東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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東洋医学への正しい理解

2013.03.17

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この10年で、東洋医学に対する期待、関心は、高まっただろうか。

現場でこの10年以上やってきた者の印象としては、高まったように思う。

患者さんも、同業者も、昔は冷たかった。

鍼灸といえば、慰安的なマッサージの延長で、せいぜい肩こりか、さほど深刻でない腰痛、膝痛ぐらいにしか効かない、という認識が一般的で、

 

医学、医療であることを真面目な顔をして主張すると、嘲笑されるような向きがあった。

 

また、鍼灸と言ったら、

「飯が食えてるだけでスゴイ。」

みたいな、”食うのがやっと”の職業であるなんてことも、よく言われた。


それが今では、アレルギーや自己免疫疾患、癌や糖尿病、婦人科疾患など、現代の西洋医学が苦手とするような様々な疾患に対して、有効である可能性がある医学だ、

 

という認識が、少しづつではあるが、高まってきたように思う。

 

この1カ月の、清明院の新患さんの主訴を見ていても、そう思う。

 

肝機能障害、肝炎、躁鬱病、アトピー性皮膚炎、花粉症、不妊症、月経異常、癌などなど、単純な肩こりや疲労を訴えて見える人は、むしろ少ないぐらい。


東洋医学がこうやって注目され始めたことの背景には、もちろん否定する訳では無いが、明治以来、威信を保ってきた西洋医学への不信感や、

 

実際問題としての西洋医学の「頭打ち」感があることは否めないのではないだろうか。


親や肉親が、がんと診断され、化学療法や外科手術をやった結果、全くいい場面がなく、死んでいった。

難治性のアレルギー疾患で、薬で一生抑えるしかない、と冷たく言われた、など、西洋医学に対するマイナスの印象を患者さんや周りから聞くことはよくあります。

ただ、西洋医学がダメだから東洋医学に頼る、というマイナスからの流れではなく、西洋医学はこういうところが良くて、東洋医学はこういうところがいい、

 

という、双方の特長を正しく理解した患者さんが増える、という流れの方がいいと思います。

今後は、そういう流れが今よりも増えてくるでしょう。

サービスが向上する一番の近道は、消費者が賢くなることではないでしょうか。


医師に言われるがまま、されるがまま、という患者さんは、今後は減ってくるでしょう。

そこで、東洋医学がいかなるものか、正しく理解し、表現、体現できる先生しか生き残れないようになったらいいのではないかと思います。

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黄砂やらPM2.5やら・・・

2013.03.09

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すっかり暖かくなり、「春」って感じがしますね~♪

 


今年は花粉の飛散量が、前年の比じゃないぐらい多いらしく、しかも花粉に混じって黄砂やら、PM2.5という謎の物質やらが飛んでいるらしいです。


なんでも、今日は国から、外出を控えるように、という呼びかけもあったんだとか。

この国もいよいよ外出もままならない国になってきましたか。。。

清明院の患者さんでも、落ち着いていた花粉症が久々に出た!と仰る方が何人かいらっしゃいました。

・・・ま、黄砂だろうが、PM2.5だろうが、こっちはやるこた同じです。(笑)


飛んでる物質をコントロールすることはできないんだから、粘膜が空気中の物質に暴露されないように最大限ガードしてもらって、

あとは粘膜の過敏さを抑えるように、患者さんのカラダ側を持っていければOKです。


目や鼻やのどの粘膜がどうして過敏になるか。


これには色々な原因がありますので、対処法は人によって全然違ってきます。


腰から足を温めた方がいい人、

運動して汗をかいた方がいい人、

刺激物や脂っこい物を控えた方がいい人、

睡眠をとらなくてはならない人、

呼吸の仕方を考えた方がいい人などなど、

人によって違います。

ただ、テレビでよくやっている、手洗い、うがい、マスクという方法は、ベタだけれども、症状を抑えるという意味ではなかなかいいようです。

花粉症の多くは、症状そのものが、全身状態、アンバランス、臓腑の機能失調を悪化させ、よけいに症状を悪化させる要因になる場合もあるのです。

 

