東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「驚」について

2010.02.05

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七情シリーズ、ラストは「驚」についてです。

「驚」という感情は、前回の「恐」という感情とセットで書かれることが多いです。

「恐」について 参照

ダメージがいく臓は「心」と「腎」であります。

 

【参考】

燎原『基礎中医学』P118

『黄帝内経素問 経脉別論(21)』「・・有所驚恐.喘出於肺.淫氣傷心.・・」「・・驚而奪精.汗出於心.・・」

『同 挙痛論(39)』「・・驚則心無所倚.神無所歸.慮無所定.故氣亂矣.・・」

 

 

また、「心の臓」「腎の臓」以外にも、少陽、陽明、少陰、肝の熱など、あらゆる病機で、「驚」という現象が起こることを、『黄帝内経』では教えてくれております。

 


また、当然ながら「驚」「恐」の両者は違います。

「驚」・・・驚く、という感情は、多くは一過性のものです。

ある事柄があって、それに対して2年も3年も継続してずーっと驚き続けている人、見たことあります?

それとか、

「今まさに驚いているところです。」

ということを、驚いている最中に人に話したり、出来ますか?

・・・というのは、例えば物陰から急に飛び出して

「ワッ!」

と脅かされた場合、一瞬、

「うわっ。」

となって「驚」という感情変化をし、その後、腰が抜けたり、ドキドキしたりしますが、すぐに落ち着きますよね?

その直後に大体みんな、

「あ~ビックリ”した”~!!」

っていうのは、すでに過去の話ですよね?

それを考えれば分かるように、「驚」という感情変化は、それ自体が「一過性のもの」という特徴を持っています。

 

それに対して「恐」・・恐れる、という感情は、その対象に対して徐々に蓄積されたり、逃れようのない過去のトラウマ(心の傷)に起因していたりします。

ただし、じゃあ「驚」の方が体に与える影響が軽いかと言うと、そうではありません。

「一過性」であるだけに「慣れにくい」という面があり、同じパターンの事柄に何度も「驚く」という面があります。

また、最初に書いたように、「驚」「腎の臓」にも悪影響を与えつつ、「心の臓」にも悪影響を与えます。

「心」については「喜」のところで出てきました。

 ☞ 「喜」について 参照

「驚」は主に「心」の、正常な思考をつかさどる機能を障害するため、驚いた時、ドキドキし、訳のわからない行動や言動をしたりする訳ですね。

それを考えると「驚」「恐」もイヤなもんですねえ・・。(苦笑)

そしてこれら2つが、時にセットで生じて、人体の正常な状態を犯す、と東洋医学では考える訳です。

ちなみに、『黄帝内経 素問』挙痛論(39)という項には、

「驚けば気が乱れる」

という記載が出てきます。

 

逆に言うと、何らかの別の原因で「心の臓」や「腎の臓」が弱っていたり、他臓とのバランスが悪くなっていたりすれば、大したことない刺激にも「驚きやすく」なってしまい、

 

全身の気の流れが乱れやすくなってしまいます。

 

これが酷くなれば、いわゆる「精神病」と言われるような状態となっていきます。

また、デカルト科学で有名なデカルトさん(1596-1650)は、その最後の著作である『情念論』の中で、”基本6情念”なるものを定義し、

 

そのトップに「驚(驚き)」を挙げています。

この”基本6情念”というのは、デカルトさん曰く、あらゆる情念の基本となるものとし、色で言えば原色にあたるもの、と考えているようです。

それのトップに「驚」がきているのは大変興味深いですね。

・・・まあ、これ以上は難しくなるので解説はしませんが、興味ある人は読んでみて下さい。(笑)

次回は、「七情について」を、簡単にまとめてみようと思います。

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清明院スタッフブログ『清明なる日々』 

 

 

 

患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)

2023.11.26

 

 

 

 

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページ 参照

 

 

 

 

 

 

