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2023.03.08
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2.25(土)の夜は、再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて喋らせて頂きました!!
今回は「これまでにやった診察法の総まとめ」ということで、これまでに8回(導入も入れると全10回!)に渡って、シリーズで講義してきた内容を総まとめということで、やらせていただきました。
10時間分の内容を、1時間で纏めるという、大変刺激的な時間でした。笑
でもこういうのって、臨床的にはすごく大事なことで、難しい内容をクドクド、ダラダラ喋ったって、患者さんは全く聞いてくれませんから、膨大で難解、複雑な内容を、
ごく簡単に、本質を外すことなく、分かり易く要約して伝える、これまさに、臨床能力(病態および治療内容説明能力)向上のための訓練だと思ってやっています。
いつも言う、デフォルメでなくサマライズ、ってやつです。
しかも今回は、たまたまなのか、ドクターズプライムさんのご配慮なのか分かりませんが、再びMedical Tribune社さんとのコラボ回ということで、なんと事前申し込み1800名、リアルタイム視聴約1000名という、
とんでもない人数の医師の先生方に聴いていただき、大変嬉しかったです。
また今回も、拍手ボタンとかハートボタンとか、凄いねボタンとか、押して下さった先生方、たいへん有難う御座います!
あれ、意外と嬉しいですね。笑
顔は見えないけど、喋ってて励みになります!!<m(__)m>
アンケートにも、非常に好意的なご意見を下さり、有難う御座います。
鍼灸、漢方というのは、麻酔やレントゲンやMRIのない時代、抗生剤やステロイドや免疫抑制剤のない時代に考え出された、人類の叡智です。
この、高度に医療技術が発達した現代でも、やはり治らない患者さんは確実におり、そういう患者さんに対して鍼灸漢方を患者さんに使おうと思うのであれば、
その効果を最大化したいと思うのが、普通の医療人の考え方だと思います。
その際に、東洋医学の基本的な考え方(人体観、疾病観)を学ぶことは必要不可欠でしょうし、「東洋医学的診察法」は必要不可欠になるでしょう。
何度もこのブログに書いていますが、東洋医学の人体観は生気論、西洋医学の人体観は機械論でしたね。
来月についてはまた告知しようと思いますが、2.25(土)の18時半~、新シリーズ「東洋医学へのいざない 生理学編① 臓腑経絡学の世界(総論)」をやります!!
医師、医学生の皆様、お楽しみに!!
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2023.03.06
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2.18(土)~19(日)の二日間、宇都宮で行われた第26回、日本病院総合診療医学会にて登壇させて頂きました!
今回の大会テーマは「DIAGNOSTIC EXCELLENCE 総合診療、これからの診断学」ということで、大会長の志水太郎先生が、日経メディカルのインタビューに
「診断学の未来を創る、歴史的2日間にしたい」
とまで仰っている本大会の末席に加えて頂いたことを、大変嬉しく思います。
時間枠は19日の最後、シンポジウム「東洋医学、とても役立つもう一つの診断学」というテーマで、いつもお世話になっている長崎の寺澤佳洋先生を座長に、
清明院初代研修医、三井記念病院の増田卓也先生との三人でやりました。
いわゆる日本漢方の中心的な考え方である「方証相対」と、中医学の基本的な考え方である「弁証論治」を、西洋医学の診断学における「System 1」「System 2」「Pivot and Cluster Strategy:PCS」と対比させながら説明する、という試みでした。
巷では、脈も舌も腹も診ずに、また「東洋医学的な問診」もかけずに、西洋医学的な病名や症状のみから、安易に漢方を処方したり、西洋医学的な治療が行き詰まっているからと言って、
「まあ漢方でも・・」
とか、
「漢方ぐらいしか・・」
と、いわゆる「病名漢方」「症状漢方」「でもしか漢方」みたいな出され方が横行し、挙句の果てにはその考え方で濫用されたエキス製剤が枯渇するとか、有害事象が発生するという事態に陥り、
生薬資源の無駄遣いが囁かれる現代日本において、こういうシンポジウムがなされたことは、大変喜ばしいことだと思います。
当初は、同時刻に別の会場でやっている講義も非常に強力であることから、100人くらい入る教室で、5人とかしか来なかったらどうしようか・・・、とか言っていたんですが、
意外と、数十人もの先生方に熱心に聴きに来ていただき、質問も活発に出て、講演後は多くの先生方と名刺交換し、学会後にメールのやりとりで繋がることが出来て、
やはりリアル開催の学会は良いなと、再認識しました。
今回は他にも、増田卓也先生は一般発表(Best of Best Abstracts)でも「東洋医学の臨床推論―診断学を駆使した弁証論治を目指して―」というタイトルで発表なさり、
清明院二代目研修医、丸山晃央先生はポスター発表で「東洋医学的なアプローチが奏功した9歳女性の起立調節障害の一例」を私と連名で発表なさり、
(一社)北辰会の小児科医である、和歌山の児玉和彦先生は初日の最後に「小児・青年期の診断」というテーマで御講演なさいました。
皆さん爆裂してて、最高でした。
私もこの業界に入って23年になりますが、医師の学会に朝からフルで参加したのは初めてのことで、何から何まで、大変刺激的でした。
やはり、本当に患者さんのことを考えるなら、東洋医学と西洋医学は積極的に組むべきですね。
多くの臨床医の、学会での姿に触れることが出来たのは、私にとって大変貴重な経験になりました。
この学会に登壇するのは去年の夏以来2回目なんですが、今年は他にも、西洋医学の学会で登壇することがありそうです。
まあこうやって、少しづつでも理解者を増やし、患者さんのために、組める人と組んでいきます。
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2023.03.02
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2.5(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!
