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脆く儚い

2012.02.19


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とある映画のワンシーンの、ワンフレーズが、印象に残っている。


 そのドキュメンタリー映画には、実際の重度の精神病の患者さんが登場する。


確かまだ18歳くらいの女の子。


重い精神病で、大量の薬が手放せない。


副作用で、手の震えがひどく、まともに箸が持てない。


強い向精神薬を、10種類以上服用している。


周りでそれ（手の震え）を見ていた他の女の子が、

「薬なんて、やめた方がいいよ！」

と、その子に声をかける。

すると、

「私だってやめたいよ！でも主治医が出すんだもん・・・。」

と返した。


この少女、このやり取りの2日後に、飛び降り自殺してしまいます。


〇


・・・何が、問題の中心なのか。


僕の頭の中に、強烈に刻まれています。



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この記事に関するコメント

“脆く儚い” への6件のフィードバック

  1. サリー より:
    2012年2月19日 10:40 PM

    何が問題の中心なのでしょうか？
    先生の答えは何ですか？
    くすりを出す医師の問題でしょうか？
    もっと深いところにあるのでしょうか？
    彼女のような重い病の場合、くすりが何処まで必要で、鍼で何処まで救われるのか（勿論、鍼が効くのは実体験すみですが）判断は難しいのでしょうか？とてもこころに刺さる記事だったので、質問させて頂きました。失礼なご質問でしたらご容赦下さい。

    返信
  2. 名無し より:
    2012年2月20日 11:03 AM

    医者が患者を病気にさせてる場合もあるのかもしれないですね。。

    返信
  3. いんちょう より:
    2012年2月20日 11:35 AM

    サリーさん
    > 何が問題の中心なのでしょうか？
    > 先生の答えは何ですか？
    正直、分かりません。ケースバイケースだと思います。
    > 彼女のような重い病の場合、くすりが何処まで必要で、鍼で何処まで救われるのか（勿論、鍼が効くのは実体験すみですが）判断は難しいのでしょうか？
    判断は難しいです。患者さんが置かれている環境にもよりますし。しかし、このケースの場合、おそらく患者さん自身も、ご家族も、東洋医学の存在を知らなかった、あるいはあまり意識してなかったんじゃないかと思います。それが非常に残念かな、と個人的には思いますです。

    返信
  4. いんちょう より:
    2012年2月20日 11:39 AM

    名無しさん
    コメント、ありがとうございます！！
    > 医者が患者を病気にさせてる場合もあるのかもしれないですね。。
    この患者さんの発言を考えたら、そうとれますよね・・・。しかし、もしかしたらその主治医の先生の前では、まったく違うことを言っていたかもしれませんし、真相は分かりません。いずれにせよ、問題の中心は非常に深いように思います。

    返信
  5. サリー より:
    2012年2月20日 9:17 PM

    東洋医学に関して以外の事も含めて知らないということって、損だな、時に恐いなっと思いました。病の初期に、選択するかは別として、東洋医学が当たり前の用に選択肢の一つにでてくる日がくるといいですね。そんなに遠くもない気がします。頑張ってください、先生！

    返信
  6. いんちょう より:
    2012年2月21日 12:02 PM

    サリーさん
    > 東洋医学が当たり前の用に選択肢の一つにでてくる日がくるといいですね。そんなに遠くもない気がします。
    ありがとうございます！僕もそうなるといいな、と思って、日々やっております。（笑）

    返信

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