生の説を知る。精気は物を為し、游魂は変を為す。

この故に鬼神の情状を知る。」

と、書いてあります

これは要するに、易は素朴な自然観察(農耕を中心とした天体観察と大地の観察)から出来たものであるから、

この世の全て(形あるものとないもの、目に見えないものも含めたすべて)がよく分かるのです、と、宣言されています。

まずこれが重要でしょう。

 

続く

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患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)

2023.11.26

 

 

 

 

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページ 参照

 

 

 

 

 

 

60代女性 会社員

 

 

【症状】

 

背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿

 

【既往歴】

 

20代 乾癬

40代 網膜裂孔

50代 網膜剥離 大腸ポリープ 頚椎症 高血圧

 

 

(以下本文↓↓)

 

 

私は今年の春先から、突然のアレルギーに悩んでいました。

 

首から背中にかけて、見た目は何ともないのですが強い痒みがあり、洋服が擦れてイガイガムズムズの違和感がなんとも言えず、不快な毎日を2ヶ月ほど過ごしておりました。

 

 

皮膚科を受診しまして、抗アレルギー薬を服用すれば少し落ち着くのですが、止めるとまたぶり返す、の繰り返しでした。

 

 

ご縁があり、清明院様での初診の翌朝のことです。

 

 

まるで魔法にかかったように痒みと不快感がほぼ消えていることに心底驚きました。

 

 

信じ難いかもしれませんが何の誇張もない事実です。

 

 

また、洗顔をしますと何だか手触りがツルツルしていることにも気づきました。

 

 

先日美容室に伺った際、長く担当していただいている方より「最近、お肌の調子が良さそうですね。」と美容のプロフェッショナルからもお墨付きをいただき、こちらも大きな副産物でした。

 

 

今後も健康+美容のためお世話になりたいと思っております。

 

 

もし私のように謎の皮膚アレルギーで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、何かのお役に立つかと思いクチコミさせていただきます。

 

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

この方は6月に治療に見えましたが、4月から特にキッカケもなく、急に痒みを発症し、痒みとともに易怒、イライラといった症状を発症していました。

 

 

皮膚科ではアレルギー性皮膚炎と言われ、こうアレルギー剤の処方を受けたものの、薬を切るとまたかゆみが再発するので、一生飲むことに不安を覚えて、清明院に来院されました。

 

 

初診時、「心肝気鬱」と弁証し、治療を開始すると、劇的に痒みが改善しました。

 

 

また、よくよく話を聞くと、発症の1か月ほど前から何となくキムチを多く食べており、こういった極端な食生活も、是正するように伝えました。

 

 

その後、浮腫や夜間尿に関しても効果を実感され、基本的な肌の調子が良くなっていることを非常に喜んで下さいました。

 

 

このように、「西洋薬は効いているけど、飲み続けるのが不安」という患者さん、意外と「東洋医学的な鍼灸治療」が突破口になるかもしれませんよ。

 

 

 

清明院の経験上、思いがけず、いい結果が得られることが、割とあるように思います。笑

 

 

 

因みに、アトピーや花粉症などの、アレルギーに関する我々の基本的な考え方は、師である藤本蓮風先生のご著書『アレルギーは鍼で治す』に、

 

一般の方向けに分かり易く書かれていますので、ご興味のある方はぜひお読みください。(^^)

 

 

 

 

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!

2023.03.08

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2.25(土)の夜は、再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて喋らせて頂きました!!

 

 

 

今回は「これまでにやった診察法の総まとめ」ということで、これまでに8回(導入も入れると全10回!)に渡って、シリーズで講義してきた内容を総まとめということで、やらせていただきました。

 

 

10時間分の内容を、1時間で纏めるという、大変刺激的な時間でした。笑

 

 

でもこういうのって、臨床的にはすごく大事なことで、難しい内容をクドクド、ダラダラ喋ったって、患者さんは全く聞いてくれませんから、膨大で難解、複雑な内容を、

 

ごく簡単に、本質を外すことなく、分かり易く要約して伝える、これまさに、臨床能力(病態および治療内容説明能力)向上のための訓練だと思ってやっています。

 

 

いつも言う、デフォルメでなくサマライズ、ってやつです。

 

 

 

しかも今回は、たまたまなのか、ドクターズプライムさんのご配慮なのか分かりませんが、再びMedical Tribune社さんとのコラボ回ということで、なんと事前申し込み1800名、リアルタイム視聴約1000名という、

 

とんでもない人数の医師の先生方に聴いていただき、大変嬉しかったです。

 

 

また今回も、拍手ボタンとかハートボタンとか、凄いねボタンとか、押して下さった先生方、たいへん有難う御座います!

