東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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刺激量の問題 ③(なぜ一本鍼なのか)

2019.06.13

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これまでのお話し

 

刺激量の問題 ①  

刺激量の問題 ②      参照

 

 

◆置鍼か単刺か。  つづき

 

 

この問題は色々語りたいことを伴うのか、なかなか本題に入れない。(苦笑)

 

 

でもまあ、ついでなんで、色々思うままに書いときましょう。

 

 

もともとここは、そういう場だ。(゚∀゚)

 

 

清明院の治療のやり方は北辰会方式。

 

 

日本はおろか、世界中でも、かなり珍しいやり方だと思います。

 

 

初診時は3時間かけます。

 

 

詳細な予診票を記入してもらった後、問診を1時間以上。

 

 

その後、全身をこれまた詳細に体表観察したのち、治療はなんと鍼一本。

 

 

しかも、再診(二診目)以降は、患者さんに接している時間は数分です。

 

 

目にも止まらぬスピードで、1時間に10人くらいの患者さんを次々に治療していきます。

 

 

蓮風先生はじめ、北辰会のコアメンバーの先生方の多くは、そのようにして成立しております。

 

 

実に特殊な治療方式だと思います。

 

 

でも、この方式が、この業界に入って5、6年ほど経った時に一番、僕自身が納得でき、自分に合っていると感じた、治療方式でした。

 

 

僕も20代の頃は、諸説紛々のこの業界、誰の話にも、一定の説得力を感じ、迷いに迷って、まずは片っ端から試してみないことには分からないと考え、

 

巷でよく行われているような、全身にたくさんの鍼を打つやり方はもちろん、鍼に電気を流すやり方、太くて深い鍼、接触するのみで刺さないやり方、

 

お腹のみの治療、背中のみの治療、手足のみの治療、整体みたいな手技療法と組み合わせてどうか、などなど、何でもかんでも試しました。

 

 

その実体験の中で、僕なりの実感として、色々分かってきました。

 

 

患者さんの中には、痛いところ、凝っているところに、直接太い鍼を深く打って、ズンズン響かせて欲しい、患部を強く刺激してもらって初めて、

 

効いた気がするし、満足できる、という患者さんがいることは確かですが、それは実は全病人の中ではごく少数派だと思います。

 

 

関西ではそういう患者さんのことを、皮肉を込めてか「鍼食い」とか言うそうですね。

 

(苦笑・・・妖怪か!)

 

 

ある調査によれば、日本国民の鍼灸受療率は5%程度、ほとんどの人は鍼灸を受けたことがなく、受けたことがない人のほとんどは

 

「痛そう、熱そう」

 

という食わず嫌いな訳です。

 

 

・・・ということは、「痛くない鍼、熱くないお灸」でもって、鍼灸を食わず嫌いしている、残りの95%をいかに鍼灸ファンにするかが、

 

現代日本の鍼灸師の喫緊の課題なんじゃないでしょうか。

 

 

20代前半の頃から、そんなことを考えながら、色々試すうちに、鍼灸は別に無理にたくさん打たんでもよく効くこと、また、たくさん打ってしまったら、

 

治らない時、壊れた時に、それがなぜなのか、検証が出来にくいということに、嫌というほど気付かされました。

 

 

それで、一本ずつ、この経穴にこの鍼をするということの意味をよく考えるようになり、徐々に絞り込んでいった結果、最終的には一本のみになっていきました。

 

 

でも、その一本にも、また色々あります。

 

 

 

続く

 

 

 

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海外の鍼灸師さんとの連携

2019.06.10

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清明院の患者さんが海外に転勤になることが結構ある。

 

 

国際都市、東京であるせいか、割かし多いように思う。

 

 

年に何度かある。

 

 

その度に、世界中に顔の広い先生の力を借りたりするが、やっぱり限界がある。

 

 

世界中の鍼灸師が連携できるようなシステム、できねえかなー。。。

 

 

誰かやってくれー( ゚Д゚)

 

 

 

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つむじ(旋毛)のナゾ

2019.06.08

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毎日患者さんの体を診ていると、妙に気になるところがある。

 

 

例えば、主に背中に現れる「つむじ(旋毛)」

 

 

督脈上だけでなく、膀胱経上にも確認出来ます。

 

 

つむじといえば、頭のてっぺんにあるのはみんなよく知っている。

 

 

でも、教科書的な百会穴と一致するかというと、しない。

 

(広い意味では一致するといってもいいのかな。。。)

 

「百会」を含む記事 参照

 

 

