東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「そんなんで効くの?」

2009.12.27

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これは、たま~に患者さんから言われます。(苦笑)

 


・・・てゆーかコレ、フツーに若干失礼ですよね??

 


大体の場合は、ウチの鍼灸は痛くないよ、恐くないよ、という説明をした後に来るのがコレです。(苦笑)

 


まあ答えは当然、

「効きます。だから生活できてます。」

なんですが、要はコレってね、鍼灸治療を受けたことのない患者さんにとっての「鍼灸治療」とは、痛いところや凝ってるところを中心に、

 

全身に鍼を刺されまくり、灸をすえられまくり、拷問のような治療に耐えたのちに、凝りや痛みのとれた体をめでたくGET出来るもの、

 

という先入観+固定観念から、勝手にそういう風に想像しているのではないでしょうか?

 


であればそれは全然違います。

 

 

その認識は間違ってます。

 


少なくとも清明院では、そのような乱暴な治療はしませんし、治療の刺激は驚くほど軽いものです。

 


使う鍼は多くて3本程度、全身状態を詳しく診察したのちに、「ここぞ!」というところにピタッと鍼が入れば、
痛みをまったく感じないか、

 

感じても蚊に刺された程度で、数秒で治まります。

 


そして、鍼を打ったまま数分、場合によっては数十分安静にしていると、体の冷えている部分は温まってきて、熱っぽい部分はスーッとしてきます。

 


そして、大体の患者さんは寝てしまいます。

 


それが、体の「気の流れ」「陰陽のアンバランス」が整っていく感覚であり、清明院が理想とする、刺鍼に対する反応であります。

 


これを繰り返していくことによって、あらゆる病に対応していきます。

 


きつい刺激を人体に与えることは、かえってマイナスになると思っています。

「じゃあ病院が行う外科手術は超キツイ刺激ですけど、人体にマイナスなんですか!?」

という突っ込みに対する答えは、

「はい、患部(例えば癌化した内臓)以外にとってはマイナスです。」

となります。

 


現代は麻酔の技術が発達しているため、手術に痛みを伴うことはありませんが、

 


とりたい組織をとるために、正常な組織を切り開いていく必要がありますので、切り開かれた正常な組織にとっては、要は大怪我をしたのと同じことです。

 


当然、癒着など、後遺症の原因になったりもします。

 


東洋医学が考案された時代は、麻酔の技術そのものがなかった訳ですから、医者のテーマは人体の「形態」ではなく、「機能」に相対的に焦点が当たっていたであろう、

 

という話は、以前お話しした通りです。

 


人体の「機能」を整える、すなわち、東洋医学の言う、「気」を上手に動かして「陰陽」のバランスを整える、最高にシンプルな道具が「鍼灸」なんです。

 


なので、むしろ刺激量が極力少ない「正確な」鍼の方が、気の動きが分散しないため、効くんです。

 


間違ったキツい鍼を何本刺しても、マイナスです。

 


お分かりいただけましたでしょうか?

 



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