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2012.05.19
昨日も風に雨に雷に・・・。
やってくれますね。
中々、楽しませてくれます(笑)
空の神さん、ご機嫌斜めなんかな?
はたまた、風神・雷神の仕業???
なーんて。
これら、この世に存在するもの全てに、”神”が宿るという考え方も、日本特有の思想ですね。
まぁ、この話はさておき、、、
前回は、「風」について、現代気象学的に考察、そして、
「風」と東洋医学の概念として重要な「気」についての関係をさらっとお話しました。
今回は、風の重要性について。
メディアでは、”害を及ぼす風”ばかりが取り挙げられ、注目されておりますが、
風は本来、適度に吹いている分にはとても重要な役割を担っています。
普段はあまり気にならない、当たり前のことに、実はとても重要な事実が含まれという事は大いにあります。
いくつか例を挙げますと、風の役割として、
温度や湿度の調整
があります。
全く風が吹かなければ、大気に動きができず溜滞します。
陸地には海から、海には陸地から、大気が移動することで温度差や湿度差をイイ感じに保ち、
万物が生命を維持できる環境を自ずと整えてくれています。
風がなくなれば、メチャクチャ暑い場所、逆にメチャクチャ寒い場所、
はたまた、砂漠のように湿度無しの乾燥地帯、逆にジメジメ湿度の高い湿地帯の様な場所があちこちにでき、
生物にとってはとても生きづらい場所ばかりになります。
地球にこれだけ多くの生物が、当たり前のように生存できているのも、一つに風の働きがあるからです。
また、現在、世界中の関心が寄せられている、放射線の問題を含む、大気汚染及び土壌汚染。
これらも風が吹く事で、集中的な汚染を防ぎ、拡散作用により有害物質の濃度を希薄にし、生物が生活できるようになっております。
さらに、風は生命に多様性を生みます。
草花の花粉は風によって様々なところに飛散し、それにより、この地球に大きな多様性を育んでくれています。
また風は海流を生み、それにより海中にも多くの生物が存在しています。
このように風の役割は非常に多く、挙げればキリがない程です。
普段、当たり前のように、さりげなく、ソヨソヨと吹いている風により私たちの命は生かされているのです。
あくせく生きている現代人には、気付きもしない小さな事かもしれませんが。。。
しかし、本来、生命にとって欠かすことのできない風も、
ひとたび過剰に吹いたり、反対に全く吹かなかったり、
季節にそぐわない風(夏なのに北風が吹いたり、冬なのに南風が吹くといったように)が吹くと、
生命を脅かす存在へと豹変するのです。
これも陰陽です。
ちょっと長くなったので次回に続く・・・。
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先生のお話読んでると、地球が体で風が(気)みたいな…?気が乱れるから地球がもがくんか?地球が苦しいから気が乱れるんか?誰か地球に鍼したら良いのにね〜
ぷららさん
久しぶりのコメントありがとうございます(^_^)
気が乱れるから地球がもがくんか?地球が苦しいから気が乱れるんか?
両面あるでしょうね~
誰か地球に鍼したら良いのにね〜
ほんとですね(笑)