中学生の時、おでこの周辺にももう一つつむじのある友達がいて、みんなで不思議がっていた。

 

 

・・・あれはいったい何なんだろう。

 

 

つむじは一応、医学用語(というほどでもないだろうけど)では「旋毛(せんもう)」とか「毛渦(もうか、けうず)」と呼んだりするらしい。

 

 

調べたところ、右回旋のものの方が10%ほど多かったとか、日本人では左回旋が多いとか、人種差があるとか。

 

(これも興味深い。でも、母集団がどういったものか、よく分からん。。。(苦笑))

 

 

胎児の名残りで、皮膚の発生と関与するとか。

 

 

つむじから始まる毛の生え方、流れのことを「毛流(もうりゅう)」というらしく、動物を見ると、進む方向に、また雨水を効率的に下に落とし、

 

体温を守るためか、風と水の流れを邪魔しない方向に沿って生えている。

 

 

走っている毛足の長い犬を想像すれば分かるように、進む方向に沿って生えている訳です。

 

 

確かに進行方向とは逆に生えてたら、空気抵抗で動きにくくてしゃーないですわな。

 

 

水が落ちやすいように、上から下に向かって生えているというのも濡れた動物の姿を想像すれば分かるでしょう。

 

 

これも逆に(下から上に)向かって生えてたら、背中に水がたまっちゃって、乾きにくくてしゃーない。

 

 

人間は二足歩行で直立するから、頭のてっぺんにつむじが出来て、水が流れ落ちるようになっている、と言えば何となくわかるが、じゃあ背中にあるのはなんでだろう。

 

 

胎児の名残り、四足歩行時代の名残りと言うなら、全員の同じ場所に無いのは何で??

 

 

で、よく診ると、これが特定の経穴、示唆的な経穴に出ている場合がある。

 

 

良くあるのは神堂、筋縮などの督脈上。

 

 

督脈からは少しずれて、脾兪に出ているのもあった。

 

 

東洋医学的には、それらによっても意味するところが違ってくると思う。

 

 

頭のつむじが生まれつきあるところを見ると、その他の部位に出てくるつむじも、生まれつきなのか。

 

 

これは、気が散っていく様か。

 

 

あるいは流れ込んでくる様か。

 

 

あるいは鳴門の渦潮のように、旋毛の付近で相反する方向性の気の流れがぶつかった結果か。

 

 

これらが複合している様か。

 

 

おおよそ、上記に帰納できそうだが、いずれにせよ、気になる所見。

 

「螺旋」を含む記事 参照

 

 

今後も診ていこう。

 

 

 

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日本東洋医学会の抄録集が届く。

2019.06.07

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今日、(一社)日本東洋医学会の第70回学術大会の抄録集が届きました。

 

学術大会特設サイトはこちら

 

 

今回の学術大会は何と清明院のすぐ近く、新宿京王プラザホテルで開催されます!!

 

(ちかっ(笑) 徒歩5分です。(^^;))

 

 

戦後すぐの時期に、このブログで紹介した色々なビッグネームの先生方が協力して立ち上げた日本東洋医学会

 

 

医師を中心とした、日本最大の東洋医学の学会です。

 

 

今回の会頭は、以前見学でお世話になった北里大学の名誉所長である花輪壽彦先生です!

 

 

開催地が近いし、70回記念だから、なんか出そうかな、とか思っていましたが、色々忙しかったんで、今回は見送りました。(∩´∀`)∩

 

 

・・・まあでもその分、今年は順天堂の件がうまくいったし、これもまたあとで報告しますが、日本伝統鍼灸学会の方も今年度から学術部員になったんで、

 

恐らく忙しくなるらしいんで、とりあえず良しとしましょう。

 

 

なので今回は完全に聴講に徹させていただきます!!

 

 

抄録集をパラパラ見てますが、聴きたい講演がいくつかありますね。。。(゚∀゚)

 

 

今回、北里が主催のせいか、鍼灸の講座が多いですね。

 

 

(一社)北辰会からも、ドクターである竹本喜典先生が症例を発表なさいます。

 

 

日曜はもちろん、金土も、診療の合間にチョチョッと行ってきます!!

