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2017.01.19
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今日、1年以上ぶりの、久々の患者さんを診ました。
以前、どこに行っても治らなかった、とある症状が、清明院の鍼で、劇的に改善したことのある患者さんです。
最初に訴えておられた症状がほぼ完治した、今から1年半前くらいに、
「後は月に1、2回診せに来て、色々な症状を予防しておくといいと思います。」
と伝えたっきり、音沙汰ナシだった。(苦笑)
で、本日久々の来院。
聞くと、
「4か月前から謎の湿疹に苦しんでいる。皮膚科や、”特殊な治療”をやる先生にかかっているが、一向に良くならない。」
とのこと。
いやいや、皮膚科はともかく、”特殊な治療をやる先生”のところに行く前に、清明院に来てよ、と思ってしまいましたが(苦笑)、
そこはポーカーフェイスで真摯に受け止めて、治療開始。
すぐに病理が見えました。
で、処置し、その後に起こった変化からして、僕の手のうちに入る範疇の病である可能性が非常に高い、と思いました。
抜鍼直後に、
「あれ、気のせいか、痒みが治まってるんですけど。。。」
と、患者さん。
しかし、発症から4か月も経過してしまっている点、またこれまでに、色々な薬や、”特殊な処置”が入っているせいか、
病因病理が複雑になってしまっているので、少し時間がかかると思います、とお伝えしました。
患者さんは反省したような様子で、
「また明日来ます。今回もお願いします。」
と仰って帰りました。
〇
・・・うーん、悔しいねえ。
でも、昔はこういうの、すぐにブチ切れてたけど(笑)、今回の症状が出た時点で、すぐに清明院、と思いつかなかったわけだから、
僕にも責任はある、と思えるようになったよ。(*‘∀‘)
東洋医学のプレゼン不足、技量不足です。
まあ今回も、皮膚科医よりも、”特殊な治療”をやる謎の先生よりも、鮮やかに治してみたいと思います。
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2017.01.10
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1.8の日曜日は、今年一発目の北辰会に行ってきました!!
今回は午後からの参加になりましたが、実はこの講義を聴きたかったのです。
午後は堀内齊毉龍先生による
「弁証・病因病理・治則治法・選穴」
の3時間講義です。
実は、全く同じテーマで、去年の11月に私も講義しました。
そして今回の堀内先生の講義にも、事前の段階から関わらせていただきました。
同じテーマでも、全然違う内容。(笑)
堀内先生の場合は、より実践的な、症例に寄せた内容でしたかね。
実際の症例を例題として、それをどう考えるか、ということを理詰めしていく、大変お上品な講義でした。
この講義をEラーニング用に撮影していたので、来年あたりにはネット配信されることと思います。
僕も今年、関東支部で
「病因病理チャート図作図」
という講義をやりますので、大いに参考にします。
また、今年は本部でEラーニング用の講義を1コマやりますので、そういう意味でも参考になりましたね。
そして終了後は新年一発目の飲み会。
若手が出てきていること、原先生のテンションが妙に高かったことが印象的でした。(゚∀゚)
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2016.12.20
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12.18の日曜日は、東京衛生学園で行われた、(一社)北辰会関東支部20周年記念講演に行ってきました!!