60代女性 会社員

 

 

【症状】

 

背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿

 

【既往歴】

 

20代 乾癬

40代 網膜裂孔

50代 網膜剥離 大腸ポリープ 頚椎症 高血圧

 

 

(以下本文↓↓)

 

 

私は今年の春先から、突然のアレルギーに悩んでいました。

 

首から背中にかけて、見た目は何ともないのですが強い痒みがあり、洋服が擦れてイガイガムズムズの違和感がなんとも言えず、不快な毎日を2ヶ月ほど過ごしておりました。

 

 

皮膚科を受診しまして、抗アレルギー薬を服用すれば少し落ち着くのですが、止めるとまたぶり返す、の繰り返しでした。

 

 

ご縁があり、清明院様での初診の翌朝のことです。

 

 

まるで魔法にかかったように痒みと不快感がほぼ消えていることに心底驚きました。

 

 

信じ難いかもしれませんが何の誇張もない事実です。

 

 

また、洗顔をしますと何だか手触りがツルツルしていることにも気づきました。

 

 

先日美容室に伺った際、長く担当していただいている方より「最近、お肌の調子が良さそうですね。」と美容のプロフェッショナルからもお墨付きをいただき、こちらも大きな副産物でした。

 

 

今後も健康+美容のためお世話になりたいと思っております。

 

 

もし私のように謎の皮膚アレルギーで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、何かのお役に立つかと思いクチコミさせていただきます。

 

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

この方は6月に治療に見えましたが、4月から特にキッカケもなく、急に痒みを発症し、痒みとともに易怒、イライラといった症状を発症していました。

 

 

皮膚科ではアレルギー性皮膚炎と言われ、こうアレルギー剤の処方を受けたものの、薬を切るとまたかゆみが再発するので、一生飲むことに不安を覚えて、清明院に来院されました。

 

 

初診時、「心肝気鬱」と弁証し、治療を開始すると、劇的に痒みが改善しました。

 

 

また、よくよく話を聞くと、発症の1か月ほど前から何となくキムチを多く食べており、こういった極端な食生活も、是正するように伝えました。

 

 

その後、浮腫や夜間尿に関しても効果を実感され、基本的な肌の調子が良くなっていることを非常に喜んで下さいました。

 

 

このように、「西洋薬は効いているけど、飲み続けるのが不安」という患者さん、意外と「東洋医学的な鍼灸治療」が突破口になるかもしれませんよ。

 

 

 

清明院の経験上、思いがけず、いい結果が得られることが、割とあるように思います。笑

 

 

 

因みに、アトピーや花粉症などの、アレルギーに関する我々の基本的な考え方は、師である藤本蓮風先生のご著書『アレルギーは鍼で治す』に、

 

一般の方向けに分かり易く書かれていますので、ご興味のある方はぜひお読みください。(^^)

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研主催、特別公開シンポジウムに登壇してきました!

2023.03.05

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2.12(日)は、順天堂東医研主催、第4回特別公開セミナーに登壇してきました!!

 

 

この日はしかも、午前中から医歯薬学生を集めて「医歯薬学生のための東洋医学セミナー」を同時開催しようということで、午前中は私から脈診、舌診、腹診のキホンの講義をし、

 

その後長瀬先生と友岡先生に手伝って頂いて実技講座、午後は長瀬眞彦先生からコロナ後遺症の症例を提示して頂き、学生さんと一緒に症例検討会を行いました。

 

 

これが非常に、素晴らしかったです。

 

 

4つの大学から、症例に関して自分たちの考え方を述べる発表があり、皆さんの弁証論治の推論の完成度に驚きました。

 

 

学生の時点であそこまで出来ていれば、10年もすれば恐ろしいことになるでしょう。

 

 

ただでさえ普段の西洋医学の勉強も忙しい筈なのに、まったく大したもんです。

 

 

圧倒的インテリジェンス。(^^)

