お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2023.09.03
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 謝敷です^^
前回はEBMを実践するうえで重要となる3つの要素を確認しました。
今回は、具体的にエビデンスを臨床現場で活用する方法として
5つのステップが示されていますので、そちらをご紹介したいと思います!
Step 1:疑問の定式化
臨床現場では、疑問がいっぱい湧いてきます。
この患者の病態は何か、どのような治療があるか、
最善な治療は?副作用は?費用は?予後は?
これら多種多様な疑問は、漠然としたままでは取り掛かることができません。
そこで、メインの疑問点に絞り、
「どんな患者さん(Patient)に、
どのような治療(Intervention)や原因(Exposure)があり、
その治療を実施した時や原因がない場合と比較して(Comparison)
どのような結果になるか(Outcome)、
といった、要素(PICOやPECOと言います)に分けて整理していきます。
その後、
Step 2:情報収集
として、PubMedといった医学文献のデータベースなどを活用して、検索し、情報を収集します。
膨大な文献から有用な妥当性の高い情報を効率的に得るため、
Cochrane Library やUpToDateといった二次的な情報源も整っています。
(詳細は鍼灸のエビデンス紹介の際に説明致します。)
Step 3:批判的吟味
論文内容を安易に活用するのではなく、
情報の信頼度や、結果の解釈について、検討を行います。
この研究は適切だったか、結果の解釈は妥当か等々…。
そのうえで、
Step 4:患者へ適用 として、
今、自分が担当する患者に有用なのか、効果のみではなく、
安全性や費用負担なども併せて検討し、診断や治療を選択、適用します。
そして最後に、実際の治療経過をとおして
Step 5:各ステップの評価 を都度、繰り返します。
論文では、EBMは”生涯にわたる自主的な学習プロセス“と記されています。
EBMと口にするのは簡単ですが、
この5つのステップを効率的かつ確実に実施していくには多様な能力が求められるのですね。
今週もありがとうございました!
<参考文献>
・Sackett DL. Evidence-based medicine. Semin Perinatol. 1997;21(1):3-5.
・橋本淳. EBMの実践とEBH. J. Natl. Inst. Public Health. 2000; 49 (4): 320-328.
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.06.27
ワクワク感2025.06.26
袋の中の大地2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
成長の喜び2025.06.12
制限が紡ぐ美しさの円環2025.06.11
問診に関して㉝(発汗の問診⑥)2025.06.10
癇(かん)とは②2025.06.09
血の病⑬2025.06.08
CONSORT声明2025⑥2025.06.07
気象発病学説③2025.06.06
学生との接し方2025.06.05
梅雨と梅2025.06.04
問診に関して㉜(発汗の問診⑤)2025.06.03
癇(かん)とは①2025.06.02
血の病⑫2025.06.01
CONSORT声明2025⑤2025.05.31
気象発病学説②2025.05.30
不備を解消する2025.05.29
さくらんぼの種2025.05.28
問診に関して㉛(発汗の問診④)2025.05.27
身熱肢寒(しんねつしかん)とは②2025.05.26
誕生日2025.05.25
CONSORT声明2025④2025.05.24
気象発病学説2025.05.23
うれしいこと2025.05.22
さくらんぼと鳥2025.05.21
問診に関して㉚(発汗の問診③)2025.05.20
身熱肢寒(しんねつしかん)とは①2025.05.19
そろそろ梅雨入り2025.05.18
CONSORT声明2025③2025.05.17
雨2025.05.16
知って理解する2025.05.15
さくらんぼの実2025.05.14
問診に関して㉙(発汗の問診②)2025.05.13
絶汗(ぜっかん)とは2025.05.12
血の病⑪2025.05.11
CONSORT声明2025②2025.05.10
立夏2025.05.09
乗り越える