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これまでのお話・・・
「脾」って何ですか?(その1)
「脾」って何ですか?(その2)
続いていきます。どんどんいきます。しつこいぐらいいきます(笑)。
☆脾の形態
前回、一般的によく言われる、「胃の蠕動運動」というものに対する、東洋医学的な解釈を書きました。
図を出さずに説明しましたので、なかなかイメージがつきにくかったと思います。
なので今日は、図を用いて説明しなおそうと思います。
まず、これが東洋医学のいう、「脾」の図です。
・・・一瞬、「おいおい、ナメてんの?」と思うぐらい(笑)、単純な形態です。
これを原始的で稚拙だ、と評価するか、なぜこのような形態と考えたのかに興味を持つかが、大きな違いを生みますねえ・・。
ちなみに、上の図の出典である
『医宗金鑑(いそうきんかん)』
という書物は、清(しん)の時代に中国が国を挙げてまとめた、近世を代表する、”最後の漢方医学全書”とまで言われる、大変有名な本です。
そんな権威のある本に、適当なことが書いてあるはずない、なんか深い意味があるはず、と考える方が自然じゃないでしょうか?
このような図になる、というのは、何度も言っていますが、東洋医学的に患者さんの症状、所見をよく観察した場合、このようなものが体内にあり、機能している、
と考えた方が妥当性が高いから、であります。
・・・まあともかく、前回書いたように、この、”刀のような”形をした脾が、胃を刺激する様をイメージしやすい、いい図があります。それがこれです。
↑↑これは江戸時代、岡本一抱(1655-1716)が書いた『臓腑経絡詳解』の図です。
この図を見ますと、「胃の腑」に「脾の臓」がぴったりとくっついていることが分かります。
ちなみに、これで見ると「胃の腑」の形態は、西洋医学的な「胃=stomach」の図と大変よく似ています。面白いですねえ・・・。
いかに、”内臓を東洋医学的に考察する”場合に、その「写実性」が重視されていなかったかが、逆によく分かります。
(麻酔技術も精密な解剖技術、道具もない時代に、それを追求してもあまり意味がなかったんでしょう。)
また、この「脾の臓」の図を見て、「これは膵臓だ!」とか、「脾臓だ!」とか考えるのも、無理があるでしょう。
東洋医学の医師達が問題にしたのは実際に解剖してみての「写実性」ではなく、東洋哲学に立脚しながら、
「”機能”をいかに完璧に説明するか、そしてそれをいかに調えるか」
だった訳です。
この図のように、胃の腑にピタッと密着した「脾」が、胃の腑に飲食物が入ってきた時にU字型に変形し、”胃に巻きついて”、胃をぐりぐりと刺激する、という風に説明します。
それを理解するのにいい図はこちらです。
↑↑こちらです。
いい感じで巻き付いてますでしょ??(笑)
これは韓国ドラマ「ホジュン」で有名な、ユネスコの世界記録遺産にもなった『東医宝鑑』の図です。
ドラマでも出てくるシーンですが、ホジュンの師匠が亡くなったあと、自分の体をホジュンに解剖させるシーンが出てきますから、ホジュンは脾胃に相当する部位を実際に見ているでしょう。
それでこの図を残したというのは興味深いですね。
ともかく、この脾胃の働きがいい人ほど、消化、吸収が速やかに、スムーズに、効率よく、なされます。
では、どういう人はこの働きがよくて、どういう人はこの働きが悪いんでしょう。
それはもちろん普段食べているものの影響もあるけど、ズバリ「運動量」「運動のやり方」によります。
特に手足を使った運動をあまりしない人は、この「脾」の働きがとても緩慢だ、と東洋医学は教えてくれています。
普段から手足を使う運動をある程度やっている人は、消化吸収がとてもスムーズですが、普段運動不足の人は、消化吸収が遅いし、体にいいものをとってもろくに吸収できません。
(まあコレについても、またあとで詳しく述べようと思います。)
また、「食べてすぐ寝ると牛になる」ということわざがありますが、あれはどうも日本人が重んじる”お行儀”の観点から言われるようになったらしく、
どちらかというと医学的、生理的な面から、というよりも、親や雇い主といった、上の立場の者が下の立場の者に言ったのが元々の由来だそうです。
確かに、食べたり飲んだりした直後というのは、「脾胃」が一生懸命お仕事中であり、気血が脾胃に集まっていますので、あまり動かない(仕事を邪魔しない)方がいい、と、僕も思います。
ただ、ある程度仕事が片付いたならば、積極的に手足を動かし、脾を鼓舞してあげるといいよ、ということです。