(2月、シャレにならんぐらい忙しかったんで、報告遅くなりました。。。苦笑)
今回も藤本新風代表と、奥村裕一学術部長という、北辰会最強コンビによる、岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材とした、「眼目」というテーマでの講義でした。
〇
眼科疾患の患者さんを取り巻く環境、生活様式は、16世紀に中国で龔廷賢(きょうていけん)によって『万病回春』が書かれた時代と、現代日本とでは、まったく違います。
勿論、同じ日本でも、岡本一抱が生きた17世紀の江戸時代とも、まったく違います。
スマホ、PC、書籍、電子書籍の普及などなど、そんなもんは、昔はありゃしませんでした。
清明院に来る患者さんも、PC、スマホを常に見ている方は非常に多いです。
(もはや依存症レベルの方が多いように見受けられますよね。。。)
また、清明院では開業以来、疲れ目やかすみ目、ドライアイ等はもちろん、緑内障、白内障、ブドウ膜炎などなど、あらゆる眼科疾患の患者さんを診させて頂くことがあります。
東洋医学が数千年培ってきた、伝統的な眼科医療に対する考え方は、現代においても一定の力を発揮します。
もちろん、眼科疾患の場合は失明などのリスクを伴う疾患もありますので、眼科専門医の先生の御見解も参考にしながら治療を進めますが、現代日本の鍼灸の現場においても、漢方の現場においても、
眼科の諸疾患、諸症状の相談はしばしばあり、私の少ない経験からも、東洋医学的なアプローチが非常に有効であることは疑いありません。
今回は「眼目を学ぶ」というテーマで、眼の機能の生理にクローズアップしつつ、眼科疾患全般に対する往時の見解、また、江戸期の医家による鍼灸配穴など、総論的な解説もして頂きました。
目を養うのは血、だから目の疾患や症状には補血、なんてのは、教科書レベル、ビギナーレベルであって、眼には全臓腑が複雑に関わりますので、血だけでなく精はどうか、昇清昇提不足はないか、それらに関わる臓腑はどれか、
そもそもおおきく陰虚(積熱)か、陽虚(沈寒)か、照海や陽池の反応はどうなっているか、こういうことを弁えて、臨機応変に対応しないと、なかなか難しい、ということですね。
なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。
これを機に入会の方はこちらからぜひ!!
2023.02.24
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今日は告知です!!
てか最近、忙し過ぎ!!苦笑
毎週末、どっかで喋ってます。
が、しかし、今週末で一段落しそうです。
終わったらゆっくりしよっと。(∩´∀`)∩
明日、2.25(土)の18時半から19時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて、再び喋らせて頂きます!!
(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKです!)
