東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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日本東方医学会、医鍼薬地域連携研究会(DAPA)について

2023.05.31

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5.8(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスを視聴してきました!!

 

 

私事ですが、今年度から、前代表である赤羽峰明先生から引き継ぎ、DAPAの代表の任を仰せつかりました。

 

 

・・・とは言っても、これまでは赤羽代表に仕事が集中し過ぎてていたので、今後はみんなで手分けして、より良いものを作っていこう、という流れからの代表交代です。

 

 

ですので、私としても、何か無理や無茶をする気は今のところないです。笑

 

 

このDAPAの歴史は、日本東方医学会の前会長であられた谷美智士先生が2015年に亡くなられてから、初代会長の間中喜雄先生や、谷先生が自身の病院内でやっておられたように、

 

医師と鍼灸師と薬剤師のシームレスな連携を、院内だけではなく地域レベルにまで広げたら、きっと多くの患者さんのためになる筈、という考え方の元、2017年の10月に発足した勉強会です。

 

DAPAの初期の歴史 参照

 

 

 

この考え方に、僕は大筋で賛成です。

 

 

しかしながら、現状、医師と鍼灸師の連携の在り方というのは、色々なバリエーションがあるように思えます。

 

 

中には、とても健全な連携とは言えないようなケースも。。。苦笑

 

 

僕としては、生意気申しますが、2009年の開業以来、清明院でスタッフ達と苦労しながらやってきたような連携の在り方が、一番良いのではないかと思っています。

 

(あくまでも東洋医学としての鍼灸と、西洋医学としての医師が、患者のために互いに協力し合う、という在り方。)

 

 

間中先生も谷先生も、そういう考え方でもって、院内での連携をやっていたのではないか、と愚考しています。

 

 

そこを、今後も微力ながら上手に、アピールしていこうと思っています。

 

 

 

 

次回は6.12(月)の20:00~やります!!

 

 

 

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生薬観察登山に行ってきました!

2023.05.30

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このところ、猛烈に忙しく、ブログ更新をサボっています。笑

 

(まあ、FBの方はチョイチョイ更新していますけど。)

 

 

5月も実に色々と活動しましたので、ここに書き残してておきます。(^^)

 

 

今年のGW、5.4(木)は、お声がけ頂き、医師、医学生とともに、生薬観察登山をして参りました!

 

(前日も、なかなかディープな話を聴くことが出来ました。)

 

 

最高の天気に恵まれ、医師、医学生含む10人ほどのチームで登山してきました。

 

 

いつも思うんですが、ああいう、山道に何気なく生えている植物に対して、

 

「これは〇〇と言って〇〇湯の構成生薬」

 

「これは生薬ではないけど、〇〇という逸話がある」

 

とか、そういうのが出来る先生というのは、ホント凄いですね。

 

 

・・・まあ『ホジュン』に出てくるように、昔の漢方医は休診時間や休診日にはいつも山に入って、患者さんに使う生薬を常に採集していたわけですから、東洋医学をやる医療人にはとても大事なことだと思います。

 

(しかし、これまでに5回以上は行っていると思いますが、何回聞いても覚えられない。。。爆)

 

 

医学生さん達が一生懸命植物の写真を撮って、メモを取っていたのが印象的で、未来の漢方界に希望が持てる感じがしましたね。

 

 

今回はそんなんで、なかなか充実したGWでした。☆

 

(膝が痛くなったけどネ。。。イカンイカン、運動不足だ。)

 

 

 

 

 

 

 

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第12回 日本中医薬学会学術総会を視聴しました!

2022.10.18

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10.8(土)~10.9(日)の2日間にわたって行われた第12回、日本中医薬学会学術総会を視聴しました!

