東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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シップ貼っていいですか?

2018.06.23

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患者さんから問われる。

 

「シップ貼っといてもいいですか?」

 

と。

 

 

僕は大体いつも、

 

「カブレないなら、貼っといてもいいよ。」

 

と答えるようにしています。

 

 

鍼灸学校時代、

 

「シップには、”貼ってあるところを患者が意識する”というくらいの効果はある。」

 

と仰った先生がいました。

 

(因みに、患部を意識することが良い場合と、悪い場合がありますね。)

 

 

また、柔整学校時代、有名な整形外科の院長先生が、

 

「ウチみたいな町医者は、シップとかぜ薬で何とかもっている。」

 

と仰ったこともありました。

 

 

患者さんにとっては、お守り的な存在ですらある、「シップ」「トクホン」

 

永田徳本という人物  参照

 

 

上記を色々忖度して、現在では冒頭のような回答に至っています。

 

 

因みに”大体は”です。

 

 

イレギュラーパターンを言い出したらキリがないので。。。

 

 

 

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鍼灸フェスタ大阪!!

2017.08.03

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今週日曜、大阪にある森之宮医療学園専門学校にて、「鍼灸フェスタ2017」が開催されます!!

 

「鍼灸フェスタ2017」公式サイト 参照

 

(個人的には”フェスタ”じゃなくて”FES”と銘打って欲しかったなー。。。(~_~;))

 

 

森之宮医療学園の学生さんはもちろん、お近くの人、関西圏の人は必ず行きましょう!!

 

 

関西以外の人も、時間があるなら必ず行きましょう!!

 

 

こういう素晴らしい企画を実現させた、森之宮医療学園の先生方、大変お疲れ様です。

 

 

そして、ありがとうございます。<m(__)m>

 

(東京もやんねーかなー・・・。(*‘∀‘) どうすかねー、東鍼校、衛生学園、呉竹学園あたりー。。。)

 

 

今や音楽の世界でも何でも、「FES」ですよ「FES」!!

 

(個人的は「BATTLE」の方がさらにいいと思っていますがネ。。。)

 

 

取っ掛かりとしては、ヤル気のある、実績もある、ポジティブな先生方の仕事を羅列的に見て、その上で、自分が一番シンパシーを感じるものを深めていく。

 

 

それでいいじゃないですか。

 

 

鍼灸という治療方法は非常にアート的な側面があって、

 

「こうでなければならない」

 

なんてものは、ほぼないに等しい世界です。

 

 

衛生面や技術面、理論面も、基本的なことさえ外さなければ、あとは自分なりの

 

「気の動かし方」

 

については、表現し放題な感じがあります。

 

 

要はその患者さんにとって正しく気が動いて、

 

「治る力」

 

が最大化すりゃあいい、これだけの話なんです。

 

 

だからこれだけ様々な流派が国内で乱立するわけです。

 

 

江戸時代からそうです。

 

 

今後もそうでしょう。

 

 

だから、まだ学生の段階で、変に情報を制限したり、情報操作や印象操作をして、自分のフォロアーとして洗脳して抱き込んだりするのは間違っていて、

 

あらゆる方法論をフラットに、全てオープンに見せて、その上で学生各人に忖度してもらえればいいのです。

 

 

因みに、各流派の長たる、パイオニアの先生方は、

 

「こうでなければならない」

 

と、みんなそう思っているかもしれないし、それは非常に尊いことではありますが、現実には、全く異なる様々な方法で、みんなそこそこ治しています。

 

(だからどの流派の先生でも、ある程度鍼灸治療でご飯が食べれているわけね。因みにハナから疾病の治療を目的としない”慰安的鍼灸”はこの場合論外です。)

 

 

年齢や性別や主訴など、条件の酷似したような、同じような症例を数十例、数百例並べて、ヨーイドンで治療開始すれば、各流派の優劣や特性は出せるかもしれませんが、

 

