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2010.04.15
今、わたくしは今年度の6月に(社)北辰会本部臨床コースで発表させていただく症例を、せっせとまとめています。
個人的には、かつて関東支部において、
2008年度(HIV、右手の運動麻痺の症例)、
2009年度(アトピー、鬱病、首の痛みの症例)
と、2年続けて発表させていただいたので、3回目の発表となりますが、今回は初の本部での発表になりますので、今から緊張しています。。。
支部よりも本部の方が聴きに来る人数も多いし、すぐ横に蓮風先生いるし・・・。(苦笑)
しかも今年度からは、関東支部での発表症例の事前添削役(発表の前に、発表者の先生から症例原稿を見させていただいて、問題点を絞り込む役目)を仰せつかりまして、
そちらとも重なっていて、なかなかてんてこ舞いであります。
正直、けっこう大変・・・。(苦笑)
まあともかく、今回の発表症例は「リウマチ性多発筋痛症」という病気の症例です。
あんまり言うとネタばらしになりますし、患者さんのプライバシーもありますので、詳しい内容は本番まで言いませんが、一つの症例を発表用にまとめる作業って、何回やっても大変ですねえ。。
自分の中では理論的に整合性のある治療をやっているつもりでも、後から一つ一つ点検していくと、必ず「詰めの甘い部分」が出てきます。
それを、コワ~いコワ~い諸先輩方の前で発表するなんて、もう足がガクガクです。
(笑・・・冗談です。北辰会の先生方はみんな優しい先輩達です。)
まあ冗談はさておき、症例発表というのは、実は発表者自身が非常に勉強になります。
パワーアップするチャンスなんです。
まず、自分の治療そのものや、患者さんの病気の状態を、聞き手が分かるように説明する、コレだけでも十分勉強になります。
しかもそれに対して先輩たちからその場で直接アドバイスがもらえて、質疑応答という形でコミュニケーションが取れる、大変貴重な機会であります。
今年もこの機会を存分に、貪欲に、生かそうと思います。
僕と縁のあるすべての患者さんのために・・です。
2010.03.14
今日、3月14日は、久々の完全オフであります!
しかし、休みだからこそ、片付けなければならない仕事が山ほどあります。
今週清明院に見えた患者さんのカルテを整理したり、学会発表用の資料をまとめたり・・・。
あっという間に時間が経ちますね(苦笑)
この間、学会発表用の資料を作成している時、鍼治療を開始してから、症状とともに、西洋医学的な血液検査の数値はどのように変化したかが問題になりました。
患者さんに聞いてみても、病院からもらった検査データは捨ててしまったとのことで、僕からその病院の先生に電話させていただいたところ、
快くOKして下さいました。
こういう西洋医ばかりだと、とても助かるのですが、残念ながらそうでない先生もおられるようです。
もうこれからは、「患者さんのために」西洋医学と東洋医学がもっともっと手を組まなきゃいけないんじゃないかなあ、と思います。
そうすることで、今より患者さんが東洋医学を受けやすい環境になってくると思いますし、西洋医学にとっても、意義は大きいだろうと思います。
この間まで、とある末期癌の患者さんを、亡くなられる半年前から、亡くなられるその日まで治療させていただきました。
こういう、終末期の医療においても、患者さん本人の意思を尊重しながら、西洋医学と東洋医学がもっとコミュニケーションをとれるような環境があったら、
患者さん本人や、ご家族も、色んな意味で救われるんじゃないでしょうか?
・・・まあ、そういう理想的な環境が作られるのをただボーッと待っていても始まりませんので、甚だ微力ではありますが、清明院ももっと頑張ろうと思います!
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2010.02.27
東洋医学に基づいた治療のことを「弁証論治(べんしょうろんち)」と言います。
聞き慣れない、なんだか小難しそうな言葉ですよね。(苦笑)
でも全然そんなことないです。分かってしまえば、
「ああ、なんだそんなことかー。」
です。
今日は「弁証論治」の説明の前に、まずは「漢字」というものについて考えてみたいと思います。
東洋医学の専門用語は漢字四文字、あるいは二文字で表わされることがとても多いのですが、コレにアレルギーを感じる日本人(特になぜか鍼灸学生)が随分多いようです。
確かに、「なんとなく」ひらがなやカタカナ、アルファベットで書いてある文字の方が読みやすいし、スタイリッシュで近代的な感じがします。
しかし、日本人にとって「漢字」というのは、大変便利なコミュニケーションツールであり、表現方法だと僕は思います。
「漢字」というのは、一文字に色んな意味があり、それを組み合わせて二字や四文字の「熟語」を作ることで、深い意味をその中に込めることが出来ます。
東洋医学にはそういった、深い意味を持つ熟語がたくさんあります。それの意味を知ることで、多くの同じ道を志す先生達と情報を共有出来るようになり、
より良い治療法を考案することが出来ます。
また、「熟語」というのは要は「略語」ですから、いちいち長ったらしく言わなくても、二文字や四文字でスッキリと、複雑な状態を表現することが出来ます。
東洋医学を理解する上でも、長い文章を読む手間を省かせてくれます。
つまりわざわざ、
「証(しょう)を弁(べん)じて治(ち)を論(ろん)ずる」
というよりも、
「弁証論治(べんしょうろんち)」
と言った方が簡単じゃん!!ってことです。
まあ言わば、「木村拓哉」を「キムタク」と言うようなもんです。
(笑・・・ちょっと違うかな?)
次回こそは、「弁証論治」のお話をしましょう。
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