前回言ったように、現代の日本は、食事の欧米化による脾胃への過剰な負担に加えて、多忙によって食事時間も不規則で、しかもよく噛まずに早食い、
さらには交通手段の発達による運動不足も、脾胃に悪影響です。
実際に患者さんを診てても、特に若い人ほど、脾胃をいためている人が多いことに気付きます。
コレは実は、結構怖いことなんです。それについてもこのシリーズで徐々に明らかにしていこうと思っています。
次回に続く
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2010.06.16
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前回のお話
「脾」の解説を続けます。
☆「脾」と「胃」はセット
東洋医学の「脾」という臓が一番深く関わる臓腑は、何と言っても「胃」という”腑(ふ)”です。
よく東洋医学家の間では、この2者をまとめて、「脾胃(ひい)」と呼んで、生理学、病理学を考えます。
この「胃の腑」については、また後ほど細かく解説しようと思いますが、東洋医学ではこの両者を、
「概念」の上から、
「機能」の上から、
「形態」の上からも、
キチッと分類し、説明しています。
人間の生命維持に欠かせない、毎日のことである「摂食行動」というイベント時には、脾と胃、この両者が非常にうまく協調することによって消化、吸収というスムーズな営みを作ります。
つまり「脾」を理解し、治療するためには「胃」への理解も欠かせない、まさに脾胃は2つで1つ、ニコイチ!!という訳です。
・・・と言っても、今はまず「脾」の方から解説していきます。
まず、人間がものを食べる、あるいは飲む、という行為を行うと、飲食物は「胃の腑」に入ります。
(これはなんとなく、一般的にも理解しやすいですよね?)
すると、ここでまず働くのが「脾」です。
「脾の臓」というのは「胃の腑」に隣接し、密着している臓、と考えられています。
これが、(形態については次回説明しようと思っていますが)刀のような形になったり、馬の蹄鉄のようなU字型の形に変化したりして、
飲食物の入った胃の腑をグイグイと揉む、と考えます。
(まあコレが要は、西洋医学的に言う”胃の蠕動運動”ってやつの、東洋医学的解釈です。イメージしにくいかな?)
そして、このように脾が胃を刺激することによって、飲食物を、胃よりも下に存在する「小腸の腑」「大腸の腑」に送っていきます。
ただ、ここで当然考えなくてはならないのは、単純に入ってきた飲食物を下へ下へ送っていくだけでなく、体にとって必要なものを取り出さなくてはなりません。
それこそが「脾」の最も重要な働きなんです。
要するに脾は「胃の腑」に入ってきた飲食物から体にとって重要な栄養である「気血のもと」を取り出し、なおかつ速やかに大便、小便を作って、
無駄なものが体に溜まらないようにする、「消化、吸収の要」なんです。
だからこの「脾」が弱ると、実に様々な消化器症状を呈します。
腹痛、下痢、便秘、嘔吐、胃もたれなどなど、挙げていけばキリがありません。
そして、「脾」が弱れば、無駄なもの、要らないものが体の中に留まりやすくなりますので、浮腫みやだるさ等の原因にもなり、他の4つの臓にも大変悪影響です。
現代は、戦後の食べるものがない時代とは180度違いますので、食べ過ぎ、飲み過ぎ、あるいは食事の欧米化により「脾」を痛めている人がとても多いように思います。
パンとコーヒー、チョコレート、キャラメル、ファーストフード、コーラ、スプライト、ファミレスでの肉食などなど、これらはすべて、
過剰になると、こぞって「脾胃」をいじめます。
小さい頃から、こういう加工食品まみれの食生活をしている現代の子供が、中年になる頃には、一体どんな「脾胃」になっちゃうんでしょうか・・・。
うちの身内にもいるけど、現代の、あまりにも多いアレルギーベイビー、消化器疾患の増加の大きな一因に、これがあるような気がしてなりません。
やっぱ日本人は白メシとみそ汁、魚と群馬の山で採れた野菜です!(笑)
欧米風の食卓や考え方も「一見」オシャレでスタイリッシュでいいけども、自分がどこまでいっても日本人であることを忘れてはイカンよなー、と思います。
次回に続く
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2010.06.15
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さて、五臓六腑シリーズ、続いて「脾(ひ)」についてです。
☆「脾の臓」を理解する上で
これもまた、西洋医学の言う「脾臓=Spleen」とは違います!