 

 

あれ、意外と嬉しいですね。笑

 

 

顔は見えないけど、喋ってて励みになります!!<m(__)m>

 

 

アンケートにも、非常に好意的なご意見を下さり、有難う御座います。

 

 

鍼灸、漢方というのは、麻酔やレントゲンやMRIのない時代、抗生剤やステロイドや免疫抑制剤のない時代に考え出された、人類の叡智です。

 

 

この、高度に医療技術が発達した現代でも、やはり治らない患者さんは確実におり、そういう患者さんに対して鍼灸漢方を患者さんに使おうと思うのであれば、

 

その効果を最大化したいと思うのが、普通の医療人の考え方だと思います。

 

 

その際に、東洋医学の基本的な考え方(人体観、疾病観)を学ぶことは必要不可欠でしょうし、「東洋医学的診察法」は必要不可欠になるでしょう。

 

 

何度もこのブログに書いていますが、東洋医学の人体観は生気論、西洋医学の人体観は機械論でしたね。

 

総合と総体 参照

 

 

来月についてはまた告知しようと思いますが、2.25(土)の18時半~、新シリーズ「東洋医学へのいざない 生理学編① 臓腑経絡学の世界(総論)」をやります!!

 

 

 

医師、医学生の皆様、お楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

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第26回 日本病院総合診療医医学会に登壇してきました。

2023.03.06

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2.18(土)~19(日)の二日間、宇都宮で行われた第26回、日本病院総合診療医学会にて登壇させて頂きました!

 

 

今回の大会テーマは「DIAGNOSTIC EXCELLENCE 総合診療、これからの診断学」ということで、大会長の志水太郎先生が、日経メディカルのインタビューに

 

「診断学の未来を創る、歴史的2日間にしたい」

 

とまで仰っている本大会の末席に加えて頂いたことを、大変嬉しく思います。

 

 

時間枠は19日の最後、シンポジウム「東洋医学、とても役立つもう一つの診断学」というテーマで、いつもお世話になっている長崎の寺澤佳洋先生を座長に、

 

清明院初代研修医、三井記念病院の増田卓也先生との三人でやりました。

 

 

いわゆる日本漢方の中心的な考え方である「方証相対」と、中医学の基本的な考え方である「弁証論治」を、西洋医学の診断学における「System 1」「System 2」「Pivot and Cluster Strategy:PCS」と対比させながら説明する、という試みでした。

 

 

巷では、脈も舌も腹も診ずに、また「東洋医学的な問診」もかけずに、西洋医学的な病名や症状のみから、安易に漢方を処方したり、西洋医学的な治療が行き詰まっているからと言って、

 

「まあ漢方でも・・」

 

とか、

 

「漢方ぐらいしか・・」

 

と、いわゆる「病名漢方」「症状漢方」「でもしか漢方」みたいな出され方が横行し、挙句の果てにはその考え方で濫用されたエキス製剤が枯渇するとか、有害事象が発生するという事態に陥り、

 

生薬資源の無駄遣いが囁かれる現代日本において、こういうシンポジウムがなされたことは、大変喜ばしいことだと思います。

 

 

当初は、同時刻に別の会場でやっている講義も非常に強力であることから、100人くらい入る教室で、5人とかしか来なかったらどうしようか・・・、とか言っていたんですが、

 

意外と、数十人もの先生方に熱心に聴きに来ていただき、質問も活発に出て、講演後は多くの先生方と名刺交換し、学会後にメールのやりとりで繋がることが出来て、

 

やはりリアル開催の学会は良いなと、再認識しました。

 

