東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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Search Results for: アトピー

化学繊維の肌着とアトピー

2018.08.17

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清明院には、毎日アトピー性皮膚炎の患者さんが見えます。

 

 

思えば、今から18年前、僕が初めて(一社)北辰会の勉強会に参加したのは、東京衛生学園で行われた、藤本蓮風先生による、アトピー性皮膚炎の公開臨床でした。

 

(思えばこの時、問診も蓮風先生が公開でとったんだよね。あれが最後じゃないかな。今にして思うと貴重だね。(^^))

 

 

清明院のアトピーの患者さんは、まあ程度は千差万別ですが、どちらかと言うと重いものが多いと思います。

 

 

それも、いわゆる「生まれつき」のような、病気というよりは「体質そのもの」といったような患者さんが多いと思います。

 

 

そういう場合、「一獲千金の劇的効果」みたいなものを狙うのではなく、今の症状が10だとすれば、まずは5を目指して、治療はもちろん、生活上の間違いを見つけては、

 

場合によってはステロイドなんかの力も借りながら、徐々に徐々に根気良く、生活上の間違いや症状を是正していくことが非常に重要だと思っています。

 

「ステロイド」を含む記事 参照

 

 

こないだ、患者さんから聞かれました。

 

「某メーカーの化学繊維の肌着を着たら悪化した気がする。。。」

 

と。

 

 

さっそくネットで調べると、そのメーカーの肌着を着たところ、悪化したという人と、逆に改善したという人がいます。(苦笑)

 

 

基本的に皮膚病の患者さんに化学繊維の肌着は良くない、というのは昔からよく聞きますが、かえって楽になるケースもあるんですね。

 

 

最近の肌着は、皮膚にピタッとくっつき、汗をかくとすぐに乾燥するような構造になっているものも多いですね。

 

 

単純にポリエステルだから、ポリウレタンだから、とも言い切れず、この化学線維の、特殊な繊維構造まで考えないといけなそうです。

 

 

発汗がすぐに乾くことで、必要な津液も飛んでしまい、かえって皮毛における陰虚や血虚が悪化し、乾燥して局所的な内風(風燥)が悪化する人もいると思うし、

 

発汗が急速に乾くことで、燥湿化痰の効果が生まれ、湿痰や湿困脾土や湿熱邪による皮毛レベルの気の停滞が緩和され、良化する人もいるし、

 

そもそも肌着の素材の時点で合わず、皮毛レベルの気の停滞がきつくなり、悪化する人もいるでしょう。

 

 

アトピーアトピーと一口に言っても、結局はそのアトピーの病因病理~体質素因までがしっかりと東洋医学的に明瞭に斬れているか、というところに帰結すると思いますね。

 

 

現代の、安価で機能的な肌着というのも、一考の余地ありだと思います。

 

 

ただ、これは多種多様な製品があり、ちょっとバリエーションが多すぎるので、まずは試してもらってみて、主訴がどうなるかで、帰納法的に考察した方がいいように思います。

 

 

臨床は千変万化、臨機応変性の大事だね。

 

「臨機応変」を含む記事 参照

 

 

 

 

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最近の症例 ③ 生まれつきのアトピー

2017.10.15

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さて、またいきましょう。

 

 

今回は漢方家とのコラボ症例です。

 

 

患者 50代 女性

 

主訴 生来のアトピー性皮膚炎による皮膚の痒み

 

現病歴 これまで、鍼灸、漢方など、ありとあらゆる治療を受けてきたが、決定的な効果は得られなかった。

 

既往歴 右乳癌(早期発見、部分切除OPE、抗がん剤、放射線にて治療)

 

弁証 心肝気鬱>腎気虚、肝血虚

 

配穴 明らかにしない

 

経過 初診治療後、少しだるさが出る。

 

2診目の治療後、少しく痒みが増悪。

 

しかし、体表所見は総じて改善傾向。

 

患者宅が遠方であり、経済的にも余裕がないことから、清明院が提携している漢方家の先生への受診を勧める。

 

それから2か月後、3診目に見えた時、症状、所見がが半分近く改善していた。

 

漢方の力に脱帽。

 

ただし、紹介先での処方も、あえて明らかにしない。

 

今後も、漢方主、鍼灸従で、治療を進める予定。

 

 

色々、分かっている先生とコラボするのは非常に楽しい。(゚∀゚)

 

 

 

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患者さんの声(0歳男児 アトピー性皮膚炎)

2015.06.04

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「患者さんの声」をいただきましたので紹介します。

(さらに…)

