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2019 台湾研修 ⑦ 董氏奇穴の使い手、郭威均先生

2019.05.18

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これまでのお話し

 

 

2019 台湾研修 ① イントロ

2019 台湾研修 ② 長庚記念病院へ

2019 台湾研修 ③ 台北市中医師公会へ

2019 台湾研修 ④ 二二八和平公園   

2019 台湾研修 ⑤ カリスマ、温先生   

2019 台湾研修 ⑥ 故宮博物院       参照

 

 

◆3日目の午後は研修に。

 

 

故宮博物院を後にし、午後は再び鍼灸の研修へ。

 

 

有名な「董氏奇穴」と、鍼を真っ赤に焼いて刺鍼する「火鍼」の使い手である郭威均先生の診療所へ。

 

 

 

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↑↑郭先生の病院の看板。

 

 

台湾で街を歩くと、そこら中にこのような「中醫診所」の看板があり、庶民のインフラとして東洋医学が根付いていることがよく分かります。

 

 

日本でも、鍼灸院の看板はよく見かけますが、だからと言って台湾のように東洋医学が根付いているとは言い難いと思います。

 

 

大きな違いですね。

 

 

また今回は長庚記念病院や、溫崇凱先生のところと違い、臨床を見学するのではなく、講義と実技を聴講する形での研修です。

 

 

最初に、郭先生の治療方法である「董氏奇穴」を使った治療法に関して、スライドを使ってレクチャー。

 

 

 

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董氏奇穴についてはこちら   参照

 

 

この辺のパワポを使った講義のやり方は、日本と同じですね。

 

 

郭先生は若く見えますが、50歳だそうです。

 

(わけえ~~(゜o゜))

 

 

太極拳で鍛えているんだとか。

 

(ぽいぽい~(*‘∀‘))

 

 

董氏鍼灸の創始者である董景昌先生(1916~1975)、その直弟子である楊維傑先生(在米)が世界的に大変有名で、董景昌先生は、代々医師の家系であり、

 

家伝で秘伝であった「董氏奇穴」を初めて公開した人物で、台湾鍼灸の第一人者として知られ、あの蒋介石の主侍医であったこと、カンボジアのヨロン前総統の脳卒中を、

 

5回の治療で完治させたエピソードなどで知られています。

 

(オオー(゜o゜))

 

 

説明を一通り聴いた後、我々の中からモデルを使って実技デモを見せて下さいました。

 

 

 

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郭先生の鍼を受けた後の松田蓮山先生は・・・、

 

 

 

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↑↑こんなことになりました。(゚∀゚)

 

 

 

・・・当初は講義と実技で2時間の予定だったのですが、ヒートアップして、終わったのは3時間半後でした。。。

 

 

 

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パワフルな郭先生、大変ありがとうございました!!<m(__)m>

 

 

董氏奇穴、勉強してみたいと思います☆

 

 

 

続く

 

 

 

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2019 台湾研修 ⑥ 故宮博物院

2019.05.16

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これまでのお話し

 

2019 台湾研修 ① イントロ

2019 台湾研修 ② 長庚記念病院へ

2019 台湾研修 ③ 台北市中医師公会へ

2019 台湾研修 ④ 二二八和平公園   

2019 台湾研修 ⑤ カリスマ、温先生    参照

 

 

 

◆三日目は故宮博物院へ

 

 

今回、行ってみたかったところの一つに、故宮博物院があります。

 

 

故宮博物院は、世界最大級の博物館の一つであり、wikiにあるように、中華民国の歴史を象徴するような歴史を持っています。

 

 

ここには実は、日本の江戸医学館にあった貴重な書物も保存されているそうで、それも今回の一つの目当てでした。

 

 

また今回、偶然にも「院蔵医薬図書文物特展」や、著名な書画家である張大千「張大千生誕120年記念特別展」が開催されており、それも見どころでしたね。

 

 

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張大千の書は、デカくて迫力あって好きですね~~☆

 

 

清明院に飾りたいけど、バカ高いんでしょうね。。。(苦笑)

 

 

