東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「掃除」の大事

2010.08.23

昨日、22日の日曜日は、完全オフでした!

(いつもお盆中は、伊東、群馬、奈良と全国行脚しているので、なんか”休み”って感じがしないんだよね・・・。(苦笑))

ホントはお盆中にやりたいな、と思っていたんですが、いい機会だったので、清明院を大掃除しました!

(一人ぼっちでせっせと、汗だくになりながら、です。(笑))

午前中に、待ちに待ったポトス(観葉植物)が5鉢届き、それらを前から置きたかった位置に配置した後、ひたすら掃除掃除・・・。

・・・配置が「バシッ」ときまったら、また報告しようと思っていますが、”清明院緑化計画”は、水面下でまだまだ進めています。

ですので、まだまだ届きます。観葉植物くんたち。

今回の掃除の内容は、治療スペースを仕切るカーテンをすべて洗濯し、床を掃除し、鏡を掃除し、水周りを掃除し、掃除機をかけ、タオル類も洗濯・・・。

全て終わった後、お香を焚いて、本を読みながらマッタリと過ごす。

皆さん経験したことあると思いますが、掃除が全てが終わったあとの、あの爽快感、自己満足感、あれは何者にも変えがたいですね。(笑)

・・・ところで、仏教の寺院では「作務(さむ)」といって、掃除をとても大事な「善」だと教えているそうです。

(坊主頭の小僧が、修行の一環として、朝早くから水拭きしてる様子、マンガとかで見たことありますね。。。)

「こころ」を磨き、人格を完成させることに重きを置く仏教では、

一、作務(さむ) 二、勤行(ごんぎょう) 三、学門(がくもん)

と言って、掃除を第一に置いています。

(”作務衣(さむえ)”は花火大会やお祭りに着ていくもんじゃないわけですね。。。(笑))

本来、剣道や柔道、華道や茶道、その他”〇〇道”とつくような武道や伝統文化なんかでは、その日の稽古の前と後に、必ず道場を掃除するもんです。

(そういえば柔整学校の時やってたな・・・。)

・・・有名な話ですが、釈迦の弟子にとある兄弟がいました。

兄は大変勉強が出来、難しいお経もすぐに覚えてしまいます。

それに対して弟は、真面目な性格ではあったが、勉強が大の苦手で、簡単なお経でもすぐに忘れてしまいます。

出来の悪い弟に、兄はとうとう愛想を尽かし、ついには家から追い出してしまいました。

兄に追い出され、自分の情けなさに泣いている弟に、釈迦は、

「お前は毎日、とにかく掃除に励みなさい。」

と教えました。

「塵(ちり)を払わん、垢(あか)を除かん」

という言葉とともに、です。

真面目な弟は、この言葉のみを唱えながら、毎日一生懸命、せっせと掃除に励みました。

人が汚したものでも何でも、いやな顔一つせず、せっせと掃除しました。

それから20年もすると弟は、いつの間にか兄を追い越して、「悟り」を開き、みんなから慕われる有名な僧となりました。

(シュリハンドク・・・釈迦の高弟の一人)

・・・掃除をする、それすなわち自らの「こころ」を掃除する、という教えです。

コレ、とっても大事なことネ。

 

 

参考サイト 天台宗「法話集」




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