東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痰飲病機⑥

2022.07.13

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、肺の「水道を通調する」作用について書いていきます。

 

 

 

これは、肺が水液代謝を維持することを意味します。

 

 

 

「通」は疏通を、「調」は調節を、「水道」は、水液代謝の経路を意味します。

 

 

 

この水道を通調する機能は、肺の宣発と粛降によって実現します。

 

 

 

宣発によって、気が体表部へ送られると、津液は気に乗じていますので、同時に水液も体の表面に送られます。

 

 

 

そして、不要な水分は汗として排出され、必要な水分は皮膚を潤します。

 

 

 

粛降による気の流れは、水液を上から下に送ります。

 

 

 

主な仕事は、以前も書きましたが、粛降によって、代謝された津液である廃水を、膀胱に運び、排尿することで排出しています。

 

 

 

宣降作用が何かで、障害を受けることにより、上半身に水がたまったり、尿量が減少したりなどの現象が発生します。

 

 

 

普通に川の流れで考えたときに、上流が何かの原因で詰まってしまい、水流が滞ってしまった場合、その部分で氾濫が起きますね。

 

 

 

それと同じで、きちんと水を流すことができないと、全体の水の流れに影響を与えてしまいます。

 

 

 

その為、肺は「水の上源」や「行水を主る」と説かれたりしています。

 

 

 

このように肺は宣発粛降を繰り返すことにより、水道を通調することにより、体内の水の流れを支えています。

 

 

 

  

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

 

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