 

 

夜は今年も順天堂の谷川武教授を座長にお迎えし、独立行政法人 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター センター長の高橋正也先生

 

長瀬先生と私で、「睡眠の生理と改善策~西洋医学と東洋医学の知見から~」というタイトルでシンポジウムを行いました。

 

 

高橋先生から最新の睡眠医学の知見を御講義いただき、東洋医学しか知らない私にとっては、非常に刺激的でした。

 

 

質問も何個も出て、非常に盛り上がったと思います。

 

 

本シンポジウムはオンデマンド配信があり、まだ申し込み可能だそうです。

 

 

ご興味のある方はこちらからどうぞ。

 

 

2018年に始まった順天堂東医研、はや4周年を迎え、来月はついに50回目の講義になります。

 

 

講師は私ですので、気合い入れていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研「夜のヨガ」を視聴しました。

2022.11.25

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11.10(木)の夜は、順天堂東医研の新企画「夜のヨガ」を視聴しました。

 

 

順天堂東医研が正式に発足した年である2019年の年末のシンポジウムの後、順天堂大学や筑波大学で活躍されている勝又摩吏先生のご提案もあり、東洋医学(中国伝統医学:鍼灸・漢方)の学びを基本としつつも、

 

世界四大伝統医学の一つであるインド伝統医学(アーユルベーダ)やヨガにも触れてみよう、ということで、2020年の頭から、ヨガの実践クラスを始めたんですが、すぐにコロナ禍に。苦笑

 

 

それでも、朝の時間を使って、オンラインヨガのクラスを月に数回行う形で継続しておりまして、今回、久々の対面ヨガ(オンラインとハイブリッド)復活、となりました。

 

 

初めに「ヨガ・アーユルヴェーダ理論と実践」という内容で簡単に講義して頂き、後半は実際に体を動かしてみよう、という内容でした。

 

 

対面で参加された学生諸君はともかく、オンラインでヨガをやる、ということの難しさも感じましたが、なかなか意欲的な試みで、素晴らしいと思います。

 

 

学生さんは、ただでさえ普段の西洋医学の勉強や、他の部活動が大変だろうに、さらに東洋医学から、インド医学まで手を伸ばすとは、医学生の意欲、知識欲には驚くばかりです。

 

 

・・・まあ、あまり頭の中が知識でギュウギュウになって、消化不良になっても良くないので、今は楽しんで継続していくことが大事じゃないかな、と思いますね。

 

 

卒業して現場に出れば、いやでも東洋医学の必要性や素晴らしさには気付くと思いますのでね。

 

 

東洋医学(鍼灸・漢方)、アーユルベーダ、ヨガの実践まで学べる順天堂東医研、全国の医学生の皆様、是非ご参加ください!!

 

 

最新情報、お申し込み方法などはこちらから!!

 

 

 

お待ちしております!(^^)

 

 

 

 

 

 

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第12回 日本中医薬学会学術総会を視聴しました!

2022.10.18

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10.8(土)~10.9(日)の2日間にわたって行われた第12回、日本中医薬学会学術総会を視聴しました!

 

(OD配信があるので11.9(水)まで申し込み可能だそうです。)

 

 

今回印象的だったのは会頭の清水雅行先生による会頭講演「中西医結合治療でがん・難病に挑む」

 

 

講義の冒頭から、もともと心臓外科医だった清水先生が、40歳を過ぎて東洋医学を志したきっかけとなった、ハンパじゃないプライベートのエピソードから始まり、

 

ガンを中心に、とんでもない難病の症例をのっけから最後までずーっと提示して下さり、その圧倒的な臨床効果、臨床量に驚きました。

 

 

清水先生は、数年前に一度学会の後の懇親会で少しだけお話しさせて頂いたことがありますが、多くを語らない、寡黙で謙虚な先生、という印象でしたので、そこも意外でした。

 

 

