東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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12月(一社)北辰会スタンダードコース東京会場

2015.12.14

 

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13日の日曜日は、お茶の水女子大学で行われた(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に参加してきました!!

 

 

講義内容の詳細はスタッフブログにも書いてありましたので割愛します。

 

勉強会へ  参照

 

 

午前中は上級班を一班、実技指導担当させていただきました。

 

 

んー・・・、まあ、指導してて思うのは、結局は基本を一つ一つ理解することが重要なんじゃないかな、と思いますね、いつも。

 

 

午後は土田丈先生による講義

 

「カルテ記載 体表観察」。

 

 

丈先生とは、実は鍼灸学校の同級生です。

 

 

彼はもともとトレーナー志望でしたが、いつの間にかロン毛になって、北辰会の講師になっちゃいました。(笑)

 

 

講義を重ねるごとに、講義力が増していると思います。

 

 

そして最後は本部の堀内齊毉龍先生による講義

 

「カルテ記載 弁証~病因病理図作図」。

 

 

実はこれが非常に重要です。

 

 

ここをどうやっているかが、ウデの差の大きな一つでしょうね。

 

 

齊毉龍先生の、関西弁全開の上手い喋りで、聴講者の皆さんにこの内容の重要性が伝わったんじゃないかと思います。(笑)

 

 

・・・なんか最近、皆の講義の中で、”コワいキャラ”として扱われることが増えて来ていて、不満に感じる今日この頃です。

 

 

 

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12月(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場

2015.12.08

 

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6日の日曜日は大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました!!

 

 

今回は1日通じて1枚のカルテを使った講義。

 

 

こういうのは初めてかもしれませんね。

 

 

でも今後はそういう風に、1日通じて共通のテーマがあった方がいいのかもしれませんね。。。

 

 

午前中は足立尚哉先生による

 

「カルテ記入 問診」。

 

 

足立先生は、教員養成科を出ているわけではないのですが、教員養成科で「教育技法」という講義、訓練を受けた私から見てみも、

 

非常に講義がうまいです。

 

 

というか、回を重ねるごとにグングン上達しています。

 

 

今後、北辰会の名講師の一人になっていくでしょうね。

 

 

午後一は山本克仁先生による

 

「カルテ記入 体表観察」。

 

 

これも、山本先生のキャラが炸裂した、いい講義でした。

 

 

聴衆も山本先生のパワーに圧倒されたんじゃないでしょうか。(笑)

 

 

そして最後は藤本新風副代表による

 

「カルテ記入 病因病理図作図~弁証」。

 

 

これが非常に大事です。

 

 

北辰会方式の詳細で長い問診や、緻密な体表観察は、正確に病因病理を構築し、弁証論治するためにやっているのです。

 

(もちろん人間理解、患者さんへの共感を大事にしつつ、ですが。)

 

 

ですから新風先生が強調されていたように、本気で北辰会方式をやろうと思うのであれば、必ず北辰会カルテを1枚、

 

最後まで自分の力で仕上げてみるべきだと思います。

 

 

 

これを自主的にやるかどうか。

 

 

 

その人のその後の鍼灸師人生が決まってきますね。

 

 

 

 

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10月(一社)北辰会スタンダードコース東京会場

2015.10.12

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昨日、10.11の日曜日は、お茶の水女子大学で開催された(一社)北辰会スタンダードコースで講義してきました!!


今回、朝一から講義する予定でしたが、前日から珍しくカゼを引いていまして、日曜の朝にも少しばかり症状が残っていましたので、

大事をとって午前中は休ませていただきました。

(順番を変わってくれた先生方、ありがとうございます!!<m(__)m>)

そして、朝8時台に一回自分で治療してちょっと寝て、10時台にもう一回治療してまたちょっと寝て、

症状は全て取れて、体調完璧になった状態で、悠然と会場入り。

いい感じで2時間喋ることが出来ました。(笑)