 

(OD配信があるので11.9(水)まで申し込み可能だそうです。)

 

 

今回印象的だったのは会頭の清水雅行先生による会頭講演「中西医結合治療でがん・難病に挑む」

 

 

講義の冒頭から、もともと心臓外科医だった清水先生が、40歳を過ぎて東洋医学を志したきっかけとなった、ハンパじゃないプライベートのエピソードから始まり、

 

ガンを中心に、とんでもない難病の症例をのっけから最後までずーっと提示して下さり、その圧倒的な臨床効果、臨床量に驚きました。

 

 

清水先生は、数年前に一度学会の後の懇親会で少しだけお話しさせて頂いたことがありますが、多くを語らない、寡黙で謙虚な先生、という印象でしたので、そこも意外でした。

 

 

・・・しかし、病院ならではの、重症オンパレードでした。

 

 

西洋医学的に難しい疾患に、次々に漢方と鍼灸で介入出来て、西洋医学で出来ないことをしたり、西洋医学の治療を補ったり。

 

 

また、清水先生ほどのレベルでも、せっかく経過が良かったのに、他の病院の医師に

 

「東洋医学的な治療は一切止めて下さい。」

 

と言われて手を引いた結果、すぐに亡くなってしまった患者さんのエピソードなど、なかなか考えさせられるものがありました。

 

 

日本でも、東洋医学への理解がもっともっと広まり、深まることを願ってやみませんね。。。

 

 

また、大分大学の医学部の学生さんの発表もあり、大学の講義の中に東洋医学(中医学)の講義があり、それを、指導教員の監修の元で、上級生が下級生に行うという試みもなされているようで、これまた印象的でしたし、順天堂でも出来そうかな、と少し思いました。笑

 

 

さらに今回は、この業界では知らない人はいない業界誌『中医臨床』の出版社である東洋学術出版社の初代社長である山本勝司氏の追悼講演もあり、悲しいけど、時代が変わっていくのを感じました。

 

 

『中医臨床』は、東洋医学に関する何かについて調べる時には絶対に外せない本ですし、現社長である井ノ上先生にも、大変お世話になっております。

 

 

この業界も、どこもかしこも世代交代ですね。

 

 

・・・それにしても、オンラインは便利です。

 

 

でも、本当は仙台まで行って、懇親会で多くの先生方と色々話せたら、もっと良かったのに、と思います。

 

 

 

コロナ、いい加減もう少しで5類になりそうな気配もありますが、さーて、どうなるんでしょうね。。。

 

 

 

 

 

 

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日本中医薬学会「アメリカ鍼灸ブームの起源と日本鍼灸界の貢献」

2022.06.16

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5.29(日)の夜は、日本中医薬学会主催の「アメリカ鍼灸ブームの起源と日本鍼灸界の貢献」というセミナーを視聴しました!

 

 

スピーカーは、アメリカ中医薬鍼灸学会(ATCMS)前会長で免疫学博士、アメリカ医師免許、皮膚病理専門医師及び鍼灸師である李永明先生

 

 

アメリカにおける鍼灸治療の需要の歴史と、近年のアメリカの鍼灸の現状をお話し下さいました。

 

 

アメリカといえば、戦後、GHQが日本に対して「鍼灸禁止、廃止」という、無理解極まりない要求を迫ったことは、このブログでも何度か触れています。

 

 

しかしその時に、当時東大教授であった板倉武先生や、京大教授であった石川日出鶴丸先生が中心となり、全国の鍼灸師で署名活動などを行い、みんなで力を合わせて必死に抗弁して下さり、

 

どうにか、現代西洋医学、公衆衛生学の観点から見ても、一定の効果が証明出来ることを示して、命脈を保つことが出来た、という歴史があります。

 

 

その延長線上にあるのが、今日の日本鍼灸界と言っていいでしょう。

 

 

それが今では、アメリカでは当然のように鍼灸や東洋医学が受け入れられ、特に日本製の鍼灸道具が、非常に評判が良いのだそうです。苦笑

 

 

ここまで180度変わるんですから、80年という歴史はスゴイものですね。

 

 

アメリカでは、戦後の米中国交正常化の呼び水となる、1972年のニクソン訪中の際に、ニューヨークタイムズの有名なジャーナリストであったレストン記者が虫垂炎(盲腸)の手術後の鍼治療を受けたことと、

 

その際に「鍼麻酔」を取材して報じたことが大きな話題になり、それ以降、鍼に対してアメリカ国民が興味を持ち、今日に至っているようで、現代では各国のVIP御用達の、

 

