東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「お天気」と「ご機嫌」

2010.05.24

いや~、しかし昨日から雨が降るわ降るわ、ろくな天気じゃないですね~(+_+)

 


こういう悪天候の中、来院された患者さん達にまずは感謝。<m(__)m>

 


ニュースをみると西日本はもっとひどいみたいですが、しかし昨日から雨がよく降りますね~・・・。

 


今日、患者さんとの何気ない会話で、こんなのがありました。来院された時、

竹「いらっしゃい!いや~今日はいやなお天気だね~。こんな中よくいらっしゃいました!大変だったでしょ~。」

患「いや~、こんな風に天気が晴れない時は、気分も晴れませんね~。」

竹「・・・ホントだね~!まあどうぞどうぞ。」

という、何気ない会話でした。

 


しかしこれは意外と、大事なことだなあ、とその時フッと思いました。

 


何しろ患者さんを治そう治そう、という気持ちを持って、一生懸命鍼をさせていただく、というのが我々の普通のスタンスな訳ですが、

病気の経過中には、急に雨が降ったり、風が吹いたり、暑くなったり、自然界には色んな変化が起こります。

 


当たり前ながら、いくら鍼でも、自然現象を変えてしまうことはできません。

 


鍼は人や動物を治療する道具であり、天気の変化や潮の流れを変えるものではありません。(笑)

 


患者さん、というのは、そういう、予想だにしないような大きな自然界の変化があると、その都度その都度、健康な人に比べて、肉体的、精神的に非常に大きな影響を受けてしまいます。

 


まさに患者さんの体の中も、ココロの中も、雨が降ったり、風が吹いたり、嵐になったりして、それに健康な人よりも大きく振り回されてしまう訳です。

 


・・・なぜなら、なかなか健康な人のように、キビキビとは変化についていけないからです。

 


中には、ついていけないことにガッカリと落胆してしまったり、それが分からないために、ワケが分からなくって精神的に不安定になってしまわれる患者さんもおられます。

 


こうした時、僕らは鍼を使って体を調え、言葉で励ます、説明する、場合によっては笑い飛ばす(笑)ことしかできませんが、こういうことを理解してるのとしてないのとでは対応に大きな差が出ます。

 


”人間”というのは、自然界の中の他の動物と比較して「相対的に」独立してはいるけども、どこまでいっても自然の「絶対的な」支配から逃れることは出来ないんです。

 


天気が晴れなきゃココロが晴れない、こういうのは当たり前なんです。

 


要はそれの「程度の差」の問題なんです。

 


ところでココロと言えば、東洋医学では「心」の臓というものが大きく関与します。

 


という訳で、ぼつぼつ肝に続いて、”「心」って何ですか?”シリーズ、いきます!!


(笑・・・いつの間にか今日のブログは、前フリになっちゃいました。)

 



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