僕はこれを、クドいようでもずーっと言い続けようと思います。
そうでないと話が始まらないし、混同して理解していくと、あとで整合とれなくなるからです。
一部に、
「東洋医学の言う”脾”は西洋医学の言う”膵臓(すいぞう)”の働きに相当する。」
という解説がされることがあるようですが、この論、僕は学生のころから「まったく」納得できませんでした。
東洋医学における「脾の臓」を正確に説明するにあたって、あまりにも一面的過ぎるように思います。
これにもし、そんなことない!とおっしゃる方がいらしたら、是非とも詳細なご説明、実際の症例も踏まえた上でのご見解をお伺いしたいです。
こういう、よく分からない理論を聞くと、僕としては、日夜難しい症例に悪戦苦闘しながら勉強しておられる、西洋医学の膵臓の専門医の先生に、逆に申し訳なく思っちゃいます。
「西洋医学の膵臓=東洋医学の脾の臓」という理論が成り立つならば、当然、「あらゆる膵臓病=脾の臓の病」という理論が成り立つことになり、膵臓癌や急性、慢性の膵炎なんかは、
全て東洋医学では「脾の病」ということになり、あたかもその分類方法や治療体系があるかのように聞こえますが、そんなものはございません。
我々は、例え患者さんが膵臓癌であれ、膵炎であれ、その時点での症状、東洋医学的な所見を正確にとらえて、それを正すのみです。
(つまり、気血津液、五臓六腑のアンバランスを正し、人間が持つ自然治癒力を最大限引き出してあげる訳です。)
その結果、患者さんの自覚症状はもとより、西洋医学の画像所見(MRIなど)や血液検査所見でも、症状の改善が確認されることがある、という訳です。
じゃあその2つ(東洋医学と西洋医学)を臨床次元で完全に結び付ける、スキのない理論や方法論があるかというと、現状、そんな便利なものはないんです。
それがないんであれば、自分で作るか、これまで培われてきた”より確からしい理論”に依拠して治療を進める以外にない、ということになりますよね?
前者の場合は、不確定性が強すぎて、とても患者さんにやる気になりません。
患者さんは我々の実験台ではないのでね。
研究所にこもって、ラット相手にやるならまだしも、僕らプロの臨床家が相手にするのは、現実に現代を生きている人間(患者さん)であり、
しかもその患者さんからお金(対価)をいただいて行うのです。
鍼ともぐさを持って、真剣に患者さんの病と対峙した場合、後者を全力でやる以外にないと、僕は考えています。
東洋医学は何千年もの風雪に耐えて、今や世界中に広まりつつある、
”現代で最も確からしい、鍼灸の活かし方”
な訳ですから。
これから何回かに分けて、東洋医学の言う「脾」というものを説明していきます。
いかに西洋医学の言う「脾臓」や「膵臓」と違うか、”普通の人”なら、よくお分かりになると思います。
次回に続く
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2023.11.25
清明院では現在、求人募集しております。
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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。
下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページ 参照
〇
70代女性 パートタイマ―
【症状】
耳鳴り、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感
【既往歴】
10代 盲腸
60代 左右鼓膜閉鎖手術
(以下本文↓↓)
今年4月、毎日身体が重だるく、栄養ドリンク・疲労回復の薬を飲んで1日3時間、週4回のパートの仕事を気力でこなして帰宅をし、お風呂に入り、食事をすませて眠る生活が続きました。
今度は腰が痛く、足まで痛く成りました。整体に3か所も通いましたが、6月からは頭鳴が毎日、寝ても起きても(ジージー)と蝉の声が頭の中で大きく成ったり、小さく成ったりと、
どこかに頭をぶつけてとりたい位に、漢方薬も3、4種類と1か月、2か月と続けて飲みましたが全然効き目がなく、耳鼻科に行き検査を受け、脳外科に行き(MRI)の検査も受けてみました。
脳は心配ないですよと言われ、どうしても治したい思いで、ネットで探して東洋医学的な鍼治療に行ってみようと決めました。そして見つけて、清明院に行くことに。
新宿駅に着き、場所がわかりませんでしたが、スタッフの方が迎えに来て下さいました。
スタッフの皆さん、笑顔で明るく優しく接して頂き、頭鳴や不安も忘れ、じっくりとお話を聞いて頂きました。
治療が1本と聞き、へぇ~!!治るの?1本で??と思いながら、1回目2回目と通い、2回目で3日後に1日とまりました。
3回目で2日後に音がしない!