アメリカでもっとも有名な病院であるメイヨークリニックでも鍼灸治療が行われていることはよく知られています。

 

 

まあ、これだけグローバル化、DX化が進んでいる中で、今後は日本国内で、たった1億2千万人の日本人に対して色々チマチマと叫ぶよりも、米国や英国に協力してもらって、

 

その10倍以上に影響を与える英語圏全体(約15億人)に、鍼灸医学の有用性、西洋医学と比較した場合の優位性を、広く大きくアピールした方が良いのかもしれませんね。。。

 

 

 

お話を聴いていて、大分そんな感じがしました。

 

 

 

 

 

 

 

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日本中医薬学会「コロナの最新動向と中医学の可能性」を視聴しました。

2022.02.25

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2.20(日)の夜19:00からは、日本中医薬学会「コロナの最新動向と中医学の可能性」を視聴しました。

 

 

これで2.20は3つ目の講座視聴なんです。

 

 

それも、全て別の団体の。笑

 

 

こんなことは、コロナ禍の前では出来なかったことです。

 

(1日で3つの会場を移動するなんて、物理的に出来ませんからね。。。やろうとも思わんし。笑)

 

 

しかしそれが今や自宅にいながら、簡単にできてしまう、これはホントに凄いことだと思います。

 

 

勿論、オンラインじゃ実技指導は受けられないし、生で見られないし、対面でのやり取りも出来ないものの、普通の座学に関しては、もはやこの方が良い気がします。

 

 

まあただ、講義そのものが動画として残るし、PCの機能で簡単にコピー動画も残せるし、任意の部分を切り取ることも出来る、で、講師の失言を悪意を持って切り取って、テキトーな批判コメントつけて、

 

匿名で拡散することも可能、という意味では、演者の方も発言に慎重になりますから、ハッキリ言って、つまらない講義ばっかりになる可能性があります。苦笑

 

 

NHKのニュースみたいな、パワポの原稿をただ読んでいるだけのような講義が増え、炎上しないギリギリのラインで、過激な発言や、不穏当な発言やギャグを混ぜて、

 

芸能人並みに喋りの上手い先生の人気が上がって、生き残っていくんでしょうかね。

 

(・・・で、炎上した人は姿を消すと。苦笑)

 

 

とある鍼灸の団体の役員の先生に聞いたら、オンライン講義だと演者の先生が緊張してテンション低くて、ざっくばらんな感じが出なくて面白くないんで、オンライン講演の依頼をかけるのをやめた、なんていう先生もいました。

 

 

宜なるかな、という気がします。

 

 

まあこの辺は、新しいことなので、今後、色々な事件やトラブルを経て、進化発展していくことでしょう。

 

 

今回の演者の先生は、上海で中医学を実践する日本人医師である藤田康介先生、東京と千葉を中心に、多くの漢方薬局を経営する誠心堂薬局の社長である西野裕一先生

 

最後に総評として、中医薬学会会長の平馬直樹先生の御三方です。

 

 

藤田先生は、コロナ禍になってから度々メディアに出て、上海でのコロナ対応を紹介して下さっている、実に貴重な先生です。

 

 

今回も、先日発刊された御著書の内容から引きつつ、中国のコロナ対応の全容が分かるものになっていました。

 

 

平馬先生も、先日御著書を発表され、この日本にも、数は少ないですが、コロナに対して東洋医学で立ち向かおうとしている先生方がおられることを嬉しく思いました。

 

 

特に日本では、感染してしまったら、なかなか東洋医学で治療介入することは出来ませんので、後遺症対応や、予防が中心になる訳ですが、東洋医学は非常にいいものと思います。

 

 

また今回、事前に会員のみに宣伝された、オープンなURLで、無料で参加できる講演会だったせいか、中医薬学会は海外から視聴しておられる先生も多いせいか分かりませんが、

 

講義中に、海外からと思われる、悪意のある荒らし(急にアダルト動画が共有される、チャット欄に、意味不明なコメントの羅列が入る)がありました。

 

 

こういった予期しないアクシデント対策も、オンライン講演会がまだまだこれから埋めていくべき課題なんだろうなあ、と思いました。

 

 

 

・・・というわけで、朝から晩まで講義付けの日曜日でした。笑

 

 

色々考えさせられたり、勉強になったり、刺激的な週末。

 

 

 

 

 

 

 

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第11回 日本中医薬学会学術総会を視聴しました。

2021.11.10

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11.3(水)、11.7(日)の二日間にわたって行われた、第11回 日本中医薬学会学術総会を視聴しました!!

