東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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初心に帰る

2015.07.27

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約1年半ぶりに、とある往診患者さんご夫妻のもとを訪れた。


初回の往診依頼、往診事業部のスタッフに任せていた患者さん。


その後、色々あって、奥様の状態が悪いとの報告を受けた。


そして、その奥様を、90歳過ぎた御主人が介護しておられる。


現代の日本で非常に問題になっている、老老介護の、実に厳しい現場だ。


伺ってみると、奥様、確かにあまり良くない状況。


正直、積極的な治療は非常に難しい段階。


喋るのもしんどいご様子なので、御主人から慎重に現状に関する話を聞いていると、奥様が弱々しい声で、御主人に対して、

「先生に椅子をお出ししてあげて・・・。」

と仰った。


その気遣いに、感動した。


シビレたね。


あの状態になっても、他人にそういう気が使えるとは。


患者さんから学ぶ。





御主人の状態も、あまりいいとは言えない。


湿痰や気鬱が、”化火”寸前、という感じ。


これは危ない。


未然に防いでおく必要がある。


ご夫妻ともに、非常にギリギリの判断が要求される。





色々と、初心を思い出す、素晴らしい現場だった。


思えば、20代の前半から、こういう現場を、毎日毎日、何とかせねばと、必死で診てきた。


それが今の私の学術の、血肉になっている。





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