患者さまの声(20代男性:アトピー性皮膚炎、皮膚の色素沈着、冷え症、慢性疲労)

2010.11.04

再び、「患者さまの声」をいただきましたので、掲載させていただきます。

20代 男性  

症状:アトピー性皮膚炎による皮膚の痒み、皮膚の色素沈着、冷え症、慢性疲労

 

 

2年ほど前、仕事の疲労や生活環境の変化などの影響からか、生まれて初めて、アトピー性皮膚炎を発症してしまいました。

その後、皮膚科に通院し、ステロイド剤の服用により症状は落ち着いたものの、このままステロイドを服用し続けて大丈夫なのかという不安と、

元々の酷い冷え性や肩凝りなどを改善しなければという思いから、妻の勧めもあって、清明院で鍼の治療を受けてみることにしました。

 


鍼そのものが初めてだったこともあり、最初は正直、あまり効果は期待できないと考えていました。

というのも、アトピーが出た時期に、

漢方薬で有名な皮膚科に通院し、治療を試みたものの、全く効果が感じられなかったという経験があり、東洋医学そのものに半信半疑だったからです

しかし、竹下先生の治療を受けてみると、ほんの何本か鍼を打っただけなのに、身体全体が温かく楽になって、

溜まっていた疲れがスッと抜けていくような感じがしました。

そして、何より驚いたのは、諦めていた背中などの色素沈着が、少しずつですが、明らかに薄くなっていったことです

その後、治療を重ねるたびに、アトピーや冷え性が徐々に改善していき、自分の身体が着実に良い方向に向かっていくのを感じました。

そして2、3ヶ月もすると、ステロイド剤もほとんど使わなくて済むようにまでなりました。

 


今では、定期的に清明院に通いながら、特に仕事が忙しい時には、アトピーが悪化しないよう、身体の疲れを取るようにしています。

治療を受けた後は、眼や腰の疲れが取れるほか、精神的にも気分が楽になったような気がして、毎回効果を実感しています。

私自身、もともと食生活には気を遣い、週数回ランニングをするなど、普段から健康面にはそれなりに注意している自信があったのですが、

それでも鍼が持つ万能薬のような効果には大変驚かされました。

同じような悩みを持つ多くの方にお勧めしたいです。

【清明院からのコメント】

上記の文章には、「鍼灸治療」というものの特性を示す、いくつもの示唆的な内容が含まれております。

彼自身がとても的確に、この医学の素晴らしさを「体から」理解して下さった、とてもありがたい文章だと思います。

この方は、発症してから約2年経ってから来院されたアトピー性皮膚炎の患者さんです。

清明院にはアトピーの患者さんが多くいらしていますが、中にはこういった、比較的病歴の浅い症例もあります。

清明院の鍼灸治療はアトピー性皮膚炎に対して、総じて高い確率で有効だと思いますが、

こういった、病歴が浅く、なおかつ患者さんの年齢が若い症例の場合は、特に効果がいいように思います。

初診時、不安そうな表情でみえた彼は、この1年半ぐらいで仕事、プライベートともに生活状況が大きく変化したこと、

これまでに有名な漢方薬局で漢方薬を処方してもらったにも関わらず無効であったこと、

ステロイド剤を今後も長期に使用していくことへの不安などを正直に訴えてくれました。

体表観察してみると、体中いたるところにに赤紫色の色素沈着があり、皮膚はガサガサで、潤いがほとんど感じられない、という状況でした。

職場の移動、結婚など、生活状況の急激な変化によって、精神、肉体ともに疲労が重なったために起こった病と考え、

証は「肝欝気滞(かんうつきたい)≒腎虚(じんきょ)」とし、虚実夾雑証として治療を開始しました。

経過はわずか数回の治療により、こちらも驚くほど良好であり、今では、

「初診の時の皮膚の状態を写真にとっときゃよかったネー!(苦笑)」

なんて言いながら治療しているぐらい、皮膚の状態は見違えるように、ほぼ正常に変化しています。

(写真がないのが本当に残念!)

