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こんばんは、松田です☆”
また大型の台風が来ており、その影響により今日も雨でした。
気象庁も注意喚起をしておりましたが、早めの対策をして、特に用事がなければ外出は控えたほうが良いですね。
先日、2019年10月5日(土)、6日(日)に船堀で行われた日本中医学会学術総会に参加してきました。
今回は、6日に用事があり、非常に残念でしたが5日のみの参加となりました。
5日だけでも色々とありましたが、
①藤田康介先生による「中医臨床力向上のために~伝統とAIの活用」のランチョンセミナー、
②会頭講演である別府正志先生による「傷寒論の三陰三陽について~初学者の時にこそ押さえておきたい”混乱しない”傷寒論~」、
③招待講演である林伯欣先生による「”辨証論治”その概念の再認識および未来展望」、
④別府正志先生による「中医学のファカルティ・ディベロップメント」
上記4つの講演に参加させて頂きました。
①中国のAI活用に関しては、脈診を波形で表し視覚化して教育していたり、方証相対を用いて患者の現病歴を入れていくと方剤の候補が出てきてその中から選択して処方するというシステムが開発され実際に使用されており、中国のビッグデータ、国策力に驚きました。
主に西洋医から中医臨床に移行した医者向けに開発したということでした。
※院長ブログ参照 方証相対 を含む記事
②傷寒論の発表に関しては、現在一般的に理解されている傷寒論の認識が、時代を経て編纂されていき変化していったものであるということを改めて認識できたとともに、50分の会頭講演で傷寒論全解説をされたことが凄かったですね。
③林先生の講演により、辨証論治という言葉の再認識ができて勉強になりました。また、先生の症例を動画で見せて頂き、症例(弁証論治)の詳しい解説を聞き、非常に勉強になりました。
④教員として中医学をどう教えていけば伝わりやすいのか、ということを教育学、心理学の観点から、また別府先生ご自身の大学での教授方法を提示して頂き、非常に参考になりました。
講演後は、懇親会にて、別府先生を含め、多くの先生方とご挨拶ができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
今回勉強したことを整理し、治療、教育に活かしていきたいと思います。
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こんばんは、松田です☆”
先週の土曜日(10月26日)は、日本東方医学会の「次のステップをめざす中医学研修講座」に参加してきました。
院長ブログはこちら
今回の講師の先生は、加島雅之先生でした。
加島先生とは今年の中医学会でもお会いしご挨拶させて頂きましたが、竹下院長から加島先生が講師を務める勉強会を紹介して頂いてから、何かとご縁があります。
今回の研修講座のテーマは「津液の失調の病態と治療の実際」でした。
気血津液の定義、気血津液の歴史的変遷、病証、実際の症例をもとに緻密な考えにより導き出された漢方処方の例などの講義でした。
先生の豊富な知識、そして多くの実践的な経験の中からの説明は、いつも面白く、私たちは鍼治療ですが、漢方薬で救急や重症の疾患もしっかり診たてて治療されるのは格好いいですね。
先生の講義は、勉強不足の私には知らないことの方が多く、何とか基礎知識を展開させて理解し落とし込んでいる感じで、非常に勉強になります。
終了後は、私も飲み会に参加させて頂き、貴重なお話を聞かせて頂きました。
来月もまた加島先生の講義を聴く機会がありますので、非常に楽しみにしています。
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