 

(ここんとこ毎週末、学会ラッシュ!!)

 

 

今回は(一社)北辰会からは私ではなく、藤本新風代表による鍼灸実技の動画も配信されました。

 

 

今回の大会テーマは「超高齢時代に挑む中医学~学と術の相互補完~」です。

 

 

まあ、東洋医学は技術でもあり、学問でもあると。

 

 

この二つは常に両輪の輪であり、一方に偏ってはいけない、という考え方ですね。

 

 

これは北辰会が創立以来「学術研究団体」と名乗っている所以でもあります。

 

 

その考え方でもって、我々は否応なしに、未曽有の超高齢化時代に対峙していくことになります。

 

 

今回もオンライン参加ですので、自宅にいながら、ベッドで寝そべりながら、鼻歌交じりにスマホで聴講できるという素晴らしさ。

 

 

またある時は、喫茶店でコーヒーを飲みながら、イチゴショート食いながら、ワイヤレスイヤホンで聴講できるという素晴らしさです。

 

 

視たい所だけ見て、また時間が出来たら、次に視たい講演をサクサクと視る。

 

 

Youtubeでオンデマンド配信を視れば、倍速再生も可能。

 

(喋るのがゆっくりの先生の講演の場合、倍速でちょうど良かったりします。笑)

 

 

で、感想やポイントを「メモ帳」アプリにつぶさにメモる。

 

 

さらに、完成度の高い、よく纏まったスライドをスクショしておいて、あとでその両方を纏めて、また復習出来る。

 

 

・・・いやあー、やめらんないねこれは。笑

 

 

2日間、2つのチャンネル(まあリアル開催で言えば2ホールかな)で行われた、盛りだくさんの内容です。

 

 

今回、印象に残った講演はいくつもありまして、ザッと挙げれば

 

 

1.熊本赤十字病院の加島雅之先生のご講演「中医学からみたCOVID-19 up to date -変異株は中医学的に見ても変異している―」

 

2.ワークショップ「活躍する! 来日・中医鍼灸師の臨床状況」の孫杰(そんけつ)先生の御講演

 

3.牧野利明先生の「中薬学理論を科学する」

 

4.吉田宗平先生の「耳介療法の現代的意義ーその源流から考える」

 

5.崔衣林先生の「武漢訪問記(録画)」

 

6.藤田康介先生の「中国大陸の中医学の現代化と中国大陸の新型コロナウイルス感染症対策最新 状況 」

 

 

などなど、いちいち感想を書いていたらここに書ききれないほど、上記講演をはじめ、ボリューム満点、大満足の内容でした。

 

 

また、英語での講演アリ、中国語での講演アリの、国際学会の様相を呈していたのも、中医薬学会ならでは、な感じがして良かったですね。

 

(まあ、僕なんてろくに聴き取れないんで、スライド見ながら何となく類推して聴くしかないんだけどね。笑)

 

 

オンライン学会では、従来通りの、スライドを送りながら、講演者が喋りながら、60分なり90分、というのは、やや古い感じがすでにしていて、

 

クリアな映像と音で、プロ並みに編集した動画を流す感じの講演の方が、聴衆の印象に残るかもしれないな、と思いました。

 

 

講演者やそのスタッフには今後、Youtuber的な素質が求められるようになるかもしれませんね。。。苦笑

 

 

終了後、色々と調べてみたいことが生じたこの学会、今後も発展していくことでしょう。

 

 

 

来年は何か出そうかな。

 

 

 

 

 

 

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日本中医薬学会「新型コロナウイルス感染への中医学・漢方対策」緊急セミナーを視聴しました!!

