東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会ライブ配信「腰痛の症例解説」を視聴しました。

2022.08.05

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7.31(日)は、北辰会ライブ配信「慢性腰痛の症例解説」を視聴してきました!!

 

 

北辰会の真骨頂とも言われる、症例検討会。

 

 

かつて、その激しいやり取りは、会の内外で賛否両論を巻き起こしたこともありました。笑

 

 

(一社)北辰会というのは、40年以上の歴史を持つ鍼灸学術研究団体な訳ですが、構成メンバーの大多数は鍼灸専門の臨床家集団ですから、

 

日々北辰会方式の鍼灸治療で患者さんを限りなく治すことは勿論、その症例でもって何を語れるか、ということが重要です。

 

 

だから一番本気になれる部分でもあります。

 

 

北辰会が近年、外部に発表してきた症例というのは、西洋医学の世界でも難病、難治性疾患と言われるような、いわゆる重症の疾患に対して、奇跡のような高い効果を挙げた症例が多く、

 

なかなか若い先生方からすると、北辰会で症例を発表するのはハードルが高いように思われているかもしれませんが、重症の難治性疾患も、肩こり腰痛などのありふれた軽症の慢性疾患も、

 

同じ理論体系で治療を進めている訳ですし、むしろ、ごくありふれた軽症の疾患での、無数の成功体験や失敗体験の上に、難病治療が成立しているのです。

 

 

ですので、若い先生方には、肩凝り、腰痛、冷え性、浮腫み、慢性胃炎などなど、ありふれた軽症疾患で、成功症例でも、失敗症例であっても、臆せずにガンガン発表して頂きたいと思います。

 

 

それが非常に自分自身の勉強になりますし、学術レベルの向上に繋がりますし、患者さんのためになります。

 

 

失敗した症例なら勿論ですが、たとえ成功した症例であっても、もっといい治療は出来なかったか、もっと早く治せたんじゃないかと、自分に厳しく、さらに上を求める姿勢が大事だと思います。

 

 

それを何例も何例も繰り返した先に、鍼の効果にあっと驚くような世界が、徐々に開けてくる訳ですね。

 

 

今回の高繁先生の発表も落ち着いていて非常に良かったですし、山本先生と油谷先生の解説も分かり易かったと思います。

 

 

 

 

 

 

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「超越漢方研究会」を視聴しました。

2022.07.09

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昨日のニュースで、心を痛めてしまっている方がほとんどだと思います。

 

 

私もその一人だし、昨日の夜から、今日診た患者さんにも、多かったです。

 

 

まだ事件の詳しい背景は分かっていないし、今後全て明らかにされるかどうかも分かりませんので、今あのニュースを見ても、やるせない気持ちになるだけ、ここは落ち着いて、各人が自分の人生に、集中していきましょう。

 

 

暫くは発信を控えようかとも思いましたが、ここはいつも通りいきたいと思います。

 

 

 

 

7.3(日)は、超越漢方勉強会にオンライン参加し、視聴しました。

 

 

これは、日本東洋医学会関西支部の先生方を中心に行われている勉強会で、今回は北辰会の漢方医でもある竹本喜典先生や、いつもお世話になっている賴建守先生が講演されるということで、初めて参加させて頂きました。

 

 

細々書いたらキリがないけど、内容は鍼灸家から見ても素晴らしかったと思います。

 

 

「半夏(はんげ)」という生薬について、有名な先生方がワイワイと非常に盛り上がっていました。

 

 

半夏はサトイモ科のカラスビシャクの塊茎の外皮を除去して乾燥させたもので、化痰止咳平喘薬、と言われるグループに属する生薬です。

 

(まあ要は痰をとって呼吸を楽にする作用のある生薬ね。)

 

 

性味は辛温、微量ですが有毒、帰経は脾、胃と言われます。

 

『中医臨床のための生薬学』P334 参照)

 

 

そのままなめると、マジで咽喉(というか気道全体)がとんでもない乾燥感に襲われます。苦笑

 

 

昔、蓮風先生が半夏をなめてとんでもない目に遭ったというので、真似してなめたら、やはりドエライことになりました。苦笑

 

 

絶対真似しちゃダメです!!