4回目の鍼を足に1本うちました。1週間以上も音がとまっている状態です。耳鳴の漢方薬も今は飲んでいません。
13年も一緒にいるトイプードルと散歩に行ったり、野良猫が毎日来るので、キャットフードを用意し、猫の顔を見ていやされています。
先日治療に来た時に、竹下院長に耳鼻科の先生に耳鳴は治らないと言われたことを話しましたら西洋医学で治せないものでも、東洋医学では治せる事も有る、と話をして頂きました。
鍼を何本も体に差すことが無いので、鍼一本痛みも無く、料金も払える金額なので続けられるし!
院長の魔法の言葉と魔法の鍼!
体の事だから心配しても悩んでいてもしょうがないので、勇気を出して東洋医学的な鍼治療をやって良かったと思ってます。
笑顔で人と話しも出来、日常生活が普通に出来る事が何より嬉しい事です。
竹下院長にめぐり逢う事出来ました事に感謝感謝です。
【清明院からのコメント】
この方は、60代で仕事をセミリタイアなさり、パートをしながら、両耳を手術なさいました。(鼓膜閉鎖術)
手術後、一過性に耳鳴りが出たものの、すぐに治まり、暫くは安定していたものの、70代に入り、お身内の体調不良などが重なり、看病などで負担が増えだした頃、耳鳴りを再発しました。
耳鳴りは、頭の中からジージーと鳴っているような感じで非常に不快であり、それ以外にも、倦怠感や腰下肢痛などを発症しておられ、不安感は増すばかりの状況でした。
病院で精密検査をしても異常なしと言われ、耳鼻科の専門病院では「治らない」と断言された患者さんです。苦笑
清明院には、こういった患者さんが毎日のように見えます。
この方の症状は、「心脾両虚≒肝鬱気滞」と弁証し、僅か3診で劇的に軽減しました。
現在も治療継続中ですが、良好な状態で安定するところまでもっていけそうです。
もちろん、いつも言うように、私はこの症例をもって、西洋医学的な治療でうまくいかない耳鳴り、頭鳴が全て治せる、などという高言を吐くつもりは全くありませんが、
西洋医学の医療機関で「治らない」とか、「これ以上は無理」と言われてしまった患者さん、諦めずに、「東洋医学的な鍼灸治療」を受けることを検討されては如何でしょうか。
清明院の経験上、思いがけず、いい結果が得られることが、割とあるように思います。笑
↑↑今回のコメントは手書きで頂きました。有難いことです。<m(__)m>
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2023.06.10
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5.20(土)は再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて喋らせて頂きました!!