患者さん役の人も治療者側も、その時間はなかなか割けませんし、治療者側は、負けた場合にリスキーすぎます。(笑)

 

(因みに昔、蓮風先生が業界誌上でこれを呼び掛けたことがありますが、誰も乗ってきませんでした。。。(苦笑))

 

 

ですので、流派間の関係性というのは、突き詰めていけば、最終的には

 

「信念対立」

 

になり、それのエレガントな解決方法としての

 

「相互不干渉」「相互不承認」

 

になるだけなのです。

 

(・・・よく言う、”仲良くするために仲良くしない”ってやつです。)

 

 

そこで「FES」は、ネーミングからして現代的で、いいと思います。

 

 

それも主に学生対象の。

 

 

今回、(一社)北辰会からは、「鍼灸 大仙堂」院長、山本克仁先生が出ます。

 

 

山本先生は、僕と同年代だけど、スゲエ先生です。

 

 

参加した人は、スゲエものが見れると思いますよ☆(゚∀゚)

 

 

お見逃しなく!!!

 

「鍼灸フェスタ2017」北辰会のページ 参照

 

 

 

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東洋医学は宗教か。 15

2016.09.08

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↑↑三島由紀夫が書いた書「清明」。奈良の超絶パワースポット、大神神社にあります。

 

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これまでのお話

 

東洋医学は宗教か。

東洋医学は宗教か。 2 

東洋医学は宗教か。 3

東洋医学は宗教か。 4  

東洋医学は宗教か。 5

東洋医学は宗教か。 6 

東洋医学は宗教か。 7 

東洋医学は宗教か。 8

東洋医学は宗教か。 9

東洋医学は宗教か。 10 

東洋医学は宗教か。 11

東洋医学は宗教か。 12

東洋医学は宗教か。 13

東洋医学は宗教か。 14       参照

 

 

さて、どんどんいきましょう。

 

 

◆宗教や哲学、思想が対立するという現実

 

 

ここまで、哲学や宗教や、僕自身の実体験の話をしながら、

 

「東洋医学は宗教か。」

 

という、ややこしい問題について、あれやこれやとダラダラ書いております。(苦笑)

 

 

僕のこのブログは、毎日の診療の合間に清明院の院長デスクに座りながら、特別何か本を調べたりしながら書いているわけでもなく、

 

ほぼ思い付きで、僕が喋ってるのをそのまま文章にしていく感じで、1記事15~30分くらいでサクサク書いているので、

 

時には話があっち行ったりこっち行ったり、ややこしかったり、読みにくかったりするかもしれませんが、そこはまあ、

 

これは別に書籍でも論文でもないので、ご了承ください。

 

(そういう感じで書かないと、7年も毎日なんて、書けましぇん。(*‘∀‘))

 

(因みに論文とかを書く時は、僕はけっこうキチーッと調べ、色んな人の意見を聞き入れながら書きます☆)

 

 

インターネットというのは、超高性能拡声器であると同時に、僕のようなド庶民の大変優れた「ガス抜き」なんですよ。

 

 

 

 

・・・まあともかく、こないだ、「排他」は良くないね、というお話をしました。

 

 

しかしこれに対して、

 

「いや、排他は別におかしくない!むしろ思想というのは、最終的にそうなるものである!!」

 

という激しい意見もあります。(笑)

 

 

まあ考えてみると、「排他」は良くない、なんてのはいかにも理想論的で、現実を見てみろよ、という話なのかもしれません。

 

 

戦争、民主主義、裁判など、あらゆる社会の現実や社会のシステムは、全て対立や、パワーバランスの不均衡が根底にあります。

 

(必ず敗者、つまりある意味”排他された側”が存在する訳ね。)

 

 

確かに、そういう現実を無視してはいけない。

 

 

鍼灸医学というものは、術者側も患者側も、現実社会を生きる人たちのためにあるもの。

 

 

ある思想や哲学や宗教を共有するコミュニティ(共同体)が味方を増やして、大きくなっていくときに、そのコミュニティの中心人物は、

 

