東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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六淫の外邪⑫

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

 

関東地方は、天気予報ですと今週は雨天が少ない予報ですね。

 

 

 

この時期は、本当に天起予報が気になります。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

これまでのブログはこちら。

六淫の外邪

六淫の外邪②

六淫の外邪③

六淫の外邪④

六淫の外邪⑤

六淫の外邪⑥

六淫の外邪⑦

六淫の外邪⑧

六淫の外邪⑨

六淫の外邪⑩

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

・火は瘡瘍を発しやすい。

 

 

 

瘡瘍とは、皮膚がはれて膿をもったものを指します。

 

 

 

火邪が血分に鬱することにより、気血の停滞を発生させ、局部に集まり肉腐成膿すると瘡瘍が発生します。

 

 

 

『素問・至真要大論』には「諸痛痒瘡は、みな心に属す」と記載されています。

 

 

 

ここでの心は血分に熱が至っていることを指します。

 

 

 

火は五行でいうと、心に属しており、心と火は密接に関係し、心は血脈を主るという事で、血とも密接に繋がっています。

 

 

 

その為、火邪が営血分に侵入すると、心も障害を受けやすく、精神症状が出やすくなります。

 

 

 

火邪について書いてきましたが、暑邪との違いについて改めて整理すると、火邪は夏季前半の主季と考えられており、暑邪ほど季節性が無く、湿を伴っていないという点です。

 

 

 

 

また、火は陽邪の極みなので、程度としては、火邪の方が暑邪に比べ、火の症状が強くなります。

 

 

 

また、火邪や暑邪は、温熱病の病因となります。

 

 

 

その為、症状だけでなく、気温や天候、季節などを考慮したうえで、暑邪なのか、火邪なのかを弁別していく必要があると思います。

 

 

 

参考文献

『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房) 

『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

 

 

 

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の続き

 

 

 

浮脈

浮脈②

沈脈

沈脈②

遅脈、数脈

遅脈、数脈②

遅脈、数脈③

遅脈、数脈④

虚脈

虚脈②

実脈

実脈②

滑脈

滑脈②

濇脈

濇脈②

洪脈

洪脈②

微脈

微脈②

細脈

細脈②

伏脈

伏脈②

緊脈

緊脈②

弦脈

弦脈②

弦脈③

緩脈

緩脈②

長脈、短脈

長脈、短脈②

長脈、短脈③

長脈、短脈④

芤脈

芤脈②

革脈

革脈②

弱脈

軟脈(濡脈)

散脈

動脈

 

 

 

参照

 

 

 

 

今日は牢脈について

 

 

 

牢脈の牢の字を、まずは調べてみましょう。

 

 

 

牢という字には、

 

 

 

・家畜を閉じ込めて養う囲い

 

 

 

・監獄

 

 

 

・堅くてしっかりしているさま

 

 

 

・牛や馬を飼育する囲い

 

 

 

という意味があります。

 

 

 

字の意味や、字の構成から、

 

 

 

動きのある物を囲って抑え込むような意味合いがあります。

 

 

 

牢脈は極めて深い位置に出現し、実で、大で、硬い脈を打っています。

 

 

 

牢脈は、陰寒凝積の病態を示し、脈は沈み、硬くなります。

 

 

 

正気はまだまだあるが、寒邪によって抑え込まれ、牢獄に閉じ込められているようなイメージです。

 

 

 

まさに、牢脈の牢という字が当てはまります。

 

 

 

この牢脈も、寸関尺どの位置に出ているか、病の位置がわかります。

 

 

 

一見無力に見えても、グーと深いところまで沈めた時に牢脈を触れることもあると思うので、注意して脈診をしていこうと思います。

 

 

 

◆参考文献

『脈経』たにぐち書店

『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店

『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部

『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店

『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社

『基礎中医学』燎原

『難経鉄鑑』たにぐち書店

『東洋医学の宇宙』緑書房

『現代語訳素問』東洋学術出版社

『漢辞海』三省堂

 

 

 

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