東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2023年、9月~年末の活動一覧

2024.01.11

 

 

 

 

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・・・いやー、去年の9月から、講演だのなんだののスケジュールがこの上なくギチギチになっていて、しかも水面下でも、失敗できない色々な仕事を抱えていて、さらに車も壊れたりとかしてて、

 

流石にブログで逐一報告する余裕もなかったし、言えないことも多いし、年末年始は泥のように、通算40時間ほど寝ていました(これはいつもだけど)ので、

 

「まあしかし、そうはいっても、備忘録的に、活動報告でもしときますか!!」

 

という気持ちになったのが、年をまたいで、今日ようやく、でした。笑

 

 

そこで、過去ブログを確認したら、2023.9.22の拙ブログで、8.31(木)順天堂東医研に参加した、という内容の記事を最後に、特に何も報告出来てなかったようです。。。笑

 

 

流石にこんなんは初めてなんだけど、まあ、厄年(後厄)ながらも充実していた、諸々、慎重を期すために、全集中していた、ということで、良しとしまして(笑)、

 

2023年9月以降の私の対外活動を、スケジュール表見ながら、以下にまとめてみました。

 

 

① まず、9.10(日)には大阪にて北辰会本部会に参加。

 

 

② 9.11(月)は日本東方医学会の分科会(オンライン)であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンスに参加

 

 

・・・因みに、次回のDAPAカンファレンス2024.1.15(月)です!!

 

 

発表者は清明院スタッフの樫部であります。

 

 

お申込みは上記の文字リンクから、ぜひ!!

 

 

今回、大きな鍼灸師の団体の先生方や、外部の先生方も参加なさるようです。

 

 

2023年度からは、不肖私がDAPA(ダパ)の代表を拝命しておりますので、2024年はDAPAをさらに良い方向に改革して、活性化していこうと思っております。

 

 

DAPAに参加している鍼灸師、医師の先生方は、非常に真面目に、地域における医鍼連携に取り組んでおられる先生方ばかりです。

 

 

皆様、何卒ご協力の程、宜しくお願い致します。

 

 

③ 9.24(日)北辰会関東支部定例会にて実技指導。

 

 

④ 9.25(月)日本東方医学会の分科会、中医臨床カンファレンスを聴講。

 

 

・・・この講座についても、以前このブログで紹介しました。

 

 

この講座では、最前線の漢方医、鍼灸医の思考過程が分かる、非常に重要なカンファレンスだと思います。

 

 

⑤ 9.28(木)は、第56回、順天堂東医研にて「気血津液弁証・臓腑経絡弁証」を講義。

 

 

⑥ 10.1(日)は大阪にて北辰会本部会に出席。

 

 

⑦ 10.14(土)は医師のためのオンライン勉強会、ドクターズプライムアカデミアにて「臓腑経絡学 胆・肝」を講義。

 

 

⑧ 10.15(日)は東京にて行われた、第13回、日本中医薬学会学術総会「日本の中医学と世界の中医学」に出席。

 

 

⑨ 10.16(月)DAPAカンファレンス(オンライン)に出席。

 

 

⑩ 10.21(土)は三代目研修医の先生の受け入れを開始。

 

 

・・・清明院での医師の研修受け入れは、すでに春から4代目の先生も決定しました。

 

 

清明院の研修医の先生方は全員、とんでもないポテンシャルを秘めた、若い先生方ですので、今後、長きに渡って、非常に面白い活動が出来ることと思います。

 

 

⑪ 10.22(日)北辰会関東支部にて指導。

 

 

⑫ 10.26(木)第57回、順天堂東医研に出席し、長瀬眞彦先生の講義「生薬の話ー不眠に絡めてー」を聴講。

 

 

⑬ 10.29(日)は広島にて行われた第51回、日本伝統鍼灸学会学術大会に出席。

 

 

・・・今大会は第31回、日本刺絡学会学術大会との併催であり、今大会の実行委員長は清明院初代副院長の松木宣嘉です。

 

 

会場で見た彼は、いつになく生き生きとしており、20年以上前から知っている私としては、嬉しい気持ちになりましたね。(^^)

 

 

⑭ 10.30(月)日本東方医学会、中医臨床カンファレンス(オンライン)を聴講。

 

 

⑮ 11.4(土)は医師のためのオンライン講義、ドクターズプライムアカデミアにて「奇経八脈・奇恒之腑」を講義。

 

 

⑯ 11.5(日)北辰会本部会に出席。

 

 

⑰ 11.13(月)DAPAカンファレンス(オンライン)に出席。

 

 

⑱ 11.19(日)北辰会関東支部にて指導。

 

 