冷静に、確実に対処すれば、鍼灸、東洋医学の考え方で、かなり症状が楽になります。


来年に備えた、予防も出来ます。

ぜひ、花粉症の第一選択肢に鍼を。

間違っても、ネット通販で、花粉症にはコレ!みたいな漢方薬を乱用するのは、やめましょうね。

 

冷静に、確実に。

 

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ノド痛と鍼灸

2013.03.05

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この時期多い、カゼひきさん。

まあ、この時期のカゼって言っても、色々なパターンがあって、

「どんな人が」

「どんな状況で」

ひいたか、また、

「それがどういう経過をたどっていて」

「今現在どういう状況に置かれているか」

によって、治療方法も予後の推定も千差万別なんですが、かの有名な「花粉症」なんかも、東洋医学的には「カゼ」と判断して治療すると、

上手くいくことが多いということは、以前書きました。

カテゴリ 花粉症と東洋医学 参照


今日は、その絡みで、ちょうど昨日今日と、何人か診たので、「ノド痛」についてちょっと考えてみようと思います。

東洋医学では、痛みがあって、腫れる、ということは、その部分の気の流れが停滞している、あるいは足りてない、

ということを示す、と考えます。

・・・で、治療して、そこの部分の気の流れが通じれば、とりあえず痛みは取れるはずです。

ただ、喉を通る経絡というのは、実はほぼ全ての経絡であり、非常に複雑に入り組んでいるので、どの経絡の気の停滞かを、

一つ一つ明らかにするやり方は、ないではないけど、あまり効率が良くないので、僕はほとんどやりません。

そうなった原因をよく考えて、それを解決できるツボにバシッといくことが多いです。

ノドの部分の気の停滞だからって、ノドばっかり鍼をやったり、関係する経絡をやっても、なかなか治らない場合があります。

それはつまり、

「ノドの部分で気が停滞した理由(原因)」

が取れてないからです。

これには色々な原因がありますが、「腎の臓」「肺の臓」「胃の腑」の弱りや、「こもった熱」によるもの、あるいは東洋医学の言う「カゼ」

つまり「外邪(がいじゃ)」によるものや、「陰の不足」などに分けられます。

この中で、「こもった熱」「余分な水」が結びついて、「痰」の絡んでいるものは、比較的うるさく、しかもこの「痰」に加えて「陰の不足」も兼ねているものは、

しっかりと休息をとり、しかも飲食を節制してもらわないと取れてくれず、なかなかうるさいものです。

 

西洋医学でも、咽喉痛と言ったら、扁桃炎から喉頭癌まで、実に幅広くあります。


このように、ノドが痛いと言ったらここ、みたいに、病因病理を考えず、焦って治療しようとしても、まっすぐにはいかないものなのです。

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このブログに初めて訪れた方へ

2012.07.08

はじめまして。

東京都、新宿駅の近くで「清明院(せいめいいん)」という鍼灸院を営んでおります、竹下有(たけしたゆう)と申します。

このブログは、清明院を開業した2009年の10月から「ほぼ毎日」更新し続けているものです。

東洋医学、鍼灸医学のお話を中心に、日々感じる、様々なことを書いております。

現在、日本の国民の医療といえば「西洋医学」の独壇場です。

西洋医学が素晴らしい面はもちろんありますが、患者さんのことを考えた時、この現状は、偏っているように思えます。

一方、多くの日本国民の、東洋医学、鍼灸に対する認識はどうかというと、単なる慰安的行為の延長であったり、せいぜい雑多な健康法の一種として、認知されている程度ではないでしょうか。

そうではないのです。

私は、このことを、声を大にして世に訴えたいと、常々思っています。

東洋医学、鍼灸医学は、中国、韓国、日本を中心に、数千年もの間、病に苦しむ多くの人々に支持され続け、現在でも、現実の病に対して効果を上げ続けているものであります。

 

 

東アジアから、全世界に誇るべき、また守り、発展させるべき、れっきとした伝統医学、伝統医術であると、私は認識し、理解しています。

ですので、上記のような、現代の多くの日本国民の認識があるとすれば、それは間違っていると思います。

日本では、江戸時代の後期に蘭学が伝来する前までは、医療の主役は東洋医学、すなわち鍼灸と漢方薬でした。

蘭学が伝来する以前の医者には、なにも治せていなかったかというと、そんな筈はありません。

明治時代に入り、当時の政府の富国強兵政策のもと、日本は何でもかんでも、近代化という名の西洋化に舵を切りました。

この時に、国民の健康を守る、医師に関する法制度をも変えてしまい、なんと、

「西洋医学”のみ”を修めたものを医師とする。」

と定めてしまいました。

(明治7年(1874年)の政令通達)

