お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2011.09.24
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
*****************************************************************************************
![]()
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、森岡です(^_^)
今週、月曜日は敬老の日でした。
皆さんは、敬老の日におじいちゃん、おばあちゃんに何かしてあげましたか?
私は、母方の祖母が同居しているので、プレゼントをあげました。
あげたものは・・・
梅干とらっきょう
です。
なぜかと言うと、好物だから!!
特に、深い意味ありません(笑)
しかし、せっかくのプレゼントなのでイイモノをあげようと、デパートまで買いに行きました。
そしたらあるんですね、梅干の専門店。
それだけ梅干に対する需要があることにビックリ!?
・・・なかなかいいお値段致しました(笑)
この梅干ですが、実は薬効があり、漢方薬にも使用されていること御存じでしょうか?
梅の、生薬名は
「烏梅(うばい)」
と言います。
この烏梅は、小野妹子が中国から持ち帰ったとされております。
なぜ、”烏(カラス)の梅”と書くかと言うと、
烏のように黒いからです。
(・・・はは、そのまま(苦笑))
これは、青梅を藁(わら)のアクに漬け、それを籠にもり、かまどの煙で蒸し、いぶし、
天日干しすることで黒々、まさに烏色に変化するためです。
こうすることで、薬として最大限の効能を発揮できる状態となり、また保存もバッチし!!
となるのです。
ちなみに、烏梅はこんな感じ・・・

大分、黒いね(笑)
この烏梅が使われている代表方剤(漢方)と言えば、
「烏梅丸(うばいがん)」
ですよね。
鍼灸師なら、一度は耳にしたことがあると思います。
この「烏梅丸」は漢方の聖典『傷寒論(しょうかんろん)』という書物に出て参ります。
そして「烏梅丸」は、傷寒論中の「厥陰病(けついんびょう)」という病態を治す代表方剤に位置しています。
じゃ、厥陰病ってなに???
という事になりますが、端的に言いますと、
”上熱下寒(じょうねつげかん)”
という病態が、体に形成されている状態です。
誤解を恐れずもっと簡単に言えば、”上下のアンバランス”ってやつです。
通常、一般的に人体は”頭寒足熱”といって、体の上部は適度に冷えており、体の下部は適度に温もっている状態がいいとされています。
つまり”上寒下熱”ってことです。
これが、真逆の状態となっているのが”上熱下寒”ですね。
健康な状態の頭寒足熱と真逆なわけですから、病気であります。
このような状態になると、
上部には熱症状によるのぼせや口の渇きなどが出現すると共に、下部には腹部や足の冷えといった冷え症状がでてきます。
厥陰病とは、上記のように、
一つの身体に寒熱が入り乱れる、非常に複雑な病態
なのです。
(まぁ、現代人には、意外とこの厥陰病様の状態の人が少なくないとは思いますが・・・)
これを一手に治してしまえるのが「烏梅丸」なんです。
体の上にこもった熱を引き下げながら、同時に、下の冷えをとり、上下のアンバランスをイイ感じにしてしまう、梅さん・・・
すげ~っす!!!
実際、イライラしてのぼせて、顔が火照った時なんかに梅干しを食べると、
確かにすぅーっと顔が涼しくなっていき、スッキリするのが分かります。
(嘘だと思っている人はお試しあれ)
梅干好きの、我が祖母・・・
間違いなく、上熱下寒ですね(笑)
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
![]()
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.11.06
治療原則―扶正祛邪2025.11.05
問診に関して52(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査④)2025.11.04
牙疳(がかん)とは②2025.11.03
血の病㉒2025.11.02
プラセボとは(同一化の法則)⑧2025.11.01
婦人科⑧2025.10.31
慎重かつ安全に2025.10.30
治療原則―治病求本2025.10.29
問診に関して51(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査③)2025.10.28
牙疳(がかん)とは①2025.10.27
そろそろ立冬2025.10.26
プラセボとは(同一化の法則)⑦2025.10.25
婦人科⑦2025.10.24
良い刺激2025.10.23
臓腑弁証―腎の病証2025.10.22
問診に関して㊿(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査②)2025.10.21
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.10.20
10月20日2025.10.19
プラセボとは(同一化の法則)⑥2025.10.18
婦人科⑥2025.10.17
身近なもの2025.10.16
臓腑弁証―肺の病証2025.10.15
問診に関して㊾(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査①)2025.10.14
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.10.13
血の病㉑2025.10.12
プラセボとは(同一化の法則)⑤2025.10.11
婦人科⑤2025.10.10
後期は実践2025.10.09
臓腑弁証―脾の病証2025.10.08
20歳2025.10.07
牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは2025.10.06
血の病⑳2025.10.05
プラセボとは(同一化の法則)④2025.10.04
婦人科④2025.10.03
夜間部後期始まる2025.10.02
臓腑弁証―心の病証2025.10.01
問診に関して㊽(正邪の度合いを図るための問診③)2025.09.30
神昏(しんこん)とは⑧2025.09.29
運転免許証更新2025.09.28
プラセボとは(同一化の法則)③2025.09.27
婦人科③2025.09.26
黒ニキビ2025.09.25
臓腑弁証―肝の病証2025.09.24
問診に関して㊼(正邪の度合いを図るための問診②)2025.09.23
神昏(しんこん)とは⑦2025.09.22
明日は秋分の日2025.09.21
プラセボとは(同一化この法則が説明できる範囲の法則)②2025.09.20
婦人科②2025.09.19
興味のばらつき2025.09.18
気血津液弁証