⑲ 11.26(日)第41回、日本東方医学会学術大会に会頭として出席、「原点を見つめなおす―医師のための鍼灸セミナーから始まった東方医学会―」という演題で講演。

 

 

・・・2023年という年は、この大会のために、ずーっと全集中していた、と言っても過言ではないです。

 

 

この大会は、2018年の末に、順天堂東医研の立ち上げから始めた、私の

 

「若い医師、医学生に、東洋医学を伝える」

 

活動の、この5年の集大成でもありますし、そこまで僕を導いてくれた藤本蓮風先生、北辰会はもちろん、日本東方医学会の創設者である間中喜雄先生(1911-1989)

 

間中先生亡き後、2015年まで本学会を牽引してこられた谷美智士先生(1937-2015)にもリスペクトの気持ちを込めて、万事うまくいくようにと、

 

何の組織力も持たない私が、先輩方のアドバイスを聴きつつ、初めてやる、学会の会頭という仕事を、どうにか一から段取りしました。

 

 

もちろん、至らない部分も多々ありましたが、順天堂の学生さんたち、清明院の研修医の先生たち、北辰会の先生方、大先輩の先生方、皆さん総出演で協力して下さり、結果は概ね最高でした。

 

 

なかなか大変だったので、暫くは良いけど(苦笑)、

 

「またいつかやりたい!」

 

と思えるような会になったと思います。

 

 

⑳ 11.30(木)は、第58回、順天堂東医研にて「病邪弁証・六経弁証」を講義。

 

 

㉑ 12.2(土)は、医師のためのオンライン勉強会、ドクターズプライムアカデミアにて「臓腑経絡学の最重要点ー総合と総体ー」を講義。

 

 

㉒ 12.3(日)日本東方医学会主催、市民公開講座にて「鍼灸の底力」を講演。

 

 

・・・この講演会も、かつて谷美智士先生がおやりになっていた講演会でありますが、清明院の患者さんが多く聴講に来て下さり、

 

「多くの患者さんの前で、東洋医学の話をする」

 

という経験は初めてだったので、非常に有意義な経験が出来ました。

 

 

患者さんの熱が凄くて嬉しかったのと、ああいう、一般人に向けた活動も、大事ですね。

 

 

㉓ 12.10(日)は、実に4年ぶりとなる、東京衛生学園専門学校での北辰会関東支部代表特別講演にて「近現代の日本の鍼術」を講演。

 

 

・・・これも久々に出来て、実に良かったです。

 

 

同時に、戦後の日本鍼灸の、多士済々の歴史と、その中における蓮風先生の主張がよく分かりました。

 

 

㉔ 12.14(木)は、第59回、順天堂東医研に出席、長瀬眞彦先生の講義「かぜのパターン分類」を聴講。

 

 

㉕ 12.17(日)は、静岡にて行われた第27回、日本統合医療学会学術大会にてワークショップ「医師向けの鍼治療講座」を講演。

 

 

・・・この学会にも、今回初めてお邪魔しまして、座長を関隆志先生にやって頂くことが出来まして、大変光栄でありました。

 

 

 

 

以上、2023年の9月以降は、上記の25講演を、やったり聴いたりしつつ、毎週の東洋鍼灸専門学校での講義は、普通にやっておりました。笑

 

 

・・・いやあー、流石にちょっとこれ、やり過ぎでしょ。苦笑

 

 

まあいずれ、どっかのタイミングで、ガッツリと充電期間に入ろうと思っています。

 

 

そしてまた、激しく放電しましょう。笑

 

 

しかし、今年もすでに色々と、外部での仕事が決まってきています。苦笑

 

 

2024年も、まあほどほどには講演活動もやろうと思っていますが、何よりコロナが明けたことで、2019年で止まっていた、海外研修を再開する流れになりそうです。

 

 

 

そういった全てを、日々の臨床、一鍼一鍼に還元して参りますので、皆様、お楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

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今週からの講演スケジュール

2023.11.21

 

 

 

 

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さて、今週末から、今年を締めくくる、怒涛の大仕事の連続が始まります。

 

 

まずは、何度も告知させて頂きましたが、今週末、11.26(日)に行われる、第41回、日本東方医学会学術大会

 

 

ここでは、不肖私が会頭の大役を務めさせて頂きます。

 

 

お陰様で、近年では最高の申し込み人数を頂いており、医学生、鍼灸学生の参加も多く、オンラインとのハイブリッドや、事後のアーカイブ配信がメジャーになった現在では珍しく、

 

完全対面リアルのみで、しかも若者が多いという、大変活気のある会になることと思います。笑

 

 

そしてもちろん、今週も来週も再来週もその次も、いつも通り、水曜日の東洋鍼灸専門学校での朝晩の実技講義は、普通にあります。。。

 