2023年の3月からは、新シリーズ「東洋医学へのいざない 生理学編」と題して、私がこの20年、いつも大事にしてきたと言っていい、「臓腑経絡学」の世界を、シリーズで展開しています。
今回の講義内容は「東洋医学へのいざない 生理学編③ 臓腑経絡学の世界(胃・脾)」。
脾と胃に関しては、以前ここにも書きました。
カテゴリ「脾・胃」 参照
まあ、当たり前ですが、東洋医学には、それ独特、固有の生理学(人体観)があります。
それが、どう破綻したのかを考える、独特の病理学があります。
で、それを治療するための治療学があります。
鍼灸、漢方は、この考え方の産物です。
ごまかしの利かない医療の現場で、それの実践を数千年続けてきたのが、中国伝統医学の歴史です。
生理学が最初にきちんと認識できてないと、鍼灸漢方を使っても、それは中国伝統医学とは言えない、異形の医療になります。
医師、医学生の皆様、引き続きお楽しみに!!
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2023.05.12
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2023年5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症は5類に変更となりました。
5類になったことで、この3年間の騒動も、ようやく一つの節目を迎えた、と言って良いでしょう。
この3年間で、職を失い、生活が全く変わってしまった人、また、感染してしまったことで、お身内や近しい方が亡くなってしまった、という方など、無数の悲しみと不幸が、世界中を襲いましたね。
コロナ以前の当たり前が、当たり前でなかった、ということを嫌というほど思い知らされた3年間だったと思いますし、現在もなお、後遺症で苦しんでいる方が多数おられることと思います。
ですので、5類になったと言っても、なーんかこう、スッキリ!という感じはないですよね。。。
またすぐに新しい感染症のパンデミックが起こる可能性だってありますし、地震などの天災も、不穏なペースで続いていますし、戦争のこともありますから、
まだまだ慎重に、様子を見つつ、徐々に元の生活に戻していこう、というフェイズに入った、というくらいの感じですね。
ところで、たまに聞かれるのでここに書いておきますが、清明院でのコロナ後遺症対応ですが、2020年の段階から、普通にやっております。
(当たり前のことと考え、特に宣伝もしてきませんでした。苦笑)
個人的には、2020年の秋に、第10回、日本中医薬学会学術大会にて「COVID-19 治癒後の諸症状の⼀症例」と題して、症例発表をさせて頂きました。
これは恐らく、日本で最初の、コロナ後遺症を鍼灸のみで扱った症例の、学会発表だったであろうと思います。
コロナ後遺症に関しては、もちろんその後もチョイチョイ、相談されては診ておりまして、いずれも非常に効果的だなあ、という印象を持っております。
・・・というわけで、いくつかの症例を、ここに簡単に紹介しておきます。
◆症例1 50代女性
主訴:全身倦怠感、嗅覚障害、味覚障害、痰
他院の鍼灸師からの紹介
コロナ感染以前からあった倦怠感が、コロナ感染で増悪し、その他の症状も出現し、改善しない。
「肝鬱腎虚」と弁証し、初回治療後、長時間睡眠。数回の治療で改善。
◆症例2 30代男性
主訴:記憶障害、集中力低下、浅眠、頭痛、抑鬱感、倦怠感、胸痛、下痢、腹痛、動悸、唇の荒れ
HPを見て来院
コロナ感染後、諸症状が出現し、無理して仕事を続けて、さらに悪化した。他院の漢方薬で少し改善するも、改善しきらない。
「湿熱中阻>肺腎陰虚」と弁証し、1回の治療で大幅に改善。
◆症例3 40代男性
主訴:関節痛、筋肉痛、下痢、脱毛
清明院患者の紹介
コロナ感染後、脱毛の症状が出る。その1か月後にワクチン接種後、それまでになかった症状が出現。
「肝脾鬱結≧心血不足」と弁証し、5回の治療で大幅に改善。
◆症例4 30代男性
主訴:集中力低下、頭痛、倦怠感、息苦しさ、胸痛、脱毛、動悸
清明院患者の紹介
コロナ感染後、多様な症状が出現。休職を余儀なくされた。