 

(・・といっても、やっちゃう奴いるんだろうなあ。。。)

 

 

そしてこの半夏の毒性を消すのが生姜(生薬名しょうきょう:生のショウガ)なんですね。

 

 

因みに、半夏+生姜で小半夏湯という漢方薬で、これに茯苓を加えたのが、妊娠悪阻に良く用いられる小半夏加茯苓湯ですね。

 

 

この方剤は船酔いなんかにも応用されることがあり、実は小半夏加茯苓湯には、僕も以前助けられました。笑

 

小半夏加茯苓湯と船酔い 7

 

 

我々鍼灸師が、経穴の、ある一穴で盛り上がれるように、漢方家もあのように、生薬一つであーでもないこーでもないと盛り上がれるようであって欲しいな、楽しそうだな、と思いましたね。

 

 

 

臨床は、そりゃあ厳しいことも多々ありますが、やはり、仕事は基本的には楽しんでやらないと。

 

 

 

 

 

 

 

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7.9(土)18時から「Dr’s Prime Academia」で喋ります!

2022.07.07

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7.9(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、

 

「東洋医学へのいざない 診察編②-舌診―」

 

という内容でオンライン講義致します!

 

(因みに無料です。)

 

 

お申込みはこちらから!!

 

(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった日時に再配信、という形になるそうです。)

 

 

前回までは「医師の勉強会」というタイトルの講座だったのですが、今回からは「Dr’s Prime Academia」という、カッチョイイ横文字の講座名に変わったそうです。

 

 

これにより、これまでは一回一回申し込みする必要があったのが、アカウントを作成すれば毎回ログインして視聴することできるようになったようです。

 

 

 

 

西洋医学では、舌癌の有無などを中心に、口内炎や歯周病など、口腔内の病変を察知し、あるいはそれを通じて全身性の疾患を疑う目的でなされる、口腔内の視診の一環としての舌診。

 

 

それに対して東洋医学では、舌の観察を通じて、なんと「全身の状態」を把握します。

 

 

しかもここでいう「全身の状態」というのは、

 

「八綱弁証レベルにおける陰陽の偏差(とりわけ寒熱を中心に)、また、全身における気血津液の偏在状況、流動状況、五臓六腑の病理状況、病邪の判別、また、それを通じて生命力(胃の気)の盛衰など」

 

という意味です。笑

 

 

まあ要は東洋医学における舌診というのは、舌を診ただけで、全身の生理状況、病理状況その他を、一括して診んが為になされるものであります。

 

 

先日書いたように、脈診もそうでしたね。

 

 

今回はそんな深遠な「東洋医学的舌診の世界」のエッセンスを、医師の先生方向けに、極力要約して噛み砕いてお伝えしようと思います。

 

 

内容は東洋医学ビギナーの医師の先生方にアジャストします。

 

(今回からは、リアルタイム参加は医師、医学生の方のみで、それ以外の方は後日アーカイブ配信、という形に、今のところはするようです。)

 

 

 

お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第12回古典ライブを視聴しました。

2022.06.17

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6.5(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!

 

 

今回も岡本一抱(1655-1716)『万病回春病因指南』を題材に、「嘔吐・翻胃(おうと・ほんい)」というテーマでの講義でした。

 

 

これねー、意外と多いんです。

 

 

特に若い人で。

 

 

最近も、消化器内科の先生から、比較的若い患者さんの「FD(Functional dyspepsia 機能性ディスペプシア)」の患者さんを紹介して頂き、何例か診ているところです。

 

 

実は僕自身も、20代のある時期に、一過性でしたが、嘔吐癖のようなものがついてしまったことがあって、以前はお酒を飲んでも相当飲まなければ吐くことはなかったのですが、

 

少し飲んだだけで吐くようになり、酒を飲んでいなくても常に悪心があるような状態となり、結構苦労した思い出があります。苦笑

 

 

また、患者さんでは、もう10年以上前ですが、すい臓がんの末期の患者さんで、亡くなる寸前まで診させてもらった患者さんでしたが、最後はもう黄疸が出て、嘔吐が止まらず、

 

吸い飲みの水や、自分の唾液を少し飲んだだけでも真っ黄色の胆汁まで吐いてしまい、非常に可哀想だったのをよく覚えています。

 

(まさに今回の講義で言う”翻胃”、”上膈”の病の状況だったんでしょうね。)

 

 