あと、一般的には故宮博物院の展示物の目玉とされる翠玉白菜の見事さは、すぐ近くで見たけど、僕にはちょっとよく分かりませんでした。。。

 

 

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(苦笑・・・これを見て感動できる感性、素晴らしいと思いますが、僕には一生持てそうもないです☆(゚∀゚))

 

 

また、本館から少し離れたところにある「図書文献館」で、貴重書籍でも見て帰ろうと思ったら、なんと医学書コーナーのみ休みでした!!(苦笑)

 

 

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受付の女性に、日本の鍼灸師であることを伝えると、まさかの

 

「真柳誠先生を知っていますか??よくここに来ますよ。(^^)」

 

とのこと。(笑)

 

 

さすが真柳先生。(゜o゜)

 

 

台湾でも名前が売れている。。。

 

 

まあここは、僕の勉強が進んで、どうしても見たい、しかもここにしかない、そういう本が出てきたら、また訪れてみたいと思います。

 

(たまたま休みだったというのは、”まだお前程度の勉強量で来るとこじゃないよ。”と言われたような気もしました。orz)

 

 

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↑↑図書文献間の入り口に蒋介石ドーン!

 

 

 

続く

 

 

 

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2019 台湾研修 ④ 二二八和平公園

2019.05.13

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これまでのお話し

 

参照

 

 

◆台湾博物館へ

 

 

台北市中医師公会へのあいさつの後、少し時間があったので、どこかいいスポットはないかと聞くと、すぐ近くに、台湾で最も古い博物館があるとのこと。

 

 

せっかくなんで、そこに行ってみることに。

 

 

二二八和平公園の中にある、国立台湾博物館です。

 

 

 

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・・・まあ、また後で触れようかと思いますが、「二二八」というのは、戦後の台湾の歴史を考える上で外せない二二八事件の中心的な舞台となった公園です。

 

 

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ここには、日本統治時代に建てられた立派な洋館の中に、台湾の歴史や風土が分かるような内容のものが展示してあります。

 

 

医師でもあった後藤新平、台湾総督であった児玉源太郎が、英雄のように展示されていました。

 

 

この辺の歴史教育も、去年行った中国の教育や、噂に聞く朝鮮半島の教育とは180度違いますね。(苦笑)

 

 

一般の国民の、日本、日本人に対する基本的なイメージ、印象も、全く違うことでしょう。

 

 

教育というのは恐ろしい。

 

 

そんなことを考えつつ、次なる研修先へ。

 

 

 

続く

 

 

 

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2019 台湾研修 ③ 台北市中医師公会へ

2019.05.12

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これまでのお話し

 

2019 台湾研修 ①   参照

 

 

◆二日目の午後

 

 

長庚記念病院での研修を終え、再びマイクロバスにて、今度は台北市中医師公会の事務所へ。

 

 

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ここも雑居ビルの中の1部屋でしたが、非常に広くて立派なスペースでした。

 

 

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↑↑なぜか台湾の経穴人形は腰巻をしている。。。

 

 

ここで、新理事長である黄建栄先生にご挨拶させていただきました。

 

 

 

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また、台北中医師公会の歩みについてスライドで説明を受け、お弁当とお土産までいただきました。

 

(至れり尽くせりだ~)

 

 

台北市中医師公会が中心となり、毎年大きな国際学会を開いており、先日行われた学会では蔡英文総統も出席し、「中医」の発展を全力で支持することを約束したということがニュースになっていました。

 

 

台湾トゥデイ 蔡総統、3つの方針で「中医」の発展を支援

 

 

・・・まあー、ここまでで十分、研修初日から、台湾における東洋医学の位置づけ、ノリがよく分かりました。

 

 

台湾では、国民のインフラとして東洋医学がしっかりと機能しており、中医師会も、国家のバックアップの元に、非常に余裕をもって機能している感じがしましたね。

 

 

エライ違いだね。(苦笑)

 

 

 

続く

 

 

 

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2019 台湾研修 ② 長庚記念病院へ

2019.05.11

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前回のお話し

 

2019 台湾研修 ①  イントロ    

 

 

 

◆2日目は朝から研修

 

 

