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泣く患者さんたち

2018.11.19

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最近、治療中や治療後に泣く患者さんが多い。

 

 

開業してすぐの頃、これにずいぶん困惑した。

 

 

泣いている患者さんに、

 

「どうしたの!?」

 

とか、

 

「なぜ泣いているんですか??」

 

とか、聞いてみたりね。(笑)

 

 

これに関して、蓮風先生に質問したこともある。

 

「それはいい鍼やで。」

 

と言われて、

 

「意味分かんねー(゚∀゚)」

 

とか思ったこともある。(笑)

 

 

・・・今では、別に気にも留めない。

 

 

泣いていようがいまいが、いつも通り所見を確認し、平然と治療を進めている。

 

 

「最近多い」理由を考えながら。

 

 

「泣く」を含む記事    参照

 

 

 

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鍼をすると泣く

2017.10.08

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開業してすぐの頃、鍼するとよく患者さんが泣いた。

 

 

シクシク泣いたり、大泣きしたり。

 

 

そこで、

 

「どうして泣いているんですか?」

 

と患者さんに聞くと、

 

「悲しいわけでもない、何かがあるわけでもないんだけど、涙が出る。」

 

と仰る。

 

 

困った僕は、これを蓮風先生に聞いてみた。

 

「それは良い鍼や。魂に響いたんや。」

 

との答えだった。

 

 

そういう患者さんには、症状的にも、とんでもない劇的な変化が起こったりした。

 

 

ただ、場合によっては、「全く不可解な」変化も起こったりした。

 

 

良い変化とも、悪い変化ともつかないような・・・。

 

 

そこで僕は、

 

「これは危険だ。」

 

と感じた。

 

 

なぜならば、「狙って」それを出来ていないからだ。

 

 

それで起こった変化に対して、分析出来てないなんてのは、プロじゃない。

 

 

僕なりのエステティックに反する。

 

 

開業した頃、「体」よりも「心」よりも、もっと深い部分としての「魂」というものにずいぶん興味があり、そこを動かすような治療こそが本物だと思い込んでいた。

 

 

それはそうに違いないと、今でも思っているが、これを狙って出来ないのであれば、実に危険極まりない。

 

 

自分なりに一生懸命やった結果、そうなった、というのであればまだしも、中途半端な興味で、動かしてはいけない場合もあると思う。

 

 

最近チラホラ、「なぜか泣く」患者さんが増えてきた。

 

 

以前よりはある程度、狙って出来ている。

 

「泣く」とはどういうことか   参照

 

 

 

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「泣く」とはどういうことか(その6)

2011.01.07

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これまでのお話

「泣く」とはどういうことか(その1)
「泣く」とはどういうことか(その2)
「泣く」とはどういうことか(その3)
「泣く」とはどういうことか(その4)
「泣く」とはどういうことか(その5)

 

かなり久々になりますが、このシリーズ、ちょっと足しましょう。

 


今後もこのように、右にあるカテゴリーの色んな話を、たまに肉付けしていきます。

 


今日、こんなニュースを見つけました。


(↓↓以下簡略化して引用)

◆女性の涙に「逆フェロモン」…男性の興奮鎮静化

 

読売新聞 1月7日(金)3時7分配信

 

女性の涙には男性の感情に影響する化学物質が含まれているとの実験結果を、イスラエルにあるワイツマン科学研究所のチームがまとめ、

米科学誌サイエンス電子版で6日、発表した。


昆虫では、情報伝達の役割を担う微量の化学物質「フェロモン」が生殖行動に影響し、マウスでも雄の涙腺から分泌される物質が雌に交尾を促すことが報告されている。
 
今回、動物の世界で知られる促進フェロモンとは異なる作用のフェロモンが人間に備わっている可能性が強まった。

研究チームはまず、複数の女性ボランティアに悲しい映画を見せ、涙を採取。

涙と、塩水がしみこんだシートを男性被験者24人の鼻の下に別々にはりつけると、涙のシートをつけた場合でのみ、女性の顔写真に性的魅力を感じる度合いが減った。

唾液中の男性ホルモン「テストステロン」の濃度も低下したほか、脳の活動を調べる機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)でも、性的興奮にかかわる視床下部などで活動が低下していることを確認した。

 
 

(引用おわり)

 