このように、軽症から重症まで、非常に様々な思い出がよぎる嘔吐ですが、今回の講義では「胃の冷え」に注目しつつ、「脾胃は寒熱の偏りを嫌う」ことに着眼せよ、という内容で、非常に参考になりました。

 

 

具体的には、嘔吐を治す時に、もし胃の冷えが原因のものであれば、生薬では生姜や山椒が重要になるということです。

 

 

酒ばっか飲んで嘔吐する人に、乾姜を使うことが重要とは、湿熱や湿痰を攻下する事ばかりを考えていた、20代の頃の僕にはほとんどない視点でしたね。笑

 

(・・・あの当時、とある有名な漢方の先生が、僕に対して温剤を処方した意味が、少し分かりました。)

 

 

まあ、平たく言えば、吐くことによって邪気を排出する側面と、吐くことによって正気が傷られる側面があり、そのバランスをよく考え、かつ、吐くことの原因を慎重に追及しないと、なかなか治らないよ、ってことですね。

 

 

あとは、酒飲んだら、基本的には運動と利尿が重要で、むやみに下したらいけないよ、とか、奥村先生が以前から盛んに研究されている「膜原」に対する理解、というのも、重要な指摘ですね。

 

 

やはり膈膜ライン、帯脈ライン、その中心にある胃土エリアは重要だ、というところに行き着きますね。

 

 

また、今回も奥村先生の古典研究の精緻さが光っており、日本の江戸期の古典の中に引用されている、中国の古典にさらに当たって、その文章の内容の違いから、

 

各時代、各国の先生方の考えを類推するという、ベーシックだけど非常に重要な研究方法で、いつもながら、頭が下がる思いがしました。

 

 

こうやって、臨床上よくある症状でも、歴史を掘り下げると、非常に奥が深いことがよく分かりますね。

 

 

なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。

 

 

これを機に入会の方はこちらからぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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6.18(土)18時から、医師向けに脈診に関して喋ります。

2022.06.15

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6.18(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、

 

「東洋医学へのいざない 診察編①-脈診―」

 

という内容でオンライン講義致します!

 

(因みに無料です。)

 

 

お申込みはこちらから!!

 

(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった時間に再配信、という形になります。)

 

 

西洋医学では、脈拍数や不整脈、左右差、あるいは脈管の硬さなどで、心血管系の異常を念頭に、血圧の状況などを察知する目的で行われる、橈骨動脈の触診。

 

 

それに対して東洋医学では、橈骨動脈の拍動の様子で、なんと「全身の状態」を把握します。

 

 

しかもここでいう「全身の状態」というのは、

 

「全身における気血津液の偏在状況、流動状況、五臓六腑の病理状況、病邪の判別、また、それを通じて生命力(胃の気)の盛衰」

 

という意味です。笑

 

 

まあ要は東洋医学における脈診というのは、手首の脈を触っただけで、全身の生理状況、病理状況その他を、一括して診んが為になされるものであります。

 

 

今回はそんな深遠な「東洋医学的脈診の世界」のエッセンスを、医師の先生方向けに、極力要約して噛み砕いてお伝えしようと思います。

 

 

もちろん、内容は東洋医学ビギナーの医師の先生方にアジャストしますが、鍼灸師その他の先生方や、学生さんも参加可能だし大歓迎です。

 

 

 

 

 

 

 

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第39回、順天堂東医研で喋ってきました!!

2022.03.28

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3.24(木)の夜は、第39回の順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

2月に行われたシンポジウムも大変盛況で、5月にはスピンオフ企画としてのイベントも行われるとか。。。

 

(また告知があると思います。)

 

 

コロナ禍によって思いがけず全国に広げることが出来たこの活動、是非とも、多くの医学生に参加して頂きたいと思いますね。

 

 

 

 

今回の講義テーマは

 

「東洋医学のキホン 臓腑経絡学 脾胃 -2022-」

 

「東洋医学的診察法③ 腹診 -2022-」

 

の二本立てです。

 

 

実はこの二つの講義は、2019年に私が順天堂東医研で行った講義であります。

 

(なのでリビルドバージョン、という意味を込めて―2022―と銘打ってある訳です。)

 

 

コロナ禍以降、順天堂東医研はオンライン講義になったので、2020年の春以降の講義に関しては、全て動画で残っているんですが、2019年に私と長瀬先生がやった講義は、資料は残っているものの、講義動画は一切残っていません。苦笑

