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2010.11.03
こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
漢字を楽しむ(その1)
漢字を楽しむ(その2)
漢字を楽しむ(その3) 参照
今回は、日本における漢字についてです。
唐の時代にもたらされた漢字は、現在の日本にとって、無くてはならない言語表記手段となっています。
海外旅行などに行き、英語だらけの空間から帰国して、空港で漢字を見ると、なんだかほっとした感じになるのは僕だけでしょうか?
日本文化に溶け込んだ漢字ですが、一時、絶滅の危機に陥っていたことはご存知でしょうか?
それは、戦後行われた「国語(国字)改革」において行われます。
これは、GHQの占領政策の1つで、漢字の「簡素化・簡明化」を目的とした、漢字使用制限のための政策です。
この政策により、昭和21年(1946年)から昭和56年(1981年)まで、
「当用漢字」が制定されます。
「当用」とは、漢字の「全廃」を目的とし、全廃まで「当面使用できる」という意味です。
このまま、もし漢字が無くなっていたら、日本はどうなっていたんでしょうね・・・
これにより、10万を優に超える文字数の漢字が、1850字と限られた音訓に制限されました。
日本人は、自己の主張を前面に出すより、秘することで、かえって相手の想像力をかきたて、奥深い印象を与えるといった、文化や美意識を持っています。
それを、文章で表現するときには、様々な意味を、一字で包括する漢字は、最高の手段だったと思います。
読み手の解釈により顔を変化させる、趣深い漢字が、これによりただの記号化されてしまうのには寂しさを感じます。
ここまで制限をかけるということは、国民性を完全に断とうとしているとしか思えません。
漢字文化における、日本人独特の、感性や思想を、失わすことが目的だったのではないでしょうか。
GHQは、ありとあらゆる面から、日本人の国民性をそぎ落としていってます。
恐ろしいですが、的確です。
ですから、母国のことを知らない日本人(特に今後、日本を背負うであろう世代)が、増えていっているように思います。
漢字を知ることで、日本について考えることができました!!
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