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台北二日目、朝から台北中医師公会さんが手配して下さったマイクロバスがホテルまで迎えに来て下さり、午前中の研修先である長庚記念病院へ。

 

(日本語版サイトもあるー(゜o゜))

 

 

長庚記念病院は、台湾全土とアモイに8つの総合病院を持つ、マンモス病院です。

 

 

到着するなり、中医科の主任の先生と針灸科の主任の先生が出迎えて下さり、メチャ広い会議室に案内され、病院のプロモーションビデオを見せて頂きました。

 

(研修、受け入れ慣れてるー(゜o゜))

 

 

プロモーションビデオでは、やはり最新鋭の西洋医学に最も注力している様子がよく分かりましたが、一方で、キチッと伝統医学も残している、という姿勢も伝わりました。

 

(ここが日本との大きな違い)

 

 

その後、鍼灸の外来と、調剤室を見学させていただきました。

 

 

鍼灸の外来では、カルテはきちんと電子化されており、西洋医学的な所見とともに、中医学的な四診所見もキチンととってあり、それを参伍して治療を進めている様子がよく分かりましたし、

 

入院病棟のすぐ近くに、「薬湯」のスペースがあることに感心しました。

 

 

患者によって、数種の薬湯を使い分けて、入らせるんだそうです。

 

 

・・・ただ、患者数については、大きい病院の割にはやや少ない印象を受けたかな。(^^;)

 

 

その点、中国は圧倒的患者数でしたね。

 

 

台湾では東洋医学の診療科は不採算部門だったりするのかな、とか、余計なお世話を感じつつ。。。

 

 

調剤室も、煎じ薬用の生薬類も、エキス剤も、圧倒的物量とスペースでしたね。

 

 

 

 

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帰りがけに病院の入り口で記念写真を。

 

 

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今回、事前情報で、

 

「台湾は東洋医学と西洋医学が東アジアの中でも、比較的うまく共存している。」

 

というのがありました。

 

 

案内してくれた中医科の先生に、その質問をぶつけてみたところ、絵に描いたような苦笑いを浮かべていましたが(笑)、やはりそこそこうまくいっているようです。

 

 

いいですねー、台湾。

 

 

そして、午後の研修先へ。

 

 

 

続く

 

 

 

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2019 台湾研修 ① イントロ

2019.05.10

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去年(2018年)のGWは、中国の天津に研修に行ってきました。

 

2018 中国研修 ⑦ 総括    参照

 

 

今年は、台湾の台北に研修に行ってきました!!

 

 

ネット上に、台湾の鍼灸事情(2006年時点での論文)があったが、これは2006年当時の状況であり、現在はだいぶ変わっていると思われますね。

 

 

・・・まあこの感じで、これから数年は、GWを使って、興味のある諸外国の東洋医学の現状、現地にいる東洋医学、伝統医学の先生方と交流して、

 

見聞を広めようと思っています。

 

 

何故かって、そうしたいからです☆(゚∀゚)

 

 

僕はいつも、ただそれだけです。

 

 

・・・と言っても今年は、祖父の死、スタッフの出入りと重なったので、なかなか忙しいまま飛行機に乗った感じがあります。(苦笑)

 

祖父が逝く。   参照

 

 

しかしまあ、祖父が亡くなったタイミングは、ここ以外なかったと、後から思いますね。

 

 

ヘタすりゃ台湾に行ってて、通夜も葬儀も出れないとこでした。。。

 

(そういう意味でもサスガ我が祖父!って感じですね。<m(__)m>)

 

 

今回も、去年に引き続き、2018年の中医学会の際に、ある先生から台北中医師公会の先生方を紹介していただき、その御縁で実現いたしました。

 

 

しかも今回は、藤本新風先生をはじめ、関西の先生方も一緒に行く形で、総勢9名での大所帯での研修となりました。

 

 

5.2(木)の昼過ぎに日本を出て、台北の滞在先のホテルで関西の先生方と合流し、夜はみんなで会食。

 

 

事前情報で、旨いともっぱらの噂の台湾料理、確かに旨かったです!!!