・・・まあ要するに、人間の女性の涙には、男性の性的興奮を「抑制する」成分を含んでいる可能性がある、という記事ですね。
 

以前このシリーズでも、涙の成分についてはいまだに不明な点がある、ということをお伝えしました。
 

サイエンスの原文を読んだ訳じゃないけど、今回の実験結果は面白いことを示唆していると思います。
 

「女性の」「悲しい映画を観ての」涙が含む、

「嗅覚」を刺激する何らかの成分(フェロモン?)が

男性の「性的興奮」を

「選択的に」抑制する

ということがもし本当ならば、非常に興味深いですね。

 

「涙」、「悲しい」「嗅覚」、「性的興奮の抑制」、というキーワードからは、東洋医学的には「肝の臓」「肺の臓」が想起されます。
 

そして五行で言う「肝木」「肺金」からさらに「魂(こん)」「魄(はく)」、「肝血(かんけつ)」「肺気(はいき)」という陰陽、

そして、「男女」という陰陽・・・。

 
この実験をやったワイツマン科学研究所の人たちに質問してみたいことが山ほどあるんですけどー・・・。

 
(笑・・・言葉通じませんけどネ。)

 
・・・まあいずれにせよ、人体について現代科学的に分かってくれば来るほど、

「それをとっくに東洋医学は説明出来ていた!」

なんてことがたくさん起こるかもしれませんね・・・。(笑)

 
 

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「泣く」とはどういうことか(その5)

2010.04.14

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これまでのお話

「泣く」とはどういうことか(その1)
「泣く」とはどういうことか(その2)
「泣く」とはどういうことか(その3)
「泣く」とはどういうことか(その4)

 

 

これまでの話をまとめたら、「泣く」という現象が起こる時、というのは、

「感極まった時」

と、

「物理的な、過剰な刺激があった時」

となりますね。

 


また涙が、「常に目の表面を潤し、保護しているもの」と考えれば、ある意味、人は常に泣いている、とも考えられます。

 


一部の例外を除いて、普通はそれ以外の原因で「泣く」という現象は起こりません。

 


つまり、「泣く」という現象は一種の生理現象なんですね。

 


アメリカの生化学者で、面白い研究をした人がいます。

 


ウィリアム・フレイ二世という人ですが、彼は

『涙-人はなぜ泣くのか-』

という著書の中で、感情が極まって泣く時の涙は、ストレス解消になっているはずだ、という仮説のもと、普段、眼球表面を潤している涙と、

 

感極まって流す涙の成分分析をやって、2者を比較しました。

 


すると、感極まって流す涙の方が、より高濃度のたんぱく質を含んでいることが分かりました。

 


これにより、感情に起因する涙というのは普通の涙と比べて示す意味が違うのではないか、ということが分かりました。

 


しかし、ではこのたんぱく質とストレスの関係性については、となると、不明な点があり、今日も興味深い研究テーマとして存在しているようです。

 


・・・まあ、ここであまり難しい話をしても仕方ありませんが、日本でも江戸時代に、広岡蘇仙(ひろおかそせん 1696-没年不詳)という人が、その著書

『難経鉄鑑(なんぎょうてっかん)』

の中で、涙に対する東洋医学的な見解を述べています。

(因みに49難です。専門家の先生方や興味ある方は、チェックしてみて)

 


まあ要するに、「泣く」ということは、一時的に起こった精神的、肉体的な不調を整えるきっかけ、サイン、と理解していいと思います。

 


それには五臓の中の「肝」が大きく関わるよ、ということです。

 


だから、「泣きたい時は泣けばいいさ、体が正常に戻ろうとするサインなんだから。」となる訳です。(笑)

 


しかし、人間というのは困ったもので、「泣く」という行為は、一定の精神状態を作れば”演技”が可能ですから、コレにも注意を払わなくてはいけませんがね。(苦笑)

 


以上で一旦このシリーズは終わります。

 


またそのうち、もうちょい突っ込んだことでも書こうかな、と思っています。

 


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「泣く」とはどういうことか(その4)

2010.04.13

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これまでのお話

「泣く」とはどういうことか(その1)
「泣く」とはどういうことか(その2)
「泣く」とはどういうことか(その3)


・・・まあ、人間に当たり前に起こっている現象の一つ一つを、東洋医学ではどう考えるのかな?と考えていくと、何気ない現象から、大変勉強になることがよくあります。

 


そういう一つ一つをいい加減に理解しないことが、治療にとても生きてきます。


(・・・と、僕は思っています。)

 


とはいっても、全部が全部、何もかもがきれいに説明がつく訳ではないし、完全にクリアにはなかなかならないのが面白いところでもあるんですけどネ。(苦笑)

 


今日は、目に対する物理的な刺激で涙が出るのはどうしてか、というお話。

 


そもそも目の表面、角膜というものは粘膜であり、常に少量の涙で洗い流され、潤っています。

(目の表面を触って、パサパサの人、いませんよね?)