 

 

 

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次から次へと。。。

2019.06.06

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二十四節気では「芒種」に入り、すっかり暑い日が続きますね。

 

 

明日あたりから天気が崩れ、梅雨の様相を呈して来るようです。

 

 

湿邪持ち、脾虚タイプの人は要注意です。

 

(1週間くらい前から、もうだいぶ反応が出ていましたが。。。)

 

 

清明院では心が絡んでるものが多く、厄介でしたね。

 

 

 

 

まあそれにしても、次から次に勉強したい内容、仕事、ドシドシ入ってきますな。

 

 

こういう時は、あえて無茶せずに寝るに限りますね。

 

 

遅くまで仕事せずに、寝たって別に大丈夫です。

 

 

タルいから寝る☆

 

 

問題なく、世の中回ります。(゚∀゚)

 

 

健康の秘訣の一つだと思いますね☆

 

 

 

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扁鵲の六不治

2019.06.05

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こないだ読んでた本にたまたま出てきた、「扁鵲(へんじゃく)の六不治」

 

 

・・・まあ「六不治」は、相当有名な話であり、この医学を勉強し始めた頃ぐらいから知ってはいたが、今読むと、また味わいが違う。(笑)

 

 

このブログでは、ずいぶん前にチラッと部分的に紹介しただけなので、いい機会なんで、ここらできちんと書いておこう。

 

あくまで「ご提案」    参照

 

↑↑なんか、上記の過去記事読むと、開業したてで漸く軌道に乗ってきたころで、患者さんを何としても治そうと意気込んで、よく言えば躍起になっている、

 

悪く言えば少し傲慢になっている、実に青臭い文章で、読んでて赤面しますね。(笑)

 

 

・・・でもいいです、そういう時期があって、今がある。

 

 

それも歴史の真実なので、別に修正とかしません。

 

 

「六不治」は前漢の司馬遷『史記』扁鵲倉公列伝に出てくる言葉で、ここでいう「不治」というのは”治らない人”という意味ではなく、「医者から見て治しにくい人」という意味にとるのが妥当のようです。

 

 

・・・で、「六不治」の内容とは、

 

1.驕恣(きょうし)理を論ぜざるは、一の不治なり

 

 (わがままでおごり高ぶり、論理的に物事を考えることが出来ない人)

 

2.身を軽んじ財を重んずるは、二の不治なり

 

 (体よりもお金、と、治療費をケチる人)

 

3.衣食適する能わざるは、三の不治なり

 

 (衣食が適切でない、あるいは何らかの理由で適切に出来ない人)

 

4.陰陽并背、臓気定まらざるは、四の不治なり

 

 (陰陽のバランスが極端に悪く、五臓の状態が極端に悪い人)

 

5.形つかれて服薬能わざるは、五の不治なり

 

 (体が衰えて、薬も飲めない人)

 

6.巫を信じ医を信ぜざるは、六の不治なり

 

 (宗教を過信し、医師、医療を信じない人)

 

とあります。

 

 

・・・上記6パターン、全て治療にあたったことがありますが、まあー、治しにくいですよね。。。(苦笑)

 

 

とはいえ、それでも逃げずに治療に向かう、説明を尽くす。

 

 

・・・で、最終的には患者さんの体だし、命だし、患者さん自身の人生だし、というところで、患者さんの意向は最大限尊重する、可能な限り寄り添う、

 

無茶はしない、というところが大事じゃないかな、と思っています。

 

 

自分が出来ることを最大限やらせていただく、という姿勢が大事だと思うんで、患者さんを診ていて、

 

「こんなんだから治らんのだ!」

 

とかは、別に今は思わないですね。。。(*‘∀‘)

 

 

 

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『蓮風の玉手箱』復活!!

2019.06.04

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かなり前に、このブログで紹介した蓮風先生と著名人の対談サイト『蓮風の玉手箱』

 

『蓮風の玉手箱』を含む記事 参照

 

 

諸事情によって、長らく閲覧できない状態となっていましたが、今回復活しました!!

 

『蓮風の玉手箱』特設サイト

 

(まだ全記事復活した訳ではないですが、徐々にアップされて行くようですので乞うご期待!!!)

 

 

これは永久保存版です。

 

 

蓮風先生の知識、学識の深さ、幅広さ、質問の鋭さが分かるとともに、読んでいて非常に勉強になります。

 

 

これを読むと、蓮風先生が普段の講義の中で、いかに氷山の一角のような知識で喋っていただいているのかがよく分かります。

 

 

蓮風先生の、治療中はもちろん、何気ない会話の中でサラッと言う言葉の深さみたいなものは、こういった知識見識の深さから繰り出されるものなんだろうなあと、

 

非常に襟を正されるような思いがします。

 

 

これがあっての、あの鍼の動き、ということを知る意味でも、非常に貴重な資料だと思います。

 

 

是非ご一読を!!