 

 

 

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なんと、新風先生は令和元年初日の2019.5.1が誕生日でしたので、誕生日祝いも兼ねた食事です☆

 

(令和元年初日、僕は葬式、新風先生は誕生日、これも奇妙な巡り合わせ☆(苦笑))

 

 

 

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台北中医師公会は、外国人の研修生を受け入れ慣れている感じで、初日の朝にマイクロバスがホテルまで迎えに来て下さり、サクサクと研修が進み、

 

そのまま、至れり尽くせりの研修をさせて頂きました。

 

 

 

続く

 

 

 

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順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑩

2019.05.09

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これまでのお話し

 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ①  発足報告 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ②  ことのはじまり  

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ③  医学部での東洋医学教育の現状把握  

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ④  そして閃く  

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑤  発足後のイメージ

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑥  ドクターに助力を求める

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑦  SNS、学会活用のススメ

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑧  順天堂の歴史   

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑨  順天堂の歴史 2       参照

 

 

 

◆そしてこれから

 

 

・・・まあここまで書いてきたように、一度思い立ってからは、妙なパワー、流れ、ご縁を感じながら、トントン拍子に進んだこの話。

 

 

何度か講義してみて、色々感じることがありました。

 

 

まあこれは、専門学校なんかでもそうなんですが、僕が行く以上は、東洋医学を水で薄めたようなものや、東洋医学まがいのマニュアル治療を説くのではなく、

 

ハードコアで「ド」ストレートな、「普通の」東洋医学を、如何に聴きやすく提供するかが重要だと思いました。

 

(いつもいう、東洋医学の”デフォルメ”ではなく”サマライズ”です。)

 

 

たとえ月に一回の講義であっても、医大生には、それを受け止められるだけの地アタマがあると思います。

 

 

ですので、当然のことですが、いわゆる、

 

「腰痛の場合はここに鍼灸するといいよ」

 

「肩こりだったらここに鍼灸するといいよ」

 

みたいなこと(ハウトゥ鍼灸みたいなやつ)を説く気は、1ミクロンもないです。

 

(それをするなら、またそれがニーズなら、別に僕が行く意味もないしね。(苦笑))

 

 

東洋医学的な人体の診方考え方、根本哲学の違いを説き、学んだもの自身が、自分の頭で東洋医学的に考えるということの価値、意義に気付いていってほしいですね。

 

 

・・・とはいえ、現実的には、医学生の本分は西洋医学です。

 

 

この辺をキチッと認識せずに、教える側と教わる側の熱量にギャップがあり過ぎてはうまくない、というのもあります。(笑)

 

 

彼らは就職先だって、西洋医学を知らないなんてのはあり得ない、ゴリゴリの西洋医学の職場しかない筈です。

 

 

ですので、西洋医学の勉強は勉強でキチッとやってもらって、その上で、確かな東洋医学をここで学んで見聞を広めたら、鬼に金棒、素晴らしい医師になれるんじゃないかと思います。

 

 

実際に医師として現場に出てからの色々な活躍の場や活躍のあり方についても、出来る範囲で紹介できたらと思いますね。

 

 

ゴリゴリの東洋医学の医師になるもよし、東洋医学と西洋医学を使い分けられる医師になるもよし、東洋医学を深く理解した上で、西洋医学の医師になるも良しです。

 

 

いずれにせよ、患者さんの益になる筈です。

 

 

順天堂東医研が、それの源泉となるような場になることを祈っています。

 

 

活動の方向性については、指導に当たる先生方と、学生さんの側の中心メンバーの子たちと、常に相談しながら、軌道修正しつつ、盤石に進めていきたいと思います。

 

 

・・・さーて、令和早々、こりゃ楽しみだ~~☆

 

 

順天堂東医研

 

 

 

おわり

 

 

 

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順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑨

2019.05.08

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これまでのお話し

 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ①  発足報告 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ②  ことのはじまり  

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ③  東洋医学教育の現状把握  

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ④  そして閃く  

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑤  発足後のイメージ

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑥  ドクターに助力を求める

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑦  SNS、学会活用のススメ

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑧  順天堂の歴史      参照

 

 

 

◆現、順天堂大学は、なんと「済生学舎」の跡地。

 

 

