東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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サピーン!

2011.05.27

最近、院内にイイ感じの棚を置こうとたくらんでおります。


清明院では、すでに本が置ききらなくなっております。(苦笑)


どこに置こうかと、スケール(金属製の巻尺)を手に思考錯誤しております。


こないだも、昼ご飯を食べた後に、ネットで棚のカタログを見ながら院内をウロウロ・・・。


幅を計ろうと、スケールをシュルシュルッと出した瞬間。


「サピーン!!」


て感じで、僕の親指の内側にパックリ切れ目が・・・。


久々の指の切り傷です。


昔はこんなのしょっちゅうでしたが、今は職業柄、出来れば最も避けたいケガの一つです。


・・・ですが、やっちゃったもんは仕方ありません。(笑)


むしろ貴重な勉強のネタです。


今回もマイナスを即座にプラスに転じさせていただきました。


早速、切った部位に相当する経絡や、関連する経絡の重要なツボの反応を調べます。


そして舌、脈、腹、顔面気色の変化、出血の程度と血液の色、すぐに遠隔部位に鍼をしてみて、痛み(ズキズキとした拍動痛)がどう変化するか等、実験しまくりました。


そして、一通り「経絡」というものの実在を体感、満喫した後、局所には傷が開かないように絆創膏を貼って、


「親指の内側が切れている」&「絆創膏により親指が曲がるのを若干制限されている」


という、自分自身の身体感覚の異常(というか普段との違い)を冷静に感じながら、そのあとの患者さん達を診療させていただきました。


・・・こうして、不慮のケガから、「刺絡(しらく)」という治療法に関するヒントを得ました。


「刺絡」についても、そのうち書きます。


この治療法については、僕は以前、ほとんどの患者さんにやっていた過去があります。


意外と個人的に好きな治療法の一つです。


・・・まあともかく、ケガには気を付けましょう!(笑)



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この記事に関するコメント

“サピーン!” への2件のフィードバック

  1. 患者1 より:

    サピーンがまさか指の切れた音だとは思いませんでした・・・。
    素敵な棚のお話かと思ったら、最後は刺絡につながるなんて!
    記事を読んで1人大爆笑しました♪
    でも、先生も身体を張って勉強されてるんですね(笑)
    ささやかなコトにも勉強のネタを見つける姿勢に、やっぱり先生の熱さを感じました~。

  2. いんちょう より:

    患者1さん
    コメント、ありがとうございます!
    > ささやかなコトにも勉強のネタを見つける姿勢に、やっぱり先生の熱さを感じました~。
    はは(笑)日常生活の全シーンに、鍼の勉強になる場面が隠されている、それを逃したくない、と考えて生きております。

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