東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

一線を引く

2012.06.21

**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************


いつも言うように、東洋医学は素晴らしい。


いつも言うように、伝統鍼灸は素晴らしい。


だけれども、先哲が構築したこの叡智、現在進行形の遺産は、もちろん全知全能でも、魔法でもない。


まるで全知全能かのような、魔法かのような効き方をすることがあるのは事実だが。


もしどこかに、

「いや、東洋医学は、鍼灸は全知全能だ、魔法だ!」

という人がいたら、そいつは100%ウソツキだ。


危ないから、さっさと関わるのをやめましょう。(笑)





毎日やっていると、たまに、「無理難題」を迫られることがある。(苦笑)


例えば、月に一回しか来れないけど、これを治せ、とかね。

(慢性疾患は、御面倒でも、通ってもらわないと、いかんともしがたいモノが多いのです。)

あるいは、必ずいついつまでに、これを治せ、とか。

(モノによってはイケますが、無理なものも当然あります。)


そういう無茶ブリに関しては、勇気を出して、

「それは無理です。」

とか、

「確約できません。」

と答えなければならない。


ホントはそこで、魔法使いとか仙人のように、

「よしわかった、やってみせましょう。」

と言いたいところだけど、無理なものは無理。


(ちなみにこれは”少なくとも今の僕には”という意味ですし、そのように答えるようにしてます。)


お恥ずかしい話ですが、かつてこういうのを、安請け合いで受けてしまって、患者さんをガッカリさせた苦い経験があります。


そうなると、悔やんでも悔やみきれない気持ちになったりします。


なんにも分かっちゃいなかったです。


・・・でも、泣こうが喚こうが、受けたテメエが悪い。


自分を、病を、弁えてなかったんだ。


ものの道理をキチッと弁え、ピシッと一線が引けるかどうか。


敵を知り、己を知らば、百戦危うからず 『孫子 謀攻篇』


「常勝」でいきましょうや。



愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院に皆様のお力を!<m(__)m>

↓↓清き1票を!    ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

関連記事: ひとりごと

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

“一線を引く” への8件のフィードバック

  1. より:

    最近は、大学病院でも、モンスター何とか(患者さん)が増えていて、「暴言」を言わない様に、注意のビラが貼られているそうです。
    個人病院でも、増えてますよ~。
    患者さん、自分に非があっても、被害者だと、言い張ります。
    些細な事で、言い会いになっちゃいましたが、折れるしか方法を見つけられず、なだめる為に誤っちゃいましたが、患者さん興奮し過ぎて血圧210まで上がってました。具合は、悪くなられなかったですが、万が一具合が悪くなられたら、私のせいになってしまいます。常識なんて、通用しません。
    そう言う方が鍼灸院にも行かれるんですかね~。
    病気が、そうさせるのか、そうだから病気になるのか?しかし、人によっては同じ病気でも違いますよね。「病気だから」と、諦める為に使っても、根本を見ないと、解決出来ませんもんね。しかも、解決する為の知識や技術も必要ですもんね(私にはまだまだ無理です)
    いんちょうは、偉いです!きちんと出来ないと、話されるんですから。それで、患者さんの態度が改めまれば、治療すると病も良くなる方向へ向うかも、と、思っちゃいますが。
    治らない病気でも、病気との付き合い方で、苦しまないでいられると思うのですが。
    気づくか、気づかないか、って、大っきいと、思います。

  2. より:

    患者さんも、病気の治療に挑む姿勢を変える、他人任せだけでは、ダメですよね。自分の普段の生活を改めないと。
    後は、寿命なら、受けいれるだけ。
    受け入れ方も、あると思いますが。

  3. いんちょう より:

    楽さん
    > 後は、寿命なら、受けいれるだけ。受け入れ方も、あると思いますが。
    そうですね。そう思います。

  4. いんちょう より:

    楽さん
    > 最近は、大学病院でも、モンスター何とか(患者さん)が増えていて、「暴言」を言わない様に、注意のビラが貼られているそうです。個人病院でも、増えてますよ~。
    へえ!初耳です。スゴイ時代ですな(苦笑)
    > 些細な事で、言い会いになっちゃいましたが、折れるしか方法を見つけられず、なだめる為に誤っちゃいましたが、患者さん興奮し過ぎて血圧210まで上がってました。具合は、悪くなられなかったですが、万が一具合が悪くなられたら、私のせいになってしまいます。常識なんて、通用しません。
    > そう言う方が鍼灸院にも行かれるんですかね~。
    来る可能性はありますが、そういう時にどうするか、でしょうね。。。
    > いんちょうは、偉いです!
    いえいえ。患者さんのためです。
    > 治らない病気でも、病気との付き合い方で、苦しまないでいられると思うのですが。
    > 気づくか、気づかないか、って、大っきいと、思います。
    そうですね。そう思います。

  5. ムスタファ より:

    >病気が、そうさせるのか、そうだから病気になるのか?
    このコメントおもしろいですね
    個人的には後者からはじまり前者へ向かうと思ってます

  6. いんちょう より:

    ムスタファさん
    いつも拍手コメント、ありがとうございます!(*^_^*)
    > 個人的には後者からはじまり前者へ向かうと思ってます
    そうですね。それが多いと思います。ただ、不可抗力のケガや不慮の事故から始まって、その体に生じた異常が、徐々に精神にも及ぶ場合もあるでしょうね。
    ケースバイケースとは思いますが、東洋医学としての対応はいつも同じで、「身体の陰陽調整」ですね。(^O^)/

  7. より:

    ムスタファさん、いんちょう、なるほどです。
    人ゲノムの解明で、遺伝的な病気も分かる世の中になりましたが、昔から家族性の病気はあるじゃないですか。
    同じ両親から生まれた兄弟でも、必ずしも同じ病気になるとは、限らなかったり。違いは何かと、考えると、基質?器質?は同じ、性格(気質?)は違う、環境も、兄弟の順番で違ったり、で、成る成らないのか?
    『成るかも?』『成る!』『絶対成る!』と、思うだけで、身体が準備をして、病気の発症を受け入れるんでしょうね~。『身体は、心の声を聞いている!』というタイトルの本もありますし、実際に、言霊で、「風邪引かない様にね!」と言われると、風邪を引き、「気を付けて!風邪を引かない様に」では、風邪を引かなかったり。
    色んな心の問題にしても、家族(中宇宙)から、発生していて、自分(小宇宙)の中にトラウマとして残っていたり、自分を知る事が、解決や治癒の一歩に繋がるんだなと、思った事があります。
    東洋医学、鍼灸は、予防にも成るし、身体の状態が良く成ると、自分と向き合うのも、苦にならないと思います。
    ただ、物事の発生が、何処からか?と掘り下げる人や、自分と向き合う事に気付く人なら。
    大変な病気になって、向き合う事ができる人もいれば、、気付かないままの人もいらっしゃいますもんね~。
    病気に成るのも意味がある、とは、その通りですよね~。
    身体が中から訴えている。

  8. いんちょう より:

    楽さん
    > 病気に成るのも意味がある、とは、その通りですよね~。
    > 身体が中から訴えている。
    そうですね。そう思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