初回の、2018年12月の講義に行く前に、色々調べているうちに、今回の活動は、後々何か大きな意味を持つかもなあと、勝手に考え(笑)、それだけに、

 

失礼があってはいけないとの思いから、まずは初代学頭の佐藤泰然先生、二代目学頭の佐藤尚中先生、三代目学頭の佐藤進先生への墓参、

 

また、順天堂発祥の地である、中央区東日本橋には、現在「薬研堀不動」という小さい寺院があるのですが、ここにも参拝してきました。

 

 

ここがまた不動明王ってのがね。。。(苦笑)

 

不動明王マイラー 目次    参照

 

 

これらについては後ほど「墓マイラー」シリーズ等で報告します。

 

 墓マイラー 目次          参照

 

 

・・・調べていくうちに、順天堂二代目である佐藤尚中先生と、初代学頭である佐藤泰然先生の実子である松本良順先生の両先生に教えを受けた人物に、

 

あの「済生学舎(現 日本医科大学)」の創始者である長谷川泰先生がいることが分かりました。

 

 

済生学舎と言えば、あの野口英世や、東京女子医大の創立者である吉岡弥生も学んだ、明治期の日本の医療を語る上では外せない医学校です。

 

 

うーむ、済生学舎も、ある意味順天堂の影響下にあったのか。。。

 

 

実は、東洋医学サイドとして極めて重要な、済生学舎で学んだ人物に、あの和田啓十郎(1872-1916)がいます。

 

和田啓十郎という人物

墓マイラー 39  和田啓十郎先生   参照

 

 

これを知った時、

 

「和田啓十郎も、ある意味で順天堂が主導した大きな流れの中から、カウンターとして生まれたのかー。。」

 

と、少し鳥肌でした。

 

 

・・・で、12月、講義に向かう時、お茶の水の駅で降りて、校舎に向かって何気なく歩いていると、敷地内にこんなものが。

 

 

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・・・んん!?

 

 

なんとここ(お茶の水の現順天堂大学)は、済生学舎の跡地なのか!!

 

 

そんなことをまったく知らなかった私は、なんか勝手に感動して、ゾワゾワと鳥肌の立つ思いをしながら教室に入ったのを覚えています。(笑)

 

(・・・まあただ、後から冷静に考えたら、和田啓十郎済生学舎に入学したのは明治25年ですから、ここにあった済生学舎は、その時は火事でなくなっており、

 

啓十郎は湯島に校舎を移した後の学生だと思われますが。(苦笑))

 

 

それにしても、以前に何度か書いていますが、私が19歳の時、希望を持って入った鍼灸界に絶望し、こんな業界、さっさと辞めて群馬に帰ろうと思ったのを踏み止まらせた、

 

大きな要因の一つである『医界之鉄椎』の著者である和田啓十郎とも縁のあるこの地で、しかも順天堂180周年のこのタイミングで、こういう活動が出来るということに、

 

何か妙なパワーというか、意味というか、巡り合わせのようなものを感じたのは間違いないです。

 

 

『医道の日本』80周年記念号「技の原点・学びの原点」

『医道の日本』通巻900号                 参照

 

 

 

続く

 

 

 

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診療再開!!!

2019.05.07

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清明院、GW休みを終え、本日から元気に診療再開しております!!

 

 

休み中はご迷惑をおかけしました!<m(__)m>

 

 

今年のGWは、去年の中国研修に続き、北辰会のメンバーで、台湾に研修に行ってきました!!

 

 

これについてはまた後程報告いたします。

 

 

・・・今回の台湾も非常に有意義な研修でしたね。

 

 

中国と比較すると、やはり親日感、人の穏やかさを感じました。(笑)

 

 

地下鉄やタクシーなどのインフラも非常に整備されており、飯もうまいし、快適な国ですね、台湾は。

 

 

中国と共通し、人々のパワーがスゴイです。

 

(でもここは中国の方があったかな。)

 

 

駅前で踊り、歌うオバちゃんたち。(笑)

 

 

街を歩いても、中国台湾と比較して、日本は元気がないなあ、という感じがしました。

 

 

やっぱ元気がなかったら、いい仕事が出来ない。

 

 