これは、事実上の東洋医学廃止政策です。

これにより、それまで代々東洋医学をやっていた医師の家も、ほとんどが西洋医学に看板を掛け替え、以来、日本では西洋医学が主役となりました。

 

 

東洋医学は過去の遺物扱いとなってしまいました。

その、約150年前の日本国家が定めた基軸の延長線上にあるのが、現代日本の医療です。

明治初期の国内事情と、現代の国内事情はまったく違いますから、国民の生活状況も、かかる病気も、西洋医学に対する認識も、当時とはまったく違います。

アトピー性皮膚炎や、喘息、花粉症などのアレルギー疾患、また、三大成人病、あるいはうつ病に代表される精神疾患などなど、西洋医学の医療機関の治療で治らずに、さまよう病人は、むしろ増えている現状があります。

現代日本の医療は、今や明らかな制度疲労を起こしているようにみえます。

時代がどう変遷しようとも、いくら西洋医学が発展しようとも、「病気」「病人」に対する「東洋医学」そのものの価値は、本質的には全く失われません。

だから、基本からしっかりと東洋医学を学び、しっかりと経験を積んだ東洋医学の医者は、当然ながら、太古の昔からやってきたように、多くの病が治せるようになります。

中には、西洋医学が苦手とするような病気さえも、です。

そこにこそ、現代における、我々鍼灸師の、大きな存在意義があるのではないか、と思っております。

ブログ記事は、テーマごとにカテゴリーで分類してありますので、興味のあるものからお読みいただければ幸いです。

読者の方の、このブログとの出会いが、数千年の歴史を持つ、東洋医学の無限の可能性に気付かれるきっかけになることを、願ってやみません。

                              2012.7.8 大安吉日 清明院 院長 竹下有

 

 

 

 

※2020年1月、読者の方から有難いご指摘を頂き、一度更新をお休みし、本ブログの内容を点検し、見直すことといたしました。

 

再開までお時間を頂きますが、何卒宜しくお願い致します。

 

 

院長ブログに関してお知らせ 参照

 

 

 

 

春に崩れないために

2012.04.14

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昨日からあいにくの雨が続いておりますが、春は本来、さわやかな季節です。

 

二十四節気も、「清明」に入って、早1週間がたちました。

 

もう、さすがにダウンやコートの時期ではないようです。

(苦笑・・・こないだダウン着て出たら暑かった~)

 

この冬お世話になった強力なアウターたちを、一気にクリーニングに出してしまおうと思います。

 

東洋医学の聖典『黄帝内経(こうていだいけい)』にも、

「・・・春は”生じる”季節・・・」

とあります。

 

『素問 陰陽離合論(6)』など)

 

草木が芽吹き、新緑が生き生きとして、風が吹き、自然の勢いを感じる時期です。

 

 

しかし、せっかくの美しい春も、花粉症アレルギー体質の人にとっては、必ずしもいい時期ではないようです。

 


以前述べたように、アレルギー症状というのは、現代医学的には「人体の免疫機能のイタズラ」なんて言われますが、このいわゆる「免疫」の働きと、

 

東洋医学の言う「肝の臓」の働きは、だいぶクロスオーバーする部分があります。


春のカラダ 参照

 

 


たまに、患者さんによっては、

「小さい頃から春は具合が悪く、今でも春が近づくたびに憂鬱で・・・。」

なんていう声を聞くこともありますが、実は春の養生法としては、これが余計よくないのです。

 

痛い痛いと思っていると本当に痛くなる、なんてことがあるように、イヤだイヤだと、対象をマイナス感情ばっかりでとらえていると、

本当に気の停滞を起こして、実際に「肝の臓」の働きを余計低下させ、症状が重くなってしまう面があるのです。

 

結果的に余計に春が嫌いになる、症状も改善しない、という悪循環です。

 

これを断ち切るために、平素から(理想的には冬からの)の正しい鍼治療と、体調管理、発想の転換が重要なのです。

 


