東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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脱髪(だっぱつ)とは③

2023.09.07

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「脱髪(だっぱつ)」の続きで、「気血両虚の脱髪、瘀血の脱髪」についてお話していきたいと思います。
 
 
 
まずは、気血両虚の脱髪についてです。
 
 
 
慢性病や産後などで気血が虚損して、毛髪を栄潤出来なくなることで脱毛します。
 
 
 
特徴は、次の通りです。
 
 
 
・年齢に関係なく慢性病や産後に発症する
 
 
・毛髪が乾燥してツヤが無く、切れ毛がみられ、頭部全体が脱毛してまばらになる。特に枕などで摩擦する後頭部などに顕著にみられる。
 
 
・発病は緩慢で慢性的な経過をたどる
 
 
・頭部は瘙痒などの自覚的症状に乏しい
 
 
 
以上です。
 
 
 
その他にも、顔面蒼白でツヤがない、動悸、息切れ、声に力が無い、肢体の痺れ、舌質淡、舌苔少、脈細弱などの気血両虚の症候がみられます。
 
 
 
治法は大補気血を用います。
 
 
 
次に瘀血の脱髪についてです。
 
 
 
この場合、瘀血が停滞して新血が生じず、髪の栄養が妨げられることによって脱毛します。
 
 
 
頭髪が部分または全体的には脱毛し、髪や眉の脱毛をともない、慢性的に経過し、なかなか再生しない特徴をもちます。
 
 
 
その他症状としては、頭痛、口渇するが水を含むだけだけで飲みたくない、顔色がどす黒い、口唇が紅紫色、舌質暗色で瘀斑がある、脈細渋といった瘀血の症候をともないます。
 
 
 
治法は活血化瘀を用います。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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