2021.08.25

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昨日書いたように、8.22の日曜日は、朝から北里の講演会を視聴。

 

(移動時間ゼロ、開始寸前まで熟眠。笑)

 

 

そして、北里の講演会が17時に終わったら、前から気になっていたバイクのちょっとした修理に、バイク屋さんまでひとっ走り。

 

 

で、20時には家に戻ってきて、今度は日本中医薬学会の緊急セミナーを視聴。

 

 

こんな離れ業が出来るのも、オンラインセミナーが普及したからこそ、です。

 

 

以前なら、1日に2つの勉強会に出るなんてのは、移動のことを考えると相当困難でした。

 

 

なので、泣く泣く1つに絞ったりとか、片方は飲み会のみに出るとか、するしかなかったんです。

 

 

まして、講演会がある日は、バイクの修理なんていう私用は後回しにせざるを得ず、ずいぶん時間をとられたものです。

 

 

それが、1日ですべて完結してしまう。。。

 

 

いやはや、オンライン講演会最高!!!

 

 

合理的!!(*‘∀‘)

 

(因みに、リアル講演会の良さを否定するわけじゃないですよ。僕は演者としてはむしろそっちの方が好きなんで。苦笑)

 

 

今回の中医薬学会のセミナーは、久々にコロナに関するものです。

 

 

演者は、あの大塚敬節先生の医院である修琴堂大塚医院の現院長である渡辺賢治先生と、中国中医科学院広安門病院客員教授である路京華先生という、豪華な組み合わせ。

 

 

変異株の現状と、東洋医学的な考え方に関して、多くの示唆を得ることが出来ました。

 

 

まあ、残念ながら今や中国よりも日本の方がCOVID-19の症例数は圧倒的に多い訳ですから、今後はコロナの東洋医学的な考え方に関しては、

 

むしろ日本から、最も詳細で説得力のある、東洋医学的な治療法や考え方が発信されるのかもしれませんね。

 

 

今回驚いたのは、その参加者数。

 

 

緊急セミナーですので、発案から実現まで1週間程度しかなかったそうで、宣伝告知も全然不十分だったはずですが、なんと参加者は520人以上。。。

 

 

ちょっとした学会の学術大会並みです。

 

 

さすがコロナ、スゴイ注目度ですよね。

 

 

今回は無料でしたが、あんなに人が集まるなら、有料で毎月でもコロナセミナーやって、どんどん東洋医学的な新知見を教えてほしいものです。

 

 

 

・・・いやーしかし、オンライン講義のおかげで、充実の日曜日でしたわー。

 

 

 

こりゃすげえわー(゜o゜)

 

 

 

 

 

 

 

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第7回、DAPAカンファレンス(医鍼薬地域連携カンファレンス)のお知らせ

2021.06.05

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なんか毎日、告知が続きますな。(笑)

 

 

・・・まあこれはいいことでしょう。

 

 

活動している証拠、停止していない証拠、生きている証拠であります。

 

 

6.14(月)の夜20時から1時間ほど、第7回のDAPAカンファレンス(医鍼薬地域連携カンファレンス)が行われます。

 

 

この研究会は、日本東方医学会の数あるセミナーの中の一つであり、地域において医師と鍼灸師や薬剤師がどのように連携をとっているかを、実際の症例を通じて研究する目的の研究会です。

 

 

これまでにも多くの症例を通じて、医師と鍼灸師の連携の在り方を模索、検討してきました。

 

 

前回あたりからは徐々に参加者も増え、活気が出てきました。

 

 

医師との連携を模索している鍼灸師の先生方、鍼灸師との連携を模索している医師の先生方、是非ご参加ください。

 

(参加費格安ですよ!)

 

 

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日本東方医学会、医鍼薬地域連携研究会(DAPA)に参加してきました!!

2021.05.14

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先日、5.10の夜20時から、日本東方医学会の分科会の一つともいえるDAPA(Doctors, acupuncturists, pharmacists’ association 医鍼薬地域連携研究会)に参加してきました!!

