東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第22回 DAPAカンファレンスを視聴しました。

2022.11.26

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清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

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11.14(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスを視聴してきました!!

 

 

 

今回のテーマは

 

case41「70代女性 都下での独居高齢者の現状と関りの症例」

case42「60代男性 毎週通院していた患者から脳血栓が見つかった症例」

 

 

という二本立て。

 

 

1例目ですが、私も都内で往診を20年以上やっておりますので、常に在宅のご高齢の患者さんとは関わってきました。

 

 

在宅医療というのは、ただ行って、やって、ハイさよなら、というものではありません。

 

 

独居の高齢者の、生活上の様々な問題というのは、実に多岐に渡ります。

 

 

その高齢者の居住空間のバリアフリーの問題、食事や入浴をどうするかの問題、空き巣などへのセキュリティーの問題、生活動線における手摺の問題、階段の升降の問題、転倒した場合の対処などなど、

 

こうしたいわゆるADL(Activities of Daily Living 日常生活動作)の問題の整備が非常に重要ですし、また、その人自身が、御家族はもちろん、どういう周囲の人間と関わっており、本人がそれに納得できているかなど、

 

その高齢者の生きがいや生活の質(QOL:Quality of Life)の問題、さらに、癌などの予後不良の疾患の患者さんでは、緩和ケア、看取りの問題などなど、

 

鍼灸師が医療人として、また、身近なサポート役として、他の医療従事者、介護従事者とも協調しながら、どのように関わるか、という問題は、果てしなく奥が深いです。

 

 

今回も、非常に学びの多い症例だったと思います。

 

 

2例目は、東洋医学と言えば理想は「治未病」ですので、患者さんによっては、鍼灸漢方をやっていればあらゆる病気が未然に防げる、と思っておられる方は少なくないと思いますし、

 

我々やる側も、当然そのように考えて、日々治療にあたっているわけですが、それでも、不測の事態というのは起き得ます。

 

 

鍼灸や漢方を数年、数十年、定期的に続けていたけど、癌になった、脳梗塞になった、心筋梗塞になった、などなど、例を挙げればいくらでもあるでしょう。

 

 

でもそこで、鍼灸漢方やってたけど、意味がなかった、と考えるのは早計だと思います。

 

 

我々は、患者さんが治療に見えた時はみんな自分なりにベストを尽くしますし、日々の生活における養生法も指導しますが、完全にこちらの言うように通院して下さる患者さんや、こちらの勧めるような養生指導を守って下さる患者さんばかりではないし、

 

患者さん自身のプライベートな日常生活の中で、こちらではどうにもできないような、様々な艱難辛苦に襲われることだって、ままあります。

 

 

ですので、東洋医学を普段から生活に採り入れることは、あらゆる病気の予防としてもちろん意味はあるけど、全ての病気を完全には防ぎきれるものではない、しかし、もし大病が起こってしまったとしても軽く済ませる、また、済むはず、というポジティブな考え方を、術者と患者の双方で共有することが、非常に重要ではないかと思います。

 

 

長く通っていた患者さんが、何らかの病気に倒れたと聞いた時、我々としては非常にショックですし、負の感情に襲われることもありますが、そこを乗り越えるためにも、

 

普段、自分がその患者さんに対して何を目的として、どういう介入をしていたか、が、明瞭に理解できており、しかもそれを患者さんと共有できてないといけないと思います。

 

 

そして出来れば、そういう、未来に起こるであろう不測の事態も、東洋医学の見地から予見出来たら一番いいと思います。

 

(これはなかなかレベルが高いと思いますが)

 

 

次回は12.12(月)の20:00~やるようです。

 

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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第8回 DAPAカンファレンスに参加してきました!!