 

 

これでは、基礎理論に関しては同じ講義を何度も何度も、何年もしなくてはならないので、永久不変である東洋医学のキホン部分については、全て資料とともに動画で残してアーカイブ化しよう、ということになりました。

 

 

ですので今回、最新情報を加えてスライドをリビルドし、再講義している訳です。

 

 

あと1回講義すれば、2019年に私が喋った分に関しては完全映像化終了です。

 

 

次の扉を開くことが出来ますね。。。(^^)

 

 

今回は初めて参加なさる大学の学生さんも多く、非常にいい質問が飛び交って、2コマ終わって懇親会の1時間も、機嫌よく喋ってたらあっという間に3時間経ちました。笑

 

 

体感時間は一瞬でしたね。

 

 

当日の質問の中には私の知らなかった内容もあり、また翌日も質問を頂き、自分自身も非常に良い復習が出来ています。

 

 

さて、世の中はネガティブな情報で溢れかえっていますが、この活動は、2022年度も楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第7回古典ライブを視聴しました!!

2021.12.01

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11.24(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!

 

 

11.24は二十四節気では小雪ですね。

 

 

立冬を過ぎ、冬至に向かう段階、養生が重要です。

 

 

今回のテーマは「鼻病」です。

 

 

 

最近で、鼻病に関するホットな話題といえば、コロナ後遺症の「嗅覚障害」ですね。

 

 

まあ、コロナに限らず、インフルエンザでも、普通のカゼであっても、熱が下がったり、食事がとれるようになったりして、ほぼほぼ回復した時に、嗅覚障害だけが残る、なんてことは、よくある話ですね。

 

 

私も最近、コロナ後遺症の嗅覚障害に関しては、数例ですが治療にあたらせて頂きましたが、そこまで深刻なものは少ないようで、普通に治療すれば順調に回復するものが多いようです。

 

 

 

・・・さて、これから第6波がどうなるか。

 

 

まあ、あとは「鼻病」と言えば花粉症や副鼻腔炎など、日常的によく診る訴えではないでしょうかね。

 

 

 

 

鼻病を診る上で特に重要なのは、表面的な冷えによって、鼻に熱が籠って、鼻塞や嗅覚障害が起こっているものです。

 

 

また、鼻は天門、口は地戸、その間に「人中」という経穴がある、よって、気付けで人中を使う意味を考えることが出来る、という話も、個人的には好きでしたね。笑

 

 

五臭は天、五味は地、五味の異常は重視されるけども、五臭の異常は軽視される場合がある。

 

 

鼻は明堂とも言われる重要な部位で、鼻病を軽視してはならない。

 

(因みに、上星穴の部分を明堂という古典もある)

 

 

 

その他、酒製大黄といって、大黄を酒で洗って使ったり、酒に浸して使ったりすることで、薬効が及ぶ位置を変えることが出来る、とか、脾胃へのダメージを軽くできる、とか、

 

そういった、漢方薬を理解するうえで欠かせない「修治」のお話や、以前このブログでも紹介した「一貫堂医学」の処方群で重要視される「黄連解毒湯」「荊芥連翹湯」のお話し、

 

さらに菅沼周桂(1706-1764)『鍼灸則』本郷正豊『鍼灸重宝記』その他の江戸期の重要な伝統鍼灸古流派の諸文献のお話し、

 

印堂と肺、奇穴の鼻通と胆などなど、重要な話が飛び出しまくるこの講座、是非チェックしてください☆

 

 

また今回も、漢方医である竹本喜典先生からもコメントがあり、厚みがありましたね。

 

 

まあ、まさに北辰会の飲み会みたいな内容なんですが(笑)、講義用にきちんと整備された内容になっていますので、これを2000円で聴けるのは安すぎると思います。

 

 

 

会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第5回古典ライブを視聴しました!!

2021.09.17

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9.15(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!

