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足の親指の異常

2010.08.10

先日、患者さんから、こんな相談、質問をいただきました。

「左の足の親指が痛むんですが、何で左だけなんでしょうか?」

・・・足の親指の異常、と言うと、有名な外反母趾とか、陥入爪(かんにゅうそう:巻き爪のこと)あたりが有名です。

 

 

これらについて、西洋医学では、先のとがった靴による圧迫や、骨盤の歪み等からくる荷重のアンバランスによって、徐々に足の親指の血行が悪くなって発症する、と考えています。

 

【参考サイト様】

 

メディカルノート「外反母趾」

メディカルノート「陥入爪」     参照

 




冒頭の患者さんも、整骨院でこのような説明を受け、テーピングをしてもらった、とのことでした。

僕としては、コレはコレで筋が通っていると思いますし、否定するつもりは全くございません。

(事実、この患者さんも少し楽だ、とおっしゃいました。)

僕も、整骨院や整形外科で働いた経験もありますし、柔道整復師の免許も持っています。


各種の関節痛等の疾患において、こういうやり方(テーピング等)で効果が上がるケースがある、ということは、よく存じ上げておりますし、かつては僕自身も実際にやっていました。


しかし東洋医学では、これに対して、西洋医学とは違った考え方をします。


巻き爪や外反母趾、その他の異常については、足の親指に流れる「経絡・経筋
の異常、と考えます。

「経絡(けいらく)」って何ですか? 参照


東洋医学では、足の親指の、人差し指側(外側)には「肝の臓」に関係する経絡(足厥陰肝経)、内側には「脾の臓」に関係する経絡(足太陰脾経)の気が流れている、と考えます。

これらの流れが悪かったり、均等にバランス良く流れていなかったりすると、足の親指に様々な異常が起こる、と考えます。


つまり、「肝の臓」や「脾の臓」に異常が起こると、足の親指に異常が起こることがある、ということです。

「肝」について
「脾」について 参照

では、どういう異常が起こると、親指がどういう変化を起こすのか、という話になると、細かくて、難しくなるので書きません。(笑)

しかし、足の親指に起こった異常がどういったもので、しかも左右で違うのはなぜか、という問題も、東洋医学の考え方で、綺麗に説明がついていきます。

説明がつくだけで、治らないんじゃあしょうがないけど、それに基づいて治療していけば、ちゃんとよくなります。

 

これまでに何例も経験しています。


ちなみに冒頭の患者さんはお腹に1本鍼。


・・・よく効いています。


患者さんとしては、

「なんでお腹に?不思議!」

と思うかもしれないけど、東洋医学的に考えたら普通のことなんです。(笑)


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