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オカルトと東洋医学

2014.03.26

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たまに、バカにした感じで、

「東洋医学はオカルトだ!」

と仰る人がいる。



別にそういう人は、好んで東洋医学の治療なんて受けないだろうから、別にムキになって反応する必要もないと思うけど、

今日はちょっとこの問題について考えてみたい。

(ふと、気分的に考えてみたくなった。)


ことさらに、

「東洋医学なんてものはオカルトだ!」

とか、

「東洋医学なんてものは宗教だ!」

とか、

「東洋医学なんてものは非科学だ!」

とか言いたがる人に限って、残念ながら、ろくな「オカルト観」「宗教観」「科学観」も持ってなかったりして、

 

まあ何となくそういう、どっかの有識者から聞いたような言葉を使って、要するに東洋医学のことを大したものじゃない、と言いたい、(論評したい、侮蔑したい)だけのような、

”ただ単に、何となく、人のことを上から目線で評価したい”

というだけの、とるに足らない姿勢(生き方?)が、そういう人からは往々にして見え隠れする場合があり、そういうものには、

一抹の不快感(というか小賢しさ)を、感じないでもない。(苦笑)


僕や、僕の先輩たち、後輩たちがどんなに、うまくいった症例(事実)を発表しても、研究成果を発表しても、今後も、残念ながらこの意見は後を絶たないような気がしています。

 




 



そもそも、「オカルト」とは、どういう意味なんだろう。

 


辞書によれば、


1 超自然の現象。神秘的現象。

2 目に見えないこと。隠れて見えないこと。

とあり(『デジタル大辞泉』より引用)、wikipediaによれば、

[形容詞] 神秘的な・密教的な・魔術の・目に見えない。

[名詞] 秘学・神秘(的なこと)・超自然的なもの。

とある。


・・・ん?


あれ? 部分的には、さっきの論評、当たっているような。。。(笑



まあ、一般にいわれる「東洋医学」というものの定義を簡単に言えば、


「鍼灸、漢方薬などを”正しく”施すことによって、人体の「気」が”正しく”動き、結果的に「治る力」が賦活化され、あらゆる病気が治るということの根拠となる、

経験的事実と、それを普遍的に、一定の再現性が担保された形で説明しうる、人体、及び疾病に対する体系的な理論の、東アジアにおける数千年分の集積」


これが東洋医学ではないでしょうか。(竹下私見)

 



鍼灸、漢方薬によって、気が正しく動くということは、東洋医学の立場からすれば

「ごく自然的な、人間にもともと備わった”治る力”」

をフォローしただけのことであります。

 


ですから”ごく自然的”な話であって、”超自然的”という表現は当たらないように思います。

 



ですが、「気」というものの存在が、現時点で機械的に測定したり、数値化したりできないものである以上、現代の世界は、現代物理科学が現象理解の一般的なものさしですから、
”神秘的”とは言えるでしょう。


また、東洋医学には、人体を流れる気の中でも、人体の表面から、少し離れた部分にも流れると理解できる

「衛気(えき)」

なんてものが解釈できますが、これはまったく目に見えません。



ですから、目に見えないものを、あるものとして相手にしてるからオカルトだ!と言われれば、当たらずとも遠からずなんですが、

患者さんそのものや、患者さんに対する治療効果そのものは目に見えるわけなので、その意味ではオカルトじゃないでしょう。

 


また、何か秘密になっている内容があったり、気の神秘性そのものを探求していく学問ではないので、”密教的”とか、”秘学”という表現も当らないでしょう。

 





 

・・・あとは”魔術”か。


 

次回に続く。(笑)

 



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この記事に関するコメント

“オカルトと東洋医学” への2件のフィードバック

  1. ぷらら より:

    東洋医学も西洋医学も、このつぼをこう刺激したら症状が良くなた、この薬成分を何グラム投与したら、症状が良くなた…その経験とか実験の積み重ねで「効く」って判断してるだけでしょ?
    ぷららから見たらどっちも同じなんだけどな…
    どうしてそういうことをしたらヒトのカラダがそういう風に反応するるの?「そういう反応があると多くの科学的、臨床的実験で証明されてるんだから!」って片付けられるのって、例えば、水を口の前に運ぶと喉の乾いたヒトはそれを飲む。何故なら生命を維持するための本能だからっ!ていう説明より説明不足な感じがするょ。
    薬を飲んでから熱が下がるまで、ヒトのカラダは、一体どんな仕事してるのょ?
    ヒトが、薬とか鍼とかである刺激を受ける(スイッチを押される)と病気とかが治るってプログラムされてる事自体がある意味神秘的で、ヒトによって違うそのボタンを偶然じゃなくて正確に押せるヒトは、東洋医学の鍼灸師たんでもお医者たんでも、ぷららは魔法使いと思う。
    ヒトのカラダは、基本自分で治るのを、テクニックでもってそれを早める事が出来るヒト達だから~
    いつも訳分からないコメですみません!!

  2. いんちょう より:

    ぷららさん
    長文コメント、ありがとうございます!
    > ぷららから見たらどっちも同じなんだけどな…
    東洋医学と西洋医学の違いについて、そこを見たらそうですね。僕も同感です。
    > ヒトによって違うそのボタンを偶然じゃなくて正確に押せるヒトは、東洋医学の鍼灸師たんでもお医者たんでも、ぷららは魔法使いと思う。
    なるほどね、その背景にある理論を知らない人から見たら、そう見えるのは分かります。
    個人的には、魔法使いでも、オカルト治療家でも、よそからの評価は何でもいいんですが、とにかく今よりも上手に治したいのみであります。(笑)

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