内容は、東洋医学における身体診察法(体表観察)シリーズのラストとして、「これまでにやった診察法の総まとめ」というお話を致します。
全8回に渡ってシリーズでやってきた内容の、まとめ編です。
〇
これまでにやってきた東洋医学的診察法(体表観察)シリーズは、当然ながら西洋医学の身体診察とは、全く異なる世界です。
東洋医学の診察法は「四診」と呼ばれます。
「四診」の「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)
よく学生さんに言うのですが、これは必ず
「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」
の順番で覚えてね、と教えています。
(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)
患者さんを東洋医学の目で診る時に、
まずは少し引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、術者が主体性と目的意識をもって、大きく全体像を把握します。
次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。
(因みに、匂いを”聞く”という言い方は、お香の世界にも「聞香(もんこう)」として残っていますね。これも、感じ取る側の主体性、目的意識が重視された言い方です。)
次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。
最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。
(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)
パッと「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それはまさに神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、
医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。
今回はそのまとめとして、一つ一つの診察法のミニマムエッセンシャルというか、僕なりに思う大事なことを、丸っと伝えようと思います。
(もちろん、一つ一つの診察法の詳細は、それぞれの講義を参照してほしいですが。)
東洋医学では、あらかじめ問診で得た情報に加えて、さらに全身くまなく、丁寧に観察するすることによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、
東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を慎重に考え、鍼灸を配穴したり、漢方を処方したりするのです。
また、今回シリーズで講義してきた「体表観察」というものは、江戸期~近代までの、日本の医家、特に鍼灸家が重視してきた考え方、診察法、と言えます。
昭和初期、宇和川義瑞先生の『不問診断学』や、柳谷素霊先生の『簡明不問診察法』、平成に入っては藤本蓮風先生の『体表観察学』に纏まっています。
我々、現代を生きる鍼灸師、東洋医学を実践する者は、先輩方が守ってきたこの伝統を継承し、発展させていかなくてはなりません。
まあ、この講義において私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、
医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
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2023.02.02
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1.23(月)の夜は、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!
これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が自身の症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。
講師の先生方は以下の通り。
長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄 えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師
どの先生も、現場の第一線で活躍されている、大変高名な先生方です。
日本東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。
今回の症例は、高橋先生による
手掌を中心とした湿疹(掌蹠膿疱症)
という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。
なかなか改善しなかったこの病気が、漢方と栄養療法によって改善した、という症例でした。
中医学では湿疹ときたら、基本的には
「皮膚に熱が籠ってしまった状態」
と考え、その原因を追究し、治療を進めます。
我々北辰会の流儀では、さらにそのメカニズムまで細かく絞り込んで、ごく小数穴で治療にあたりますが、一般的な中医学的な治療では、考えられるメカニズムに対して、複数の方剤や、栄養療法も合わせてアプローチすることが多いようです。
解説にあたった先生方が、本症例の問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、経絡に関する着眼点に関して長瀬先生が振って下さったり、
オンラインなので、佐賀県の先生が参加されていて、近くの鍼灸の先生を紹介したり、なかなか有意義な時間となりました。
今回の症例は大ベテランの高橋先生の症例でしたが、難しい病気じゃなくていいし、治せなかった症例でも良いので、若い先生にこそ、ガンガン症例を出して欲しいですね。
ここは学会でもないし、小規模だし、少々勉強不足で恥かいたって、大したことないです。笑
まあ、何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、知らず知らず、裸の王様になっていく危険性があります。
ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきでしょう。
僕自身も、学会発表や論文化した症例以外にも、ボツになってお蔵入りになった症例も合わせたら、発表を企図してまとめた症例はこれまでに数十例はあると思います。
そういう意味でも、素晴らしい企画だと思います。
この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。
お申込みはこちらから、ご興味のある、全国の医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!
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2023.01.29
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来たる2.12(日)に、順天堂東医研毎年恒例の、第4回 順天堂東医研特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」が行われます!!
このシンポジウムは、特別にどなたでも参加できます。
因みに過去の3回は
2019年冬「東洋医学における予防医学の現状と課題」
2021年春「COVID-19と東洋医学」
2022年春「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」
というテーマでした!
どの回も参加者100名越えの、大変盛り上がるイベントです。
今回は、いつも順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生、谷川武教授に加え、特別ゲストとして、睡眠衛生のエキスパートである、独立行政法人、労働者健康安全機構、労働安全衛生総合研究所、過労死等防止調査研究センター、センター長である高橋正也先生にもご登壇頂きます。
実は谷川教授も睡眠医学に関してはエキスパートであり、このお二人から睡眠医学の最前線の話が聴けるのが、今から非常に楽しみです。
僕はというと、基本的に「寝ること」の専門家なんですが(笑)、東洋医学、特に鍼灸の側面から見た、睡眠の生理と病理、簡単な養生法や治療に関して、一般の方にも分かるように語らせて頂こうかな、と思っております。
こちらのリンクから、ぜひドシドシとお申し込み下さい。
オンライン(zoom)で行われ、事後のオンデマンド配信もあります。
一般は受講費2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります。
さらに今回は、同日2.12(日)の昼間にも、「医歯薬学生限定」で、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!
こちらは、
午前中の11:00~12:30は東洋医学的診察法の実技指導「脈診・舌診・腹診」、
午後13:30~16:30は大学対抗症例検討会「コロナ後遺症」、
16:30からは漢方の試飲会
を行います!!