2021.07.15

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7.12(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

3日連続勉強会のラストです。

 

 

今回のテーマは「緩和ケアと鍼灸」

 

 

緩和ケア専門の医師や看護師の先生方や、大学で緩和ケアについて研究なさっている先生、緩和ケアの現場で働いておられる鍼灸師の先生も参加されての、豪華メンバーでの勉強会でした。

 

 

今回の症例は「胆管癌(ステージⅣ)」と、「胸痛、呼吸苦」の二症例。

 

 

 

1例目は今回のテーマである「緩和ケア」の内容に合致した、末期の患者さんに対する対応の症例です。

 

 

医師から紹介を受け、往診に伺い、5回の往診の後に逝去された症例でした。

 

 

まあこの症例においては、末期がんの患者さんに往診に行ってくれと、医師から紹介が来る、このことが重要だと思います。

 

 

15年以上、鍼灸師として在宅医療に関わってきた私からすると、こういうインフラが、全国に当たり前にあればいいのに、と思いますが、

 

そういう、死を目前にした患者さんに、キチッと対応できる鍼灸師は、現実には非常に少ないのではないでしょうか。。。

 

 

私も最初は全然うまい対応が出来なくて、ずいぶん難渋しました。

 

 

また、二例目は、御主人を亡くされた後に胸痛を発症した奥様の症例。

 

 

緩和ケアの現場では、亡くなられるご本人は勿論、そのご家族への対応も重要になってきます。

 

 

我々からすれば、患者さんとは、亡くなられる寸前の僅かな時間しか関わらないことが多いですが、ご家族からすれば、その患者さんとは数十年の家族としての関わりがあり、

 

介護疲れや経済的な問題などもあり、亡くなられるまでの間に、病院や医師との関係がこじれたり、あるいは亡くなった後、肩の力が一気に抜けてしまって、

 

体調を大きく崩したりするケースは少なくありません。

 

 

そういう時に御家族(ご遺族)をフォローするのも、鍼灸の役割の一つだと思います。

 

 

なかなかデカいテーマなので、3回ほどシリーズで行われるようです。

 

 

私も症例を出そうかと思います。

 

 

・・・とまあこのように、非常に勉強になるDAPA、回を重ねるごとに受講者数が増えてきております!!

 

 

次回は8月2日(月)20:00~ 1時間程度です。

 

 

楽しみです!!

 

 

 

お申込みはこちらから近日中にいけるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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祖父が逝く。

2019.05.02

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昨日は、令和元年初日。

 

 

このめでたい節目の日に、実は私は、群馬県前橋市にて、葬儀に参列していました。(苦笑)

 

 

以前、このブログでも紹介しましたが、母方の祖父が4月27日、改元を目前にして、亡くなりました。

 

好々爺(こうこうや)   参照

 

 

大正12年12月生まれ、享年95歳。

 

 

晩年は徐々に足腰が弱り、ここ数年はほぼ寝たきりの生活を送っていましたが、運よく自宅のすぐ近くの介護施設に入ることが出来、施設の職員の方々と、

 

近所に住む叔母の献身的な介護により、最後まで比較的快適な生活を送ることが出来たんじゃないかと思います。

 

 

 

IMG_20170205_121144_859.jpg

 

 

 

亡くなった瞬間は、私の母を含む三人の娘と、私の姉(孫)と、姉の子供二人(ひ孫)が見舞いにいくと、すでに苦しんでおり、彼女らが到着して30分後、

 

みんなが見ている前でスーッと亡くなるという、奇跡を見せてくれたようです。

 

 

僕はこのエピソードを聞いた時、不謹慎かもしれないが、

 

「サスガ最後まで教育者!!」

 

と思ってしまいました。

 

 

苦しんでいる姿も含めて、最後の瞬間を、三世代に見せるっていうね。。。

 

 

まあ僕は残念ながら仕事で立ち会えませんでしたが、ここ数年は毎回、

 

「会えるのはこれが最後になるかもしれないナー。。。」

 

と、(おそらくお互いに)思いながらお見舞いしていたので、来るべき時が来てしまった、という感じでしたね。

 

 

日曜の夜、北辰会が終わってからすぐに群馬へ飛んで、祖父の顔を見てきましたが、まさに寝ているような、イイ感じの顔で、安心しました。

 

 

 

 

祖父は温泉で有名な草津出身、曾祖父は教員でした。

 

 

IMG_20170205_120534_424.jpg

 

 

戦中は海軍に所属し、終戦後は教員をやり、定年後はやはり空が好きだったようで、セスナとヘリにも乗っていました。

 

 

 

IMG_20170205_120835_239.jpg

 

 

同じく教員であった、2010年に亡くなった祖母と、定年後は車で日本一周旅行や海外旅行に行ったりと、幸せに暮らしていましたね。

 

実は・・・   参照

 

 

教員として、中学校の校長や、群馬県教育委員会の役員まで務めた祖父は、若い時はたいへん厳格な父親であったらしいですが、僕が知っているのは、

 