今回も同時中継教室まで満員御礼、150名を超える受講者が集まりました。
また今回は『鍼灸の挑戦』『日本鍼灸へのまなざし』『あはきワールド』等で有名な鍼灸ジャーナリスト、松田博公先生もお見えになって、
支部20周年にふさわしい、非常に盛り上がったイベントになったと思います。
〇
午前中は不肖私から、このブログでも煽っていた「総合と総体」について2時間弱、喋らせていただきました。
聴講生や学生さん、北辰会方式の初学者も多い、記念講演に、なぜ、このような哲学的なテーマを選んだのか。
もっとキャッチーな内容の方が良かったのではないか。
・・・まあやっぱりねー、北辰会の関東支部のルーツを考えると、今から33年前(昭和58年)、初代支部長の中村順一先生が、
蓮風先生の著書『舌診アトラス』の内容に感動し、蓮風先生に手紙を書いたことがきっかけとなり、以来、関東の鍼灸師の先生方と、
関西の北辰会の先生方の交流が始まり、それから13年の月日を経て、今から20年前(平成8年)に、北辰会関東支部として、
正式に発足しました。
しかしその翌年に、中村先生は御病気で亡くなられた。
↑↑約30年前の、中村先生と蓮風先生の貴重なツーショット写真。
関東支部の旗揚げ記念講演をやったのも東京衛生学園。
そういう縁のようなものを考えると、何か特別なテーマで、何か特別な内容を喋らないと、という気になりましたね。
それも僕らの考え方の根本、根幹にかかわるような。
まあ、僕は直接お会いしたことないけど、この日ばかりは中村先生も天国から聴きに来てるでしょうから、中村先生への弔意も込めて、
北辰会の鍼灸医学の、根本哲学に関わる部分のお話をさせていただきました。
どう伝わったか分かりませんが、アンケートの結果を待ちたいと思います。
そして午後は北辰会代表の蓮風先生と、副代表の新風先生が、ガッチリと圧倒的実技を見せてくれました。
今回の蓮風先生の実技は、蓮風先生の鍼の凄さはもちろんですが、成増の「松田蓮絲堂」院長、松田蓮山先生の司会も素晴らしかったですね。
サスガ元内弟子(しかも”蓮”の字をもらってる!(笑))、蓮風先生との阿吽の呼吸がバッチリでした。
皆さん褒めてましたね。(笑)
そんなワケで笑いあり、感心ありの、素晴らしい公開臨床でしたね。
そして最後は、新風先生の刺鍼実技の講義と実技。
蓮風先生が圧倒的な速さでサクサクと見せていった実技の一つ一つを、実に丁寧に解説しておられました。
まあ我々が日々、実際に行っている北辰会方式の鍼灸治療というのは、本来は予診カルテをきちんと記入してもらって、
それを基に1時間以上かけて細かく問診をとって、体表観察も細かくとって、緻密な病因病理と証を構築してから治療を行うのが本来なんですが、
こういうイベントの場では、デモンストレーション的に刺鍼実技をお見せしています。
ですので、1回の講演会でその全てを披歴することはなかなか出来ないのですが、北辰会の根本哲学部分、そして実際の刺鍼実技部分と、
何と言っても、最終的で究極的な北辰会方式の臨床家の姿が、何となくご理解いただけたんじゃないかと思います。
さてこれで、個人的には年内の大仕事は終わりました。
来年も色々なことがありそうですが、まずまずイイ感じで新年が迎えられそうです。
感謝。
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2016.11.29
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いやー、27日の日曜日は、(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に行ってきました!
・・・というか、朝から晩の飲み会まで、ずーっと喋りっぱなしでした!!(笑)
朝イチは実技訓練で臨床班を一班担当。
すでに開業しておられる先生が多かったのですが、臨床家というのは、いい意味でも悪い意味でも、自身の学術の個性にしたがって、
着眼点を絞り込んでいく癖を持っていますので、同じ体を診ていても、着眼点が臨床家によって違います。
そういうのが面白かったですね。
午後は
「弁証・病因病理・治則治法・選穴」
というテーマで、3時間半講義。。。(゚∀゚)
1時間に一回休憩を入れつつ、3時間は喋り倒しました。(=゚ω゚)ノ
今回、初めて使う御茶ノ水の会場だったのですが、100名程度は入れる教室に、80人以上の人が参加。
ほぼ満員な感じでしたね。
いつも、関東での勉強会は60人~70人程度ですから、まずまず増えてきたと言っていいんじゃないでしょうか。
先日のWFASでの蓮風先生と新風先生の実技、それから東京都鍼灸マッサージ師会での油谷先生の無料講演など、北辰会の、
積極的に前に出る姿勢が、徐々に実を結んできていると思います。
(ホントは立ち見が出るくらい満員にしたかったけどねー(‘Д’))
・・・まあ、僕の叫びが、どの程度伝わったか分かりませんが、アンケートの結果を待とうと思います。
そして、来月18日は、東京衛生学園専門学校で行われる、関東支部20周年記念代表、副代表講演です。
ポスターはこちら!!
申し込みはこちら!!
