東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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家族や友人や自分を、治療できるのか。

2013.08.10

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ドイツの医師が書いた本に、『医師と患者』という本があります。


そこには、

「古書にあるキリスト教徒の言葉にあるように、医師は家族や友人など、自分の内実を知っているものは治療できない、

それは一種の魔力を失うからである。」

と書かれ、

「ローマの古いことわざに、医師は医師を治すことができない、ともある。」

と紹介しております。


・・・これ、読者の皆さん、どうでしょうかね?


僕的には、

「オイ、ちょっと待てや。魔力だけで治療してるわけじゃねえし。」

と言いたい。(笑)


確かに、中国においても、有名な古典である『淮南子(えなんじ)』にも、

「医師は、自分で自分を治すことはできない」

と書かれております。


ですからまあ、こういう意見をもった医師も、昔から一定数いることでしょう。


それ自体を別に否定はしません。


しかし、吉益東洞(よしますとうどう 1702-1773)先生なんかは、

「こういうこと言う奴はヤブ医者だ!何で治療に自他の別があるんだ!」

と、バッサリと斬り捨てています。(笑)


また、僕が尊敬する和田啓十郎(わだけいじゅうろう 1872-1916)先生なんかは、

「自分の身内が病気なった時に他の医者を呼んだり、自分が病気になった時に慌ててパニクるような奴は、ただの俗人に過ぎない。

そういう時こそ、日頃の主張を貫徹して、自分の主張、治療の根拠が明白であることを示せばいいじゃないか、そうしないということは、

普段の治療が万全なものではないことの証拠だ!」

と、これまた断じています。(笑)


僕としては、吉益先生、和田先生に一票なんですが、まあ、医者だって俗人、という側面もあると思いますので、分からないではない、

という思いもあります。


僕自身そんな、聖人君子ではないしね。。。(苦笑)


しかし、まずは自分で精一杯治療することが、身内に対してできる当然の務めだし、この仕事をやっているものが当然もつべき、

プロ意識でしょう。


そのように思っています。



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