東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五味⑩

2020.09.30

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

やっと関東では秋の陽気になってきましたね。

 

 

 

こんな天気ですと、往診で自転車を漕いでいても気持ちがいいです。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

次は、鹹味。

 

 

 

鹹味とは塩辛い味のことです。

 

 

 

五味論篇には以下の様に記載されています。

 

 

 

「黄帝曰、鹹走血、多食之、令人渇、何也。少兪曰、鹹入干胃、其気上走中焦、注干脈、則血気走之、血与鹹相得則凝、凝則胃中汁注之、注之則胃中竭、竭則咽路焦。故舌本乾而善渇。血脈者、中焦之道也。故鹹入而走血矣。」

 

 

 

以下、訳になります。

 

 

 

鹹味はよく血分へゆき、その気味は中焦(脾、胃)へゆき、血脈に注ぎ血と結合します。

 

 


結合すると血は濃くなり、胃内の津液が絶えず注いで補充し調和しなければならなくなり、その結果、胃内の津液が不足し、のどの津液も足りなくなり口渇を覚えます。

 

 

 

塩辛いものを食べ過ぎると、単純に水分が欲しくなりますよね。

 

 

 

西洋医学で考えると、体内の塩分濃度を薄めるがために、水分量を増やしていくという現象です。

 

 

 

先人達はこの現象をしっかりと観察、考察していたのですね。

 

 

 

続く。

 

 

 

参考文献

『現代語訳 黄帝内経霊枢 下巻』 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)

『意釈黄帝内經霊枢』 小曽戸丈夫+浜田善利共著 (築地出版)

 

 

 

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