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鍼灸医学史研究発表会に参加してきました!!

2019.01.15

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1.13の日曜日は、北里大学白金キャンパスで行われた、「第6回 鍼灸医学史研究発表会」に参加してきました!!

 

 

何回目からだったか忘れましたが、ここ数年は毎年参加させていただいております。(笑)

 

 

今回は13時から17時の間に豪華5題!

 

 

最初は日本内経医学会小林健二先生「電脳医学古典の世界」

 

 

小林先生は、鍼灸に関わる貴重な古典の多くをテキスト化し、しかもそれを簡単に検索、コピペ出来るようにしたり、

 

目次を付けて下さったりしている、もはや神のような先生です。

 

 

この先生の御努力によって、論文を書く人は非常に助かっているし、何かについて調べる時にも、デスクの周りを本だらけにすることなく、

 

サクサクと目的の個所を探すことが出来ます。

 

 

まさに「ひとり大学」です。

 

 

今回も凄い内容のお年玉を下さいました。<m(__)m>

 

 

二人目は佐橋桂郎先生「モグサ工場に突撃!」という、ライトなタイトルの御講演。

 

 

日本製の、品質のいいモグサを作る工場も、近年需要の低下等の理由によって閉鎖が相次ぎ、中国の企業に買収されるなんていう現象も起こっているようで、

 

日本独自の高品質のモグサが危うい、ということが分かりました。

 

 

お灸自体は世界に広まってきている筈なので、中国に市場を独占されることの無いように、販路拡大をしないといけませんね。

 

 

また、モグサの原料となるヨモギの収穫時期について、ちょっと興味深いことがあったので、調べてみたいと思います。

 

 

三題目は岡山の吉備国際大学孫基然先生による「考古学上の発見と気の思想の新認識」

 

 

今回、この講演が一番面白かったですね。

 

 

我々が医学の根底に置いている「気」という概念。

 

 

僕もこのブログ上で、以前、色々書きました。

 

カテゴリ 「」 参照

 

 

まあ、上記に色々書いた内容が恥ずかしくなるほど、孫先生は研究の幅も深さも圧倒的です。

 

(笑・・・まあ、俺のは俺ので、あれはあれで過去の記録としていいんだけどね☆)

 

 

僕はこの日、会場にいらっしゃった松田博公先生と、お酒の席でたまに「気」の哲学的な話になることがあるのですが、松田先生の話にも難しくてついていけないところがあるのに、その松田先生をして、

 

「孫先生の研究量はすごすぎる!!」

 

と言わしめていました。

 

 

この「気」というたった一語から、トンデモナイ壮大な世界に繋がっているんだということを改めて実感しました。

 

 

4題目は神戸の長野仁先生による「新出の『松岡意斎書』による『意仲玄奥』の再検討」

 

 

長野仁先生はもはや言わずと知れた、大浦慈観先生と並ぶ、日本の鍼灸医学史研究のトップランナーです。

 

 

『松岡意斎書』というのは、日本の幕末の考証学で有名な森立之(1807-1885)の曾祖父である森中虚(共行、嘉内 1670~1748)の弟子が書いた書だそうで、

 

「松岡意斎」というのはあの「御薗意斎」のことです。

 

(鍼博士になってから”御園”姓を名乗るようになったとか。)

 

 

『意仲玄奥(いちゅうげんおう)』というのは、森家の4代目である森中虚が書いた書で、森家の初代である森宗純の師匠である「御薗意斎」”意”と、

 

森家の二代目の「森仲和」”仲”を取って名付けられています。

 

森立之という人物   

御薗意斎という人物     参照

 

 

近年、長野先生たちによって、『鍼道秘訣集』以外ではなかなか知ることの出来なかった夢分流打鍼術の流れ、伝承の過程が、徐々に明らかになってきています。

 

 

まだまだ新事実が出てくるかもしれません。

 

 

大変な歴史ロマンですし、その研究から何か、現代の現場の医療に活用できる技術や考え方が隠れているかもしれませんね☆

 

 

最後は内経医学会会長の宮川浩也先生による「”第25回あはき師国家試験 問題93 心下付近に結ぶ経筋はどれか”を考える」

 

 

国家試験というのは、毎年数問は「物言い」のつく問題というのが出ます。

 

 

回答が複数あるんじゃないかとか、問題自体がおかしいんじゃないかとか。

 

 

宮川先生から見て、この問題はおかしい!と思ったようで、実に3年かかって、この問題のおかしさを指摘して下さいました。(笑)

 

 

僕個人的には、手三陰経の経筋は賁(心下:横隔膜)に連なるとぼんやりと認識していたので、大変いい勉強になりました。

 

 

やはり経絡の流注を掘り下げることは、そのまま配穴のヒントになりますので、我々鍼灸家にとっては極めて重要ですね。

 

(特に”膈”に絡む流注は。)

 

 

また、宮川先生の漢字研究の進め方が少し分かって、それが勉強になりました。

 

 

漢字は「形」と同時に「音」も大事ですね。

 

 

特に、僕らが扱うのは数千年前の中国の文献な訳ですから、そういうところに十二分に注意を払わないと、思わぬミスリードに繋がりますね。

 

 

・・・しかしまあ、チラッと話が出ていましたが、「歴史言語学」「音韻学」ってのも、これまた奥が深そうですね。。。(苦笑)

 

 

今回、飲み会にも参加させていただいて、孫先生に質問攻めさせていただけたのも良かったです。

 

(笑・・・向こうは迷惑だったかもしれませんが)

 

 

色々、研究材料を頂いたので、暫くは復習しようと思います。<m(__)m>

 

 

新年早々、自分の勉強不足を痛感し、有難い経験をいただきました。

 

 

 

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