 

 

水曜日は毎週、東洋鍼灸専門学校での講義なので、21:10まで講義なんですが、学校を出て、21:15くらいからスマホで講義を聴きながら、

 

チャリこいで家に帰り、家で片付けと明日の準備をしながら、講義を聴けるという素晴らしさ。

 

 

もう、オンライン講義なしでは生きていけない。。。笑

 

 

しかも、分かりにくかったところを翌日にOD配信で確認できるというお得さ。。。

 

 

北辰会会員に限らず、対面実技指導が受けられないコロナ禍のうちに、しっかりと学術のレベル、特に「学」のレベルは、最高まで高めましょう。

 

 

臨床家にとって、学と術は両輪の輪です。

 

 

今回の第5回古典ライブのテーマも

 

「古典に学ぶ病因病機 ~万病回春病因指南を題材として~」

 

であり、今回は

 

「内傷(脾胃)」

 

にフォーカスした内容でした!

 

 

奥村学術部長の圧倒的知識量と、新風代表のサクッとしたまとめ、というコンビネーションで語られるこの講義ですが、回を重ねるごとに分かり易さが増している感じがあります。

 

 

今回は、今の晩夏~初秋の時期にタイムリーな「内傷」で、主に金元の4大医家の一人である李東垣(1180-1251)の説を引きながら、

 

内傷のほとんどは中気(中焦の気≒脾胃の働き)が関係している、従って脾胃に着眼した治療は重要、という内容でした。

 

(なかなかの極論ではありますが。。。)

 

 

食欲の秋であり、また、夏の間にした暴飲暴食の影響が悪い面で出てきやすい時期でもありますので、このことについて知っておく、意識するのはとても重要です。

 

 

今回は、なぜか僕だけ(苦笑)画面がフリーズしましたが、どうにかリカバリーできました。(^^;

 

 

まあこういう不具合とか操作上の問題なんかも、今後の5Gの時代ではどんどん改善されてくるのでしょう。

 

 

こうやって何回もやっていくうちに、講師の方も、視聴者の方も、オンライン講義に慣れて、コロナもまだまだ長引きますから、今後は座学はこれが間違いなく主流になることと思います。

 

 

こんな便利なことに慣れたら、もはや以前に戻れるわけないですな。(*‘∀‘)

 

 

今回、印象的だったのは、「補中益気湯の中に柴胡と升麻が入っていることの重要性」というお話。

 

 

金元の4大医家の中でも、特に脾胃の働きを重視し、”補土派”と言われる李東垣(1180-1251)が創方した薬として有名で、現代の臨床でも非常によく使われる「補中益気湯」という薬(補気剤)があります。

 

 

これの中身(構成生薬)は、各古典によって多少の違いはありましょうが、基本的には

 

人参・白朮・黄耆・当帰・柴胡・陳皮・炙甘草・升麻(by『中医臨床のための方剤学』)

 

なのですが、この薬の中に入っている柴胡と升麻は、表証の薬(辛凉解表薬)でありながら、補気剤に配合すると升陽作用を発揮します。

 

 

これを鍼で表現しようとすれば、脾胃を補う配穴に、臨泣などの木気を巡らせる配穴を足すと、補中益気湯のそういう側面が表現できたりします。

 

 

臨床上、上實下虚や上熱下寒、いわゆる冷えのぼせや、人体の上下のアンバランスが起こった状態の患者さんに接する機会は多いですが、

 

意外と中焦脾胃に注目して「補気昇提」という考え方で治療するとうまくいくケースがあります。

 

 

何でも清熱や降気を考えりゃいいってもんじゃない。

 

 

中焦を補気し、清陽を押し上げることで、かえって邪気が降りる、足が温もる。

 

 

ここもなかなか、東洋医学の臨床家の腕の見せ所でしょう。

 

 

改めて、よくよく考えておくべきだと思いましたね。

 

 

また、以前から奥村先生が深く研究されている腹診論に関して、先天易と後天易と境界と、木土の五行の相生相剋の話、また、味岡三伯門下で岡本一抱(1655-1716)の同期で、

 

弟子の中の四傑といわれる浅井周伯(1643-1705)の子孫が記したと言われる「五蔵決用圖」の話など、今回もなかなか含蓄のあるお話を頂きました。

 

 

まあ簡単にいうと、江戸期の医家は腹部に宇宙を見て、治療をやっていた、ということですね。

 

 

これを壮大で、スケールが違う!美しい!!と取るか、Primitiveととるか、非科学的でとるに足らない、思弁的であり、観念論では病気は治らない、と斬るか。

 

 

・・・とまあこのように、2000円では安すぎる、非常に学びのあるこの講座、会員の先生方限定の講座ですが、これを機に入会の方はぜひ☆

 

 

 

「なんちゃって」じゃない、本気の東洋医学の素晴らしい世界が、待っていますよ☆

 

 

 

 

 

 

 

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第9回 DAPAカンファレンスで喋ってきました!!