上記に患者さん自身が述べて下さったように、どこかで漢方薬を服用して治らなかったら、

「もう東洋医学ではダメなんじゃないか・・・。」

と考えてしまったり、このままステロイド剤を対症的に使い続けることに、強い不安を感じている方は少なくないと思います。

もちろん、アトピーという病気は、この症例のように、比較的短期間で劇的な改善が得られる症例ばかりではないことは事実ですが、

「あきらめることはない!」

と強く思います。

 


投げ出してしまう前に是非1度、ご相談いただければ、と思います。

 

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患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)

2023.11.26

 

 

 

 

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページ 参照

 

 

 

 

 

 

60代女性 会社員

 

 

【症状】

 

背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿

 

【既往歴】

 

20代 乾癬

40代 網膜裂孔

50代 網膜剥離 大腸ポリープ 頚椎症 高血圧

 

 

(以下本文↓↓)

 

 

私は今年の春先から、突然のアレルギーに悩んでいました。

 

首から背中にかけて、見た目は何ともないのですが強い痒みがあり、洋服が擦れてイガイガムズムズの違和感がなんとも言えず、不快な毎日を2ヶ月ほど過ごしておりました。

 

 

皮膚科を受診しまして、抗アレルギー薬を服用すれば少し落ち着くのですが、止めるとまたぶり返す、の繰り返しでした。

 

 

ご縁があり、清明院様での初診の翌朝のことです。

 

 

まるで魔法にかかったように痒みと不快感がほぼ消えていることに心底驚きました。

 

 

信じ難いかもしれませんが何の誇張もない事実です。

 

 

また、洗顔をしますと何だか手触りがツルツルしていることにも気づきました。

 

 

先日美容室に伺った際、長く担当していただいている方より「最近、お肌の調子が良さそうですね。」と美容のプロフェッショナルからもお墨付きをいただき、こちらも大きな副産物でした。

 

 

今後も健康+美容のためお世話になりたいと思っております。

 

 

もし私のように謎の皮膚アレルギーで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、何かのお役に立つかと思いクチコミさせていただきます。

 

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

この方は6月に治療に見えましたが、4月から特にキッカケもなく、急に痒みを発症し、痒みとともに易怒、イライラといった症状を発症していました。

 

 

皮膚科ではアレルギー性皮膚炎と言われ、こうアレルギー剤の処方を受けたものの、薬を切るとまたかゆみが再発するので、一生飲むことに不安を覚えて、清明院に来院されました。

 

 

初診時、「心肝気鬱」と弁証し、治療を開始すると、劇的に痒みが改善しました。

 

 

また、よくよく話を聞くと、発症の1か月ほど前から何となくキムチを多く食べており、こういった極端な食生活も、是正するように伝えました。

 

 

その後、浮腫や夜間尿に関しても効果を実感され、基本的な肌の調子が良くなっていることを非常に喜んで下さいました。

 

 

このように、「西洋薬は効いているけど、飲み続けるのが不安」という患者さん、意外と「東洋医学的な鍼灸治療」が突破口になるかもしれませんよ。

 

 

 

清明院の経験上、思いがけず、いい結果が得られることが、割とあるように思います。笑

 

 

 

因みに、アトピーや花粉症などの、アレルギーに関する我々の基本的な考え方は、師である藤本蓮風先生のご著書『アレルギーは鍼で治す』に、

 

一般の方向けに分かり易く書かれていますので、ご興味のある方はぜひお読みください。(^^)

 

 

 

 

 

 

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「温経湯」というお薬

2019.07.04

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「温経湯(うんけいとう)」という漢方薬がある。

 

 

アトピーなんかで、意外と、処方されている人が多かったりする。

 

 

・・・さてこれ、どんな薬か。

 

 

出典はあの『金匱要略』の、婦人雑病脈証并治です。

 

『金匱要略(きんきようりゃく)』という書物     参照

 

 

『金匱要略』では、閉経後に下痢が続いて止まらず、下腹部が引きつって腹が張り、夜間に発熱し、手掌が火照り、口唇が乾燥するものに使う、とあります。

 

 

『中医臨床のための方剤学』によれば、効能は「温経散寒・養血袪瘀」とあります。

 

 

要は経絡経筋を温めて寒邪を散らし、血を養い、瘀血をどかす、と。

 

(この、血に対するアプローチとしての補血、養血、理血、活血などの違いについても、そのうち触れないといけませんね。)

 

 

主治は「衝任虚寒・瘀血阻滞」とあります。

 

 

奇経八脈の衝脈と任脈が冷えてしまって、瘀血を生じたものに良し、と。

 

「奇経八脈」を含む記事 参照

 

 

これは衝任脈の虚寒+血虚+瘀血の邪実、ということで、虚実挟雑証の処方であります。

 

 

配合生薬はたくさんあるのですが、主薬は暖肝、散寒呉茱萸(ごしゅゆ)と、温通桂枝(けいし)であります。

 