もうだいぶ丸くなってからの姿であり、大東亜戦争に関してはもちろん、政治や教育、国際情勢その他についても、何を聞いても、自分の意見や見解を持っており、

 

そのどれもがハッとさせられるような鋭さと聡明さ、洞察力を持っており、僕からすると尊敬しかない人物でしたね。。。

 

 

・・・まあ、僕も残りの人生、祖父に負けないように頑張ろうと思います。

 

 

色々、どうもありがとう。

 

 

 

合掌

 

 

 

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「”鍼灸”ってこの世に必要?」

2018.10.20

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たまに学生さんに問います。

 

「ねえ、鍼灸ってこの世に必要??」

 

と。

 

 

普段、斜に構えているような学生も、少し動揺した顔をしますな。(笑)

 

 

たいがいは無言、でも、少し動揺してから、

 

「必要・・・だと思います。」

 

みたいに答える場合があります。

 

 

すると僕はすかさず、

 

「どうして?どうして必要なんですか??」

 

と問います。

 

 

すると、貝が閉じたかのように、たいがい無言になる。(笑)

 

 

鍼灸師の皆さん、例えば自分のお子さんや、お身内からこう聞かれたら、どう答えますか??

 

(真っ直ぐな眼差しで)

 

 

・・・これだけ社会インフラとして発達し、ほぼ誰もその信憑性を疑わない西洋医学。

 

 

医師と言えば、高収入職業の代名詞ですね。

 

 

全国の街中に白い巨塔が建ちまくっており、ほぼ100%の国民が病院で生まれ、病院で死にます。

 

 

で、学校や会社には西洋医学の先生が健診に来て、血液検査と画像診断と心電図検査を行い、風邪ひいたら病院で薬もらう、何か病気になったら、病院で薬もらう。

 

 

みんな義務として持っている保険証を使って、数百円から数千円という、低廉な料金で、現代最先端科学技術の粋を凝らした西洋薬がたくさんもらえる。

 

 

・・・で、その薬をもってしても治らなかったら、入院して手術する、化学療法受ける。

 

 

それも全て国民皆保険で、受けれる。

 

 

今や年間90兆の国家予算のうち、40兆は医療費。

 

 

それも、この数字には救急車の出動費と介護にかかったお金は入ってないらしい。

 

 

まあ、そうこうしているうちに年取って、人は死ぬ。

 

 

・・・これ、鍼灸が入る隙間、あるんですか??

 

 

・・・もしねえなら、別に必要なくね?

 

 

俺はねー、これねー、

 

「大いにある!ありまくる!あってあってしょうがない!全然手が足らない!!だから絶対に必要だ!西洋医学が治せないものを治せる鍼灸師の存在が!!」

 

と、思ってんですよ。(゚∀゚)

 

 

20年くらい前からね。

 

 

・・・でもね、もし

 

「鍼灸には、西洋医学が出来ないことをやってのける力なんてない、鍼灸は一種の刺激療法、物理療法として、西洋医学の理解の及ぶ範疇で運用すべきものだ。」

 

っていう立場をとるならば、マッサージチェアとか、低周波治療器とか、湿布と大して変わんねんじゃねんすか??

 

 

また、病院の湿布で楽にならない人を、1時間以上かけて一生懸命揉んであげて、

 

「いやー、楽になったよ、ありがとう。」

 

と言われて5、6千円もらって幸せ、なんて、そこら中の無資格の外人さんがやってないすか??

 

 

そんなら、わざわざ500万も払って三年間も学校通って、国家資格なんて取らんでもよくね??

 

 

ここんとこ、どう思ってんですかね、皆は。

 

 

 

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求人募集中!!!