 

(20時から21時までの短時間のオンライン講座です。)

 

 

この研究会では、医師と鍼灸師を中心に、その他薬剤師などの多職種間での、地域医療における連携の在り方を考える、というのがテーマであり、

 

必ず実際の症例を通じてそれを行う、というのがこの会のポイントだろうと思います。

 

 

今回の症例は逆子(39週)関節リウマチ

 

 

どちらも鍼灸院ではよく診る疾患で、しかも西洋医学とコラボすることになる可能性が高いものでしょう。

 

 

逆子に関しては、よく足の小指にある「至陰という経穴にお灸」をするなんていうのが、いわゆる「特効穴的治療」みたいな感じで伝わっております。

 

 

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↑↑赤いシール貼ってあるとこね。足の小指の先。

 

 

因みに、清明院にはしょっちゅう逆子の患者さんが見えますが、私は至陰の灸は滅多にやりません。(^^;

 

 

もともとは「右の」至陰で足太陽膀胱経、足少陰腎経から、結果的に命門の陽気を高める、というのが使用目標であり、メディカルユーコン『経穴解説 増補改訂新装版』では、

 

至陰で効果が出ないものは、腰の命門穴を使うという話が紹介されています。

 

 

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↑↑命門穴はここね。なんか効きそうでしょ。(^^)

 

 

また北辰会では以前から、逆子の場合に打鍼でやる手法を、蓮風先生が提案して下さっています。

 

(ここでは詳しくは延べませんが)

 

 

逆子の妊婦さんを診た場合に、腎陽、命門火の不足があれば至陰への灸法を使う可能性が出てきますが、臨床的にはそこまでのものはあまり見かけない、という印象がありますし、

 

現代では画像診断も進歩していますから、物理的に胎児に臍帯が巻き付いているパターンや、臍帯が極端に短い場合、前置胎盤など、母体側の器質的異常にも注意を払わないといけないと思います。

 

 

いずれにせよ、治療は正確な弁証に基づいてなされるべきものと思います。

 

 

因みに因みに、至陰への灸が逆子に効く、という話の正確な出典については定かでないですが、近代文藝社『鍼灸経穴名の解釈と意義』によれば、

 

中国宋代、王執中による『鍼灸資生経』(1220)や中国明代、龔廷賢の『寿世保元』(1615)に難産に至陰を使った話が出てくるようです。

 

 

『中国針灸穴位通鑑』でさらに調べますと、上記よりもさらに少し前の時代の『太平聖恵方』(992)には、すでに同じ話の記載があったようです。

 

 

また、もともとの至陰穴の穴位効能の最古の出典ともいえる『甲乙経』『明堂経』では、瘧(ぎゃく:マラリア)のような症状(寒熱往来)と、

 

頭部の症状が主であるということも、個人的には非常に重要だと思います。

 

 

さらに、原典としての『黄帝内経』『難経』における「井穴」の意味も鑑みないといけないでしょう。

 

 

もともと存在した、それらの考え方を応用して、10世紀ごろまでには、難産や胎位不正に応用的に使われるようになったのが、最初であろうと思われるからです。

 

(そもそも、逆子という概念自体、分かってきたのは18世紀後半です。しかも世界初の記述は日本の賀川玄悦(1700-1777)『子玄子産論』であります☆)

 

 

また、1952年の『日本東洋医学会誌』において、森道伯先生の弟子で産婦人科医、東洋鍼灸専門学校の校長も務めた石野信安先生が逆子の治療に関して発表したのが、日本では有名ですが、

 

石野先生は三陰交という経穴を推奨しており、その著書『女性の一生と漢方』の中で、「最近中国では至陰に灸をして効果があったという報告がある」と書いていますので、

 

「逆子に至陰の灸」を復活させたのは近代の中国なのかな、という感じがします。

 

(どなたか詳しい方、ご教示下さい。<(_ _)>)

 

 

・・・とまあこのように、特効穴というのは、なぜそこが特効穴と言われているかをよく考えて使わないと、臨床で効果を本当の意味で引き出すことは難しいと、常々思っています。

 

 

病理を分析した上で狙ってやった、ということでないと、たまたま効いたとしても、それはマグレということになってしまう。

 

 