(東鍼校の年内最終講義は12.20(水)です。)

 

 

さらに、来週の11.30(木)の夜は順天堂大学東洋医学研究会での定例シリーズ講義「病邪弁証・六経弁証」

 

 

これは中医学の基本的な内容ですが、とても重要な部分です。

 

 

もちろん抜かりなくやります。

 

 

そしてさらに週末、12.2(土)の夜はドクターズプライムアカデミアでの講義「臓腑経絡学の最重要点」

 

 

これは実は2018年の年末に、東京衛生学園で行われた、北辰会の代表講演の前座で講義した内容の、復刻改訂版です。

 

 

これもひっじょ~~に、重要な講義です。

 

 

そして、なんとその翌日、12.3(日)(一財)東方医療振興財団主催の市民公開講座「鍼灸の底力」です。

 

 

久々に一般人向けの講演であり、これも気合い入れていきます。

 

(すでにうちの患者さんで、数十人は埋まっているようです。笑)

 

 

一般人に対して、臨床家が、本格的な東洋医学の話を噛み砕いてする機会って、意外とないと思います。

 

 

一般の方はもちろん、鍼灸学生、医学生の皆さんにも、十分楽しんでいただける内容になっております。

 

 

そしてその翌週の12.10(日)東京衛生学園にて、実に4年ぶりに行われる(一社)北辰会代表講演「鍼刺要旨—刺鍼の要諦―」です。

 

 

私からは、午後一に「近現代の日本の鍼術」のお話をしますが、これまたなかなかディープで、永久保存版な内容です。笑

 

 

これも調べていると、色々新しいことが分かってきて、面白い。

 

 

そしてそして、年内最後の大イベントは、12.17(日)に静岡で行われる、第27回、日本統合医療学会学術大会です。

 

 

ここでは「医師のための鍼灸ワークショップ(北辰会方式鍼灸治療と、医師ー鍼灸師の連携について)」を、朝から二時間に渡って行います。

 

 

で、12.20(水)東洋鍼灸専門学校での講義を最後に、年内の講義を終わります。。。

 

 

・・・以上、東鍼校でのいつもの講義を入れたら、1か月の間に、大きな講演も含む全16コマ、気合い入れていきます!!

 

 

「鍼灸臨床だけやってりゃ満足」「患者さんがいればあとは特になんもいらない」と公言してきた竹下が、ずいぶんとまあ、人前(教壇)に立つようになったもんです。苦笑

 

 

「呼ばれるうちが華」と、オファーを有難く受けていたら、いつの間にかこうなりましたが、僕はこれもまた、臨床に大いに還元できる、貴重な経験の数々だと思っています。

 

 

常にアウトプットをすることで、強制的に基本に帰らされるし、臨床上重要な、色々な諸概念に対する理解が、常に更新、洗練され続けます。

 

 

ですので、今後も、体力の続く限りは受けます。

 

 

もちろん、現在清明院は、コロナ禍が明けて、来れなかった患者さんがだいぶ戻ってきていますので、毎日数十人の患者さんを診させて頂きながら、上記のスケジュールをやります。

 

 

個人的には、今年は後厄ということで、年の初めから何が起こるか、何が起こるかと、常にビビっていましたし、今でもかなり警戒していますが、どうにか気持ちよく乗り切れそうです。

 

(もちろん最後まで気を抜きませんが。)

 

 

皆様、私の渾身の全講演、全部聴きに来てください。笑

 

 

日本東方医学会学術大会の申し込みはこちら

 

11.22(水)まで!)

 

 

ドクターズプライムアカデミアの申し込みはまだ未公開のようです。(公開され次第アップします。)

 

 

(一財)東方医療振興財団主催、市民公開講座の申し込みはこちら

 

11.29(水)まで!)

 

 

(一社)北辰会関東支部代表講演の申し込みはこちら

 

12.2(土)まで!)

 

 

第27回、日本統合医療学会学術大会の申し込みはこちら

 

12.15(金)まで!)

 

 

そして、来年もすでに3つ、色々な団体から特別講演のオファーを頂いております。

 

 

もちろん頑張りますが、来年はどっかのタイミングで、南国一人バカンスしたいなー。。。笑

 

 

 

 

 

 

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第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!

2023.09.21

 

 

 

 

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8.26(土)-27(日)にかけて、日本医科大学で行われた、第27回、日本病院総合診療医学会学術大会にて発表してきました!!