2021.08.04

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8.2(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

今回のテーマも、「緩和ケアと鍼灸」

 

 

このテーマは話題が盛り沢山なんで、3回に渡って行うようですが、今回はその第二回です。

 

 

緩和ケア専門の医師や看護師の先生方や、大学で緩和ケアについて研究なさっている先生、緩和ケアの現場で働いておられる鍼灸師の先生も参加されての、豪華メンバーでの勉強会でした。

 

 

今回の症例は「訪問看護師によるグリーフケアの症例」と、「認知症(徘徊、譫妄、不安)・胃瘻の1症例」の二症例。

 

 

 

1例目は訪問看護師さんによる、末期の患者さんとその御家族に対する医療的、精神的フォローの実際の症例です。

 

 

 

緩和ケアの現場では、患者さんだけでなく、その御家族へのサポートも非常に重要になります。

 

 

この症例では、患者さんが亡くなくなられる少し前の時点で、すでにご家族に「お看取り」についてレクチャーするということをやっておられ、

 

それは普通にスゴイと思いましたし、必要なことだと思いました。

 

 

二例目は、私の症例です。

 

 

 

亡くなった患者さんの御家族も含め、10年ほど前からお付き合いのあるご一家の、思い出深い症例です。

 

 

 

最終局面が近づくにつれ、私の頭にあったのは、

 

「御本人、御家族含め、関わる全員が、あとで後悔しないように」

 

ということでした。

 

 

 

自身の経験と知識をフル稼働して、よりエレガントに死に導くということは、生易しいことではないですが、本症例に関しては、まあまあの仕事、介入は出来たかな、という症例です。

 

 

あとは今回、この症例を通じて、胃に直接管を入れる経管栄養の方法である「胃瘻」というものについても、皆様に御一考頂きたかったので、強調してお伝えいたしました。

 

 

何がどの程度伝わったかは分かりませんが、アンケートの結果を待ちたいと思います。

 

 

緩和ケアシリーズ、残すはあと1回。

 

 

どんな症例が出てくるか、楽しみです。

 

 

・・・とまあこのように、非常に勉強になるDAPA、回を重ねるごとに受講者数が増えてきております!!

 

 

次回は9.13(月)20:00~ 1時間程度です。

 

 

楽しみです!!

 

 

 

お申込みはこちらから近日中にいけるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第31回、順天堂東医研を視聴してきました!!

2021.08.03

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清明院では現在、求人募集しております。

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7.29(木)の夜は、第31回、順天堂東医研を視聴してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生、講義テーマは

 

「その人を診る 精神神経疾患に対して東洋医学ができること~世界は分けてもわからない~」

 

です。

 

 

前回私が講義した内容の湯液&臨床編、とも言える内容です。

 

 

東洋医学では精神疾患をどう考えるのか、そしてどの程度の結果が出るのか、これは重要なテーマです。

 

 

カテゴリ「精神科疾患と東洋医学」 参照

 

 

糖尿病などの三大成人病に関して、よく「生活習慣病」という言い方がされますが、それに対して精神疾患のことを「思考習慣病」と表現されていましたが、

 

毎日患者さんを診ている身として、まさにだと思いましたね。。。

 

 

また随所に、東洋医学のいう胃腸と精神の働きの関連性を裏付けるような近代的な基礎研究なんかも紹介して下さり、こういう話も、医大生からすると非常に興味を持ちやすいだろうな、と感じましたし、

 

 

簡単なチェックシート型の問診表で、体質のタイプ分類をする方法など、学生さんとしては取っつきやすいだろうなと、教え方として非常に勉強になりました。

 

 

真の教育とは教えることではなく、興味を持ってもらって、自ら学ぶように仕向けること、というのは蓮風先生から教わった言葉ですが、重要なことだと思います。

 

 

 

 

前回、6月の順天堂講義が終わった時、7月はゆっくり過ごそうかな、なんて思っていたんですが、なんだかんだやってたら、一瞬にして7月が終わりました。苦笑

 

(体感では1週間くらいの感じでした)

 

 

 

 

8月も結局、忙しそうだな。。。

 

 

 

 

 

 

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