逆子に関しては、以前このブログに何度か書きました。

 

本ブログ「逆子」を含む記事

スタッフブログ「逆子」を含む記事   参照

 

 

また今回の症例検討では、逆子に関する鍼灸治療のEBMのお話も出ました。

 

「日本医事新報社」記事 参照

 

 

まあ、産婦人科の先生の中には、「逆子の鍼灸治療は無意味だ」「ほとんどのものは自然に改善する」という主張もあるようですが、一方で、上記のような仕事があることも事実です。

 

 

こうしたことを踏まえて、安全安心で、ポジティブな気持ちで運用したいものですな。

 

 

関節リウマチについても、東洋医学では古くから「痹証」という概念でとらえ、その病態や治療法を考えてきました。

 

スタッフブログ「痹証」

院長ブログ「リウマチを含む記事」   参照

 

 

また、後ほど紹介しますが、4月から清明院に、膠原病を専門とする若い医師が研修に見えているのですが、西洋医学の方でも、治療に難渋する症例は少なくないようです。

 

 

まあ、私の経験上、逆子にもリウマチにも、鍼灸は非常に有効だと思いますので、積極的に活用するべきだと思いますね。

 

 

この会も徐々に受講者が増えてきて、発言も活発に行われ始めました。

 

 

今後、さらに盛り上げる予感を感じさせています。(^^)

 

 

 

次回は6.14(月)の夜20時から、お申し込みやお問い合わせはDAPAのFBページからどうぞ!!(受講費安いです!!)

 

 

 

 

 

 

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日本中医薬学会 第2回『奇効李氏舌診法』セミナーに参加してきました!!

2021.04.28

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清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

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4.25(日)の夜は、日本中医薬学会のセミナーに、いつもお世話になっているご近所さんでもある、頼クリニック頼建守先生とともに、ゲストコメンテーターとして参加してきました!!

 

 

今回の講演テーマは「奇効李氏舌診法」の第二回の講演でした。

 

 

「李氏舌診法」というのは、中国の李芳祥先生という先生が提唱しておられる舌診の考え方で、舌の形態に非常に着眼した舌診法です。

 

 

まだお若い先生とお見受けする(御年齢は伺いませんでした)のですが、とてもユニークで発展性もある考え方であると感じましたし、何より、

 

自身の学説を紹介した、聴き取りやすい女性の声の日本語ナレーション付きの動画のクオリティーが素晴らしかったです。

 

 

プロが作った映像作品のようでした。(゜o゜)

 

(どうやって作成したのか、伺いたかったぐらいです。)

 

 

ああやって綺麗で纏まった、本格的な動画を作って、ネットを使って流せば、自身の考え方を英語圏や中国語圏にもアピールしやすいですね。

 

(これからは確実にそういう時代になることを予感しました。)

 

 

・・・まあこうやって、李先生のように、舌診などなど、これまで伝統的に伝えられてきた、東洋医学のあらゆる診断法も、現代の色々な知見も併せて、

 

臨床事実に基づいて、自分なりに再解釈を重ねていくというのはいいことだと思います。

 

 

李先生の主張の中で印象的だったのは、必ず『黄帝内経』『金匱要略』などの原典に書かれていること、「気一元」「左昇右降」など、

 

東洋医学固有の世界観をしっかりと踏まえよう、という気概があったことです。

 

 

伝統医学である東洋医学が、その原典たる古典や、古代中国の哲学、世界観を度外視して発展するというのは、僕にとっては無味乾燥なものに感じますので、

 

李先生のこの姿勢は「我が意を得たり」で嬉しかったですね。

 

 

また、以前このブログにも書いたような、「肝の臓」を重視し、肝を中心とした病理観を非常に重要視しているところも、個人的には大いにシンパシーを感じました。

 

 

まだまだ色々話したい、聞いてみたいと思いましたが、時間の関係であまりお話しできなかったことが残念です。(T_T)

 

 

・・・まあ、コロナが終息して、そのうちお会いできることがあったら、また色々聞いてみたいと思います。

 

 

 

世界にも、まだまだ色々な才能がいるなあー。。。

 

 

 

 

 

 

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