因みに僕も朝一からスゴイの喋ります。(゜レ゜)
申し込みは12.7まで、北辰会の会員の先生方は無料で参加できますが、申し込みが必要です。
例年、120名定員の本会場だけでは入りきれず、60名定員の同時中継教室をサブ会場として使わせていただくのですが、
本会場の方はすでに予約でほぼ満タンなようです。( ゚Д゚)
まだ申し込んでない人、急いで下さいよ~~~!!!(=゚ω゚)ノ
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2016.11.26
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明日、「弁証論治」について話します。
「弁証論治」というのは、「整体観(念)」と並んで、中医学の基本です。
「整体観」って何ですか? 参照
この「弁証」という言葉ですが、中医学ではなく、哲学用語としての「弁証」という言葉をネットなんか調べていくと、実に果てしない、難解な学問が待っています。(笑)
まあかつて、このブログ上で、哲学者であるヘーゲルやマルクスについて書きました。
マルクスの弁証法 5 参照
東洋医学で「弁証」という言葉を使う時は、
「証を弁(わきま)えること」
というほどの意味です。
「証」とは、その時点における、病態の本質、メインとなる病理状態のことです。
つまり「弁証論治」とは、
「証を弁(わきま)えて、論理的に治療すること」
です。
これが今では、「整体観」と並んで、巨大な「中医学」という学問の基本となっています。
ところで、この考え方が生まれる全然前、日本の江戸時代に、「察証弁治(さっしょうべんち)」という考え方がありました。
この考え方を唱えたのは、以前このブログでも紹介した曲直瀬道三(1507-1594)です。
長くなったので続く
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2016.11.25
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今週末は喋り倒しますよ~~~☆
「弁証・病因病理・治則治法・選穴」
の講義やります!!
1時間講義を3コマ、3時間の長丁場をやる予定です!!
まあいつも通り、言いたい放題、やりたい放題でお送りしようと思います。(゚∀゚)
すでに資料も完成し、あとは喋るだけ、という感じになっております。
鍼灸治療と言っても、全く西洋医学の考え方に基づくような鍼灸治療だとか、東洋医学とは言いつつも、単にルーチンワークのように、
決まった手順を繰り返して一定の効果が得られますよ、という鍼灸治療の方法論が大勢を占める中、独特の存在感を示す北辰会。
その北辰会方式を実践する先生方の、臨床中の頭の中身を、一部公開しましょう。(笑)
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2016.10.26
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております。
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私の書斎には、父から譲り受けた、北辰会関東支部の25年前からの講義資料がほとんど残っています。
私が来月喋る内容である
「弁証・病因病理・治則治法・選穴」
というテーマは、北辰会が発足以来大事にしてきた内容です。
この25年の間に、関東支部でも、実に色々な先生方が講義してこられました。
ザーッと目を通すと、最近出た北辰会方式の公式教科書である
『北辰会方式 理論編』
にも書いてないような、非常に面白いことが書いてあったりして、先輩方の勉強量に、頭が下がる思いがしました。
11.27では、そういう話も盛り込んでいこうと思います。(^^)
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2016.10.14
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております。
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いやー、夏が終わると、あっという間に年末の雰囲気になりつつありますナー。
さて、今年の年末は、再び暴れます。(゚∀゚)
第一弾は11.27(日)、東京の台東区民会館で行われる、(一社)北辰会スタンダードコース東京会場にて、午後1時から4時半まで、
休憩入れながら約3時間、喋り倒します!!
内容は
「病因病理・弁証・治則治法・選穴」
であります!
この内容はですねー、北辰会方式の理論面における、「超」中核部分です。
蓮風先生をはじめとした、北辰会の先生方の超スピードの臨床の際に、頭の中をサラサラと流れているのは、実はこの講義の内容なんです。
(もちろん理論を超えた”直観力”も最大限活用しますが。)
ですのでまあ、北辰会方式を理解したいと思っている人にとっては、絶対に外せない講義になるでしょうな。(゚∀゚)
・・・実は、4年ほど前にも、本部の堀内先生とともに、この内容を講義させていただいたことがあります。
今回も、約4年ぶりに、本部では堀内齊毉龍先生が、支部では私が、講義致します。
この4年の間に、『北辰会方式 理論編』という教科書が出来たりと、色々な変化がありました。
そういう、新しい情報も盛り込んだ内容にします。
恐らく、堀内先生の講義とはまた違った味わいになるだろうと思いますので、東京と大阪で、両方聴きましょう☆
ガルルー(=゚ω゚)ノ
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2016.08.05
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これまでのお話・・・
「理」の意味 4 参照
では、一旦まとめましょう!!
