東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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咳嗽(がいそう)とは⑥

2023.12.19

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「腎陽虚の咳嗽」と「肝火犯肺の咳嗽」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
まずは、腎陽虚の咳嗽についてです。
 
 
 
陽虚体質、老化による衰弱、慢性の咳嗽による腎陽不足により、腎の納気が無力になることで発生します。
 
 
 
この場合、咳嗽時に呼吸困難をともなったり、呼吸困難が起こった後に咳嗽が生じる特徴をもちます。
 
 
 
重篤になると、臍下から気が上に奔逆するように感じ、動くと増強します。
 
 
 
また、腎は水を主り、腎陽虚により水湿が上泛すると痰が生じます。
 
 
 
この場合の痰には鹹味が感じられるといった特徴をもちます。
 
 
 
腎気不固により咳嗽が甚だしいと、尿失禁を呈します。
 
 
 
治法は、温補腎陽を用います。
 
 
 
咳嗽、呼吸困難が強い際の治法は、補腎化痰を用います。
 
 
 
次は、肝火犯肺の咳嗽についてです。
 
 
 
内傷七情により肝気鬱結、化火して、肝火が肺を侵襲して肺気上逆を引き起こして発生します。
 
 
 
この場合は、胸脇部が詰まって苦しかったり痛む、憂うつ、イライラ、易怒といった肝気鬱結の症候に加えて、
 
 
 
咳嗽、呼吸促迫、呼吸困難などの肺気上逆の症候、痰が切れにくい、咽喉の異物感があって咳をしても取れない等の痰気鬱結の症候をともなうことが特徴です。
 
 
 
その他にも、咳嗽時は顔面紅潮して脇痛が出たり、咽喉の乾燥感、舌の尖辺が紅、舌苔が薄黄で乾燥、脈が弦数を呈します。
 
 
 
治法は、舒肝解鬱、行気化痰を用います。
 
 
 
肝火の口苦、黄痰、舌質紅、脈弦数などが顕著な場合の治法は、清肝瀉火、潤肺化痰を用います。
 
 
 
咳嗽の弁証分類は以上です。
 
 
 
咳嗽は、まずは外感と内傷の弁別をする必要があります。
 
 
 
一般的には外感の咳嗽は明らかな原因が認められることが多く、発症が急で経過が短い特徴をもちます。
 
 
 
内傷の咳嗽は、明らかな誘因が分かりづらく、発症が緩慢で経過が長い特徴を持ちます。
 
 
 
慢性化すると実証であったものが虚証に以降していき、肺陰虚、腎陽虚の咳嗽は慢性的で反復発作を起こします。
 
 
 
咳嗽が日中に強いものは熱証、燥証が多く、夜間に強いものは腎虚、脾虚、痰湿が比較的多いとされています。
 
 
 
痰が希薄なものは寒証、湿証であり、粘稠なものは熱証、燥証と分類でき、
 
 
 
痰の色が白いものは風、寒、湿、痰が黄色いものは、熱と分類できます。
 
 
 
また、痰が多量だと痰湿、脾虚、腎虚、痰が少ないと風寒束表、陰虚に分類でき、燥咳では痰が少なくて喀出しづらく、程度がきつくてなると無痰となります。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

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