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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
世界最古の解剖
世界最古の解剖 (その2)
前回は古代東洋における解剖が、
測量を中心とした解剖であったことと、
その理由について考察してみました。
今回は、現在の解剖の中心である「図」が、いつ頃から登場したかについてです。
古代東洋の測量による解剖は、当時の医学からすれば、
大きなシンポであったことは間違いありませんし、それの及ぼした影響も大きかったと思います。
これにより、今まで曖昧であった経脈の長さも規定できたわけですしね。
ただ、如何せん、数字の羅列ってやつは僕はちょっと苦手・・・。
読んでて面倒くさくなってしまうし、眠くなる (笑)
(古代の解剖を行った方々、スミマセン。。。)
やっぱり、解剖と言えば図ですよね~。
何と言ってもわかりやすいのがよいよい(^_^)
また、「図」というのは文字や数字よりも記憶に残りやすいと思うので、
学習するには理にかなっていると思います。
まっ、大半のお方がそのように考えていたから、
現在の図説を中心としたスタイルになっていったのでしょう。
では、最初に解剖に「図」を用いたのは、どこの誰が著した書なのか?
これは、
「宋(そう)」の時代まで遡ります。
ですから、およそ1000年以上前ですね。
この「宋」の時代というのは歴史上、
医学的にも、学術的にも、文化的にも大いなる飛躍を遂げた時代ですね。
文化的には羅針盤の発明、石炭の使用、火薬の発明、
そして、医学界にも大いなる影響を与えた、印刷術の開発。
これにより、多くの素晴らしい書物が世に輩出されることとなります。
また、医学界では、様々な書物が再編纂された時代でした。
漢方の聖典とも言われる『傷寒論』も、この宋の時代に再編纂され、
現在、私たちが手にしているほとんどのものが宋代以降のものです。
さらには、『易』に関する書物も数多く出ているし、
内因・外因・不内外因を提唱した、陳言の『三因極一病証方論』や、
経穴や経脈を図解した、王執中の『鍼灸資生経』や
我が、清明院のロゴにも使われている、周敦頤 (しゅうとんい)の『太極図説』も、
この時代に記されたものです。
その他にも、 重要な書物が数多く書かれたのがこの時代の特長です。
そして、
学問や哲学的にも、陰陽五行や老荘思想の影響を多分に受けている儒教が盛んに研究されたり、
朱子や陸象山や王陽明などが活躍し、「宋学」と呼ばれたりしています。
東洋医学をやるにあたり、この「宋」という時代は1つの大きな区切りであり、絶対ハズセナイ時代ですね。
ひぃ~、ちょっと宋について熱く語り過ぎた(苦笑)
肝心の、いつから解剖に「図」が用いられたかという本題から大きく逸れてしまいました・・・。
最後にちょっとだけ。
最初に解剖図を載せた書物は、
『存真環中図(そんしんかんちゅうず)』
という書物です。
(はい、唐突です(笑))
次回からは本題~(゜レ゜)
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