 


そして定期的に「まばたき」によって言わば”ワイパー”がかかります。

(5時間ぐらいまばたきしないでも平気な人とか、いませんよね?)

 


そのようにして、常にきれいに、清潔に保たれることによって、光を認識し、「見る」という機能をどうにか果たす、とてもデリケートな機関であります。

 


また、目(眼球)は、どうやっても鍛えようのない機関でもあります。

 


どんなに屈強のレスラーでも、目をつつかれたらたまりません。

 

 

格闘技では目潰しのことを「サミング」といって反則行為としています。

 


この、「常に少量の涙で目を潤し、まばたきをし、目を清潔に保つ」機能の主役は「肝」であります。


(これは「腎」や他の臓腑も関わりますが、あくまで主役は「肝」と言っていいでしょう。)

 


ですので、目に対する物理的な「過剰な」刺激があったときは、この機能も「過剰に」働き、よりたくさんの涙で眼球を洗い流そうとします。

 


前回も述べたように、外的な精神的、肉体的刺激に対する適切な対処の主役は、将軍である「肝」の仕事なんです。

 


ただ、洗い流すためには「水(津液)」が必要になります。

 

 

この「水」の動きの主役になるのが「腎」なんですが、そこはまたの機会に詳しく述べましょう。

 


・・・ところで、「泣く」という現象って、まったくの病的な現象なんでしょうか?

 

 

実はそうではありません。

「泣いたらスッキリした」

とか、

「泣き疲れて寝たらスッキリした」

とか、「泣く」という現象は、病理的な変化への対応などの、あながち悪いことばかりでもないと思います。

 


次回はそのお話。

 

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「泣く」とはどういうことか(その3)

2010.04.12

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これまでのお話・・

「泣く」とはどういうことか(その1)
「泣く」とはどういうことか(その2)


今日は、「感極まる」「感情が高ぶる」ということと、「肝」という臓がどう関わるか、というお話をしようかな、と思います。

 


以前、東洋医学においては、五臓と感情は関係が深い、というお話をチラッとしました。

(カテゴリ「七情について」の8つのお話参照)

 


その中で、「肝」という臓は「怒り」という感情と関係が深い、というお話をしました。

 


しかし、「泣く」という現象は、なにも「怒り」だけで起こってくる訳ではありませんよね?

 


うれしくて泣く、悲しくて泣く、恐くて泣く等々、「泣く」という行動に移るまでの感情は、実に様々です。

 


しかも単純に、目に対する物理的な刺激でも、涙が出ることはあります。

 


それなのに、なんで「泣く」ことと「肝」の関係が深いかというと、感情の過不足、というものは、つまるところ「気の正常な流れ」を障害するからです。

 


つまり、怒れば気が上がり、喜べば気が緩み、思い患えば気が結び、悲しめば気が消え、恐れれば気が下がる訳です。

(カテゴリ七情について参照)

 


そんで、感情の過不足によって乱れた、これ(気の極端な動き)を正常な状態に戻す、主たる臓こそが「肝」なのです。

 


ですので、この感情の過不足がきつければきついほど、「肝」の仕事は多くなります。

 


頑張らなくてはいけなくなります。

 


こうしたことから、「肝」は五臓の中では、

「将軍の官(しょうぐんのかん)」

とも言われ、外的な刺激(精神的、肉体的両面)に対しての対応を担い、適切な対処を考える臓、と位置付けられています。

 


この時、この働きがスムーズに、速やかに発揮出来れば、「泣く」という現象は起こりません。

 

(いわゆる感極まった状態になることはないわけですね)

 


しかしこれが「肝」にとって許容範囲を超えた、大きな負担になるほどの感情の過不足だと、肝の働きが阻害されます。

 


この病理的状態を、東洋医学では「肝欝気滞(かんうつきたい)」と言います。

 


