お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2014.06.18
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは渡辺です
だらだらしとしと雨が続いたかと思えば、打って変って夏のような暑さ。
身体がついていくのが大変ですね。
こんなときにうたたね、暴飲暴食、寝不足などちょっと無理したりすると、意外とながびいてしまうものです。
しっかり対策をして、急激な変化に体がびっくりしないように気を付けてあげたいですね。
では、今週も先週に引き続き、つわりについての話題を
(先週のブログはコチラ 東洋医学的に「つわりは気の持ちよう」なのか?その① )
東洋医学的に、「つわりは気の持ちよう」なのか?と聞かれたら、
「そうともいえるし、そうでないともいえる」と思います。
****************
中医学を例にとってみますと、つわりの弁証類型として「肝火」というものがあります。
症例発表「妊娠悪阻」~つわりと東洋医学~
(「症状による中医診断と治療」下巻)
これは、もともと肝陽が盛んな女性が妊娠し、
赤ちゃんを育てるために血を集中して使うために肝陰がよけいに不足。
肝陽がさらにのぼせあがったり、肝鬱化火し、肝火が胃を犯したためにつわりが起こるんやー!
という考えです。
そもそも肝陽が盛んだと?
イライラして怒りっぽくなる、目が充血する、わき腹や側頭部など張って痛く感じたり。
生理前にも、肝気が高ぶりますから、こういった症状をお持ちの方もいらっしゃいますね!
上記の弁証類型「肝火」の解説だと、肝火が高ぶるのはお母さんの体の中で赤ちゃんを養うために急激な変化があった=血の一点集中が起きて、体内のバランスを崩したから
という「裏に虚があるから」という視点が大切にされています。
しかしそこは個々に虚実のバランスが異なるわけですから
二人目不妊と正邪弁証
二人目不妊と正邪弁証2
しっかり考えないと効果が上がっていきません。いい配穴にたどりつかないと思います。
北辰会でたとえば「左太衝虚」「右太衝実」とか、左右差を見ていくことの意味が、こういう弁証と併せるとより意味を成していく、というか腑に落ちてくると思います。
妊婦さんの実側の太衝思いっきり寫したり、つわりで上に突き上げてるところに百会の実に置鍼したりとか
腕があればともかく、そうでないなら「冒険だな!」って思いますよね。
(学生時代にあったんです、そういうやりとり↓
A「肝中心で吐き気がある友達に百会置鍼したら吐いた!」
B「えっ・・・」
A「肝火でつわりの妊婦さん、太衝つかって治した!」
B「そそそそれ、虚側に補法?ていうかほかに安全なやりようなかったの」
怖い。。。。
(さすがに学生時代だけの話です)
と、話がそれましたが虚実の割合がどうあれ肝陽上亢or肝鬱→胃を犯す→つわりという病機ルートがあるわけで。
肝鬱といえば、助長する原因として「七情不和」が挙げられるのは、東洋医学ではおなじみですよね。
(つづく)
追記。
この、「肝火のつわり」の、肝陰不足の視点は養生するうえでとっても大事だと思います。
精血同源ですから、妊婦さんはよく休む!(横になるだけでも、立っているときよりも子宮に行く血流量は4割UPするとか。)
疲れたら、できる限り、できる限り休んでほしいです。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお
力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.26
袋の中の大地2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
成長の喜び2025.06.12
制限が紡ぐ美しさの円環2025.06.11
問診に関して㉝(発汗の問診⑥)2025.06.10
癇(かん)とは②2025.06.09
血の病⑬2025.06.08
CONSORT声明2025⑥2025.06.07
気象発病学説③2025.06.06
学生との接し方2025.06.05
梅雨と梅2025.06.04
問診に関して㉜(発汗の問診⑤)2025.06.03
癇(かん)とは①2025.06.02
血の病⑫2025.06.01
CONSORT声明2025⑤2025.05.31
気象発病学説②2025.05.30
不備を解消する2025.05.29
さくらんぼの種2025.05.28
問診に関して㉛(発汗の問診④)2025.05.27
身熱肢寒(しんねつしかん)とは②2025.05.26
誕生日2025.05.25
CONSORT声明2025④2025.05.24
気象発病学説2025.05.23
うれしいこと2025.05.22
さくらんぼと鳥2025.05.21
問診に関して㉚(発汗の問診③)2025.05.20
身熱肢寒(しんねつしかん)とは①2025.05.19
そろそろ梅雨入り2025.05.18
CONSORT声明2025③2025.05.17
雨2025.05.16
知って理解する2025.05.15
さくらんぼの実2025.05.14
問診に関して㉙(発汗の問診②)2025.05.13
絶汗(ぜっかん)とは2025.05.12
血の病⑪