今回の講義は

「カルテ記載 問診」

ということで、今年度のカリキュラムから試験的に導入されている、”カルテ記載”というシリーズもの講義の一発目です。

北辰会では、独自に開発した、弁証論治専用のカルテを使って、患者さんの情報を詳細に問診し、体表観察し、

病因病理と証を明確にした上で、治療に入ります。

そこまでやるから、たった一本の鍼で、驚くような効果を上げることが出来ます。

しかし、この「北辰会専用カルテ」をキチッと臨床で使いこなせている先生は、嘆かわしいことに、会員でも少ないのが現状です。

昨日も、実際に北辰会カルテを使って、証と病因病理を明確にして治療している先生がどの程度いるか、

挙手を求めましたが、なんと会場の1割程度。。。

ということは、残念なことに、ほとんどの人は北辰会が教える手法や配穴を断片的にマネして、

効いたとか効かないとかやってるだけな訳です。

これではいけません。

せっかく北辰会がやっている基礎基本からの教育が、意味薄です。

昨日はその辺を、しつこくしつこく、主張させていただきました。

・・・まあ、誰にどう響いたか。

アンケートの結果を待ちます。

終了後の飲みはアツかったネ。(笑)

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宿泊型研修会「順雪会2015」行ってきました!!

2015.01.13

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先週土曜日の夜から昨日まで、群馬県、水上温泉で行われた、(一社)北辰会関東支部主催、宿泊型研修会「順雪会」に参加してきました!!

順雪会については

(一社)北辰会関東支部主催 順雪会(じゅんせつえ)へ 参照

今回は蓮風先生の特別講義

『体表観察学、実技』

でした。

今や、蓮風先生が直々に実技を披露し、会員の手を取って実技指導するなんてのは、非常に貴重な機会です。

順雪会でしか得られない機会だと思います。

そして午後は新風先生による特別講義

『弁証、病因病理図作図』

です。

北辰会方式の理論面での真骨頂は、患者さんの病を東洋医学的に分析し、そのメカニズムを徹底的に把握できることだと思います。

それが出来ているから、たった一本の鍼で全身に大きな変化を起こさしめることが出来るし、その変化の意味についても、

正確に理解することが出来るのです。

そしてまさにそれ(術者の思考の流れとその患者さんの病因病理)を、スッキリとしたチャート図にしたのが「病因病理図」です。

これがシャープに、的確に描けているほど、的確な治療が実現できます。

超重要部分だと思います。

そして、宿泊型ならではの、夜中の3時までなんやかんやと勉強会。。。

翌朝もさらに勉強会。。。

(もちろん、蓮風先生と一緒にスキーに行くグループもいます。)

今回も順雪会、非常によかったです。

今後の方向性というか、諸々のために、非常に大きな示唆になったと思います。

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「衛気」って何ですか? その8

2014.10.13

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これまでのお話

 


「衛気(えき)」って何ですか? 
「衛気」って何ですか? その2 
「衛気」って何ですか? その3 
「衛気」って何ですか? その4 
「衛気」って何ですか? その5 
「衛気」って何ですか? その6 
「衛気」って何ですか? その7      参照

 

では続きいきます!!

 

ここまで書いてきたことは、

◆衛気の基本的な働き

◆皮膚の西洋医学(解剖学)的構造と機能

◆衛気の「衛」という文字の字解き

◆そこから派生して、「気」という文字の字解き

でした。

 

最近、蓮風先生のブログ『鍼狂人の独り言』でも、最近、”衛気”についての話が出てきていますね。

 

蓮風先生ほどの先生がこれについて語って下さっているのであれば、私ふぜいから何も申し上げることはないのですが、一応ここまでの話をまとめると、

 


1.人体を養い、生命活動を正常たらしめる「気」には、働きによってさまざまな分類があるが、その中の重要なものの一つに「衛気」というものがある。

 


2.「衛気」は、飲食物と、呼吸によって取り込んだ天空の清気とが原料となり、主に「腎の臓」の働きが中心となり、主に下焦において作られる。

 


3.作られた「衛気」は、その字の如く、体表面と、体表面から少し離れた部位とを巡り、城壁の外を守る兵隊のように、様々な外的刺激から人体を守る。

 


4.また、皮脂の分泌や、発汗の調整など、皮膚の生理的な働きも、一部担う。

 

 


ということです。

 


・・・で、臨床的に大事なこととして、「衛気」という一番浅い部分に鍼でアプローチすることで、臓腑など、人体の一番深いところにアプローチできる、という仮説。

 


これ、実際に試してみると、確かにそういう場合が、大いにあるようです。

(ただもちろん、上手に出来れば、の話ですよ。)

 

これはどういう訳かというと、今のところの私見ですが、

まず一つには、人体の一番浅い部分と、一番深い部分は、部位的に「深浅」という陰陽をなしているから、浅い部分の気を動かすことが、そのまま深い部分の気を動かすことに繋がる、