「湿困脾土≧心肝気鬱」と弁証し、6回の治療で職場復帰、15回ほどの治療でほぼ回復する。
◆症例5 30代女性
主訴:嗅覚消失
鍼灸師からの紹介
コロナ感染後、嗅覚が消失。
「肝気犯肺(魄気の異常)」と弁証し、1回で好転。10回ほどの治療でほぼ回復する。
・・・とまあこんな感じですが、挙げていったらキリがない感じです。
(因みに、当院の新規の患者さんのほとんどは、既存の患者さんか、鍼灸師や医師の先生方からの紹介です。(感謝合掌))
ここで強調しておきたいのは、当院では、「コロナ後遺症だから〇〇穴」とか、「コロナ後遺症だから〇〇証」などといった固定的、画一的な考え方は用いず、
あくまでも一例一例において、「その患者さんに」何が起こったのかを東洋医学的に分析、理解して治療に当たっている、ということです。
また最近では、コロナワクチン接種後に起こった、原因不明の体調不良がなかなか改善しない、という患者さんも多数見えており、こちらに関しても、鍼灸治療は非常に有効である、という印象を持っております。
今後も、国の方針としてワクチン接種は続けるのでしょうし、コロナに感染してしまって、後遺症に悩まれる患者さんもおられることでしょうから、これからもコロナ後遺症や、ワクチン接種後の体調不良の対応には、
「日本の医療の番外地」である路地裏の零細鍼灸院として、力を入れていきたいと思っています。笑
2022.07.09
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昨日のニュースで、心を痛めてしまっている方がほとんどだと思います。
私もその一人だし、昨日の夜から、今日診た患者さんにも、多かったです。
まだ事件の詳しい背景は分かっていないし、今後全て明らかにされるかどうかも分かりませんので、今あのニュースを見ても、やるせない気持ちになるだけ、ここは落ち着いて、各人が自分の人生に、集中していきましょう。
暫くは発信を控えようかとも思いましたが、ここはいつも通りいきたいと思います。
〇
7.3(日)は、超越漢方勉強会にオンライン参加し、視聴しました。
これは、日本東洋医学会関西支部の先生方を中心に行われている勉強会で、今回は北辰会の漢方医でもある竹本喜典先生や、いつもお世話になっている賴建守先生が講演されるということで、初めて参加させて頂きました。
細々書いたらキリがないけど、内容は鍼灸家から見ても素晴らしかったと思います。
「半夏(はんげ)」という生薬について、有名な先生方がワイワイと非常に盛り上がっていました。
半夏はサトイモ科のカラスビシャクの塊茎の外皮を除去して乾燥させたもので、化痰止咳平喘薬、と言われるグループに属する生薬です。
(まあ要は痰をとって呼吸を楽にする作用のある生薬ね。)
性味は辛温、微量ですが有毒、帰経は脾、胃と言われます。
(『中医臨床のための生薬学』P334 参照)
そのままなめると、マジで咽喉(というか気道全体)がとんでもない乾燥感に襲われます。苦笑
昔、蓮風先生が半夏をなめてとんでもない目に遭ったというので、真似してなめたら、やはりドエライことになりました。苦笑
絶対真似しちゃダメです!!
(・・といっても、やっちゃう奴いるんだろうなあ。。。)
そしてこの半夏の毒性を消すのが生姜(生薬名しょうきょう:生のショウガ)なんですね。
因みに、半夏+生姜で小半夏湯という漢方薬で、これに茯苓を加えたのが、妊娠悪阻に良く用いられる小半夏加茯苓湯ですね。
この方剤は船酔いなんかにも応用されることがあり、実は小半夏加茯苓湯には、僕も以前助けられました。笑
我々鍼灸師が、経穴の、ある一穴で盛り上がれるように、漢方家もあのように、生薬一つであーでもないこーでもないと盛り上がれるようであって欲しいな、楽しそうだな、と思いましたね。
臨床は、そりゃあ厳しいことも多々ありますが、やはり、仕事は基本的には楽しんでやらないと。
〇
2022.06.17
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6.5(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!