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「不妊症」について

2012.03.07

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最近、非常に多いです。

 

 

「不妊症」を訴えておみえになる患者さん・・・。

 

おそらく、今後も増え続けるでしょう。

近年では、「不妊専門鍼灸院」や、「小児、女性専門鍼灸院」なる治療院も、大変増えてきました。

 

そういう治療院の患者さんの多くは不妊症や、その他女性特有の疾患です。

 

私の知り合いにも、そのようにうたって開業しておられる先生が何人かおります。

 

不妊に悩む多くの女性を、高い専門性を持ってサポートする機関が増えることは、非常にいいことだと思います。

 

 

ところで、東洋医学では、昨今話題のこの「不妊症」というものを、どのように考えるんでしょうか。

 

ちなみに東洋医学的な病名は”孕(はら)まず”と書いて「不孕(ふよう)」と言います。

不妊症(不孕)の弁証のパターンなどの細かい専門的な話は、ネット上に掃いて捨てるほど氾濫していますので、ここでは詳しくは述べません。

(いずれ述べることがあるかもしれませんが、今は時間がない、あしからず・・・。<m(__)m>)

 

・・・一口に不妊症と言っても、東洋医学では色々な病態があります。

東洋医学というのは、鍼や漢方薬を使って、人体に流れる「気」を上手に動かし、精神面も含めた全身のバランス調整をし、

健康な体を手に入れよう、そして究極的には、病気にならない、あるいはなりにくい体になろう、というのが眼目です。

不妊症の治療といえども、東洋医学の場合は西洋医学のように、子宮や卵巣のホルモン等々の治療をするのではなく、結局は全身のアンバランスの調整、全身治療なのです。

ですから、清明院で不妊症の治療をしている患者さんが、治療をしていく過程で、肩こりが治ったとか、冷え症が治ったとか、

花粉症が治ったとか、そういう嬉しい「副産物」「副効果」が生まれてくれることがよくあります。

全身状態が向上するワケですネ。

 

全身調整をするからこその、「副作用」ではなく「副効果」、これも、西洋医学と東洋医学を比較した場合の、東洋医学の重要なアドバンテージだと思います。

 

まあ逆に言えば、そうなってくれないとなかなか難しいと思います。

また、不妊症の患者さんというのは、最初はどうしても妊娠したい、なんとしても妊娠したいという思いと、年齢からくる焦りや、周囲からのプレッシャーなどからか、

非常にキツイ、険しい顔つきだったり、なんだか投げやりな、あきらめ調子な、フテ腐れたようなお顔をされている患者さんが多いのですが、

体が楽になっていくとともに、気持ちに余裕が出るのか、徐々に柔和な顔つきに変わり、笑顔が増えてくることが多いように思います。

そうしていくうちに、自然と妊娠することが多いように思います。

 

まあ、その患者さんが置かれている状況によっては、非常に難しいケースもありますが、今後もこの病と、僕なりに真摯に向き合っていこうと思います。

 

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「春」と「木」と「風」と「肝」

2011.02.08

立春を過ぎれば、

「暑さ寒さも彼岸まで」

なんて言葉が、患者さんとの会話の中に混ざるようになってきて、ぼつぼつ春到来の予感でございます。

立春!!
三寒四温
ちょっとした養生法 参照

 

今日はえらく寒いし、夜には関東でも雪が降るなんて言ってるけど、昨日やおとといなんかは、意外と寒くなかったですよね。

 


また、昨日はけっこう風が吹いていましたが、その風の冷たさ、吹き方が真冬のそれとは随分違ってきたなあ、ということに、敏感な人は気付いたことでしょう。



春→夏→秋→冬→・・・
という季節の循環は、昔からある程度一定であります。

 


東洋哲学では、この「四季」の循環に応じて、人体にどういう影響が起こるかを、非常に理論的に考察しています。

 


なぜならこれは日本人、中国人が農耕民族であったからではないか、というのは、多くの学者さんが指摘するところです。

 


・・・という話を、このブログでも何度か書いています。

雨はなぜ降る?
「東洋医学」と「数学」
「清明」について    参照

 


・・・農耕民族にとって、その年の気候の変化をなるべく正確にうかがい知る、予測する、ということは、その年の収穫の多い少ないを決定づける事項であるため、

 