2015.10.03

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清明院では現在、求人募集しております。
 
 
募集内容の詳細は以下の通りです。
 
 
(※本記事の内容は、2024年5月時点のものです。)
 
 
 
 

◆必要資格

 
 

鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師の国家資格を「必ず3つ全て」持っており、東洋医学的な鍼灸治療や、在宅医療に興味のある、優しく、真面目で、健康な方。

 

(学生であっても、3年生で、成績優秀でやる気があれば、特別に見習いとして雇用する場合があります。)

 

 

◆年齢

 

ヤル気のある、20代~30代までの方を希望します。(男女不問です。)

 

 

◆条件

 

アルバイトでも、常勤でも、相談に応じます。

 

なるべく常勤を希望します。未経験や、経験が浅い場合は、アルバイトは不可とさせていただきます。)

 

(なお、体験入社として、就職することを前提に、往診事業部スタッフの往診に同行して頂くことも可能です。)

 

 

◆給料

 
 

常勤の場合、最低月給25万円。アルバイトの場合、最低時給1200円。あとは経験、能力に応じます。

 

 (臨床未経験者の場合、最低でも最初の3か月間は研修、試用期間とし、月給20万円とします。)

 

 (経験者であっても、学術のレベルに応じて、着任後3か月程度は研修期間とする場合があります。)

 

 

通勤交通費は基本的に全額支給しますが、月の通勤交通費の合計が2万円を超える場合は要相談となります。

 

 

 

◆待遇、昇給、福利厚生等

 
 
完全週休2日制(日曜日+平日1日公休)、仕事ぶりに応じて昇給あり。
 

・常勤社員は社会保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備。

 

・院内勉強会(東洋医学、在宅医療)、実技指導、研修教育制度有り。

 

 (当院のスタッフは、院長をはじめ、鍼灸学校で教鞭をとっている鍼灸師もおります。)

 

・年に一回、社員旅行有り。(過去に沖縄、奄美大島など。入社二年目より参加可能。)

 

・年末年始、夏季、GWに連休有り。

 

・協会提携の保険会社にて所得補償保険(任意)、賠償責任保険(弊社負担)加入。

 

・慶弔休暇・有給休暇・産休・育休制度あり。

 

 

 

◆業務内容

 

1.往診(患者宅、あるいは介護施設)による鍼灸マッサージ治療、リハビリ訓練、運動療法等。

 

 (当院の往診患者の多くは鍼灸治療のみか鍼灸治療併用です。治療に関して、学術両面からサポートします。)

 

2.院内診療助手(弁証問診、体表観察カルテ記入、施灸、刺絡の助手、受付業務、電話対応、ベッドメイク等)。

 
 
 
◆清明院で学べること
 
 
1.東洋医学、伝統鍼灸の臨床とそれに付随する内容全般
 
2.北辰会方式鍼灸治療(中医鍼灸弁証論治学、体表観察の学術、撓入鍼法、打鍼、古代鍼、刺絡、施灸法など)
 
3.健康保険を活用した訪問鍼灸マッサージ事業のノウハウ
 
4.重症、難治性疾患の患者への鍼灸での対応に関して
 
5.医師(開業医、総合病院)、薬剤師その他との連携のノウハウ
 
 
 
◆清明院の歴史
 
 
2009年、院長+スタッフ1名にて、ベッド5床のスペースで開業。
 
2011年、患者数増加に伴い、スタッフを増員。
 
2015年、患者数増加に伴い、スタッフを増員し、ベッド9床のスペースに移転。
 
2017年、法人化(株式会社 清明院)。
 
2020年、医師の研修受け入れ開始。(2024年現在までに、5名の医師が研修)
 
 

現在に至る。

 

 

 

◆臨床経験者、普通自動2輪の免許を持っている方を優遇します。

 

 

興味のある方、質問のある方は、

 

お電話 03(6300)0763

 

あるいは

 

メール seimeiinn.advertising@gmail.com

 

まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

事前に履歴書にて書類選考の上、面接させていただきます。

 

 

清明院は、外来診療部門では、徹頭徹尾東洋医学的、伝統的な鍼灸治療をメインにしながら、医師と連携し、健康保険を活用した在宅診療部門も併設しているという、全国的にみても、ほとんどないスタイルの治療院です。

 
 

本格的な東洋医学を日々勉強しながら、自分自身も毎日患者さんが診ることが出来て、給与面でも一般企業並みの待遇も受けられるという、本気で確かな技術、知識、経験を磨くには最高の環境だと思います。

 

 

当院で数年間勤めて、その後に開業した先輩の先生達は、全国各地で、伝統鍼灸の鍼灸院を盛業しております。

 

 
 
では、ご応募お待ちしております!!
 