 

 

今回、当初は90分のシンポジウムで、という計画だったんですが、色々あって二転三転し、一般発表の時間を使って、ミニシンポジウム的な感じでの発表となりました。苦笑

 

 

今回のテーマは「経絡とファシア」という内容で、三井記念病院の増田卓也先生と、『閃く経絡』の翻訳者である、諏訪中央病院の須田万勢先生

 

国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 量子医科学研究所所属の建部陽嗣先生とともに登壇させて頂く幸運を得ました。

 

 

ちなみに建部先生は鍼灸師で医学博士でもあり、須田先生は『痛み探偵の事件簿』という本の著者でもあります。

 

 

いつもと比較すれば僅かな時間でしたし、前回の学会と比較すると参加人数も少ないようでしたが、個人的には非常にエキサイティングな時間でした。

 

 

このブログにも何度か書いているように、明治政府の西洋化一辺倒政策によって、刀やチョンマゲと同じように、国民の医療の表舞台から打ち捨てられた東洋医学(鍼灸医学)。苦笑

 

 

それでもどうにか日本に残そうとする、切実な動きは当然あった訳ですが、それに対して苛烈な「ツブシ」とも思える排撃が加えられた過去があったようです。

 

 

いつかそれについても書こうかな、と思いつつ、ここでは詳しくは書きませんが(笑)、その「ツブシ」を行った中心人物の一人が、後の日本医科大学(今回の学術大会の会場)の前身である済生学舎を創立した長谷川泰(はせがわたい 1842-1912)です。

 

(寺澤捷年『明治維新・漢方撲滅の実相』参照)

 

 

 

 

 

しかも当時長谷川泰は順天堂に入門して、順天堂創始者の佐藤泰然の養子である佐藤尚中、実子である松本良順に師事しています。

 

(因みに現在お茶の水にある順天堂大学、順天堂医院は、済生学舎の跡地であります。)

 

 

長谷川泰先生は幼少期から、父親から漢方について教わっていたと言われ、成人して西洋医学を学ぶようになってからは、頑迷固陋な老漢方医の考え方に非常に反発していたと言われます。

 

(もし長谷川先生が生きてたら、この辺、じっくり話してみたいね。笑)

 

 

済生学舎の卒業生といえば、野口英世が有名ですが、この学校の卒業生にはあの和田啓十郎がおります。

 

 

 

 

そういう意味でも、今回の学会発表は単なる偶然に思えず・・、個人的には妙に気合が入っていました。笑

 

 

多くの著名な先生方と名刺交換させて頂き、次に繋がる様な動きも得ました。

 

 

増田先生の鍼灸治療のポスター発表にも、多くの医師が集まっていました。

 

 

 

 

 

さて、今後もせっせと、風穴を開ける活動を続けようと思います。

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。

2023.08.17

 

 

 

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お陰様で、この夏は特に、毎日なかなか忙しくさせて頂いておりまして、ブログの更新が滞りまくっています。苦笑

 

(まあ、もはや、ブログの更新がないことが元気に臨床やってる証拠、と思って下さい。笑笑)

 

 

7.9(日)は、順天堂東医研の学生さん、先生方と、長野にある「森のくすり塾」を見学してきました!!

 

 

森のくすり塾を主宰されている小川康先生は、日本唯一のアムチ(チベット医)であり、知る人ぞ知る、大変有名な先生です。

 

 

私も以前、2021年に行われた、日本東方医学会の第39回学術大会でご挨拶させて頂いたことがあり、その時に見学を申し込んでいたのですが、コロナ禍によってなかなか叶わず、今回、ついに実現しました!!

 

(すでに順天堂東医研のFBでも、報告がなされています。)

 

 

実は小川先生と、順天堂の公衆衛生学教室の友岡清秀先生は古い付き合いであり、その御縁もあって、今回無事に実現することが出来ました!

 

 

感想としては、小川先生の圧倒的トーク力に脱帽です。笑

 

 

午前中に着いて、夕方に帰るまで、ほぼずーっと喋りっぱなしで、その膨大な薬学、チベット医学の知識から、縦横無尽に繰り広げられる講義(フリートーク?)は、半端じゃなかったです。

 

 

学生も圧倒されていました。

 

 

僕も一応、学生た同業者の前で喋る仕事を、臨床の副業で長年やっている人間の端くれとして、非常に刺激的でした。

 

 

あれだけ喋れるのは、勿論その医学を愛しているからだし、恐らく、仕事として割り切ってやっている感じではないので、我々が帰った後も、さほど疲れておられないんじゃないかと思います。

 

 

何の分野でもそうですが、好きなこと、愛していることをいくら喋っても、ストレス解消にこそなれ、疲労や義務感みたいなものはそれほどない筈です。

 

 

ここには書ききれないほどの、初めての知識のオンパレードで、実に楽しかったです。

 

 

 

 

↑↑小川先生手作りの薬作りの御堂。

 

 

 

↑↑建物の周囲はこんな感じ。(良い感じの神社も隣にあります。)

 

 

 

↑↑結構な人数でお邪魔してしまいました。。。

 