「あっちの考えより、こっちの考えの方がいいぜ!」

 

という主張をしなかったら、最初からこっちのことをよく調べてくれて、しかも、よく分かってくれる人(つまりファン)しか寄ってきません。

 

 

人がすでにいいと思っているモノよりも、さらにいい、ということを上手にアピールしなければ、衆目を集めることは不可能でしょう。

 

 

また、

 

「あれもいいけど、これもいいよ。」

 

では、説得力がイマイチないし、訴えとしてパンチが弱いし、それでは、そのコミュニティの繁栄が、かなり限定されたものになってしまいます。

 

 

こういった理由から、自分自身の考えの正当性を説明する時に、どうしても他者批判を伴う場合が出てきます。

 

 

またそうした方が、より分かりやすく、相手に訴えることが出来やすいでしょう。

 

 

ただここに、分不相応な大言壮語が伴うことも多々あります。

 

 

いわゆる”ハッタリヤロー”です。

 

(笑・・・でもこれも、時には大事だったりします)

 

 

そもそも、宗教であれ哲学であれ、何かに対する「自分自身の考え」というのも、親や強烈な指導者から叩き込まれた盲信的絶対的情報でもない限りは、

 

人生の中で「自分で」色々な実体験を伴いつつ、色々な情報の忖度の繰り返しと、「他者批判」から生まれてくるものなんですよね。

 

 

そう言う意味では、自分自身の確固たる考え方や、それを共有できるコミュニティが構築されてくるまでの過程で、

 

自分と他との「対立」というのは避けられない。

 

 

その闘争を経て、結果的に自分の考えと、自分のコミュニティが繁栄して、成熟して、安定したものになれば、「排他」は生まれにくくなっていくんじゃないかな、

 

とも思います。

 

 

繁栄や安定によって、気持ちが満たされ、

 

「あいつらももう別に俺のこと邪魔してこねえし、俺は俺で仲間たくさんいるし、まあいいか。」

 

と思えるようになってくるからでしょう。

 

 

一見余裕をかましたような、その状態というのは、結局は「闘争」の結果、勝ち取ったものなんですよね。

 

 

 

 

・・まあー、こうやって考えると、人間には何らかの形での「ガス抜き」というのは、非常に重要なんだなー、と思いますねえー。

 

 

そういう意味では「インターネット」って、いい道具だよねえーー(*‘∀‘)

 

 

2ちゃんねるやSNSが、イジメや犯罪を助長していると言う人がいるが、それらがイジメや犯罪を抑制してる方の効果との比較はしたのか??

 

 

イジメられっ子がSNSで同じような境遇の友達と知り合って人生が明るい方向に変わることだってあるだろうし、ストレスでブチ切れんばかりの犯罪者予備軍が、

 

ネットに好きなことを書き込んで、誰かの同意や承認を得ることで、ストレスの溜飲が下がることだってあり得るでしょうに。

 

 

また、コンプレックスの塊のような人物が、ネット上の文章なり写真なりで自分を飾ってカッコよく見せて、賞賛を得ることで、満たされることもあるでしょう。

 

 

・・・うーん、話が逸れた。(苦笑)

 

 

 

続く

 

 

 

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東洋医学は宗教か。 14

2016.09.05

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これまでのお話

 

東洋医学は宗教か。

東洋医学は宗教か。 2 

東洋医学は宗教か。 3

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東洋医学は宗教か。 5

東洋医学は宗教か。 6 

東洋医学は宗教か。 7 

東洋医学は宗教か。 8

東洋医学は宗教か。 9

東洋医学は宗教か。 10 

東洋医学は宗教か。 11

東洋医学は宗教か。 12

東洋医学は宗教か。 13     参照

 

 

さて、どんどんいきましょう。

 

 

◆「宗教」と「哲学」ってどう違う??