 
 
 
 
採用担当 竹下
 
 
 
 
 

初心に帰る

2015.07.27

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約1年半ぶりに、とある往診患者さんご夫妻のもとを訪れた。

初回の往診依頼、往診事業部のスタッフに任せていた患者さん。

その後、色々あって、奥様の状態が悪いとの報告を受けた。

そして、その奥様を、90歳過ぎた御主人が介護しておられる。

現代の日本で非常に問題になっている、老老介護の、実に厳しい現場だ。

伺ってみると、奥様、確かにあまり良くない状況。

正直、積極的な治療は非常に難しい段階。

喋るのもしんどいご様子なので、御主人から慎重に現状に関する話を聞いていると、奥様が弱々しい声で、御主人に対して、

「先生に椅子をお出ししてあげて・・・。」

と仰った。

その気遣いに、感動した。

シビレたね。

あの状態になっても、他人にそういう気が使えるとは。

患者さんから学ぶ。

御主人の状態も、あまりいいとは言えない。

湿痰や気鬱が、”化火”寸前、という感じ。

これは危ない。

未然に防いでおく必要がある。

ご夫妻ともに、非常にギリギリの判断が要求される。

色々と、初心を思い出す、素晴らしい現場だった。

思えば、20代の前半から、こういう現場を、毎日毎日、何とかせねばと、必死で診てきた。

それが今の私の学術の、血肉になっている。

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「訪問鍼灸マッサージ」の現実

2013.12.24

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清明院では、”往診事業部”を設け、健康保険を使った、”訪問鍼灸マッサージ”を行っております。

 


お蔭様で、多くの患者さんに喜んでいただいていると思います。

 


僕は、約10年前から、この「鍼灸マッサージの訪問施術」という事業に関わり、現場でこの「訪問鍼灸マッサージ」の現実を見てきました。

なぜ、色々と問題のある、この「鍼灸マッサージの保険治療」というものに、僕が手を出したかというと、整形外科、内科、整骨院等での勤務経験から、

実際に経済的に非常に厳しい状況の、慢性疾患の患者さんが、世の中にはめちゃめちゃ多く、そういう患者さんの受け皿として、保険治療というものの必要性、

 

というか「よさ」があるな、と感じたからです。

 


・・・で、そこに鍼灸マッサージ師がコミットできる手段があるなら利用するべき、と言う単純明快な発想からです。

 


僕はいつも単純明快。(笑)

 

ただし、これをやる意義があるのは、

”本当に困っている人”

”本当に必要な人”

に対してなら、です。(苦笑)

 


 

・・・しかしこれ、実際にやってみると、実に多くの問題を抱えているなあ、と思います。

 


特に近年。

 


「健康保険」や、「国民皆保険制度」そのものの問題は新聞やテレビ等、様々なメディアで、専門家によって指摘されておりますので、あえてここでは述べませんが、

 

我々の業界における「訪問鍼灸マッサージ」にまつわる問題にはどんな問題があるかというと、


1.在宅の患者さんに関わる、他業者(医師、看護師、ヘルパー、理学療法士などなど)との横の連携がほとんど取れていない。


2.保険で訪問施術を行うために必要な”同意書”を書かない、書きたがらない医師が増えてきている。


3.鍼灸学校を卒業してすぐに、自宅を出張専門の治療所として、区役所に開業届けを出し、非常に未熟な学術で、訪問施術を行う業者が増えており、
患者さんからのクレームが非常に多い。


4.鍼灸施術においては、同一部位への施術で、病院の治療との併用が不能

・・・などなど、です。(苦笑)

 


1.に関しては、清明院も含めて反省しなければなりませんが、鍼灸マッサージ師は”介護保険制度”に組み込まれておらず、在宅介護が必要な患者さんに対し、

 

ケアマネージャーがケアプランを立てていく時に、鍼灸マッサージ師の名前は出てきません。

 


よって、我々は他の患者さんの紹介や、チラシやダイレクトメール等、独自のルートで在宅の患者さんと知り合うしかなく、なかなか他業種との連携が実現しにくい環境にあります。

 


待ってても向こうからは関わってきて来てくれませんので、こっちからいくしかありませんが、なかなかそういうタイミングもないのが現状ではないかと思います。

 


・・・長くなったので、続きは次回。

 