まさに死活問題であったワケです。

 


まーそれはともかく、1年のうちで「春」という時期は、五行で言うと「木(もく)」に分類され、自然界は樹木が青々と、伸び伸びと繁茂し、

 

また新芽が芽吹く時期でもあります。

 

 


人体も同じように、伸び伸びと繁茂するように気が伸び伸びと動いてくれればなにも問題は起こらないんですが、そうもいかない人にとっては「肝の臓」の働きが必要以上に高ぶりやすく、

 

肝の臓の不調を起こしたり、木の性質を持つ邪気である「風邪(ふうじゃ)」という邪気に侵されやすい時期となる、と考えます。(苦笑)

カテゴリ 「五行」
小麦アレルギー
「花粉症」について(その2) 参照

 


・・・ですのでもともと運動不足や仕事のストレスから「肝の臓」の働きが昂っていることが多い現代人は、この時期、

「肝の臓の働き高ぶり過ぎ病」

とか、

「風邪(ふうじゃ)に侵された病」

になってしまうことが多いのです。


(長くなっちゃいそうなんで今日はこの辺にしときます・・・。)

 

 


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立春!!節分!!

2011.02.05

いや~、ついこないだ、「大寒」の話をしたと思ったら、もう「立春」です。

 


早い早い・・・。

 


コワいコワい・・・。(苦笑)

「大寒」とお餅 参照

 


・・・立春過ぎると、徐々に何となく春めいてきます。

 


そこで、

 

さあこれから新緑の気持ちイイ季節だ!

 

と考えるか、

 

はあー、花粉症の辛い季節だー・・・、

 

と考えるか、ここですでに大きく分かれますね。

 


人生が。

 

 

人生そのものが。(苦笑)

 

ところでこの「立春」、その前日の2月3日が「節分」と言われ、これまた奇妙な風習がありますね。


1.豆まき

2.イワシの頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺し軒下に飾り魔よけ

3.恵方巻きを恵方を向いてまるかぶり



・・・まあ他にもあるようですが、とりあえずこれ、皆さん知ってましたでしょうか。

 

 

1.は僕自身が小さい頃に実家でやっていましたし、2.は往診の高齢の患者さんがやっていて、初めて知りましたし、3.は最近妙にコンビニが流行らせている感じがありますね・・・。(笑)

 


客観的に冷静にみると、奇妙極まりない風習ですよね・・・。(笑)

 


今日はこれについてサクッと調べた内容を、コンパクトに纏めてみました。

 


Wikipediaによれば、もともと、立春、立夏、立秋、立冬(四立)の前日はすべて「節分」と呼んでいたようですが、
現在では立春の前日のみを「節分」と呼ぶようになっているそうです。

 


これは、旧暦では春の始まりの立春は新年の始まりであり、他の節分と比べて特別だったから、ということらしいです。

 

・・・それぞれの意味づけについては、


1.の豆まきについては、もともと一年の始めに無病息災を祈念する風習は、奈良時代に中国から伝わったとも言われるそうで、また古来から日本では豆や米には霊力が宿るとされ、

 

これを鬼に投げつけることで鬼を祓い、福を呼び込み、終わった後は自分の年齢と同じか一つ多くの豆を食べることにより、無病息災となる、と言われているらしいです。

 

 

・・・ここで、

「いやいや、じゃあ80過ぎの人とかどーすんの・・・? 80個も豆食べたら、かえって胃腸に堪えそうなんですけど・・・。」

という疑問がわきますが、ここはなかなか都合がよくて、その場合は、「福茶(ふくちゃ)」といって、年の数の豆にお茶を注いで飲めばよい、
とのことです。(笑)

 


そして2.のイワシの頭と柊の枝については、柊の葉の棘と、イワシの頭の臭いで鬼がいやがって逃げ出すから、とのことです。(笑)

(・・・おいおい、オニ、やたら弱くないか?という気もしますが。)

 


さらにこの1.と2.はセットになっており、2.の風習で逃げ出した鬼に対して、追い打ちで豆をぶつける、という考え方もあるらしいです。

 


鬼としては、新年早々、棘を刺され、くさい臭いを嗅がされ、たまらず逃げたところに、豆をぶつけられる訳です。(笑)