・・・しかし、病院ならではの、重症オンパレードでした。

 

 

西洋医学的に難しい疾患に、次々に漢方と鍼灸で介入出来て、西洋医学で出来ないことをしたり、西洋医学の治療を補ったり。

 

 

また、清水先生ほどのレベルでも、せっかく経過が良かったのに、他の病院の医師に

 

「東洋医学的な治療は一切止めて下さい。」

 

と言われて手を引いた結果、すぐに亡くなってしまった患者さんのエピソードなど、なかなか考えさせられるものがありました。

 

 

日本でも、東洋医学への理解がもっともっと広まり、深まることを願ってやみませんね。。。

 

 

また、大分大学の医学部の学生さんの発表もあり、大学の講義の中に東洋医学(中医学)の講義があり、それを、指導教員の監修の元で、上級生が下級生に行うという試みもなされているようで、これまた印象的でしたし、順天堂でも出来そうかな、と少し思いました。笑

 

 

さらに今回は、この業界では知らない人はいない業界誌『中医臨床』の出版社である東洋学術出版社の初代社長である山本勝司氏の追悼講演もあり、悲しいけど、時代が変わっていくのを感じました。

 

 

『中医臨床』は、東洋医学に関する何かについて調べる時には絶対に外せない本ですし、現社長である井ノ上先生にも、大変お世話になっております。

 

 

この業界も、どこもかしこも世代交代ですね。

 

 

・・・それにしても、オンラインは便利です。

 

 

でも、本当は仙台まで行って、懇親会で多くの先生方と色々話せたら、もっと良かったのに、と思います。

 

 

 

コロナ、いい加減もう少しで5類になりそうな気配もありますが、さーて、どうなるんでしょうね。。。

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研特別企画「PMSと東洋医学的病態に関する疫学研究」研究発表会に参加してきました!!

2022.09.14

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9.8(木)の夜は、順天堂東医研の特別編、「PMSと東洋医学的病態に関する疫学研究」研究発表会に参加してきました!

 

 

2018年の12月に順天堂東医研が産声を上げてから、早3年半が経ち、なんとついに、学生さん自身が、東医研で教わった東洋医学的な考え方と、

 

順天堂の公衆衛生学教室で教わった疫学的、統計学的な考え方を駆使して、研究発表をなさる、というところまで来ました。

 

 

・・・いやー、感慨深いです。

 

 

そして、本当にそれが出来てしまう、学生さんのレベルの高さに驚いています。

 

 

これまでは、「〇〇病に対して鍼が介入したら統計学的にどうか」とか、「〇〇病に〇〇湯を与えたら統計学的にどうか」、という感じの研究なら多かったと思いますが、

 

今回は、今まさに悩んでおられる患者さんも多い、月経前緊張症候群(PMS:premenstrual syndrome)に対して、実に400名以上の成人女性のサンプルを対象に、

 

それぞれの証(東洋医学的診断)を東洋医学的に分類し、どのような証の患者さんが多いかを考えるという、東洋医学と公衆衛生学のコラボ的な内容の研究になっており、

 

色々な意味で凄いなあと、終始感動しながら聴いていました。

 

(まず研究をデザインするのがスゴイ、サンプルを400名以上も集めるのがスゴイ、それを分析するのもスゴイ、全部スゴイ☆(゜o゜))

 

 

今回は内輪での発表でしたが、この研究は、今後もっと煮詰めて、何が言えるのかについてキチッと分析すれば、学会発表や論文化まで出来ると思うので、

 

学生さんにはぜひ継続して頑張って欲しいと思いました。

 

 

 

しかしまあ、教えた内容がちゃんと伝わって、形になって、嬉しいもんですな。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会ライブ配信「腰痛の症例解説」を視聴しました。

2022.08.05

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7.31(日)は、北辰会ライブ配信「慢性腰痛の症例解説」を視聴してきました!!