という発想と、

もう一つは、「衛気」を操作するときは、皮膚に触れませんので、患者さんが身構えない(身構えるスキを与えない)ために、

余分な緊張ナシに気を動かすことが出来るので、転んだ時に受け身を取らないとか、ノーガードで死角から殴られたようなもんで、

非常に大きな衝撃(気の動き)を与えることが出来る、

という2点から、非常に大きな気の動きを、深い部分に与えることが出来るんじゃないかな、と愚考しております。


(繰り返しますが、正確な証と病因病理を踏まえて、技術的に的確にやれれば、です。)

 

 

まあしかし、「衛気」の操作を目的とした翳す鍼、皮毛に触れるだけの鍼をやるにしても、必ず的確に弁証し、「補瀉」を明確にし、施術後の脈診所見、舌診所見、

 

その他体表情報の変化等々から、その鍼が確かに効いたのかどうか、明瞭に評価できないのであれば、やるべきでないでしょう。

 

 


・・・また、蓮風先生が繰り返し、強調して書いておられるように、日々の飽くなき鍛練、勉強、その上での確固たる心持ちがあってこそ、

 

そういう治療が出来るのだと思います。

 

これらが揃わないのであれば、単なるカッコつけ、自己満足治療、ということになるでしょう。

 

 


衛気シリーズ、とりあえずここまでで一区切りとします。

 

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終戦記念日

2014.08.15

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今日は8月15日。

(さらに…)

「喘息」について喋ってきました!

2014.07.16

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本日は学校で、「喘息」について喋ってきました!!

喘息と言っても、症状の程度から見ても、ピンからキリまであるのですが、東洋医学的な治療が出来る鍼灸院には、

「喘息なんですけど、治してください。」

という患者さんが、チョコチョコみえます。

で、この喘息、ものによっては非常によく治ります。

でもそれは、キチッと病因病理の分析が出来ての話です。

喘息だからって、何でもかんでも

「定喘(ていぜん・・・喘息に有効と言われる経穴の名前)」

にお灸するだけでは、治りゃしません。(苦笑)

今日はそんな話と、聴診器を使った呼吸音の聴診の練習をしました。

学生さん、聴診器が随分と気に入ったようです。

まあ、3千円も出せばいいのが買えるし、聴診の異常音のCDなんかも随分豊富に出てますから、どんどん勉強していってほしいですねー。

聴診器で異常音をキャッチしといて、東洋医学的に治療を進めて、うまくいけば、異常音が改善してくるものもあります。

こういう事も、どんどん経験してほしいですね。

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直後効果がある病とない病

2014.07.13

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学生さんからチョコチョコ出る質問。

「先生はそれだけ長い時間問診して、体表観察して、証と病因病理を立てて、結果的に初診で全然効果がなかったときって、どうしているんですか?」

とか、

「こないだモデル患者さんを治療したら、全然患部の痛みに変化がなかったんですが、治療に失敗したんでしょうか。」

とか。

これらの質問は、治療後に患者さんが実感できる治療効果が出ないといけない、それが無かったらイコール鍼が効いていない、という前提に基づいた質問ですね。

確かに、初診時の直後効果は、患者さんに希望を持ってもらう上で重要です。

しかし、初診時に患者さんが希望を持つ要素というのは、患部の状態、症状の変化、それだけではない。

清明院には、癌の患者さん、糖尿病の患者さん、リウマチの患者さん、アトピーの患者さんなどなど、多くの重傷、難病、奇病の患者さんが、

”その病気そのものを東洋医学的に診立てて、鍼灸で治してほしい”

と訴えて、治療に見えます。

こういったすべての病気に対して、直後で明確な変化を出すのは困難です。

直後効果、直後効果と拘る前に、まずはその病気がどういう病気なのか、自分なりに診断する習慣をつけることが先です。

その場で痛みや症状が取れてないと嘘だ、という考え方に基づくと、そのうちとんでもない失敗をします。

かつての僕のように。(苦笑)

例えば、治療直後は良かったけど、翌日劇的に悪化したとか言われたりね。

 

(それも、悪化の原因がよく分からないとかね)

その場で症状を変化させるということは、患者さんに希望を感じてもらう上では重要ですので、

「そういう病気の場合は」

そうしてあげた方がいいのですが、当然ながら世の中、そういう病気ばかりではないのです。

 

 

例えば癌の患者さんの治療直後に、

 

「どう?癌、小さくなった??」

 

とか、あり得ないでしょ??