 

(主に下腹部を)温め、血の巡りをよくすることがこの方剤の眼目であり、現代では月経不順、月経痛、不正性器出血、不妊症などによく応用されるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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カチカチ病

2019.05.31

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患者さんに多い、「カチカチ病」

 

 

僕が勝手に名付けてるだけですが。(笑)

 

 

職場でカチカチ。

 

 

家でもカチカチ。

 

 

運動しない。

 

 

温度、湿度変化に体をさらさない。

 

 

効きすぎている空調により、夏は寒いところで仕事して、冬は暑いところで仕事してる。

 

 

結果、カチカチ病。

 

 

アトピー、リウマチなどのアレルギー疾患、癌、眩暈、婦人科疾患、精神科疾患、ほとんどこれ。

 

 

鍼はカチカチをゆるめる道具。

 

 

しかし、むやみやたらに打ったんじゃ、余計カチカチ。(゚∀゚)

 

 

どこまでゆるめるか、あえてゆるめ過ぎないか。

 

 

今日は泣く患者さんが多かった。。。

 

 

 

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また一瞬にして・・・

2019.04.12

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今日も朝から難しい病気に立ち向かう。

 

 

同時進行で役所関係の仕事を片付けていたら、あっという間にこの時間。。。

 

 

今日みえた患者さんが飲んでおられた、「チャーガ茶」について書こうと思ったが、一瞬にして時間が経ってしまった。。。

 

 

二十四節気では「清明」、来週17日からは春の土用、それも書きたいんだが。。。

 

 

今日はなんか、喘息、逆子、アトピー性皮膚炎、脱毛症、癌、骨折の術後、橋本病、うつ病、慢性膵炎、パニック障害、嗄声、カゼなどなど、

 

バラエティーに富んでましたね。

 

 

書きたいことは山ほどあるんですがねえ。。。

 

 

いかんせん時間が。。。

 

 

やはり診療と勉強以外に、院長的事務業務が入ってくると、想定外の時間を食われる。。。(~_~;)

 

 

でもまあ、こういう時は無理しないに限りますね☆

 

 

まずは寝ます。(-_-)zzz

 

 

 

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補中益気湯について

2019.03.08

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ここまでのお話し

 

四君子湯と六君子湯

平胃散について 

安中散について

大建中湯について

小建中湯について  

小建中湯について 2   参照

 

 

別にシリーズ化する気もなかったんだけど、書き始めたら何となく、

 

「あれも書いとこ、これも書いとこ。」

 

ってなって、徐々に続いてしまった、この「脾胃モノ有名漢方薬」シリーズ。(笑)

 

 

特に脈絡もなく、患者さんを診ていて、よく使われているものを書いています。

 

(こんなん書いてたら、キリがないね。。。)

 

 

もちろんながら、漢方薬というのは、鍼灸と同じように、芯となる流儀や考え方に基づいて、論理的整合性、一貫性をもって処方されるべきもので、

 

決して症状のみ、病名のみから場当たり的に処方されるものではないと理解しています。

 

 

だから僕は、全くの素人さんが、エキス剤とはいえ、ドラッグストアで簡単に漢方薬を購入できる現状、ネット通販で自分の症状から調べて入手しては、

 

サプリメント感覚で次から次に試しまくる現状にも、正直反対です。

 

 

もちろん、自分で鍼や温灸を買って適当に試すことにも、厳しいようですが反対です。

 

 

僕は鍼灸臨床家であり、畑は違いますが、今後も優れた漢方家の先生方と協調しながら、真面目に東洋医学をやっていきたいですね。(^^)

 

 

前置きが長くなりましたが、今日は「補中益気湯」です。

 

(これで一応いったん締めとしましょう。)

 

 

実は2013年の記事に、チラッと登場しました。

 

金元の4大医家 李東垣(りとうえん)   参照

 

 

この方剤の出典はあの中国金元の4大医家の一人、李東垣(1180-1251)先生『脾胃論』であり、『中医臨床のための方剤学』によれば、構成生薬は

 

人参9g、白朮9g、黄耆15~30g、当帰9g、柴胡3g、陳皮6g、炙甘草6g、升麻3g

 

となっています。

 

金元の4大医家 朱震亨(しゅしんこう)

金元の4大医家 張従正(ちょうじゅうせい)

金元の4大医家 劉完素(りゅうかんそ)       参照

 

 

効能は補中益氣、昇陽挙陥、甘温除大熱であり、主治は気虚下陥、気虚発熱とあります。

 