 

 

 

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ハマるな~

2019.06.03

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いやー、今調べてる中国の宇宙論シリーズだが、ここから派生して色々調べていくと、おもしれーけどキリがねーーー。。。(~_~;)

 

 

気一元論、古代中国の神話の世界の話、物理学の話、数学の話、天文学の話、宋学の話、上天、上帝信仰の話、諸子百家における宇宙生成論、

 

宇宙開闢論などなど、調べれば調べるほどキリがない。。。

 

 

まあこういう百家争鳴の影響を受けながら、東洋医学というものも研究され、実践されてきたワケですね。

 

 

キリがない訳だ。

 

 

・・・けどまあ、古代中国の自然哲学は面白いし、意味もあるけど、冷静に考えて、僕らは常に現代日本でなしうる鍼灸の最高のパフォーマンスを追求していかなくてはいけない訳で、

 

何て言うか、冷静で客観的、現代的な視点が大事だと思いますね。

 

 

古典に臨床を合わせるのではなく、臨床を古典に合わせる姿勢ね。

 

 

蓮風先生から教わった、「臨床古典学」ってやつ。

 

 

西洋医学が、現代日本どころか世界の医療のメインストリームであることも当然踏まえた上で。

 

 

これ大事。

 

 

 

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法事へ

2019.06.02

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日曜日は、群馬県前橋市へ。

 

 

4月に亡くなった祖父の、四十九日法要です。

 

祖父が逝く。   参照

 

 

四十九日については、以前書きました。

 

「四十九日」とは何か   参照

 

 

ついでに、いつものように悪友と飲んだくれです。。。

 

 

戦闘モードの東京から、群馬に帰ってくると、ホッとしますね。

 

 

心身を充電し、週明けからまたガンガン行きます!!!

 

 

 

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中国の宇宙論 ⑥ 地動説との接触

2019.06.01

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これまでのお話し

 

 

中国の宇宙論 ① イントロ

中国の宇宙論 ② 蓋天説 

中国の宇宙論 ③ 渾天説

中国の宇宙論 ④ 宣夜説  

中国の宇宙論 ⑤ その他の説         参照

 

 

◆地動説との接触

 

 

古代から諸説紛々であった中国の宇宙論、まあ最終的には渾天説が最も支持を集めたようで、そのまま大きな変化はないまま、明代まで来たようです。

 

 

因みに、宇宙論に伴う日月星辰に関する学問(天文学)、暦に関する学問(暦法、運気論)、西洋の天文学に関しては、また長い話になってしまうので、

 

いつか書くことにして、ここでは立ち入りません。(^^;)

 

(まあそんなん書き出したらエライことになるー てかムリー 時間とお金があれば大学で一から教わりたいー )

 

 

明代に至って、あのコペルニクス(1473-1543)地動説地球球体説がイエズス会士によって中国に流入して、ようやく変更を迫られたようです。

 

 

渾天説では、水に浮かんだ大地を天球が取り囲んでおり、日月星辰はその天球上を絶え間なく動く、ということになっていましたが、地動説では大地そのものが動いている、

 

ということになり、話がまったく変わってきます。

 

 

しかし、『春秋』緯書である『元命苞』には「天左旋、地右動」とあり、『運斗枢』には「地動則見於天象」とあり、

 

「中国にはもともと地動説の考え方があった!!」

 

という説もあります。

 

(でもまあ、後出しじゃんけん感は否めない。。。)

 

 

また、公転の問題においても、『書経(尚書)』の緯書である『考霊曜』には

 

「・・・地常動不止・・・」

 

とか、

 

「・・・地体雖静而終日旋転・・・」

 

という記載もあるそうです。

 

 

また唐代の『開元占経』や、宋代の『太平御覧』にも、公転を示唆するような記載は見られるものの、歴史的にはあまり重視されてこなかったようです。

 

 

まあこのように、一見、メインストリームでない、マイナーな理論の中に、実は良いものがある、あるいは良いものどころかメインストリームよりも正しいものがある、

 

というのは、現代も同じですな。

 

 

自転公転説はともかく、地球球体説が、西洋では紀元前からあったのに対して、中国では天円地方論がメインであった、という違いは興味深いと思いますね。

 

 

 

天に対する意識、感覚が西洋と違うからではないか、と愚考しますが、どうなんでしょうね。。。

 

 

 

続く

 

 

 

 

【参考文献】

 

「蓋天説と渾天説の話」日本科学史学会

「梁武の蓋天説」山田慶児

Wikipedia「蓋天説」

『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版

『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院

『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社

『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社

『古代中国の宇宙論』浅野裕一 岩波出版

 

 

 

 

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