 

 

↑↑熱弁なさる小川先生。

 

 

 

↑↑いい感じの看板

 

 

 

↑↑知らない方のために、2014年の動画ですが、TEDでの小川先生のトークを貼っておきます。

 

 

自然豊かだし、温泉も近いし、また行きたいところです。

 

 

 

 

 

 

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清明院のコロナ後遺症対応に関して

2023.05.12

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2023年5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症は5類に変更となりました。

 

厚労省サイト 参照

 

 

5類になったことで、この3年間の騒動も、ようやく一つの節目を迎えた、と言って良いでしょう。

 

 

この3年間で、職を失い、生活が全く変わってしまった人、また、感染してしまったことで、お身内や近しい方が亡くなってしまった、という方など、無数の悲しみと不幸が、世界中を襲いましたね。

 

 

コロナ以前の当たり前が、当たり前でなかった、ということを嫌というほど思い知らされた3年間だったと思いますし、現在もなお、後遺症で苦しんでいる方が多数おられることと思います。

 

 

ですので、5類になったと言っても、なーんかこう、スッキリ!という感じはないですよね。。。

 

 

またすぐに新しい感染症のパンデミックが起こる可能性だってありますし、地震などの天災も、不穏なペースで続いていますし、戦争のこともありますから、

 

まだまだ慎重に、様子を見つつ、徐々に元の生活に戻していこう、というフェイズに入った、というくらいの感じですね。

 

 

ところで、たまに聞かれるのでここに書いておきますが、清明院でのコロナ後遺症対応ですが、2020年の段階から、普通にやっております。

 

(当たり前のことと考え、特に宣伝もしてきませんでした。苦笑)

 

 

 

個人的には、2020年の秋に、第10回、日本中医薬学会学術大会にて「COVID-19 治癒後の諸症状の⼀症例」と題して、症例発表をさせて頂きました。

 

 

これは恐らく、日本で最初の、コロナ後遺症を鍼灸のみで扱った症例の、学会発表だったであろうと思います。

 

 

コロナ後遺症に関しては、もちろんその後もチョイチョイ、相談されては診ておりまして、いずれも非常に効果的だなあ、という印象を持っております。

 

 

・・・というわけで、いくつかの症例を、ここに簡単に紹介しておきます。

 

 

◆症例1 50代女性 

主訴:全身倦怠感、嗅覚障害、味覚障害、痰

他院の鍼灸師からの紹介

コロナ感染以前からあった倦怠感が、コロナ感染で増悪し、その他の症状も出現し、改善しない。

「肝鬱腎虚」と弁証し、初回治療後、長時間睡眠。数回の治療で改善。

 

◆症例2 30代男性 

主訴:記憶障害、集中力低下、浅眠、頭痛、抑鬱感、倦怠感、胸痛、下痢、腹痛、動悸、唇の荒れ

HPを見て来院

コロナ感染後、諸症状が出現し、無理して仕事を続けて、さらに悪化した。他院の漢方薬で少し改善するも、改善しきらない。

「湿熱中阻>肺腎陰虚」と弁証し、1回の治療で大幅に改善。

 

◆症例3 40代男性 

主訴:関節痛、筋肉痛、下痢、脱毛

清明院患者の紹介

コロナ感染後、脱毛の症状が出る。その1か月後にワクチン接種後、それまでになかった症状が出現。

「肝脾鬱結≧心血不足」と弁証し、5回の治療で大幅に改善。

 

◆症例4 30代男性 

主訴:集中力低下、頭痛、倦怠感、息苦しさ、胸痛、脱毛、動悸

清明院患者の紹介

コロナ感染後、多様な症状が出現。休職を余儀なくされた。

「湿困脾土≧心肝気鬱」と弁証し、6回の治療で職場復帰、15回ほどの治療でほぼ回復する。

 

◆症例5 30代女性 

主訴:嗅覚消失

鍼灸師からの紹介

コロナ感染後、嗅覚が消失。

「肝気犯肺(魄気の異常)」と弁証し、1回で好転。10回ほどの治療でほぼ回復する。

 

 

・・・とまあこんな感じですが、挙げていったらキリがない感じです。

 

(因みに、当院の新規の患者さんのほとんどは、既存の患者さんか、鍼灸師や医師の先生方からの紹介です。(感謝合掌))

 

 

ここで強調しておきたいのは、当院では、「コロナ後遺症だから〇〇穴」とか、「コロナ後遺症だから〇〇証」などといった固定的、画一的な考え方は用いず、

 

あくまでも一例一例において、「その患者さんに」何が起こったのかを東洋医学的に分析、理解して治療に当たっている、ということです。

 

 

また最近では、コロナワクチン接種後に起こった、原因不明の体調不良がなかなか改善しない、という患者さんも多数見えており、こちらに関しても、鍼灸治療は非常に有効である、という印象を持っております。

 

 

今後も、国の方針としてワクチン接種は続けるのでしょうし、コロナに感染してしまって、後遺症に悩まれる患者さんもおられることでしょうから、これからもコロナ後遺症や、ワクチン接種後の体調不良の対応には、

 

「日本の医療の番外地」である路地裏の零細鍼灸院として、力を入れていきたいと思っています。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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第40回 日本東方医学会に登壇してきました!