医歯薬学生の皆様、是非奮ってご参加ください!!
そのまま大学に残って頂ければ、夜に行われるシンポジウムにも、対面でご参加いただけます!!
お申し込みはこちらから、ドシドシどうぞ!!
順天堂東医研も、2018年に創立して早4年が経ちました。
こうして大規模で発展的なイベントが打てていることが、とても嬉しく、学生さんの頑張りを見ていると、頼もしい限りです。
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2023.01.28
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1.19(木)の夜は、第48回の順天堂東医研に参加してきました!!
今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生。
テーマは
「水も滴る?」
ということで、「津液(水分)の異常」にフォーカスした内容でした。
「津液の異常」を東洋医学的に簡単に言えば、
1.津液の流動の停滞
2.津液の絶対量の不足
の二つに大別できます。
津液は、手足末梢まで、体の隅々までを潤す作用(滋潤作用)を持っているわけですが、これがうまく発揮できないと、乾燥したり、熱を持ったりする訳です。
また、津液が体のどこかで停滞すれば、浮腫みになります。
不足してる部分や過剰な部分が生まれて、いわゆる「ムラ」が生じることもあります。
この症状で困っておられる患者さんも、非常に多いです。
乾燥や浮腫みというのは、あらゆる病の原因になり得ますし、あらゆる病を治りにくくさせる要因になり得るでしょう。
そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が効果を発揮します。
清明院でも、たとえそれが主訴じゃなくても、乾燥や浮腫みを体質的に持っている患者さんを、診ない日はありません。
私の少ない経験からも、鍼灸を始めてから浮腫みが取れた、乾燥している皮膚に潤いが出た、と患者さんが仰るようになった、なんていう症例は数知れずあります。
今回は、長瀬先生の症例も参照しつつ、「五苓散」の煎じ薬と、「麦門冬湯」のエキス剤、両方の試飲会もやりました。
学生さんも非常に勉強になったのではないかと思います。
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・・・さて、ここで告知ですが、次回の2.12(日)は、毎年恒例の特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」であります!!
詳しくはまた別記事で紹介しようと思いますが、どなたでも参加可能ですので、是非、上記のリンクからお申し込みください!!
一般の方は2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります!!
(今回はオンデマンド配信もあります!!)
また、同日2.12(日)の昼間は、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!
こちらは医歯薬学生限定のセミナーとなりまして、午前中は脈診などの東洋医学的診察法の実技指導なので、対面でのご参加、午後は「コロナ後遺症」の大学対抗の症例検討会なので、
オンラインでも参加できる、という企画になっております。
(参加費は無料!!お申し込みは上記のリンクから!!)
次々と色々なイベントが行われて、コロナで疲弊した日本も、徐々にではありますが、活気づいてきておりますね。(^^)
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2023.01.03
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12.18(日)は、大阪で行われた(一社)北辰会本部定例会に参加してきました!!
今回のテーマも「打鍼」。
僕は「ベテラン班」に参加させて頂き、ベテランの先生方と、3人でグループを組み、一人が主治医となり、一人を診たてて打鍼で治療するのを、
もう一人が見学させてもらい、さらにそれを今回は藤本新風先生に指導していただくという、大変勉強になる企画。
支部では丸1日指導する側ですので、本部では自分自身が指導を受けられるチャンスであり、他の先生方の治療理論を窺うチャンスです。
同じ方法論で、僕よりも数十年長くやっている先生方の話が聞けて、治療が間近で見られて、指導まで受けられるのは、この機会だけです。
・・・今回はまあ、あまり書き始めると長くなるので書きませんが(苦笑)、打鍼をした後、水を飲ませるのも一つの方法で、その際に飲ませる水も、
どういう水を飲ませるのか工夫するべきだ、という話になり、非常に勉強になりました。
ドラマ『ホジュン』で、ホジュンの師匠であるユ・ウィテが、漢方を煎じるのに33種類の水を使い分ける話が出てきます。
同じ見た目でも、採れる場所、時間、その際の天気の状況などで、まったく違う水になるというのです。
こういう考え方は実は非常に重要なことだと思うのですが、現代では全く顧みられていないのが残念ですね。
(もし漢方を煎じる水にまで拘ってやられている先生がおられましたら、ご教授ください。)
このように、行くと何か必ず学びがある北辰会本部会。
翌日の藤本漢祥院研修も含め、かれこれ15年以上、毎月欠かさず行っているのには意味があります。
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2023.01.02
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12.11(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!