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「胃ろう」の是非

2012.06.28

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今日、こんなニュースが目に止まった。

【胃ろうなど人工栄養中止可能に、医学会が指針】

日本老年医学会(理事長・大内尉義東大教授)は27日、高齢者の終末期における、胃ろうなどの人工的水分・栄養補給について、

導入や中止、差し控えなどを判断する際の指針を決定した。

指針は医療・介護関係者向けに作成されたもので、人工栄養補給を導入する際は、「口からの摂取が可能かどうか十分検討する」などと指摘。

さらに、胃ろうなどの処置で延命が期待できたとしても、本人の意向などにそぐわない場合、複数の医療関係者と本人・家族らが話し合った上で合意すれば差し控えが可能とした。

人工栄養補給を開始した後でも、苦痛を長引かせるだけの状態になった場合などは、再度、話し合って合意すれば、

栄養分の減量や中止もできるとした。

医療側に対しては、患者側が適切な選択ができるよう、情報提供することを求めている。

国内では近年、口から食べられなくなった高齢者に、おなかに小さな穴を開け、管を通して胃に直接、栄養分や水を送る胃ろうが急速に普及。

認知症で、終末期の寝たきりの患者でも、何年も生きられる例が増えた。

一方でそのような延命が必ずしも本人のためになっていない、との声が出ていた。

(6月28日 読売新聞)

・・・だそうです。

皆さんこのニュース、どう思いますか?

僕は大賛成ですねえ。

一度胃ろうを付けてしまったら、本人がどうな状態にあろうが「外す」という行為が許されない、ということが、どんな状況を生むかを、

僕はこれまで何度も実際に見てきました。

「胃ろう」については、以前、実際の事例を示して、チラッと書きました。

「胃」って何ですか? 参照

これ以外にも、思い出せばまだまだあります。

口内で咀嚼し、嚥下された飲食物を胃腸で消化吸収する、自然の恵みを、同化し、異化し、身体の正常な状態を保つ、というのは、我々にとって、日々当たり前の営みです。

この営みが出来なくなっても、生きている、という状態を、果たして「生きている」と言っていいのだろうか、という議論は、以前からあります。

僕は20歳の頃、往診に行き、まったく何の意思の疎通も出来ない、体は手も足もカチコチに拘縮し、麻痺している恍惚の老人が、胃ろうだけで生き延びている姿を見て、

 

衝撃を受けたことがあります。


その患者さんは褥瘡(じょくそう・・・床ずれのこと)が出来ても、胃ろうの接合部分にばい菌がついて炎症を起こしても、膿から強烈な悪臭を発しながらも、

 

まったく表情を変えることなく、横たわっていました。

痛いのか、痛くないのかすら、分からない。

口からモノが入らなくなっても、東洋医学でいう「胃の気」を強引に繋ぐことを実現させた、この技術については、もちろん否定しないけれども、

それが本人の望む姿なのか、ご家族の納得する姿なのか、そこはよくよく、考えるべきだと思います。

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「認知症」と鍼灸

2012.03.19


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昨日は、とある勉強会に行ってきました。

「認知症」という病気に、鍼灸で取り組んでいこう、それを世にアピールしていこう、という内容の勉強会です。

僕の短い臨床経験の中でも、長らく「往診」をやってきた経験上、重度から軽度まで、認知症の患者さんを診させていただいた機会は、

他の鍼灸師の先生方よりも多いだろうと思います。

・・・で、結論から言うと、鍼灸治療は認知症に有効だ、という印象を持っています。

認知症の患者さんが持つ問題は、なにも認知症からくる記憶障害や失見当だけでなく、様々な辛い症状を抱えていることが多いです。

そういう、周辺症状の改善はもちろん、それをすることによって、笑顔が増え、認知症の症状まで改善する、という事例を、いくつも経験しています。

ただ、なかなか「完治」というのは難しい病気だとは思っています。

それでも、今より楽になる、改善する、というだけでも、ご本人にもご家族にも、大変喜ばれます。

昨日の勉強会では、医師や看護士、介護施設とキチッと連携して、認知症患者のQOL、ADL(※)の向上を目的とした鍼灸治療を、

全国規模でやろうという試みをされている先生のご講演でした。

QOLについて

※ADLについて

まあ、「認知症に鍼が有効である」ということを公明正大に認めさせるには、問題は山積みだけど、様々な方法論を使って、

「鍼灸は、肩腰膝のためだけのものじゃない!様々な疾患に有効なのだ!!」

ということのアピールを、個人レベル、団体レベルで続けていく必要があると思います。


あー、僕も頑張らなきゃナー、と思える内容でした。

清明院の往診事業部も、いくつかの介護施設に訪問させていただいておりますが、その施設のスタッフさんや施設長さんが、我々が何をやっているか、

 

明確に認識して下さっているかというと、そうでもないと思います。

これでは、本当の意味で連携出来ていない、と言われても仕方ないですね。

別に、僕から声をかけて、施設長さんやスタッフさんを集めて、施設まで出向いて、東洋医学についてご説明させていただいてもいいワケです。

まだまだ、積極性が足らんなー・・・、と、いい刺激をいただきました。

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「胃」って何ですか?