今回も岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材に、「嘔吐・翻胃(おうと・ほんい)」というテーマでの講義でした。
これねー、意外と多いんです。
特に若い人で。
最近も、消化器内科の先生から、比較的若い患者さんの「FD(Functional dyspepsia 機能性ディスペプシア)」の患者さんを紹介して頂き、何例か診ているところです。
実は僕自身も、20代のある時期に、一過性でしたが、嘔吐癖のようなものがついてしまったことがあって、以前はお酒を飲んでも相当飲まなければ吐くことはなかったのですが、
少し飲んだだけで吐くようになり、酒を飲んでいなくても常に悪心があるような状態となり、結構苦労した思い出があります。苦笑
また、患者さんでは、もう10年以上前ですが、すい臓がんの末期の患者さんで、亡くなる寸前まで診させてもらった患者さんでしたが、最後はもう黄疸が出て、嘔吐が止まらず、
吸い飲みの水や、自分の唾液を少し飲んだだけでも真っ黄色の胆汁まで吐いてしまい、非常に可哀想だったのをよく覚えています。
(まさに今回の講義で言う”翻胃”、”上膈”の病の状況だったんでしょうね。)
このように、軽症から重症まで、非常に様々な思い出がよぎる嘔吐ですが、今回の講義では「胃の冷え」に注目しつつ、「脾胃は寒熱の偏りを嫌う」ことに着眼せよ、という内容で、非常に参考になりました。
具体的には、嘔吐を治す時に、もし胃の冷えが原因のものであれば、生薬では生姜や山椒が重要になるということです。
酒ばっか飲んで嘔吐する人に、乾姜を使うことが重要とは、湿熱や湿痰を攻下する事ばかりを考えていた、20代の頃の僕にはほとんどない視点でしたね。笑
(・・・あの当時、とある有名な漢方の先生が、僕に対して温剤を処方した意味が、少し分かりました。)
まあ、平たく言えば、吐くことによって邪気を排出する側面と、吐くことによって正気が傷られる側面があり、そのバランスをよく考え、かつ、吐くことの原因を慎重に追及しないと、なかなか治らないよ、ってことですね。
あとは、酒飲んだら、基本的には運動と利尿が重要で、むやみに下したらいけないよ、とか、奥村先生が以前から盛んに研究されている「膜原」に対する理解、というのも、重要な指摘ですね。
やはり膈膜ライン、帯脈ライン、その中心にある胃土エリアは重要だ、というところに行き着きますね。
また、今回も奥村先生の古典研究の精緻さが光っており、日本の江戸期の古典の中に引用されている、中国の古典にさらに当たって、その文章の内容の違いから、
各時代、各国の先生方の考えを類推するという、ベーシックだけど非常に重要な研究方法で、いつもながら、頭が下がる思いがしました。
こうやって、臨床上よくある症状でも、歴史を掘り下げると、非常に奥が深いことがよく分かりますね。
なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。
これを機に入会の方はこちらからぜひ!!
2022.03.28
清明院では現在、求人募集しております。
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3.24(木)の夜は、第39回の順天堂東医研で喋ってきました!!
2月に行われたシンポジウムも大変盛況で、5月にはスピンオフ企画としてのイベントも行われるとか。。。
(また告知があると思います。)
コロナ禍によって思いがけず全国に広げることが出来たこの活動、是非とも、多くの医学生に参加して頂きたいと思いますね。
〇
今回の講義テーマは
「東洋医学のキホン 臓腑経絡学 脾胃 -2022-」
「東洋医学的診察法③ 腹診 -2022-」
の二本立てです。
実はこの二つの講義は、2019年に私が順天堂東医研で行った講義であります。
(なのでリビルドバージョン、という意味を込めて―2022―と銘打ってある訳です。)
コロナ禍以降、順天堂東医研はオンライン講義になったので、2020年の春以降の講義に関しては、全て動画で残っているんですが、2019年に私と長瀬先生がやった講義は、資料は残っているものの、講義動画は一切残っていません。苦笑
これでは、基礎理論に関しては同じ講義を何度も何度も、何年もしなくてはならないので、永久不変である東洋医学のキホン部分については、全て資料とともに動画で残してアーカイブ化しよう、ということになりました。
ですので今回、最新情報を加えてスライドをリビルドし、再講義している訳です。
あと1回講義すれば、2019年に私が喋った分に関しては完全映像化終了です。
次の扉を開くことが出来ますね。。。(^^)
今回は初めて参加なさる大学の学生さんも多く、非常にいい質問が飛び交って、2コマ終わって懇親会の1時間も、機嫌よく喋ってたらあっという間に3時間経ちました。笑
体感時間は一瞬でしたね。
当日の質問の中には私の知らなかった内容もあり、また翌日も質問を頂き、自分自身も非常に良い復習が出来ています。
さて、世の中はネガティブな情報で溢れかえっていますが、この活動は、2022年度も楽しみですね。
2021.12.24
清明院では現在、求人募集しております。
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12.22(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!
