東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鍼灸

鍼灸には保険が効かない!?(その6)

2010.03.27

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これまでのお話鍼灸には保険が効かない!?(その1)鍼灸には保険が効かない!?(その2)鍼灸には保険がきかない!?(その3)鍼灸には保険が効かない!?(その4)鍼灸には保険が効かない!?(その5)ここまで、日本における鍼灸を取り巻く保険の現状、歴史、アピール方法、海外の鍼灸事情について、甚だ簡単ではありますが、書き連ねてきました。(分かりにくくなかった?ちょっと心配・・・。)ということで今日は番外編というか、過去の記憶編にします。(笑)こういうのをテーマに書いていて、患者さんから「なんか最近のブログ、難しい話してるナー。」とか、「要は単に保険使えないってことでしょ?ならただそう書けばいいじゃん!くどいよー。」とか思われやしないかと、内心ビクビクしながら書いてます。(苦笑)・・・でもね、これは大事なことなんです。僕は清明院のHP上でもこのブログ上でも、日々の臨床でも、盛んに東洋医学の素晴らしさ ....

鍼灸には保険がきかない!?(その3)

2010.03.24

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これまでのお話鍼灸には保険が効かない!?(その1)鍼灸には保険が効かない!?(その2)鍼灸治療に、病院と変わらない方法で、保険が使えるようになる、こんな日が来たら、僕らにとっても、患者さんにとっても、こんなに嬉しいことはありません。しかしこれには、実に様々な問題が重層的に立ちふさがっており、正直、はたして我々が生きているうちに実現するだろうか、と思ってしまうほど、実現は至難の業だと思います。まず、鍼灸、東洋医学の有効性をアピールするにあたっての問題です。清明院HPにも書いてある通り、鍼灸はあらゆる病気に有効だと思います。近年、WHO(世界保健機構)が、鍼灸治療の有効性あり、とした疾患を、具体名をあげて発表しました。(社)日本鍼灸師会HP参照これを見ますと、前々回に挙げた、日本政府が保険適応と認めた6疾患以外にも、実に様々な病気に、鍼灸が有効であることが分かります。僕個人的には、さらにこれら ....

わが日々

2010.03.03

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こないだ患者さんから、「なんか先生のブログ読んでたら、先生って治療か、勉強か、飲んでるか、寝てるかしか、してなくないですか?」と聞かれました。僕は当然、「その通りでございます!」とキッパリお答えしました。まあ充実っていうかなんていうかね、今はそれがイイ感じなんです。なのでもしこれに飽きたら、また他のことでもすると思います。・・・当分、飽きないでしょうけどね。(笑)僕はもともと極端に飽きっぽくて、昔から身の回りのものごとの全体像が僕なりにつかめてしまうと、とたんにそこにいるのが退屈になります。そのくせ「ヒマ」は嫌いだったりします。まあ気分屋というか、要は根気がないんですね。(笑)よく同業の後輩から、「竹下先生って、どうして鍼をやろうと思ったんですか??」と聞かれることがありますが、僕は大概、「んーまあ、ヒマ潰しかな・・・。」と答えます。(笑)僕は10代の頃、僕は毎日毎日、何か面白いことないか ....

「鍼灸」の有効性

2010.02.14

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   今日は、少し真面目に「鍼灸の有効性」について考えてみたいと思います。(笑) 僕は、これまでの自分自身の経験から、「鍼灸は大変よく効くものだ」、という認識を持っています。(しかも、「あらゆる病に効く」という認識です。) しかし、これはあくまで「僕個人の経験上」の話であり、尊敬する色々な先輩から、これまで様々な技術、方法論を教わってきて、それを実際に実践してみての見解であり、 必ずしも「一般的」ではないと思います。 つまり、いい先輩に恵まれなかった鍼灸師の中には 「鍼灸を実践してみたけど全然効かなかった。出来るようになんなかった。」 と吐き捨てて、やめてしまった先生もいらっしゃることでしょう。 そのためか、日本の医学界、医療業界では、なかなか鍼灸の有効性を広く認め、一般的に認知させる、という活動が盛んになってきません。(もちろん、一部の先生方は一生懸命活動されておりますが。) 僕は 「鍼 ....

「七情」まとめ

2010.02.06

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これまでのお話・・・ 「七情」って何ですか? 「怒」について 「喜」について 「思」について 「悲」「憂」について 「恐」について 「驚」について まあ長々と「七情」について書いてきましたが、今日が一応の完結編です。 日々生きる中で、人は精神的にも肉体的にも、あらゆる刺激にさらされています。 東洋医学では特に、精神的な刺激に対する様々な反応のことを「七情」と名付けて、まとめている訳ですが、現代人はコレの「過不足」が病気の根本原因となっていることが、あまりにも多いように思います。 これは日々患者さんから話を聞いていて、ホントによく思いますね。 これについて、 「何でかな~・・?」 と考えると、1つには、例えば寒さや暑さといった、肉体的な刺激に対しては、文明の利器を使ってかなり回避することが出来るようになったけど、 精神的な刺激に対してはどうしても回避できないためなんじ ....

「そんなんで効くの?」

2009.12.27

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これは、たま~に患者さんから言われます。(苦笑)・・・てゆーかコレ、フツーに若干失礼ですよね??大体の場合は、ウチの鍼灸は痛くないよ、恐くないよ、という説明をした後に来るのがコレです。(苦笑)まあ答えは当然、「効きます。だから生活できてます。」なんですが、要はコレってね、鍼灸治療を受けたことのない患者さんにとっての「鍼灸治療」とは、痛いところや凝ってるところを中心に、全身に鍼を刺されまくり、灸をすえられまくり、拷問のような治療に耐えたのちに、凝りや痛みのとれた体をめでたくGET出来るもの、という先入観+固定観念から、勝手にそういう風に想像しているのではないでしょうか?であればそれは全然違います。その認識は間違ってます。少なくとも清明院では、そのような乱暴な治療はしませんし、治療の刺激は驚くほど軽いものです。使う鍼は多くて3本程度、全身状態を詳しく診察したのちに、「ここぞ!」というところにピ ....

「副作用」って何ですか?

2009.12.08

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今日は「副作用」のお話し。「副作用」を調べますと、(公社)日本薬学会のサイト様のこのページよると病気の治療に関わる主作用に対し、それとは異なる別の作用や有害である作用のこと。一般的には主作用以外の作用でも患者にとって不都合でない場合は副作用と呼ばないことが多い。病気の予防、診断、治療に通常用いられる用量で起こる好ましくない反応を有害反応(adverse reaction)と呼ぶ。医薬品添付文書では副作用の項目に有害反応が記してあり、一般には副作用と有害反応は同じ意味として扱われている。(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)とあります。・・・なぜ、今日はこんな当たり前みたいな疑問を書いたかというと、先日患者さんから、「漢方薬には副作用がないんですよね?」という言葉を聞いたからです。まあコレ、良く聞く言葉なんですが、僕は大体、「ん~ないわけじゃないんだけど、要は西洋薬よりも ....

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