 

 

ここまで、少し話が逸れながらも、「宗教」について、「哲学」について、東西両医学の認識論、根本哲学の違いについてと、

 

カタイ話をしてきました。(笑)

 

 

・・・で、今日もカタイ話をします。(*‘∀‘)

 

(出来るだけ、カタイ話を柔らかく、難しい話を簡単に、いきます☆)

 

 

「宗教」「哲学」の違いは何か。

 

 

これについても、様々なご意見があります。

 

 

「そもそも比較するべきものじゃない!」

 

とぶった切る人が居たり、

 

「哲学は考えるモノ、宗教は信じるモノ。」

 

と分ける人が居たり、

 

「両方とも最終的には同じものである。」

 

と、くくってしまう人が居たり、

 

「宗教の目的は救済、哲学の目的は真理の探究」

 

と、それぞれの目的によって分けてみたり、

 

「宗教は金儲けの道具、哲学はヒマ人の暇つぶし。」

 

と、シニカルに捉えたりと(笑)、実に捉え方が様々で、キリがありません。

 

(苦笑・・・まあそもそも、宗教は教えで、哲学は学問ですしね。比較しようがないかもしれません。)

 

 

僕としては、宗教も哲学も、自然や人間について考えるモノ、という意味では同じだと思うけど、宗教の方は信じる要素が強く、哲学の方は考える要素が強い、

 

と思って、色分けして認識しています。

 

(考え方によっては、グレーゾーン的部分が存在することを認めています。)

 

 

で、最終的には、自分から見て、直観的、理論的に、よりエレガントだと思う宗教を信仰してみたりだとか、自分がよりエレガントだと思う哲学を選択して、

 

それを基準に、色々と思索しながら生きれば、生きやすいのでは?というワケです。

 

 

自分の価値観に沿い、納得度を満たすものを、その時その時で臨機応変に選択すれば、苦しくない。

 

 

宗教も哲学も、要は人間を生きやすくするための知恵だと思うワケですよ。

 

 

医学医療だってそうだよね。

 

 

かなり結論めいてきました。

 

 

ただ、こういうのを勉強すること自体が苦痛な人にとっては、本末転倒になりうるわけです。(笑)

 

 

だから勉強なんかせずに、日々何もせずにダラダラと飯食って寝て、一生を終わる。

 

 

でもそれも、その人の哲学っちゃ哲学。

 

 

・・・昔、私が小学生くらいの頃、ホームレスを見たら笑うな!見下すな!!あれがあの人たちの哲学なんだ!と言った人がいて、妙に印象に残っています。

 

(なんか、書いてたら思い出した)

 

 

ともかく、ここで注意すべきは、学んでいく過程で、ある宗教を絶対化、絶対視して排他的になってみたり、同じようにある哲学を絶対化、絶対視して排他的になってみたり、

 

ある宗教家や哲学者の言を自分なりに検証せずに盲信して、思考停止になってしまったりすることだろうと思います。

 

 

ここいらへんが、戦争や差別、争いや不幸の原因の一つじゃないかな、と思いますね。

 

(もともと、人を幸せに、生きやすくするはずが、本末転倒だわね。)

 

 

ま、要は人様に迷惑をかけるワケです。

 

 

なので、あくまでも、どんな宗教をとるのか、どんな哲学をとるのか、それは自分自身が求めて、それに基づいて色々な情報と経験を得て、

 

それを自分なりに忖度して、「相対的に他よりも」いいと思って、それを自分が選んでいるに過ぎない、というのを忘れないことでしょうね。

 

 

言えば、人間智は限界を有する、ということをあらかじめ認めること。

 

 

まあ、戦争や差別は極端なケースであっても、あらゆる秩序、社会制度や法律も、根底はこういうもの(ある思想哲学、宗教的価値観)のパワーバランスで成り立っています。

 

 

だからある意味、争いも絶えない訳ですね。

 

 

為政者側や、統治する側から見て、何がよりエレガントか、っていう、比較優位の話で、色々決まっていくわけです。

 

 

医療制度しかり。

 

 

 

続く

 

 

 

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