 


・・・オニの気持ちを考えると、極めていたたまれない風習です。

 


そして3.の恵方巻きについては、発祥の地は大阪とも愛知とも言われ、節分の日の夜に、その年の恵方(えほう・・・おめでたい方角)を向いて、

 

太巻きをまるかぶりすると、いい年になる、という風習だそうです。

 


”巻きずし”は、福を巻き込み、切らずに”まるかぶり”するのは、縁を切らない、そして寿司の具は”七福神”にちなんで7種類、とのことです。

 


これの歴史については、関西の商人が広めたという説を知っていましたが、何やら他にも、諸説あるようですね。

 

(Wikiに詳しいです。)

 


・・・ところでこの、「恵方」ってどうやって決まるんでしょうか。

 


「恵方」とは、陰陽道のいう歳徳神(としとくじん)のいる、縁起のいい方向、という意味で、
これはその年の十干(じっかん)で決まるようです。

 


今年(2011年)は辛(しん:かのと)の年なので、恵方は丙(へい)の方角となります。

 

 

今年の恵方はテレビなどでは簡単に16方位で南南東、と言われていましたが、正確に言うと「丙(へい)」の方角、となり、正確には南南東、

 

というより32方位で南”微”東、つまり16方位で言う南南東より7.5°南寄りが、正確な恵方なんだそうです。

だから多くの人は、間違えて少し(7.5°)東を向いて”まるかぶり”してしまっている恐れがあります。

 


やるからには、気を付けたいものです。(苦笑)

・・・僕は意外とこういう細かい話もキライじゃないです。

 

 


十干、十二支についても、そのうちこのブログで解説してみたいものです。

 


まあこのように、日常のちょっとした風習から、思わぬ東洋的な学問にぶち当たることはよくあります。

 


北辰会の橋本浩一先生が研究されている内経気象学にも、こうやって

日常の風習~暦(こよみ)~その年の運気~気象学~人体との関わり、

という流れで入っていくのも、意外と面白いかもしれませんネ。

 

 

◆参考・引用サイト

 

ライフスタイルニュース 

Wikipedia「節分」 

Wikipedia「柊鰯」 

Wikipedia「恵方巻」 

Wikipedia「歳徳神」 

暮らしの歳時記 

ジャパノート 

 

 

 

 


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「胃」って何ですか?(その9)

2010.08.06

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これまでのお話・・・


「胃」って何ですか?

「胃」って何ですか?(その2)
「胃」って何ですか?(その3)
「胃」って何ですか?(その4)
「胃」って何ですか?(その5)
「胃」って何ですか?(その6)
「胃」って何ですか?(その7)
「胃」って何ですか?(その8)

 

☆胃が関わる範囲

 


さて今日はいよいよ、東洋医学的な「胃の腑」を病むと、実際にどういうことが体に起こるか、という問題です。

 


でも、これを細かく解説したら、難しくなるし、教科書みたいになっちゃうから、しません。概要を述べます。

 


・・・一般的には、西洋医学的な「胃の病気」と言うと、胃炎とか、胃潰瘍とか、胃癌とか、要は「胃〇〇」という病名が多いと思います。

 


これらは基本的に内臓の一部である胃(stomach)の形態的な異常、腹部の消化器症状が主な診断ポイントです。

 


しかし東洋医学では違います。

 

 

「全然」違います。(笑)

 

「胃の腑」が関わる範囲は「胃」そのものや腹部の症状だけではありません。

 


ちなみにこれは「胃の腑」以外の他の臓腑でも、全て同じことが言えます。

 


いつも言うように、東洋医学では、ある臓腑、ある部分、というのは、「あくまでも全体の中の一部にすぎない」という観点をどこまでも外さないため、

 

常に全体を意識しながら診察診断していきます。

 


そして、一見まったく関係ない部分(例えば手足や顔)の異常でも、常に五臓六腑と関連付けて考えるのです。


その「五臓六腑」それぞれと「一見関係ない離れた部分」とを結びつけるモノこそが「経絡(けいらく)」と呼ばれるものなのです。

「経絡(けいらく)」って何ですか? 参照

 