12.22からの二週間は、二十四節気では「冬至」ですね。
1年で最も昼が短いと、よく言われます。
1年で最も、自然界の陽気が弱く、相対的に陰気が強いともいえる時期。
そのバックボーンから、色々なことを想定しながら治療にあたるべき時期ですね。
・・・二十四節気・七十二候はどれも大事で興味深いけど、やはり特に重要で、陰陽の動きを大きく感じるのは二至二分四立の八節でしょうな。
今回のテーマは「口舌」です。
最近で、「口舌の病」に関するホットな話題といえば、コロナ後遺症の「味覚障害」ですかね。
私も最近、コロナ後遺症の味覚障害に関しては、数例ですが治療にあたらせて頂きましたが、私が診ている限りにおいてはそこまで深刻なものは少ないようで、
普通に治療すれば順調に回復するものが多いようです。
・・・これからオミクロン株の第6波がどうなるか。
すでに市中感染が報告されていますので、クリスマスと年末年始の人流増加によって、またPCR陽性者数が増加することは目に見えていますね。苦笑
これも、どこまで重症化するのか、感染力はどうか、後遺症はどうか、まだまだ不明ですね。
まあ我々としては、粛々と感染対策+東洋医学的な冷静な対応、に尽きます。
あとは「口舌の病」と言えば口内炎や舌炎、舌痛症などが、日常的によく診る訴えではないでしょうかね。
(あと清明院ではけっこう多い、”口腔扁平苔癬”とかね。)
今回印象的だったのは、新風先生から、
『黄帝内経霊枢』脈度萹(17)の「心氣通于舌.心和則舌能知五味矣.」、
口問篇(28)の「人之自齧舌者.何氣使然.此厥逆走上.脉氣輩至也.少陰氣至.則齧舌.少陽氣至.則齧頬.陽明氣至.則齧脣矣.視主病者.則補之.」、
五閲五使篇(37)の「口脣者脾之官也.舌者心之官也.」
あたりを引用して、舌と心の関わり、口内炎の発生メカを説明しておられたことです。
よく中医学で、「舌は心に開竅する」といって、舌のことを耳や鼻と同じ「竅(きょう、つまり穴)」として語ることがあるのですが、普通に考えて、
「舌って穴じゃねえじゃん。。。(^^;)」
と思うでしょう。
しかし、岡本一抱(1655-1716)は『万病回春病因指南』のなかで、
「舌は穴じゃないけど、皮膚と同じように湊理(そうり)があって、そこに飲食物が入って、五味を感じるんだよ」
と、説明しています。
(うーん、なんかじゃっかん苦しいような。。。( ;∀;))
また、ずいぶん前にFBに書いたけど、この「開竅」するところに関しては、『黄帝内経素問』金匱真言論(4)では、
「南方赤色.入通於心.開竅於耳.藏精於心.故病在五藏.」
と書かれているということも見逃せません。
(因みに金匱真言論で腎が開竅するのは二陰です。)
で、陰陽応象大論(5)においては、よく言われる
肝:目
心:舌
脾:口
肺:鼻
腎:耳
という話が出てきます。
「心は耳、腎は二陰」という説があったということは、踏まえておく必要があると思いますし、こういう諸概念については、あまり機械的に用いない方が良いということも重要ですね。
また今回は、あらゆる医家の配穴論についても触れて下さり、個人的には最近よく使っている「陽陵泉」をフィーチャーしてくれたのが嬉しかったですね。
まあこのように、基本から臨床まで、縦横無尽に聴くことが出来る古典ライブ。
会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!
2012.07.08
2016.05.09
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