 

 

北辰会の真骨頂とも言われる、症例検討会。

 

 

かつて、その激しいやり取りは、会の内外で賛否両論を巻き起こしたこともありました。笑

 

 

(一社)北辰会というのは、40年以上の歴史を持つ鍼灸学術研究団体な訳ですが、構成メンバーの大多数は鍼灸専門の臨床家集団ですから、

 

日々北辰会方式の鍼灸治療で患者さんを限りなく治すことは勿論、その症例でもって何を語れるか、ということが重要です。

 

 

だから一番本気になれる部分でもあります。

 

 

北辰会が近年、外部に発表してきた症例というのは、西洋医学の世界でも難病、難治性疾患と言われるような、いわゆる重症の疾患に対して、奇跡のような高い効果を挙げた症例が多く、

 

なかなか若い先生方からすると、北辰会で症例を発表するのはハードルが高いように思われているかもしれませんが、重症の難治性疾患も、肩こり腰痛などのありふれた軽症の慢性疾患も、

 

同じ理論体系で治療を進めている訳ですし、むしろ、ごくありふれた軽症の疾患での、無数の成功体験や失敗体験の上に、難病治療が成立しているのです。

 

 

ですので、若い先生方には、肩凝り、腰痛、冷え性、浮腫み、慢性胃炎などなど、ありふれた軽症疾患で、成功症例でも、失敗症例であっても、臆せずにガンガン発表して頂きたいと思います。

 

 

それが非常に自分自身の勉強になりますし、学術レベルの向上に繋がりますし、患者さんのためになります。

 

 

失敗した症例なら勿論ですが、たとえ成功した症例であっても、もっといい治療は出来なかったか、もっと早く治せたんじゃないかと、自分に厳しく、さらに上を求める姿勢が大事だと思います。

 

 

それを何例も何例も繰り返した先に、鍼の効果にあっと驚くような世界が、徐々に開けてくる訳ですね。

 

 

今回の高繁先生の発表も落ち着いていて非常に良かったですし、山本先生と油谷先生の解説も分かり易かったと思います。

 

 

 

 

 

 

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Dr.'s Prime主催「鍼灸の世界へのいざない」で喋ってきました。

2022.04.15

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先日告知しましたが、昨日、4.14(木)の20時から、Dr.’s Primeさん主催の医師、医学生向けの無料講座、テーマ「鍼灸の世界へのいざない」という内容で喋ってきました。

 

 

今からでも登録すれば見逃し配信があるようですよ。

 

(詳細はこちら

 

 

講師は以前紹介したように、寺澤佳洋先生増田卓也先生と私です。

 

 

リアルタイムの参加者はそれほど多くなかったですが、医師、鍼灸師を中心に、総合診療の世界や鍼灸業界で有名な先生から、若手の先生まで、幅広い人材が参加され、改めて鍼灸への注目度を感じました。

 

 

まあ、いつも言うように、日本では鍼灸の受療率は5~10%程度。。。

 

 

まだまだ、鍼灸は医療行政的にも、国民の認識的にも、正当に認知されているとは言えず、結果的に鍼灸師同士が狭いπ(パイ)を食い合うような状況となり、もともとの伝統医学としての唯一無二の個性を持った鍼灸治療はいつの間にか所々で変質してしまい、

 

我先にと誇大広告を打ったり、特定の症状や疾患、特定の分野に特化した鍼灸などが乱立し、オーソドックスな鍼灸治療専門で生計をたてられている鍼灸師は、意外なほど少ないのが現状です。

 

 

 

しかし、ここ数十年は、中国、韓国を中心に、世界中で鍼灸への注目度は徐々に高くなっています。

 

 

今後もその流れは加速するでしょう。

 

 

そういう大きな流れの中で、寺澤先生や増田先生のような日本の若手医師が、鍼灸に肯定的な情報発信をして下さったり、Dr.’s Primeさんのような医師向けの勉強会を企画する業者さんが、