これが長引いたり、あるいは短期的であっても急激に起こったりすると、「気鬱化火(きうつかか)」という状況が起こります。

(なぜ、そうなるのかという細かい話は、話が逸れるので割愛します。)

 


この「気鬱化火」という病理現象が起こると、気は一気に体の「上」に向かいます。

 


つまり、体の「上」「気」が急激に渋滞する訳です。

 


これが「目」で起こると、目は充血(血も渋滞した状態)して真っ赤になり、熱(鬱熱といいます)を持ちます。

 


これだけで終わったら、すぐに「目」がカラカラに乾いて、干からびて失明しちゃいますので、何とかこれを冷やそうと、「肝」やそれ以外の臓腑が協調して、

 

体の中の正常な「水(津液と言います)」が目に「急激に」集まってきます。

 


そして余剰な分が溢れて、目からその水が流れる、これが東洋医学的な「涙(るい)」です。

 


ちなみに、目で起こらない場合でも、この病理(気鬱化火)の場合は、頭痛であったり、肩こりであったり、必ず「上」で症状が起こってきます。


(感情が極まっても、泣く人ばっかじゃないもんね)

 

では物理的な刺激で涙が出るのはどうしてか、次回はそのお話。

 

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「泣く」とはどういうことか(その2)

2010.04.10

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前回のお話・・・

「泣く」とはどういうことか(その1)


昨日は全然中途半端で終わっちゃいました…。


すいません<m(__)m>

 


昨日の話では、「涙」「目」から出るもので、東洋医学的には「目」には五臓の中の「肝」が深く関わるよ、というところまでお話ししました。

 


では「肝」以外の4臓6腑は関わらないのかというと、関わります。

 


しかしその中でも、「肝」”特に”関わる、ということです。

 


東洋医学においても「目」というのは、当然「外界のものを見る」という機能がついてます。

 


その機能を果たすためには、当然「栄養」が必要ですよね。

 


その栄養分のことを「血(けつ)」と言います。

 


西洋医学のいう「血液=blood」とはこれまた意味が違いますよ!

 

 

混同しないように!

 

(笑・・・しねえか。)

 


「血」というのは、もちろん全身を栄養しますが、特に「目」の働きにおいては主役です。

 


目の他にも筋、髪、爪などを特に栄養します。

 

 

故にこれらの部位の状態を診ることで、「血」の状態に見当がつきます。

 


目がよくかすんで、筋肉がつり、髪はパサパサ、爪はもろい、なんていう患者さんがいたら、東洋医学では真っ先に「血」が少ない病、

 

「血虚(けっきょ)」という状態を考えます。

 


・・・まあそれはともかく、その「血」をたくさん溜めていて、必要に応じて全身に配分し、過不足のないように調節しているのが、「肝」という臓になります。

 


だから、「目」「肝」は、「血」というものを介して、深く関わっている、と考えます。

 


しかもこの「肝」という臓は、「血」を溜めていて、配分調節をやりながら、なおかつ「気」の巡りをも調節しています。

 


東洋医学では「気」と「血」の両者をセットで

「気血(きけつ)」

と称し、この「気血」の巡りが全身くまなく、バランスよければ健康、滞りや場所によっての過不足があれば病気、と考えます。

 


「肝」はまさにその気血の巡りのバランス調節の要、と言えます。

 


さて、説明が長くなりましたが、そのことと泣くことに、一体どんな関係があるんでしょうか。

 


それは次回。(笑)

 



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「泣く」とはどういうことか(その1)

2010.04.09

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人はよく、悲しいことがあったり、嬉しいことがあったり、感動すると、「目」から「涙」というものを流します。

 


清明院でも、問診中に感極まって泣かれる患者さんや、小児の患者さんで、鍼が怖くてビービー泣く患者さんなど、この職業は、他の職業の方よりも、

 

人間が「泣く」という現象を目の当たりにすることが多いと思います。

 


ところでこの「涙」「泣く」って、東洋医学的には一体何でしょうか?

 


なんで人は感情が極まると「泣く」という現象を起こすんでしょうか?

 


今日はこれについて考えてみたいと思います。

 


東洋医学には「五液(ごえき)」という概念があります。

 

 

コレの内訳は・・・


涙(るい)・・なみだ

汗(かん)・・あせ

涎(えん)・・よだれ

涕(てい)・・はなみず

唾(だ)・・つば

の5つです。

 

 

この5つそれぞれ、「どういう時に出るか」を東洋医学では問題にします。

 


・・・まあ、そこは西洋医学でもそうだけどネ。

 

 

ただ、生体に対する認識の仕方が違うために、これらに対する解釈はかなり異なります。

 


今日は「泣く」ということについてなんで、この中の「涙(るい)」について考えてみましょう。

 


涙が出てくる場所、というのは当然「目」ですよね?

