東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痰飲病機⑫

2022.09.28

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

前回の続きです。

 

 

前回の話はコチラ

 

 

せっかくなので、三焦の働きについて、もう少し書いていこうと思います。

 

 

全身にくまなく分布している三焦ですが、上焦・中焦・下焦と区分することができ、以下の様な働きがあります。

 

 

【上焦】

胸腔で、心臓や肺のある横隔膜よりも上の部分を指します。

 

 

 

心、肺があるため、呼吸や血脈を主り、精気を全身に巡らせ、肌肉を温養し、腠理を通調し、「上焦如霧」と表現されます。

 

 

 

中焦から運ばれてきた、水穀の精気を宣散作用により、全身に散布するわけですが、その全身に散布され広がる様が霧が全身に一様に広がる様であることから、このように例えられています。

 

 

【中焦】

横隔膜から臍の間を指します。

 

 

上腹部と考えた方が分かりやすいですかね。

 

 

 

上腹部には、肝胆・脾胃が存在しており、「中焦如漚」と表現されます。

 

 

 

「漚」は、「長い間水につける、腐敗させ熟させる」という意味です。

 

 

 

脾胃が飲食物を消化して、変化させる働きを表した言葉になります。

 

 

 

【下焦】

臍から下を指します。

 

 

 

いわゆる、下腹部ですね。

 

 

 

ここには、腎、膀胱、小腸、大腸が存在しており、「下焦如瀆」と表現されています。

 

 

 

また、下焦から小水、排便が排出されるため、「下焦は出を主る」とも言われています。

 

 

 

「瀆(トク)」とは、「川や溝(どぶ)などの水の通り道」のことを意味します。

 

 

 

大小便を排泄し続ける下焦の働きを、川の水がいつも通りに流れている様子に例えています。

 

 

 

以上で、簡単ではありますが、三焦と水液代謝の関係に関して、終了になります。

 

 

 

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