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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
世界最古の解剖
前回は、
東西において「人体解剖」がいつ頃から行われ始めたのか、
また、
古代東洋の解剖における記載に「図」が用いられていないことについて書きました。
では、
「図」を用いずに解剖の結果がどのように記載されていたのか?
『霊枢』の「骨度篇」「腸胃篇」「平人絶穀篇」を見てみると、
長さや大小や重さや容量などによって表されております。
例えば、
”足の長さは一尺二寸”
だとか、
”剣状突起(みぞおち付近)~臍(へそ)までの高さが八寸以上だと胃が大きい”
や、
”胃は三斗五升(さんとごしょう)の穀物と水分をいれることができる”
などと記載されております。
ここから、この時代の解剖は計測を中心とした解剖が行われていたことが分かります。
では、なぜこのような表記法を重視したのでしょうか??
これは1つに、
東洋医学が「気」というものを、医学の中心に据えていることが大きく関与していると思います。
特に、<長さ>についての記載が非常に多いのが特長的なんですが、
これは計測解剖学の結果を踏まえて、
「気」の通り道である「経絡」の長さについて言及せんが為です。
むしろ、逆に「経絡」というものが先に認められていて、
それを実証するための計測解剖だったような気がします。。。
でなかったら、このように<長さ>を細かく測る様なことはしないような気がします。
その細かさと言ったら、計測値が現代解剖学(西洋医学)とほぼ一致するものが多いことに驚かされます。
また、もう一つ、東洋医学で重視されている、
「表を以て裏を知る」
という考え方が色濃く反映されているとも考えられます。
なぜなら、記載されている部位は、
体表から触りやすかったり、出っ張ったりへこんだりした目立つ処を中心とし、
そこから、体内の五臓六腑の大きさなどについても言及しているからです。
体表の状態と、体内の状態が相関している、
ということを証明するために、長さや大きさや重さ、容量を重視したのではないでしょうか。
また、それを証明するために解剖を行ったのかもしれません・・・。
いずれにせよ、この時代の解剖学には、
「気の医学」というものが大いに影響を与えて成されていたことが窺い知れます。
しかし、しかし、皆さんご存知の通り、
東洋医学にも、もちろん「解剖図」があります。
(院長もブログの五臓六腑シリーズでは五臓六腑の「図」を載せていますしね。)
これっていつから登場したの???
次回は、この解剖図がいつ頃から登場してきたのかについて書いていきたいと思います。
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