今回も藤本新風代表と、奥村裕一学術部長という、北辰会最強コンビによる、岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材とした、「小児科を学ぶ」というテーマでの講義でした。
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小児を取り巻く環境、生活様式は、16世紀に中国で『万病回春』が書かれた時代と、現代日本とでは、まったく違います。
勿論、同じ日本でも、岡本一抱が生きた17世紀の江戸時代とも、まったく違います。
核家族化、少子高齢化、インターネットの普及などなど。
清明院に来る小児も、動画を常に見ている子供は非常に多いです。
(取り上げると泣き喚く子も多いです。)
また、清明院では育児ノイローゼ気味のお母さんを診ることも非常に多く、ネグレクトやDVの問題も、もしかしたら昔より多いのではないかと危惧しています。
また、新生児から小児期のワクチンなどの医療体制、食事内容も、昔と今とではまったく異なります。
しかし、だからと言って、東洋医学が数千年培ってきた、伝統的な小児科医療に対する考え方を学ぶ必要はないかというと、まったくそんなことはありません。
現代日本の鍼灸の現場においても、漢方の現場においても、小児特有の諸疾患、諸症状の相談は非常に多く、私の少ない経験からも、東洋医学的なアプローチが非常に有効であることは疑いありません。
2009年に清明院を開業した時、こんな都会のど真ん中で、小児は滅多に来ないだろう、来るとしても親御さんが治療に来たついでに受けるくらいだろうから、と思って、
小児の治療費を500円に設定したところ、小児が来過ぎて、スタッフもいない中でベッドが全て小児で埋まり、保育園状態になり、参ったことを思い出します。苦笑
それだけ、現代の小児科の治療で解決しない悩みを持っておられるご家庭は多いのです。
今回は「小児科を学ぶ」というテーマで、とりわけ「泄瀉」「痢疾」にクローズアップして、小児科全般に対する往時の見解、また、江戸期の医家による鍼灸配穴など、総論的な解説もして頂きました。
圧巻だったのは新風先生の症例。
新風先生の院のスタッフのお子さん(乳幼児)が風邪をひかれたのを、お母さんに配穴を指示しながら治癒に導いた症例。
ああいう経験は非常に重要なことで、教わって実践している側のスタッフさんからしても、鍼の凄さに触れるいい機会だったろうと思います。
また、講義の中に出てきた香月牛山(1656-1740)の『小児必用養育草』も、恥ずかしながら目を通したことが無かったので、読んでみようと思います。
思うに、小児の病というのは治るにしても悪化するにしても非常にスピードが速く、モタモタ対応していると置いていかれることもあるので、正確な体表観察と、親御さんへの無駄のない問診から、
想定できる妥当性の高い病因病理を考えて事に当たることが非常に重要だと思います。
なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。
これを機に入会の方はこちらからぜひ!!
2022.12.16
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今日は告知です!!
来週、12.20(火)の15時半から16時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて、再び喋らせて頂きます!!
(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKです!)
内容は、東洋医学における「爪甲診・井穴診」のお話を致します。
指先をちょっと診るだけで、どれほどのことが分かるのか、それをお伝えできれば、と思います。
〇
これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」「経穴診」「顔面気色診」「眼診」同様、東洋医学の「井穴診・爪甲診」は、当然ながら西洋医学の身体診察とは、全く異なる世界です。
東洋医学の診察法は「四診」と呼ばれます。
「四診」の「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)
よく学生さんに言うのですが、これは必ず
「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」
の順番で覚えてね、と教えています。
(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)
患者さんを東洋医学の目で診る時に、
まずは少し引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、術者が主体性と目的意識をもって、大きく全体像を把握します。
次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。
(因みに、匂いを”聞く”という言い方は、お香の世界にも「聞香(もんこう)」として残っていますね。これも、感じ取る側の主体性、目的意識が重視された言い方です。)
次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。
最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。
(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)
パッと「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それはまさに神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、
医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。
今回お話しする「井穴診・爪甲診」は、その四診の中の「切診」「望診」の一つです。
東洋医学では、患者さんの指先にある「井穴」という経穴の周辺を触診したり、爪の状態を丁寧に望診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、
東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を慎重に考え、鍼灸を配穴したり、漢方を処方したりするのです。
また、この「井穴診・爪甲診」というものは、近代日本では鍼灸家によって重視されてきた考え方と言えます。
昭和初期、宇和川義瑞先生の『不問診断学』や、柳谷素霊先生の『簡明不問診察法』、平成に入っては藤本蓮風先生の『体表観察学』に纏まっています。
我々、現代を生きる鍼灸師、東洋医学を実践する者は、先輩方が守ってきたこの伝統を継承し、発展させていかなくてはなりません。
まあ、この講義において私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、
医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
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