 

こういう企画を作って下さることは、私にとっては嬉しいし、頼もしい限りです。

 

 

今回、私の方からは、現代日本における鍼灸治療の多様性や現状を簡単に説明した上で、我々が普段行っている診察法と治療法を簡単に動画でお見せしました。

 

 

終了後、さっそく若手の総合診療医の先生から「分かり易かった、初めて鍼灸を見て驚いた」と、直接DMで御感想を頂きました。

 

 

東洋医学に理解のある医師が一人でも増えたなら、それは嬉しいことです。

 

 

・・・まあ今後もこうやって、出来る範囲で草の根運動を続けます。

 

 

今回、このような機会を与えて下さったドクターズプライムさん、また、ご紹介下さった先生方、有難う御座いました。<m(__)m><m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

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日本中医薬学会「新型コロナウイルス感染への中医学・漢方対策」緊急セミナーを視聴しました!!

2021.08.25

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昨日書いたように、8.22の日曜日は、朝から北里の講演会を視聴。

 

(移動時間ゼロ、開始寸前まで熟眠。笑)

 

 

そして、北里の講演会が17時に終わったら、前から気になっていたバイクのちょっとした修理に、バイク屋さんまでひとっ走り。

 

 

で、20時には家に戻ってきて、今度は日本中医薬学会の緊急セミナーを視聴。

 

 

こんな離れ業が出来るのも、オンラインセミナーが普及したからこそ、です。

 

 

以前なら、1日に2つの勉強会に出るなんてのは、移動のことを考えると相当困難でした。

 

 

なので、泣く泣く1つに絞ったりとか、片方は飲み会のみに出るとか、するしかなかったんです。

 

 

まして、講演会がある日は、バイクの修理なんていう私用は後回しにせざるを得ず、ずいぶん時間をとられたものです。

 

 

それが、1日ですべて完結してしまう。。。

 

 

いやはや、オンライン講演会最高!!!

 

 

合理的!!(*‘∀‘)

 

(因みに、リアル講演会の良さを否定するわけじゃないですよ。僕は演者としてはむしろそっちの方が好きなんで。苦笑)

 

 

今回の中医薬学会のセミナーは、久々にコロナに関するものです。

 

 

演者は、あの大塚敬節先生の医院である修琴堂大塚医院の現院長である渡辺賢治先生と、中国中医科学院広安門病院客員教授である路京華先生という、豪華な組み合わせ。

 

 

変異株の現状と、東洋医学的な考え方に関して、多くの示唆を得ることが出来ました。

 

 

まあ、残念ながら今や中国よりも日本の方がCOVID-19の症例数は圧倒的に多い訳ですから、今後はコロナの東洋医学的な考え方に関しては、

 

むしろ日本から、最も詳細で説得力のある、東洋医学的な治療法や考え方が発信されるのかもしれませんね。

 

 

今回驚いたのは、その参加者数。

 

 

緊急セミナーですので、発案から実現まで1週間程度しかなかったそうで、宣伝告知も全然不十分だったはずですが、なんと参加者は520人以上。。。

 

 

ちょっとした学会の学術大会並みです。

 

 

さすがコロナ、スゴイ注目度ですよね。

 

 

今回は無料でしたが、あんなに人が集まるなら、有料で毎月でもコロナセミナーやって、どんどん東洋医学的な新知見を教えてほしいものです。

 

 

 

・・・いやーしかし、オンライン講義のおかげで、充実の日曜日でしたわー。

 

 

 

こりゃすげえわー(゜o゜)

 

 

 

 

 

 

 

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2021年 1月の診療日時

2021.01.01

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◆患者さん各位

 

 

 

まずは、明けましておめでとうございます!