 

 

耳から涙が出てくる人がいたら周りの人がひいちゃいます。(笑)

 


東洋医学ではこの「目」という場所は、五臓の中の「肝(かん)」が主に関係する場所、と考えています。

 


・・・と、ここまで書いたところで急用が入ってしまいましたので、この続きはまた明日。(笑)

 

 

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日本中医薬学会「新型コロナウイルス感染への中医学・漢方対策」緊急セミナーを視聴しました!!

2021.08.25

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昨日書いたように、8.22の日曜日は、朝から北里の講演会を視聴。

 

(移動時間ゼロ、開始寸前まで熟眠。笑)

 

 

そして、北里の講演会が17時に終わったら、前から気になっていたバイクのちょっとした修理に、バイク屋さんまでひとっ走り。

 

 

で、20時には家に戻ってきて、今度は日本中医薬学会の緊急セミナーを視聴。

 

 

こんな離れ業が出来るのも、オンラインセミナーが普及したからこそ、です。

 

 

以前なら、1日に2つの勉強会に出るなんてのは、移動のことを考えると相当困難でした。

 

 

なので、泣く泣く1つに絞ったりとか、片方は飲み会のみに出るとか、するしかなかったんです。

 

 

まして、講演会がある日は、バイクの修理なんていう私用は後回しにせざるを得ず、ずいぶん時間をとられたものです。

 

 

それが、1日ですべて完結してしまう。。。

 

 

いやはや、オンライン講演会最高!!!

 

 

合理的!!(*‘∀‘)

 

(因みに、リアル講演会の良さを否定するわけじゃないですよ。僕は演者としてはむしろそっちの方が好きなんで。苦笑)

 

 

今回の中医薬学会のセミナーは、久々にコロナに関するものです。

 

 

演者は、あの大塚敬節先生の医院である修琴堂大塚医院の現院長である渡辺賢治先生と、中国中医科学院広安門病院客員教授である路京華先生という、豪華な組み合わせ。

 

 

変異株の現状と、東洋医学的な考え方に関して、多くの示唆を得ることが出来ました。

 

 

まあ、残念ながら今や中国よりも日本の方がCOVID-19の症例数は圧倒的に多い訳ですから、今後はコロナの東洋医学的な考え方に関しては、

 

むしろ日本から、最も詳細で説得力のある、東洋医学的な治療法や考え方が発信されるのかもしれませんね。

 

 

今回驚いたのは、その参加者数。

 

 

緊急セミナーですので、発案から実現まで1週間程度しかなかったそうで、宣伝告知も全然不十分だったはずですが、なんと参加者は520人以上。。。

 

 

ちょっとした学会の学術大会並みです。

 

 

さすがコロナ、スゴイ注目度ですよね。

 

 

今回は無料でしたが、あんなに人が集まるなら、有料で毎月でもコロナセミナーやって、どんどん東洋医学的な新知見を教えてほしいものです。

 

 

 

・・・いやーしかし、オンライン講義のおかげで、充実の日曜日でしたわー。

 

 

 

こりゃすげえわー(゜o゜)

 

 

 

 

 

 

 

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カチカチ病

2019.05.31

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患者さんに多い、「カチカチ病」

 

 

僕が勝手に名付けてるだけですが。(笑)

 

 

職場でカチカチ。

 

 

家でもカチカチ。

 

 

運動しない。

 

 

温度、湿度変化に体をさらさない。

 

 

効きすぎている空調により、夏は寒いところで仕事して、冬は暑いところで仕事してる。

 

 

結果、カチカチ病。

 

 

アトピー、リウマチなどのアレルギー疾患、癌、眩暈、婦人科疾患、精神科疾患、ほとんどこれ。

 

 

鍼はカチカチをゆるめる道具。

 

 

しかし、むやみやたらに打ったんじゃ、余計カチカチ。(゚∀゚)

 

 

どこまでゆるめるか、あえてゆるめ過ぎないか。

 

 

今日は泣く患者さんが多かった。。。

 

 

 

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