 

今回は他にも、増田卓也先生は一般発表(Best of Best Abstracts)でも「東洋医学の臨床推論―診断学を駆使した弁証論治を目指して―」というタイトルで発表なさり、

 

清明院二代目研修医、丸山晃央先生はポスター発表で「東洋医学的なアプローチが奏功した9歳女性の起立調節障害の一例」を私と連名で発表なさり、

 

(一社)北辰会の小児科医である、和歌山の児玉和彦先生は初日の最後に「小児・青年期の診断」というテーマで御講演なさいました。

 

 

皆さん爆裂してて、最高でした。

 

 

私もこの業界に入って23年になりますが、医師の学会に朝からフルで参加したのは初めてのことで、何から何まで、大変刺激的でした。

 

 

やはり、本当に患者さんのことを考えるなら、東洋医学と西洋医学は積極的に組むべきですね。

 

 

多くの臨床医の、学会での姿に触れることが出来たのは、私にとって大変貴重な経験になりました。

 

 

この学会に登壇するのは去年の夏以来2回目なんですが、今年は他にも、西洋医学の学会で登壇することがありそうです。

 

 

まあこうやって、少しづつでも理解者を増やし、患者さんのために、組める人と組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

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北里大学東洋医学総合研究所「第3回 はじめての東洋医学歴史講座」を視聴しました。

2023.03.04

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2.11(土)に行われた、北里大学東洋医学総合研究所主催の「第3回 はじめての東洋医学歴史講座」を視聴しました!

 

 

いやー、アーカイブ最高!!

 

 

この講座は、日本の東洋医学史研究の第一人者の先生方が、太古から現代までの東洋医学の歴史を、マニアックな知識も含めて、次々に分かり易く講義して下さる、

 

医学史に関してはズブの素人である我々にとって、非常にありがたい講座です。

 

 

東洋医学をやるのに、歴史認識が曖昧なのは、まあ良くないでしょう。

 

(・・・とは言っても、今でこそそう思いますが、20代の頃なんて、僕は大して興味なかったのですが。苦笑)

 

 

東洋医学の諸概念は、数千年の歴史の風雪に耐えてきたものが残っている訳なんで、まずは最新の見解や概念、位置づけなどをキチッと覚えることが大事ですが、

 

それらが元々はどうだったのか、とか、どういう変遷を経て今に至っているのか、という問題に思いを致すことは大事です。

 

 

それを認識すると、学や術に深みが出ると思います。

 

 

まあただ、まったくの歴史学者になりたい訳ではないので、あまりマニアックになって、いちいちカンカンになるのもどうかと思っていますが。苦笑

 

 

ですので、この講座のように、その分野の第一人者の先生方が、分かり易くダイジェストで教えて下さるのは非常に助かります。

 

 

天野先生の話は非常に分かり易く、スライドの見せ方が独特で、非常に参考になりました。

 

 

宮川先生の講義のテーマはなかなかディープで、誰しもが興味のある所だと思います。

 

 

長野先生は相変わらずの精緻さで、江戸期の医家をあのようにキャラ化してレーダーチャートで表現するのは面白い試みだと思いました。

 

 

ああやって、いかめしい医史学は、ゲーム感覚で楽しんで理解するのが良いと思いますね。笑

 

 

これは定期的にやって、本に纏めて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

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日本東洋医学会九州支部沖縄県部会を視聴しました。

2023.03.03

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2.5(日)に行われた、日本東洋医学会九州支部沖縄県部会をオンラインで視聴しました。

 

 

このように、気になる地方開催の勉強会をオンラインでキャッチアップできるのが、コロナがもたらした良い側面ですね。笑

 

 

大いに、最大活用したいところです。

 

 

今回は勝野達郎先生並木隆雄先生「千葉古方」の話が非常に纏まっていて分かり易かったです。

 

 

貴重な写真をたくさん使って講義して頂き、永久保存版的な内容になっておりましたね。

 

 

近代日本の医師の業界において、千葉大の先生方が日本全国に与えた影響は計り知れないでしょう。

 

 