2022.12.24

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いやー、毎日毎日、忙しい。。。

 

 

これは大変、有難いことであります。<m(__)m>

 

 

もう東京は、コロナ対策とか行動制限にはとっくに皆さん辟易としており、第8波でも、高齢者や重症の基礎疾患持ちの方を除いて、コロナ前ほどではないけど、患者さんはそれなりに見えますし、

 

診療をやりつつ、1日に数本の論文やら講義資料やらを査読やら添削やらしてますし、自分自身の色々なところでの講義準備、学会発表準備もします。

 

 

また最近は、私自身の動向に関しては拙FBでの報告が多くなっております。

 

 

あっちの方が、動いた先の記事をシェアしてコメントつけるだけで済むんで、正直、気軽に書きやすいんだよね。。。笑

 

 

 

そんな感じで、ブログは滞っておりますが、ま、気が向いた時にはチョイチョイ書こうかな、と思っています。

 

 

 

言いたいことは山ほどある。笑

 

 

 

12.4(日)は、第40回、日本東方医学会学術大会に座長、シンポジストとして登壇させて頂きました。

 

 

この学会は1ホールのみでの開催で、参加者も100名程度で、学会としては小規模なんですが、参加者はベテランの医師の先生方が多く、なんと40年(前身の時代から含めると50年)の歴史を持つ学会です。

 

(意外なビッグネームの医師の先生も見えているのが面白いところの一つです。)

 

 

この学会は、1973年に、あの間中喜雄先生が、前身である「医師のための鍼灸セミナー」を立ち上げ、1983年には「日本東方医学会」として再出発し、以来30年以上、間中先生の右腕的な存在であった谷美智士先生が引っ張って来られた学会です。

 

 

谷先生が2015年に亡くなられてから、現在では順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生が会長を務めておられます。

 

 

今回はその長瀬先生が会頭を務められ、テーマは「心あたたかで人間的な東方医学」ということで、東方医学(東アジアを中心にした、全ユーラシアの伝統医学)における人間観と、西洋医学の人間観を対比させながら、貴重な会頭講演を頂きました。

 

 

また、順天堂東医研でお世話になっている谷川武教授の教育講演もあり、谷川先生の知識の幅広さを再認識しました。

 

 

私は午前中の一般発表の座長と、最後の「医鍼連携」をテーマにしたシンポジウムにスピーカーとして出席しました。

 

 

まずまず、言いたいことは言えたかな、と思います。

 

 

日本の鍼灸界は今、逆風と追い風の両方の中にあると思います。

 

(まあ、逆風>追い風、かな。苦笑)

 

 

2000年あたりからの政治的な規制緩和路線による、鍼灸師養成学校の増加によって、それまでは年間1000人ほどの輩出だった鍼灸師も、年間3500人を超えるほどまでになりました。

 

 

しかし、絶対数増加とは裏腹に、受け入れる職場も、医療人として満足な研修先もあまりないし、国民の鍼灸受療率は5%のままです。苦笑

 

 

結果的に、ろくに食えない鍼灸師、何の技術も持たない鍼灸師が激増し、それらが患者(客?)の取り合いを、目を三角にして行い、潰し合いをしているような状況があり、

 

冷静な国民や医師から見たら、ほとんどの評価は「なんか信用できない連中」でしかないんじゃないでしょうか。

 

 

僕の考えでは、そういう悲惨な現状を、嘆いていても何も始まらないので、むしろそういう現状の中だからこそ、やれること、やらなきゃいけないことが、山ほどあると考えています。

 

 

それを、やれる範囲で、一個ずつやる、出来る範囲でやる、臨床を軸にしながら、っていうのが、まあ、ライフワークですね。

 

 

少なくとも、鍼灸は現在、世界では間違いなく再評価されてきています。

 

 

来年の第41回の学術大会では、なんと不肖私が、会頭を務めさせて頂きます。

 

 

間中先生がこの会の前身を立ち上げて、ちょうど50周年の節目の回に相応しい内容にしたいと思っていますので、皆様ご協力の程、宜しくお願い致します。m(__)mm(__)m

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました。

2022.10.27

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10.23(日)に東京、西新宿で行われた(一社)北辰会定例会に参加してきました!