その病の陰陽の傾き(表裏寒熱虚実)はどうか、五臓六腑で言うとどれが中心に病んでいるか、邪気の種類はどうか、

正気と邪気のバランスは、などなど、ということが明らかにできて、初めて東洋医学的な治療が成立します。

そういう事を考えずに、どこかに鍼すると、どこかの筋肉がゆるむとか、どこかに鍼すると、どこかの痛みが取れるとか、

そういう反応で無邪気に遊んでいるうちは、その程度の

”治療らしきこと(というか鍼に対する人体の反応遊び)”

しかできません。


残念ながら。

それを治療だなんて、思ってたらヤバいです。

 

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問診訓練

2014.07.10

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昨日、学校で「問診」について講義してきました!!

 

「問診」については、このブログにも何度も書いています。

問診 を含む記事 参照

 

東洋医学の問診というのは、「証」「病因病理(機)」を構築するための問診です。

「弁証論治」って何ですか?
カテゴリ 「再分析」の重要性 参照

 

西洋医学的な病名を決定するための問診ではありませんし、単なるお喋りでもありません。

 


また、問診の場というのは、その患者さんと、その治療院が初めて具体的に交流し始める瞬間でもあるので、極めて重要です。

(大きな気の交流は、その患者さんがその治療院を認識した瞬間から始まっていますが。)

 


 


今、清明院に新しく加入したスタッフも、問診練習中です。

 


・・・まあ、何度も言っていますが、申し訳ないが、鍼灸学校を出ただけでは、東洋医学の初心者にすらなれません。

 


鍼灸学校を出て、何年か臨床経験を積んでいても、本格的に東洋医学を勉強したことがなければ、素人同然です。

 


だから当然、まともな東洋医学的な問診の”も”の字すら取れません。

 


だから、”ヤル気があるなら”毎日毎日練習することが必要です。

 


それでも、初対面の患者さんから、1時間から2時間かけて、ビッチリと話を聞いて、私(治療者)に、よくまとまった、

”まともな”カルテを提出できるようになるには、最低でも2、3カ月はかかると思います。

 

で、問診というのは、医学的知識に加えて、その問診者の人間性、コミュニケーションスキルを、モロに、思いっきり問われますので、

完璧があり得ないというか、どこまでいっても終わりのない技術でもあります。

 

東洋医学の始終には、至る所にそういうものがあり、その細部細部に神が宿っています。

 

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東洋医学的な病のメカニズム

2013.10.25

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清明院では、初診の問診が終わり、体表観察が終わった後、

「あなたの体の状態は”東洋医学的には”これこれこういう状態ですので、こういう治療方針で、こういう鍼をしていきます。」

という”しつこいぐらいの”説明を、必ずするように心がけている。

 


術者が、その患者さんの病の東洋医学的なメカニズムを、全く理解せずに鍼をすることは、大変危険だ。

 

例えるなら、目隠しして日本刀を振り回しているような。

 

全く動かし方を知らない人が、エンジンのかかった車の運転席に乗っているような。

 

地図を読めない人に、目的地まで案内してもらっているような。

 

そういう危険さ、不安感がある。

 

病の、東洋医学的なメカニズムのことを

「病因病理(びょういんびょうり)」

あるいは

「病因病機(びょういんびょうき)」

という。

 


これについては、以前書いた。

カテゴリ 「再分析」の重要性 参照

 


講義でそんな話をしていると、こないだ学生さんから、こんな質問を受けた。

「では病因病理は、可能な限り複雑な方がいいんでしょうか。」

と。

 

それはちょっと違う。

 

病気にもよると思うが、逆に、可能な限りシンプルな方が良いと思う。

 


複雑な病因病理の病もあれば、単純明快な病因病理の病もある。

 

丁寧な方がいいに越したことはないが、複雑なら複雑なほどいいかというと、それも違うのだ。

 


患者さんの病気に合わせて、「的確な」病因病理を構築すること。

 

出来るようになること。

 

 

 

・・・で、それを、「自分で理解、分析できる範囲で」動かすこと。

 

 


まずはこれが、東洋医学的な治療で良好な結果を得るための、近道だ。

 

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