◆「機」の意味
「機」という漢字の意味をネットで調べるますと、以下のように出てきます。
〇
1.物事の起こるきっかけ。また、物事をするのによいおり。機会。時機。「―を見る」「反撃の―を逸する」
2.物事の大事なところ。かなめ。「―を制する」
3.飛行機。「プロペラ―」
4.仏語。仏の教えに触発されて活動を始める精神的能力。教えを受ける人、あるいは修行をする人の能力・素質。機根。
6.細かい部品の組み合わせで働く仕掛け。からくり。「機械・機関・機器/印刷機・発動機」
10.心の働き。「機嫌・機知・機転・機敏/春機・心機・動機」
(『goo辞書』漢字ペディア 参照)
〇
いつものように藤堂、白川、諸橋など、軽く調べてみましたが、あまり面白い意味が出てきませんでした。。。(苦笑)
「病因病機」の「機」の意味として、もっとも適当なのは、上記で言うと7.でしょうかね。
つまり「病因病機」の意味は、
「病の原因と、病の細かい仕組み。」
となります。
前回書きましたが、「病因病”理”」の方は
「病の原因と、病の普遍的筋道、法則、道理」
と解釈できますので、「機」と「理」の2者を比較すると、正直どっちもどっちな感じもしますが(苦笑)、「病」というのも、個別具体的な自然現象(仏教でいう”事”に相当)であり、
そこには病理のみならず、生理も含めた一定の普遍的法則性(理)がある、と考え、それを術者の脳内に、文章なりチャート図なりに論理的にまとめ、
そこから推定、類推できる治療結果や、中長期的な予後を出来るだけ的確に予測しながら治療を進めていく、というのが北辰会方式の弁証論治なわけですから、
単に病の仕組みを考えているだけでは生理的な変化をとらえきれておらず、不十分なところがあるように思え、その意味ではやはり「病因病理」という言い方の方が、
より実際に近く、適切な感じがします。
・・・まあ、昔の北辰会の先輩方が、流儀を作っていく時に、こういうちょっとした言葉に、こういう意図を込めたかどうかは、今となっては不明なんですが、
僕的な考察としてはこんな感じです。
・・・まあこのように、ちょっとしたことでも、細かく考えていくと、なかなか面白いものです。(゚∀゚)
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2016.08.02
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これまでのお話・・・
「理」の意味 3 参照
◆「理」の意味から見る”病因病理”
ここまで、「理」という言葉の意味をあれやこれやと考えてきました。
多義的で、古代中国のあらゆる思想哲学において重視されてきた言葉であることが分かったと思います。
〇
話しを最初に戻すと、東洋医学的な病のメカニズムのことを、北辰会では「病因病理」といい、症例を内外で発表する際には、その「病因病理」を、
わざわざチャート図にして添付し、発表するようにしています。
これは、文字でゴチャゴチャ書くよりも、チャート図にすればスッキリと一目瞭然だからです。
症例によっては、非常に複雑怪奇になる東洋医学的な病理パターンを、ペライチの紙に見取り図的に図示して、スッキリとまとめることが出来るかどうか、
これは非常に「論理的思考」や「その症例に対する理解度」が問われるところです。
まさに、「病の東洋医学的な設計図」として、「病因病理チャート図」を使っているわけです。
これが、一症例一症例、頭の中に的確に描ける人ほど、論理的でシャープな弁証論治が出来る人、ということになります。
(まあ忘れちゃいけないこととして、それプラス「技術力」「人間性」ということになる訳ですが。)
ホンモノの臨床は、理論偏重でもイケない、技術偏重でもイケない、まさに「学・術」両面のバランスの取れたものであることが理想です。
(それでも、現実は術者の個性によって、理論偏重になったり、技術偏重になったりするものですがネ。。。)
さて前回まで、東洋哲学における「理」の意味をツラツラ書いて来ましたが、この意味からすれば、”病因病理”という言い方は、
「病の原因と、病の普遍的な筋道、法則、道理」
となります。
では、現代中医学の言う、”病因病機”という言い方の場合はどうなんでしょう。
違いは何なんでしょう。
次回からは「機」の意味を考えて、「理」と比較してみたいと思います。
続く
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