 

 

テーマは今回も、打鍼実技。

 

 

前回同様、丸1日、中級班の指導をさせて頂き、皆さん大変熱心で感心しました。

 

 

こないだも述べましたたが、まず、打鍼というのは、日々使ってないと、うまくなりません。

 

 

たまの勉強会の時だけ、引き出しの奥から出してきて触ってみたところで、いつまで経ってもダメです。

 

 

そこで、自分の患者さんは少ないからどうこう、とか、今の職場に打鍼をさせてくれる担当患者がいなくてどうこう、とか、やれ職場環境だの、やれ人のせいにばかりして、ことを嘆いて、愚痴ばかり言っているようなのは、単なる甘えんぼさんです。

 

 

僕は20代前半の頃、寝る前にほぼ毎日、自分自身に打鍼をしてから寝ていました。

 

(今でももちろんやります!)

 

 

当時は職場の担当患者なんて、マッサージの患者さんばかりでした。

 

(それも超強圧の指圧希望の患者さんばかり。若かったからそういう患者さんばかり任されていました。。。笑)

 

 

また、布団やクッションなどの曲面に対して、打鍼を正確に叩く練習をやっていました。

 

 

そういうことを日々反復練習するのとしないのとでは、まったく違います。

 

 

まあ、プロボクサーで言えば、そういう基礎練習は、走り込みやミット打ちに相当するもので、モデル患者に対して打鍼をするのはスパーリングで、実際の患者さんへの臨床が「試合」なわけですね。

 

 

日々ちょっとした時間を作って基礎練習をすることぐらいが出来なかったら、それはいつまで経っても、どんな技術でも・・・、でしょう。

 

 

また、日々打鍼用の鍼をやすりや研磨剤などなどで磨き、お金もない中で様々な材質で打鍼用の鍼を作ってみたり、木槌に関しても、色々な種類の木で作ってみたり、

 

色々な種類の油で磨きをかけてみたりと、より道具が手に馴染むように、しょっちゅう工夫をしてました。

 

 

それが楽しかったし、20代の頃は、僕と同じタイミングで鍼を始めた世界中の誰よりも、打鍼を触っている自負がありました。

 

 

またもちろん、当時の職場の同僚スタッフや友人は、全員、自分のモルモットとして活用させて頂きました。笑

 

 

・・・まあ、鍼灸というのは、そうやってやんないと、いつまで経っても・・・、という技術ごとだと思います。

 

 

 

さて、今週末は第50回、日本伝統鍼灸学会学術大会にて、打鍼の実技講演を行います。

 

 

 

まあ、数百名の前で実技やるのは久々なんですが、張り切って頑張ろうと思います☆

 

 

 

事前申し込みの期限は過ぎていますが、当日参加可能、事後のオンデマンド配信もあり、てことらしいので是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

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第13回 DAPAカンファレンスを視聴しました。

2021.12.14

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12.13(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

今回のテーマは先日の学術大会のテーマでもあった「耳鼻咽喉科領域の連携」です。

 

 

症例は二例、「顔面麻痺、顔面痛、耳鳴」の症例と、「顔面麻痺、口唇ヘルペス」の症例でした。

 

 

顔面麻痺は、実は鍼灸院では割かしよく診る疾患であります。

 

 

そして、個人的にはこの病に非常に鍼灸は有効だなあ、という印象を持っています。

 

 

顔面神経麻痺の中に、有名な「ベル麻痺」というものがあります。

 

MSDマニュアル家庭版 参照

 

 

そして日本神経治療学会標準的神経治療「ベル麻痺」の標準治療ガイドライン(2019年版)によると、

 

「鍼灸治療は現時点では十分なエビデンスがないので、標準治療ではなく治療選択肢に留めるべきである。」

 

と、我々からすると冷徹で残念なコメントがあります。苦笑

 

 

まあ、「同じ”西洋医学的病名”の集団にどれだけ効くか」に応えるエビデンスが無いものはダメ、とあまり言われるとキツイのが、患者さん一人一人の体質や生活状況を含めた「個」に対して、

 

如何に柔軟に合わせられるかに腐心するのが長所である東洋医学ですね。笑

 

 

医療において重要なのは集団か、個か。

 

 

EBM、EBMと喧しく言われるようになってもう20年以上になりますが、この水掛け論みたいなやつはいつまで続くんでしょうかね。(^^;)

 

(ま、普通に組みゃいーじゃん、つー話なんだけどね。)

 

 

ただ、顔面神経麻痺といっても、中には鍼灸でも治りの悪いものもありますし、発症からあまりにも時間が経過してしまったものは特に動きにくいという印象があります。

 

 

また、今回の症例でもそうでしたが、経過中に頭痛や耳鳴や不整脈など、思わぬ症状を患者さんが訴えて、不安がることはあります。

 

 

そういう時に、医師とうまく連携しながら、検査して調べたりしてもらいながら、治療を進めることで、患者さんも安心して治療を進めることが出来る面は確かにありますね。

 

 

不安は全ての病を治りにくくします。

 

 

毎回、鍼灸師にとっても、医師にとっても学びがあるDAPA、次回は年明けの1.17の夜だそうです!

