東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2021年度 日本東洋医学会九州支部学術総会を視聴しました!

2021.11.26

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先日、11.14(日)に行われた、日本東洋医学会九州支部を視聴しました。

 

(自宅に居ながらにして京都に行ったり、九州に行ったり、オンライン学会良いね!!)

 

 

 

今回の九州支部は、講師の先生方が素晴らしく豪華でした。

 

 

午前中の一般発表の後は、ランチョンセミナー「疫病の歴史の研究を現代の臨床(例えばCOVID-19 の治療)につなげる試み」として、

 

三重の安井医院院長である安井廣迪先生が登壇なさいました。

 

 

安井先生は、日本の東洋医学の業界の人で、知らない人はいない先生です。

 

 

私が今、東洋医学研究会で講師を務めさせて頂いている順天堂大学出身の先生であられ、名著『医学生のための漢方医学』の著者でもあります。

 

 

数十年にわたって、医学生の教育はじめ、業界の中心人物、牽引役であられる先生です。

 

 

今回の講義では、コロナ禍の初期に、山中教授の発言で話題になった「ファクターX」に関して、日中の歴史を踏まえたご見解を御講義下さいました。

 

 

歴史の流れや文献のまとめ方が非常に重厚であり、大変参考になりました。

 



続いて、特別講演1「日本東洋医学会主導新型コロナウイルス感染症に対する臨床試験の現状報告」として、千葉大学医学部附属病院 和漢診療科の科長である並木隆雄先生がご講演下さいました。

 

 

千葉大の和漢診療科といえば、日本漢方の総本山的な病院と言っていいでしょう。

 

 

以前私も、見学でお世話になりました。

 

(もうあれから4年半も経つとは。。。苦笑)

 

 

並木先生の講義では、コロナ禍の経緯と現状を、数字で冷静に見つめておられるのが印象的でした。

 

 


さらに、特別講演2「COVID-19 に対する漢方治療 疫学研究から」として、広島大学病院総合診療内科、漢方診療センター長である小川恵子先生による御講義。

 

 

一般にはあまり知られていないと思いますが、新型コロナに対して、積極的に漢方を使っていこうという動きは、日本にもコロナ禍の当初からありまして、

 

コロナに対する漢方医学の考え方を文章にして、いち早くインターネット上に発表なさったのが小川先生でした。

 

 

我々臨床家としては、このように実際に現場でやっておられる先生の経験談や御見解というのは、なによりも参考になります。

 

 


そして特別講演3「COVID-19 中等・重症患者への漢方診療 —変異株に翻弄されて—」として、熊本赤十字病院、総合内科部長である加島雅之先生の御講義。

 

 

加島先生も、もはや日本で東洋医学をやっている先生で、知らない人はいないでしょう。

 

 

先生もコロナ禍になってから、一早く東洋医学的な考え方や治療法、治療の実際に関して言及され、私も何度か個人的にもやり取りさせて頂いて、非常に参考にさせて頂きました。

 

 

今夏に話題になった変異株に対する対応、考え方も、非常に参考になりました。

 

 

様々なウイルス感染症を東洋医学的に考える上で、もちろん従来から言われているような『傷寒論』や『温病学』の考え方が重要なのは言うまでもないですが、

 

加島先生が仰る「感冒」という考え方も非常に重要です。

 

 

この「感冒」については、数年前に藤本新風先生が有料メルマガ『あはきワールド』に書いたことが記憶に新しいです。

 

 

 

あれこれ複雑に考えすぎるよりも、実は基本として非常に重要な考え方ではないかと思います。

 

 


そして最後はシンポジウム「新型コロナ後遺症(ポストコロナ、Long-COVID)と無症候性感染の発症予防」というタイトルで、内容は今話題の「コロナ後遺症」に関して盛んにやり取りがなされ、各先生方の対処法が紹介されていました。

 

 

コロナ後遺症に関しては、清明院でもすでに10例以上診て、3例ほど外部で発表しましたが、まあ、色々なケースはあれども、東洋医学、鍼灸で出来ることは非常に多い、という印象を持っています。

 

 

東洋医学会でも、北里大学でも、大規模な調査が行われているようですので、そのうち何かまとまった見解が出て来るでしょう。

 

 

・・・とまあこのように、会頭の梁哲成先生の御尽力だそうですが、地方会としては非常に豪華な講師陣での、大満足の1日でした。

 

 

細かい感想までは、とても書ききれませんね。苦笑

 

 

しかも、本番の前日の土曜日に、医学部の学生さんを対象にした症例検討会である九鼎会(くていかい)が行われていたそうで、その動画まで配信して下さり、

 

その動画で、鍼灸師であり、医師でもある田口先生という方が沖縄におられることを初めて知りました。

 

 

長崎の寺澤先生といい、増えているんでしょうかね、医はき師。。。

 

(講義内では日本に50人もいないのではないか、と仰っていましたが。苦笑)

 

 

素晴らしいことだと思います。

 

 

東京を見ていますと、すでにコロナは終わったかのような雰囲気を感じますが、隣の韓国の状況なんかを見れば、全然終わっていません。苦笑

 

 

ワクチンを全国民の過半数が二回接種したとはいえ、またいつ、右肩上がりに感染者、重症者が増えて来るか、全く予測不能でしょう。

 

 

 

まあいずれにせよ、冷静にやれることをやるしかない、って話ですね。

 

 

 

 

 

 

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