これじゃあ、総体としては負けちゃうね。。。(^^;)

 

 

でも、向こうのカリスマな開業医の先生方、総合病院内での医師の先生方の治療も見学させていただきましたが、決して学術では負けていない、ということも感じました。

 

 

日本の学会なんかでは、これまでは向こうさんの治療デモをただ見て、それの感想をみんなで述べるようなことがよくありましたが、今後は、

 

同じ症例(モデル)を、中国と台湾と日本の先生で一緒になってあーだこーだ言って治療するような企画があったら楽しいな、と思いましたね。

 

 

 

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順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑧

2019.05.06

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これまでのお話し

 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ①   参照

 

 

 

◆順天堂の歴史を踏まえる。

 

 

かくして、12月に第一回目の講義に伺ってから、1月、2月、3月と、月に一回の講義に伺う中で、徐々に方向性やメンバーが定まってきて、4.25の大安吉日(たまたま)に、

 

順天堂大学医学部内に、小さいながらも大きな一歩、と期待できるような動きである「東洋医学研究会」が同好会として発足した訳ですが、2018年の秋頃に、

 

友岡先生から、この話が実現しそうだという電話が来た時、何となく御縁というか、妙な力を感じたんですね。

 

 

実は、私が開業してすぐの頃、大変お世話になった漢方家の先生(故人)の薬局名は「順天堂薬局」でした。

 

 

また、今から20年くらい前に、叔父が脳腫瘍で癲癇発作を起こし、倒れたことがあったのですが、その時入院、手術したのも、順天堂の静岡病院でした。

 

 

そのせいもあってか、何となく意味があるような気がして、順天堂の歴史に関して、今回色々調べました。

 

 

順天堂の歴史に関しては、公式HPに、非常に美しくまとめてくれてあります。

 

(メッチャカッコいいHPですよね。。。)

 

 

創立は1838年、長崎の出島にあった、あのドイツ人医師、シーボルトの「鳴滝塾」で三年間学んだ、佐藤泰然先生が、34歳の時に東京の薬研堀で、

 

母の姓である”和田”を冠して「和田塾」を開塾したのが始まりです。

 

 

その後、1843年に千葉の佐倉に移り、ここで初めて「順天堂」と名乗ります。

 

(因みに”順天”というのは”天の道理に順(したが)う”という意味であり、出典はなんとあの陰陽論の原典、『易経』だそうです。。。)

 

 

佐藤泰然の息子である松本良順は、あの緒方洪庵(1810-1863)が務めていた幕府の西洋医学所の頭取を務めた、かの新選組の主治医として知られる人物であり、

 

泰然の養子である佐藤尚中は大学東校(現東大医学部)の初代校長となり、その佐藤尚中の養子である佐藤進は、日本発のドイツへの医学留学生です。

 

墓マイラー 24 緒方洪庵先生

緒方洪庵という人物           参照

 

 

 

・・・まあ、あまり細かいことを書いても仕方ないですが、要は、幕末から明治の、東洋医学が事実上の廃止政策の憂き目に遭った時代の、日本の西洋医学化の旗振り役、

 

中枢中の中枢こそが、この順天堂大学医学部なのです。。。

 

 

開学以来180年、順天堂が日本の医療に与えた影響ははかり知れません。

 

 

因みに風水の考え方に「三元九運論」というのがあり、180年を1周期とし、60年ごとに

 

「上元・中元・下元」

 

と呼んで、それをさらに20年ごとに

 

上元一運、上元二運・・・、」

 

と、9つ(九運)に分けて、地運(大地のエネルギー、平たく言えばそこで起こることの運勢)を予測するというものがあるんだそうです。

 

 

最初の60年(上元)でものごとが発生、発展し、次の60年(中元)でものごとが繁栄し、次の60年(下元)でものごとが衰退し、次の時代に入る、

 

という診方をするんだそうです。

 

 

日本の西洋医学を牽引してきた順天堂大学に、180年経って、(恐らく)初めて、東洋医学研究会が出来たことは、何か意味があるような気がしますね。

 

 

またこれ以外にも、個人的に鳥肌が立つようなことがありました。

 

 

 

続く

 

 

 

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