 

まあ要は、”黄耆”という生薬を主薬とし、結果的には中焦の気(脾気)を補って、気を昇らせ、脱肛や子宮脱などの”中気下陥”の症状を改善させ、

 

場合によっては気虚発熱を改善するという目論見の薬です。

 

 

李東垣は『内外傷弁惑論(1247)』の中で、発熱には外邪が入って邪正闘争の結果発熱するものと、脾胃が弱ったことにって発熱するものがあり、

 

脾胃が弱った場合については甘温剤で脾胃をフォローすることによって清熱することが出来ると主張しました。

 

 

ここで重要なのは、熱証モノは脾胃を補えばいい、という理解ではもちろんなく、その熱証症状、所見が、”何によるものなのか”を鑑別診断できる物差しを身に付けることですね。

 

 

この物差しになるのが脈診、腹診をはじめとした”多面的観察”であります!!

 

 

患者さんが、

 

「先生風邪ひいたー。。熱が出たー。。。」

 

と、言っていたからといって、それがどういう病因病機によるものなのかに対する理解ですね。

 

 

意外と臨床上、脾胃を補うことによって熱証症状が取れていくことはあります。

 

 

アトピー性皮膚炎なんかでも、たまに経験しますね。

 

 

実際に漢方家の先生の中には、補中益気湯を使ってアトピーに効果を挙げておられる先生も少なからずおられるようです。

 

 

刮目すべき理論です。

 

 

 

 

 

 

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小建中湯について 2

2019.03.05

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ここまでのお話し

 

四君子湯と六君子湯

平胃散について 

安中散について

大建中湯について

小建中湯について     参照

 

 

前回、小建中湯の話がエラク中途半端に終わったので、続きを書きます。(^^;)

 

 

小建中湯は、実は以前このブログにもチョコッとだけ登場しています。

 

「麦飯」ってどうでしょう?? 7

「紅汗」について考えてみましょう。15   参照

 

 

小建中湯は、桂枝湯のアレンジ版であることは前回お話ししました。

 

 

しかし、ここら辺を細かく話していくと、『傷寒論』の太陽病の講義みたいになってしまうので、ここではしません。(^^;)

 

(興味ある人は、無数に出ている『傷寒論〇〇』という本を5冊くらい買って勉強しましょう。)

 

 

小建中湯は、今日では東洋学術出版『中医臨床のための方剤学』「脾虚肝乗」という言い方をするように、脾の臓が弱ってしまって、肝の臓とのバランスが崩れたものによく使われます。

 

 

もちろん、この薬のもともとの出典は『傷寒論』ですから、寒邪に傷られた傷寒病の、ある段階においても使いますし、これをやって治らなかった場合に小柴胡湯を使う、という流れもあります。

 

「小柴胡湯」を含む記事   参照

 

 

また、『傷寒論』の中の小建中湯適応の脈診所見に「陽脈濇、陰脈弦」という、解釈次第では色々拡大出来るような脈状の表現も出てきます。(*‘∀‘)

 

 

あるいは『金匱要略』の中にも、この薬は”虚労病”、”黄疸病”、”婦人病”のところに出てきます。

 

 

さらに『金匱要略』では、目的に応じて、小建中湯黄耆(おうぎ)を加えて「黄蓍建中湯」という薬を提示していたり、少し時代が下って中国唐代、

 

孫思邈(そんしばく 581?-682)『千金翼方』では小建中湯当帰(とうき)を加えた「当帰建中湯」があったり、日本の江戸期、あの華岡青洲(1760-1835)の

 

『瘍科方筌(ようかほうせん)』では、この「黄蓍建中湯」「当帰建中湯」を組み合わせて、さらに膠飴を使わずに「帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)」という方剤を創方し、

 

癌が潰れて膿が止まらず、日々憔悴していくほどの重篤な病人に使用していたようです。

 

孫思邈という人物

遠方からの患者さんが増える

墓マイラー 44 華岡青洲先生

華岡青洲という人物        参照

 

 

・・・まあしかしこの、

 

「肝と脾のバランスが崩れている」

 

ことが、カゼから花粉症からアトピー、リウマチ、癌まで、あらゆる現代病の根本原因になっていることは、臨床上、実に多いと思います。

 

「脾」って何ですか?(その9)

「肝」って何ですか?(その13)    参照

 

 

ここんとこをシンプルに調整してくれる薬だからこそ、約2000年の風雪に耐えて来れたんでしょうね。

 

 

 

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