東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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心下悸(しんかき)とは③

2022.09.08

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は、「心下悸(しんかき)」の続きで、「陰虚火旺と痰火の心下悸」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら!
 
心下悸(しんかき)とは② 水気凌心と心陽虚の心下悸
 
 
 
2つの共通点は、熱邪の内擾によるものであることであり、違いは虚実にあります。
 
 
 
陰虚火旺の心下悸は、陰精が不足したために相火が妄動して発生します。
 
 
 
特徴は、五心煩熱、脈細数、頬部紅潮、舌苔少を呈することです。
 
 
 
痰火の心下悸は、痰が本で火が標で、『証治準縄』にあるように「痰飲中焦に停し、その経路を碍し舒するのを得ずして、鬱火と痰は心下に相撃す」というような機序で発生します。
 
 
 
特徴は、驚きやすい、口苦、脈滑数、舌苔黄膩を呈することです。
 
 
 
心下悸は、自覚症状であり、時間経過によって軽重があります。
 
 
 
一般的には、精神情緒の鬱積や悩み、怒りなどにより増強します。
 
 
 
治療については、服薬、鍼灸のほかに、精神を愉快にして、気分をのびやかに保つことを指示することが大事とされています。
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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