2010.07.19

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・・・さあ、そろそろ再開しましょう。

 


これからお話しする「胃の腑」についてのお話は、とても重要です。

 


東洋医学では、生命を考える上で、この「胃」という腑の働きを、「脾」とセットで大変重要視しています。

 


何度も言いますが、東洋医学のいう「胃の腑」というものは、西洋医学の言う「胃=stomach」とは違います。混同なきよう。

 

西洋医学では、「死」を心肺停止と瞳孔散大からの全細胞の活動の停止、と考えます。

 

(もちろん死の定義については法律的、生物学的など、色々な解釈や議論があります。)

 

 

そしてそこに至るプロセスにおいて特に重要視される臓器は「心臓=heart」であったり「脳=brain」ですよね。

 


語弊があるかもしれませんが、東洋医学では、そうは考えません。

 


最後まで、五臓六腑の正常な働きに裏打ちされた、「陰陽のバランス」を重要視します。

「陰陽(いんよう)」って何ですか?
「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」って何ですか? 参照

 


そしてとりわけ、その中でも重要なのが「脾胃」であります。

 


・・・昔、とあるパーキンソン病(脳の病気で、体が震えたり、筋肉がこわばって、徐々にあらゆる運動が出来なくなってしまう病気)の患者さんがいました。

 


その方は80過ぎの男性で、奥様と二人暮らし。

 


昔から病院が嫌いな方でしたが、鍼をすると震えが止まり、ご飯がおいしく食べられる、ということで、信頼していただき、亡くなられる寸前まで診させていただいたことがありました。

 


その方は最後、徐々に徐々に筋肉が硬直していき、起き上がることすら困難、だんだんと食べ物を噛んだり飲み込んだりすることもままならない状況になっていきました。

 


その時、病院の医師は、「胃ろう(胃に管を通し、その管から胃に直接栄養を入れる方法)」をご本人と奥さまにすすめてきました。

 


それをすれば、奥様の介護の負担が減るし、ご本人も長く生きられるし、誤嚥(ごえん:誤って飲み込んだものが気道に入ること)して肺炎を起こす危険性もないと。

 


しかしご本人は、断固拒否。

「そんなことまでして生きてるんなら、死んだ方がマシだ!俺がもし喋れなくなっても、そんなこと絶対にするなよ!」

と、奥様におっしゃっていました。

 


その後、いよいよ喋ることすら難しくなり、流動食をどうにか口にするようになった頃、奥様が病院の先生に、

「胃ろうにして下さい。」

と、”ご本人に内緒で”願い出ました。

 

 

無理もないことで、介護の負担があまりにもきつかったんだと思います。

 


しかし、「検査だから」とご主人をだまして病院に連れていき、胃ろうを開けた翌日に、ご主人は他界されました。

 


・・・何とも言えない、症例でした。

 


東洋医学が重要視するのは、あくまでも他の4臓5腑とのバランスの取れた、「脾胃」であり、それは機械的な消化吸収機関、としての「内臓の一つ」のことではありません。

 


この患者さんの場合も、治療していく上で僕の念頭にあったのは、最終的には「脾胃」の機能をどこまで保てるか、繋いでいけるか、ということでした。

 


その場合、常に他の臓腑や全身(精神的な安寧も含む)とのバランスを考えていなくてはなりません。

 

 

すべての生物が避けることのできない「死」というものに対して、一つの自然現象として、相対的に寛容に受け止めるか、たとえ姑息的であっても、

 

方法があるのにやらないということを医療の敗北と考えて、いかなる方法であっても、延命の道をとるか。

 

 


・・・東洋医学の「胃」と西洋医学の「胃」は違うんです。

 

 

 

次回に続く

 

 

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