・・・まあ、あまり難しい言い方は嫌いなので、簡単に言いたいと思いますが、この「経絡」というものを介して、「胃の腑」が関わる体の各部分というのは、非常に広範囲にわたります。

 


まず顔面(特に目、鼻、口、歯)から始まり、のど(首の前面)、胸(乳房、心の臓も含む)、お腹、背中、陰部、股関節、膝、足首・・・と、ほぼ全身各所に関わります。

 


特徴は、全身なんだけど特に「前側」の異常に大きく関わる、ということです。

 


なので当然、上記の各部分の病には「胃の腑」の異常から起こるものが多々あり、「胃の腑」を調えることによって治っていくものがある、ということです。

 

だから例えば西洋医学的な目や鼻の病気、のどや乳房の病気の中には、「胃の腑」に着眼して治療することにより治すことが出来るものがある、

 

という発想になる訳です。

 


・・・これが、発想だけで終わったらつまんないけど、実際にそうなるから、スゴイ訳です。

 


分かっていただきたいのは、例えば花粉症で鼻がつまって目が痒い、なんて時に、足に1本、「胃の腑」を調整する鍼を打ったら、症状が劇的によくなって、その先生から、

「あんたは胃が悪い!」

なんて言われたとして、この場面て、患者さんとしては意味分からんと思うけど、そこにはこういう理論がちゃんとあるんだよ、ということです。

 

 


次回に続く

 

 



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小麦アレルギー

2010.03.12

昨日、珍しく親戚からメールが入りました。

何でも、身内が「小麦アレルギー」になった(判明した)とのこと。

・・・以前から、その親戚は何となくアレルギー体質っぽい印象はあり、注意するようにと伝えてあったんですが、

「はやっ!」

と思いました。


もちろん即座に、

「鍼するべき!」

とメールしましたが、今ホントに多いですね、アレルギー。


これはねー、花粉症についての時も書いたけども、内的、外的のありとあらゆる要因が複雑に絡んでいるんでしょう。


今回のケースで考えれば、どうやら小麦が外的要因、ということはおぼろげに分かりますが、内的要因について、となると現代医学的には不明な点が多いようです。

・・・そうなると根本治療(アレルギー反応自体を全く起こさないようにする)は不可能、というか不明、となり、治療は小麦と、小麦の入った食品を摂取しないことと、

もし湿疹等の症状が出てしまった場合は軟膏等で対症療法的に抑えよう、それしかない、となる訳です。

この、患者さんにとっては大変厳しい場面で、東洋医学がパワーを発揮します。

同じ小麦アレルギーでも、よくよく観察していくと、必ずその患者さん独特の「特徴」が出てきます。


まず、最近発症したということであれば、「春先」に初発、ということが分かります。

その時点で、こないだ花粉症の時に述べたように、「肝の臓」「胆の腑」「木気(風邪)の関与」の関与を疑います。

また、食餌性(しょくじせい)のアレルギーというのは、花粉などと違って、食べるものに対する反応ですから、

「肝」以外にも「脾の臓」や「胃の腑」の関与もありうるかもしれません。

そして、湿疹が出た、ということになれば、それがじゅくじゅくしたものか、カサカサしたものか、赤みはどうか、熱は持っていたか、出た場所はどこか、

などを詳しく聞いて、調べていくことにより、徐々に「体の内面」「どこがどう」おかしくなっているか、という問題が明らかになってきます。

コレを整えていくことによって、結果的に「小麦」という食品に「普通に」、「人並みに」対応できる状態に持っていければいい訳です。

「エエ!?小麦アレルギーって、肝臓や胃が悪いんですか!?」

と思った方が、もしいたらいけませんので、これは何度も何度も繰り返し、しつこくしつこく述べていますが、東洋医学の言う内臓学と、西洋医学の言う内臓学には違いがあり、

 

当然、東洋医学の言う「肝の臓」と、西洋医学の言う「肝臓=Liver」は違います。


五臓六腑ってなんですか? 参照

・・・まあ要するに、人間は物質代謝が基本な訳で、「動く」と「寝る」のバランスが重要であるのと同じように、「食べる」と「出す」のバランス、

つまり、「同化」と「異化」のバランスがキチッと取れていれば、大概の病気は治っていくんだと思います。

現代病と言われる「アレルギー疾患」、今後も注視していきたいと思います。

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