 

 

 

お申込みはこちらから、近日中にいけるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会エキスパートライブを視聴しました!

2021.11.29

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11.21(日)の午前中は、(一社)北辰会エキスパートコースライブ配信を視聴しました!

 

 

この日は日本未病学会の学術大会ともダブっていたんですが、例によってオンラインの御蔭で、そこは解消。笑

 

 

今回は医師をゲストに招いて講演して頂くシリーズ。

 

 

今回の医師は、北辰会会員であり、著名な小児科医である児玉和彦先生の御講演です。

 

事前インタビュー動画

 

 

開業小児科医として、鍼灸臨床において、こういうのが来たら気付いてほしい、気を付けてほしい、小児科、場合によっては救急に紹介してほしいというようなケースを、非常に分かり易く講義してくださいました。

 

 

鍼灸院での、結果的な西洋医学的な重篤疾患の見逃し、というのは、非常に怖いことですし、患者さんの不利益に繋がります。

 

 

児玉先生は御著書も多く、西洋医学の世界でも著名な先生なんですが、十年くらい前から御自身の不調をきっかけに、北辰会で鍼灸を学んでおられます。

 

 

患児の吐物、便をきちんと観察しよう、場合によっては親御さんに写真を撮ってきてもらうか、持ってきてもらって、という主張は非常に重要だと思いました。

 

 

児玉先生は各種の学会や勉強会でも盛んに発表しておられますので、動画などを駆使したスライドも、プレゼンも非常に上手で、分かり易かったです。

 

 

蓮風先生も以前、本当は『舌診アトラス』だけではなく、『二便アトラス』もなければダメなんだ、と仰っていました。

 

 

中医学でも、今では希少本らしいですが、中国医薬科技出版社『人体排出物異常証診断治療学』張介眉ほか主編 という本があります。

 

(今や、ネットで検索しても出てこない。。。苦笑)

 

 

我々開業鍼灸師も、もちろん東洋医学は素晴らしいけども、いつまでも東洋医学の殻に頑迷固陋に閉じこもっていては、なかなか世に認めてもらえません。

 

 

そういう意味で、哲学は違えども、同じように毎日患者さんを診て、効果を挙げておられる、東洋医学に肯定的な西洋医学の医師から学ぶことは多いと思います。

 

 

上手く手を組んだら、鬼に金棒であるばかりか、患者さんにとって大いに福音だと思います。

 

 

 

 

 

 

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第49回 日本伝統鍼灸学会を視聴しました!

2021.11.27

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11.13(土)~14(日)に行われた、第49回、日本伝統鍼灸学会学術大会を視聴しました!!

 

 

昨日書いたように、日曜日は日本東洋医学会九州支部と重なっていて、以前であればどちらかを諦めないといけなかったのが、オンラインになったことで、

 

両方出られるし、気になった講義は何度でも視られるという。。。

 

 

オンライン最高!笑

 

 

学会なんて、好きじゃなかった俺が、人生、分からんもんですね。笑

 

 

今回も色々と興味深い内容が多かったですが、目立っていたのは前会長の形井先生と、現会長の石原先生の二つの御講演。

 

 

これまでの日本鍼灸界の歩み、特にここ10年ほどは国際化、日本鍼灸とは何ぞや?という問題に直面する、激動の時代でした。

 

 

歴史的経緯を分かり易くまとめた形井先生と、今後の展開に関して、得意なスピリチュアルな世界を盛り込んでお話しされた石原先生。

 

 

なかなかいいコントラストだったと思います。

 

 

実技でも、お灸に焦点を当てたり、特殊鍼法である挫刺鍼など、普段なかなか見ることのできない技術をたくさん見させていただきました。

 

 

実技を見せるには、今後は手元をアップにした動画上映がメインになりそうな気もしますね。

 

 

まあ臨床家としては患者さんも入れた全体像、つまり「引きの画(え)」も見たいんですが、きれいな画質で、手元をアップで、の方が視聴者的には圧倒的にウケるでしょうな。

 

 

 

コロナ禍によって状況が二転三転する中、運営の先生方は大変だったことと思います。

 

 

来年は50回大会なんですね。。。

 

 

 

節目ですなあー(゚∀゚)

 

 

 

 

 

 

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