奥田謙蔵先生以降の千葉大の系譜に対して、よく「千葉古方」という言い方がされますが、勝野先生が仰るように、創始者の先生方からしたら「え?何それ??」って感じでしょうね。

 

 

また、新倉亜希先生のアーユルヴェーダのお話しの非常に分かり易くて良かったです。

 

 

北辰会のいう「心と体と魂の救済」という理念、三位一体の生命観は、アーユルヴェーダにも説かれている考え方なんですよね。

 

 

日本も今後は、どんどん伝統医学をどんどん採り入れて欲しいと思いますし、そのための教育インフラもどんどん整備してほしいと思いますね。

 

 

 

 

 

 

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第40回 日本東方医学会に登壇してきました!

2022.12.24

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いやー、毎日毎日、忙しい。。。

 

 

これは大変、有難いことであります。<m(__)m>

 

 

もう東京は、コロナ対策とか行動制限にはとっくに皆さん辟易としており、第8波でも、高齢者や重症の基礎疾患持ちの方を除いて、コロナ前ほどではないけど、患者さんはそれなりに見えますし、

 

診療をやりつつ、1日に数本の論文やら講義資料やらを査読やら添削やらしてますし、自分自身の色々なところでの講義準備、学会発表準備もします。

 

 

また最近は、私自身の動向に関しては拙FBでの報告が多くなっております。

 

 

あっちの方が、動いた先の記事をシェアしてコメントつけるだけで済むんで、正直、気軽に書きやすいんだよね。。。笑

 

 

 

そんな感じで、ブログは滞っておりますが、ま、気が向いた時にはチョイチョイ書こうかな、と思っています。

 

 

 

言いたいことは山ほどある。笑

 

 

 

12.4(日)は、第40回、日本東方医学会学術大会に座長、シンポジストとして登壇させて頂きました。

 

 

この学会は1ホールのみでの開催で、参加者も100名程度で、学会としては小規模なんですが、参加者はベテランの医師の先生方が多く、なんと40年(前身の時代から含めると50年)の歴史を持つ学会です。

 

(意外なビッグネームの医師の先生も見えているのが面白いところの一つです。)

 

 

この学会は、1973年に、あの間中喜雄先生が、前身である「医師のための鍼灸セミナー」を立ち上げ、1983年には「日本東方医学会」として再出発し、以来30年以上、間中先生の右腕的な存在であった谷美智士先生が引っ張って来られた学会です。

 

 

谷先生が2015年に亡くなられてから、現在では順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生が会長を務めておられます。

 

 

今回はその長瀬先生が会頭を務められ、テーマは「心あたたかで人間的な東方医学」ということで、東方医学(東アジアを中心にした、全ユーラシアの伝統医学)における人間観と、西洋医学の人間観を対比させながら、貴重な会頭講演を頂きました。

 

 

また、順天堂東医研でお世話になっている谷川武教授の教育講演もあり、谷川先生の知識の幅広さを再認識しました。

 

 

私は午前中の一般発表の座長と、最後の「医鍼連携」をテーマにしたシンポジウムにスピーカーとして出席しました。

 

 

まずまず、言いたいことは言えたかな、と思います。

 

 

日本の鍼灸界は今、逆風と追い風の両方の中にあると思います。

 

(まあ、逆風>追い風、かな。苦笑)

 

 

2000年あたりからの政治的な規制緩和路線による、鍼灸師養成学校の増加によって、それまでは年間1000人ほどの輩出だった鍼灸師も、年間3500人を超えるほどまでになりました。

 

 

しかし、絶対数増加とは裏腹に、受け入れる職場も、医療人として満足な研修先もあまりないし、国民の鍼灸受療率は5%のままです。苦笑

 

 

結果的に、ろくに食えない鍼灸師、何の技術も持たない鍼灸師が激増し、それらが患者(客?)の取り合いを、目を三角にして行い、潰し合いをしているような状況があり、

 

冷静な国民や医師から見たら、ほとんどの評価は「なんか信用できない連中」でしかないんじゃないでしょうか。

 

 