 

(・・・例年と違って、何となく、この年始の挨拶を100%明るく言えない雰囲気なのが悔しいですね。)

 

 

去年、2020年は、当初の予定では、オリンピック、パラリンピックと、数十年ぶりの、国を挙げた大イベントで、日本全国が大いに盛り上がり、

 

世界中に日本の良さを知ってもらって、海外からのインバウンド収入で驚くほどの好景気が・・・、となる筈でしたが、

 

年明け早々から始まった新型コロナウイルス騒動によって、その流れとはまったく真逆の年になりました。。。(苦笑)

 

 

飲食業、観光業を中心に、日本経済は大打撃。

 

 

失業者数も、現時点で推計200万人以上だとか。

 

 

そして今でも、全国的なコロナ患者数の増加を受けて、様々な報道がなされています。

 

 

そのほとんどは、国民の不安を煽るような内容のものばかりであり、やれ時短要請が、医療崩壊が、ワクチン問題が・・と、まだまだ実に騒がしいですね。(苦笑)

 

 

こうした中で、私も含めて、普通の一般人が出来ることは、出来る範囲の感染対策はしながら、普通に生活すること、でしょうね。

 

 

このまま感染対策、感染対策と言って、自由経済を制限し続ければ、企業の倒産、個人の廃業、失業はますます増加し、日々失業者が増え、

 

借金苦や貧困からの精神病患者や自殺者が増えることは自明。

 

 

これはもうすでに、ずいぶん増えてきているようです。

 

参考サイト

 

 

清明院の近所も、この半年で、徐々に空き物件だらけになってきましたし、以前からよく知っている、飲食店を複数経営しているオーナーさんも、

 

何軒か閉店することを決めたと仰っていました。

 

 

思いがけず、厳しい時代になってしまいました。

 

 

ここまで来ると、ワクチンが出来て、春くらいには出回ったとしても、すぐに景気が回復するとは思えず、暫くはこの騒動は続くでしょうね。

 

 

・・・という訳で、今は確定している、信頼できる情報を参考に、冷静に、出来る範囲で感染予防をしつつ、常に心身を調整し、最適化しておくことでしょう。

 

 

鍼灸も、大いにご活用下さい。

 

 

終息しない疫病はありませんので、しっかりと前向いていきましょう。

 

 

清明院では、感染対策については最新情報を参考に、常に最大化、最適化し、この騒動中も、いつも通り不動心で診療しております。

 

清明院のコロナウイルス対策に関して   参照

 

 

なお、ネット等々の雑多な情報や、煽情的な極論の類に惑わされないよう、以下に参考サイトを示します。

 

 

【一般の方向け】

 

 

内閣官房 「新型コロナウイルス感染症対策」特設ページ

 

厚生労働省 「新型コロナウイルスに関するQ&A」(随時更新)

 

新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター(各都道府県)

 

新型コロナウイルス関連、経済産業省支援政策一覧(随時更新)

 

 

【専門家の方向け】

 

 

(公社)日本医師会特設サイト

 

COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方 改訂第二版(金沢大学 小川恵子先生)

 

【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)

 

新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン試行第8版(中華人民共和国国家衛生健康委員会弁公庁)日本語訳版

 

新型コロナウイルス感染症の舌診について(医道の日本社 随時更新)

 

中国鍼灸学会「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン(第2版)」日本語訳版

 

(公社)全日本鍼灸学会「COVID-19に関する鍼灸論文の紹介」

 

 

 

 

◆清明院、2021年1月の診療日時

 

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してあります。

 

御予約の際は、予めご参照下さい。

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

 (※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)

 

 

◆火曜~金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせていただきます。

 

 

◆1.13、20、27(水)は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせていただきます。

 

 

◆1.14(木)は院長が順天堂大学医学部、東洋医学研究会にて講義のため、午後は17時半~の再診受付、15時~の初診受付が最終枠となります。

 

 

◆1.4(月)までは年末年始の休診日とさせていただきます。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上ます。

 

 

 

清明院 院長 竹下有

 

 

 

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