僕の考えでは、そういう悲惨な現状を、嘆いていても何も始まらないので、むしろそういう現状の中だからこそ、やれること、やらなきゃいけないことが、山ほどあると考えています。

 

 

それを、やれる範囲で、一個ずつやる、出来る範囲でやる、臨床を軸にしながら、っていうのが、まあ、ライフワークですね。

 

 

少なくとも、鍼灸は現在、世界では間違いなく再評価されてきています。

 

 

来年の第41回の学術大会では、なんと不肖私が、会頭を務めさせて頂きます。

 

 

間中先生がこの会の前身を立ち上げて、ちょうど50周年の節目の回に相応しい内容にしたいと思っていますので、皆様ご協力の程、宜しくお願い致します。m(__)mm(__)m

 

 

 

 

 

 

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2022年 12月の診療日時

2022.12.01

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◆患者さん各位

 

 

 

24節気では小雪を過ぎましたが、そこまで寒くないですね。

 

 

先月は珍しい天体ショーもあったり、近頃の世の中の出来事も含め、なんか平穏でない感じがします。

 

 

コロナは再び増加傾向(第8波)だそうですが、みんな辟易ムード。。。

 

 

ワールドカップ見てたら、8万人の大観衆の中、誰もマスクしてないで大声出して応援してるのに、日本では人通りの少ない田舎でも、全員キッチリマスクをしている奇異さ。笑

 

 

海外の人から見たら、もはやギャグでしょう。。。

 

 

中国でもずいぶんと国民が荒れ始めましたね。

 

 

そりゃそうでしょう、コロナが一人出ただけで街全体が封鎖、1日に何回もPCR、そんな生活が三年も続いて、海外の情報だって日々入ってくるでしょうに、怒らない方がおかしいと思います。苦笑

 

 

日本もこのまま徐々に、政策的にもインフルエンザ扱いに移行しそうで、なかなかしないのがイライラしますが(苦笑)、感染症以外にも、ロシアウクライナの戦争も相変わらず継続しているし、

 

円安、物価上昇問題などなど、正直、今年は(というか2020年頭から)ろくなニュースが無く、まだまだ世の中、どうなるやら分かりません。。。(*´Д`)

 

(ワールドカップで日本がドイツに勝ったのは、久々に胸がすくようなニュースでしたが、その後コスタリカに負けて、また意気消沈しましたね。苦笑)

 

 

・・・まあー、一連の社会不安の完全終息は、まだまだ先でしょうね。

 

 

また、ここまで来ると、終息したとして、コロナ前の世界に戻るかというと、もう戻らないでしょう。

 

 

シンギュラリティ(技術的特異点)の日も近いと、よく語られますが、まあ、医療、教育、生活インフラ全てにおいて、これまでとは違う、DX化された社会を、世界中が志向していくんでしょう。

 

 

こういう時に、何をどう考え、捉え、どう動くか。

 

 

同調圧力のキツイ日本の中で、各人の選択のセンスが、大いに問われますね。

 

 

とはいえ、なんかパニクっちゃって、博打みたいなことに走るのではなく、結局は今は各人が工夫しながら自分の仕事に集中し、体調管理(予防)と、出来る範囲での備蓄をしておくこと、に尽きますな。

 

 

疫病予防、夏バテ予防、心身の安定化、の、一番ベーシックな方法としては、自覚的な体の不調に、早め早めに対処しておくことです。

 

 

それには鍼灸、間違いなく超お勧めです。

 

 

「数千年続く職人芸」は裏切りませんよ。笑

 

 

いずれにせよ、終息しない疫病も戦争もありませんので、しっかりと前向いていきましょう。

 

 

清明院は、いつも通り不動心で診療しております。

 

 

 

◆清明院、2022年12月の診療日時

 

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。

 

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

 (※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)

 

 

◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせて頂きます。

 

 

◆毎週水曜日は、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせて頂きます。

 

 

◆12.15(木)は、順天堂東医研参加のため、外来予約は17時半までとさせて頂きます。

 

 

◆年末年始の診療は12.30(金)までとし、年始は1.5(木)からのスタートとさせて頂きます。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上ます。

 

 

 

 

清明院 院長 竹下有

 

 

 

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